"安全安心"の、スポーツによる健康社会づくりを目指して|大阪大学

寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 131人
- 募集終了日
- 2022年10月21日

お母さんのおなかの中で難病の手術を。胎児手術が選択できる未来へ挑む

#医療・福祉
- 現在
- 14,803,000円
- 寄付者
- 359人
- 残り
- 4日

フードロス「ゼロ」への挑戦! ―産業植物で食のミライをかえる―

#フード
- 現在
- 1,189,000円
- 寄付者
- 86人
- 残り
- 34日

京都美山の子どもたちに、デンマークの学校へのプチ短期留学させたい!

#まちづくり
- 現在
- 1,090,000円
- 支援者
- 50人
- 残り
- 20日

ミャンマー地震緊急支援 -被災した方に寄り添う支援を-

#国際協力
- 現在
- 1,295,000円
- 寄付者
- 143人
- 残り
- 35日

被災地支援の現場で役立てることを目指して!
#医療・福祉
- 現在
- 5,503,000円
- 寄付者
- 57人
- 残り
- 4日

国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける

#子ども・教育
- 総計
- 635人

緊急支援|ミャンマー地震へのご支援を

#国際協力
- 現在
- 5,329,000円
- 寄付者
- 663人
- 残り
- 35日
プロジェクト本文
私たちの研究の一部を簡単にご紹介した2分の動画を作成しました!ぜひご覧ください。
第二目標(600万円)達成のお礼
いよいよ私たちのクラウドファンディングも、本日23時までとなりました。
皆様からたくさんの温かいご支援、ご声援をいただき第2目標も達成することができました。ありがとうございます!
プロジェクト期間中、本当に多くの方々に支えられ応援いただきプロジェクトメンバー一同、感謝の気持ちでいっぱいです!
23時の終了まで温かく見守っていただけますと幸いです。
最後まで応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
2022年10月21日 追記
大阪大学大学院医学系研究科
健康スポーツ科学講座 スポーツ医学
教授 中田研
安心安全に、
スポーツ活動を
新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの活動は中止を余儀なくされ、
スポーツ関連の大会・活動もその例に洩れず、不健康な状況がこの2年間続きました。
怪我から競技への復帰と同じく、長く続いた運動不足から今まで通りの身体活動レベルに戻るのは、リスクを伴います。
大阪大学では東京五輪の選手たちのコンディションサポートなどをスポーツ医学研究をもとに行ってきました。
その研究結果を今後、地域へ開かれたものにしていき、「安心安全にスポーツ活動にまた取り組める。」そんな社会に向けて、どうぞ温かいご寄附のほど何卒よろしくお願いいたします。
大阪大学大学院医学系研究科
健康スポーツ科学講座 スポーツ医学
教授 中田研
はじめに
ページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 スポーツ医学 教授の中田研です。
私たちは大阪大学の医学系研究科でスポーツと健康を研究しています。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた研究やスポーツでの怪我の治療、予防から運動学、動作学などと、スポーツ中の熱中症、心停止予防の研究も行っています。
これまでの研究はAIを活用して「経験や勘」で語られていた知見を引き出すトップアスリートの競技力向上、スポーツ外傷・障害・疾病予測予防などに取り組んできました。そして最近では、コロナの感染を防ぐスポーツ活動の研究も行ってきました。
今回はスポーツ選手だけでなく多くの若者、高齢者、障がい者を安全安心なスポーツを通じた健康に広く貢献することを目指した構想の実現のため、このクラウドファンディングを計画しました。
このクラウドファンディングで集まったご寄附は、これらを実現に向かうアプリの研究開発の費用に充てさせていただきます。今後、多くの方々に貢献できるよう活用して参りますので、どうぞ温かいご寄附の程、何卒よろしくお願いいたします。
■ ご支援の使い道:『スポーツを通じた健康』を実現に向かうインターネットアプリ開発の費用に充てさせていただきます。
■ 第一目標金額:3,000,000円
■ 第一目標の実施内容:安全で効果的なスポーツ、トレーニング情報の提供と共有
■ 第二目標金額:6,000,000円
■ 第二目標の実施内容:身体活動の量や質の評価、研究参加
※ 普段の皆さんの運動実績を送っていただくことで、解析結果をお返しすることができます。
■ 第三目標金額:10,000,000円
■ 第二目標の実施内容:身体活動の評価記録、健康になる方法のアドバイス
※ web上で必要な運動実績の情報を入力いただくことで、分析ができる仕組みを構築することができます。
これまでの研究について
アスリートを支えてきた、大阪大学のスポーツ医学研究
これまで私たちは、主にスポーツ医学、特にスポーツ選手の外科治療やリハビリ、運動療法、予防について研究を行い、ロンドン五輪での日本テニスチームのチームドクターや、現在もプロスポーツチームのチームドクターを務めるなどスポーツの現場でもスポーツ医学を通じて貢献してきました。
また直近では、昨年開催された日本オリンピック協会強化スタッフとして、日本人トップアスリート達のメディカルサポートに関わらせていただいております。
トップアスリートへの支援以外にも、ラグビー選手やランナー、バレエダンサーをはじめ一般のスポーツ愛好家にも多くみられる前十字靭帯や半月板損傷、膝蓋腱炎、アキレス腱障害、足部障害などの診断・治療や、“動的バランス、安定した姿勢制御”のしくみや怪我の予防研究なども行ってきました。
<大阪大学のスポーツ医学研究のこれまで>
・スポーツ選手の怪我や故障の治療において効果的なリハビリや運動
・スポーツ選手の高いパフォーマンスの発揮、怪我・故障からの早期復帰および予防
・コロナ禍において安心・安全にスポーツ活動が行えるように映像から人の密接・密集を検知する方法を開発
・コロナ禍での課外活動や体育授業の安全実施指導
・運動不足とならないよう、屋内外にて身体活動量を測定
・2020年東京オリンピック・パラリンピックでのトップアスリートの活躍を目指すスポーツと異分野の融合・連携による独創的で革新的な研究(スポーツ庁委託事業)
今後の取り組みについて
地域にスポーツ医学をひらくCSC構想と、クラウドファンディングで実現できること
CSC(サイバー・スポーツ・コンプレックス)構想
このような研究実績を経て、大阪大学では2017年に「サイバースポーツ コンプレックス (Cyber Sports Complex:CSC) 構想」を提案し、新たな社会価値を創造する活動をスタートしてきました。
CSC構想とは街のスポーツ施設や学校、ショッピングモール、オフィス、医療機関、行政などがサイバー空間でつながり、健康促進のために機能する複合体の構築を目指すものです。
つまり、これまでのトップアスリート向けに行われてきた怪我予防などスポーツを安心安全に行うために蓄積された研究成果に基づいた方法を、地域社会で活用していく取り組みです。
この構想が実現すれば、インターネットを通じて運動に関する個人個人の情報を、さまざまな場所で連携することができ、それぞれに合ったその時の運動を促すことで、より健康を長続きさせられる社会が創れると考えています。
しかし、そのためにはまだまだハードルはあり、今回のクラウドファンディングでは地域・施設を一部限定をして実施することで、この構想を今後広く展開ができるかどうかを検証していきたいと考えています。
CSC構想で具体的に実施すること
CSCの社会システムの構築は、大きく分けて以下の3つの段階があります。
1:web上でスポーツ医学に関する情報を共有できる環境づくり
時間や住む場所、年齢の違い、健常や障がい、リハビリや訓練中にかかわらず、誰でもいつでもトレーニングの方法や体を動かす方法や効果についての情報が提供されて、皆が「身体活動の方法」やその情報、研究結果を活かす方法を共有できる環境(ホームページやアプリなど)をつくります。
2:自分の家、スポーツ施設、職場、街などでスポーツや身体活動を測れる環境をつくる
必要に応じて自分の身体活動度や運動、スポーツ活動の量や質をウェアラブルセンサーや映像から評価解析を行い、さらに改善改良する研究にも参加できるようにします。より多くのさまざまなシーンでスポーツや身体活動を測定できることで、多くの人が自分の活動量やパフォーマンスを知ることができます。
3:環境を活用して、それぞれが身体活動の評価記録ができるようになる。
身体活動の質や量が記録できて、進捗状況を自分で確認したりアドバイスを受けることができるインターネットのシステムを作ります。それにより、世界中の運動不足による足腰の衰えや肥満を解消し、スポーツによるけがや故障が少なくなります。
スポーツ活動中の心停止や暑熱環境下の熱中症発生も予防して、さらに健康の維持・増進が図れます。
※活動量センサ .週間レポート例※
棒グラフをクリックすると活動強度のグラムも変化したりします。
クラウドファンディングで実施できること
上記の実現に向けて、まずは今回のクラウドファンディングで集まった資金で、目標金額に応じて、大阪大学CSCモデル事業として以下の実現をめざします。
第一目標:安全で効果的なスポーツ、トレーニング情報の提供と共有
大阪大学で研究開発された体や脳、こころが元気になるトレーニングや、簡単におうちで安全にできる運動やスポーツの方法など、さらに、より高いレベルをめざす訓練や、未病や病気の予防やお勧めするリハビリメニューなどを、インターネットやYouTubeなどの動画等で提供して共有します。
コンテンツ具体例:
・大阪大学学生の授業として限定配信を行なっている筋トレの“マッツル体操”動画を期間と対象者限定で配信
・怪我のリスクやパフォーマンス評価に用いている「動的バランス」の評価方法の紹介
・感染に対して安全安心にスポーツ活動を実施する方法の情報提供
・スポーツによるけがや故障を防ぐための運動の方法やトレーニングの情報共有
・熱中症を防ぐためのスポーツ活動の方法の情報共有
・大阪大学のイップスについての研究成果の紹介
・膝前十字靭帯断裂の治療・リハビリの方法の情報共有
・膝半月板損傷に対する新しい診断や治療の紹介
・テニスやハンドボールのナショナルチームや選手が使った、スポーツ活動中の身体活動強度の質と量の評価、解析の方法の紹介
・エリートテニス選手のトレーニングに用いているパフォーマンス評価
第二目標:身体活動の量や質の評価、研究参加
体につけたモーションセンサーや心拍センサー(ウェアラブルセンサーデバイス、WSD)や、体を動かしている映像から、身体活動の量や質を評価し、スポーツ活動を行ったことや、運動解析の結果を示すこと、普段の日常生活での身体活動度の量や質の数値化と解析を知ることができて、さらに、身体活動により健康を維持・増進するための研究に参加することもできます。
実施予定具体例:
・スポーツ選手が着用しているウェラブルセンサーや、センサー付きスポーツウェアを希望者に送付して実際に着用してスポーツ活動や日常生活の身体活動量を評価
・日常生活での身体活動量を、ウェアラブルセンサーを装着して計測
・バレエやダンスでの身体活動度を、ウェアラブルセンサーを装着して計測
・妊婦の妊娠中の身体活動度を、ウェアラブルセンサーを装着して計測し解析する研究参加
・運動による脳認知機能の解析とその研究参加
・リハビリ中の足の動きを、モーションセンサー内臓のスマートシューズにて解析、および、スマートリハビリの開発研究参加
・怪我のリスクやパフォーマンス評価に用いている「動的バランス」の評価
・ランニングのフォームを、ウェアブルモーションセンサーと映像から解析
第三目標:身体活動の評価記録、健康になる方法のアドバイス
モーションセンサーや心拍センサーなどウェアラブルセンサーデバイスで自分のスポーツ活動や運動、普段の生活の身体活動解析結果が、インターネットを通じてクラウド上に記録されて、スポーツ能力向上のためや健康の維持・増進のために解析結果や進捗状況が自分で確認できます。
実施予定具体例:
・ランニングのフォームを、ウェアラブルセンサーと映像から解析して、一流ランニングコーチとスポーツ整形外科医のアドバイスを受ける。
・テニスの練習、試合での身体活動度を評価して、高強度と低強度の運動の分布、頻度を解析して結果を知る。
・ジャンプ着地動作の動的バランスを計測して評価し、怪我のリスクやパフォーマンス向上の訓練方法の解説を受ける。
それぞれの実施にあたっても、最終目標の実現に向けた課題・ハードルとして、CSC事業でのユーザーが増加することにより、インターネットのシステムへの負担による起こり得るトラブルへの対応、個人情報の強化なセキュリティー対策などがあります。
まずはモデル事業として行うことで、こういったハードルをより明確にしつつ、地域の企業、行政・自治体とも連携を行いながら、CSC構想の最終目標実現を目指していきたいと考えています。
世界中が「生きがいを育む社会」を目指して
「安全にスポーツ活動を高める研究」で貢献をしていきたい。
世の中が便利になり、車社会となり、歩いたり体を動かすことが少なくなりました。
インターネットの普及により、移動しなくても情報や買い物も可能になり、人が体を動かすという基本的な身体活動は減ってきました。世界的に運動不足という身体不活動状態が広がって、身体不活動パンデミックとも言われています。
身体不活動は、体の筋力低下や筋萎縮や、骨密度の低下など運動器の機能低下だけでなく、糖尿病や高血圧などの心血管疾患、高脂血症などの発症リスクとなっています。新型コロナウイルス感染症パンデミックのために、「ステイホーム」や、スポーツ活動の自粛や中止により、身体不活動パンデミックは世界中でさらに深刻になっています。
このCSC構想は、大阪大学が東京オリンピック・パラリンピックに向けてスポーツ庁と活動してきた、「安全にスポーツ活動を高める研究」の成果を、オリンピックやパラリンピック選手だけでなく、広く多くの人に役立てて、「スポーツを通じて健康な社会を作ること」そのことにより、世界中が「生きがいを育む社会」となることを目指しています。
大阪大学は、2022年からの今後6年間のOU(大阪大学)マスタープラン2027として、「生きがいを育む社会の創造」を目標に掲げています。このCSCモデル事業が、このOUマスタープラン2027の実現を通して、社会に大きく貢献できるのを目指しています。
どうぞ、その未来に向けて皆様の温かいご寄附、ご賛同の程なにとぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトメンバーからのメッセージ
中田 研
大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 スポーツ医学 教授
多くの教室メンバーで、プロスポーツ選手から子供、学生、中高齢まで幅広い人々のスポーツによる膝や足、全身のケガ・故障の治療・予防について研究しています。正しい運動療法は基本でとても大切です。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて大阪大学や多くの大学、企業が集まって、スポーツ選手、コーチ、競技団体と一緒にスポーツ医科学・情報学研究(「SRIP:スポーツ研究イノベーション拠点事業)を7年間実施してきました。
このクラウドファンディングにて、東京五輪でも活用されたその成果や、コロナ禍でのテニス大会、高校野球、大阪大学健康スポーツ教育でも使われている安全にスポーツを実施する方法などを、世界中の人が利用できるるアプリを試作開発します。正しく安全に効果的に体を動かすことは健康に必要です。
皆で力を合わせて、このwithコロナ、地球温暖化のなかで、安全に楽しく世界中の誰もがスポーツ、身体活動ができて、健康で活動的な社会となるようめざしていきましょう。
皆の協力があれば、あと少しで実現に向かうアプリがスタートできます!
藤田 和樹
大阪大学全学教育推進機構スポーツ 健康教育部門 准教授、
(兼)スポーツ医学 准教授
加速度センサーを使ってロコモやサルコペニアを簡易に判別できる体力テストの開発や、走らなくても心肺持久力を高精度に予測できるウォークテストの開発など、中高年者の体力評価に関する研究が専門です。
また、日本トレーニング指導者協会の上級指導者でもあり、アスリートから高齢者まで幅広く、最新のデータ科学を活かしたトレーニング指導を行っています。皆さまの暖かいご支援をお待ちしております。
山崎 慶太
大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 運動制御学 准教授
心電図、加速度センサーデータをリアルタイムに遠隔で解析ができるウェアラブルセンサーの開発を通じて心不全や不整脈など身体活動と深い関係のある循環器疾患(心臓の病気)の予測、予防の研究をしています。
循環器専門医、総合内科専門医の立場から年齢、性別、疾患を問わずすべての人が安全にスポーツを楽しめる社会をみんなで作りたいと思っています。ご支援よろしくお願いいたします。
小笠原 一生
大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 運動制御学 助教
私どもは昨年開催された東京オリンピック・パラリンピック2020に向けて大阪大学の数々の先端的研究を束ね、トップアスリートへの支援研究、活動を実施してまいりました。トップアスリート研究で得られた数々のスポーツ研究知見は、子どもから大人まで幅広い方の健康や、豊かなスポーツライフ、安心で安全なスポーツ環境を構築するための下支えとなります。
サイバースポーツコンプレックス(CSC)構想が実現した暁には、距離や時間といった物理的な成約を超えて、より多くの方に、サイバーでのつながりをもっていただき、最新の研究知見を皆様のスポーツライフに活かしていただけるものと考えております。皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
近田 彰治
大阪大学大学院医学系研究科 健康スポーツ科学講座 運動制御学 助教
ヒトの身体活動をウェアラブルセンサによって評価する指標の開発や、機械学習を使った身体活動の解析などを行ってきました。皆様が所持しているスマートフォン一つでも“ウェアラブルセンサ”として機能します。
多種多様なデータが簡単に計測できる時代において、データの使い方や科学的な解釈を社会と共有し、健康増進に寄与するシステムを創造することが必要です。研究と社会を繋ぐ活動に、皆様のご支援を頂ければ幸いです。
応援メッセージ
田中 敏宏
大阪大学理事・副学長
CSC構想の威力を私自身が目の当たりにしたのは、2020年初春から世界を巻き込んだコロナ感染拡大中の大学の授業への対応でした。
キャンパスに学生が集まることができない中、オンライン授業が始まるものの、「体を動かすスポーツ教育」はさすがに実施は不可能だろうと思っていましたが、スマホの体力計測アプリを活用して、なんと下宿に閉じこもったままの学生に運動を促し、その体の動きを計測し、離れたところから、体力維持・増強の指導ができたことは大変な驚きでした。
これは、コロナ禍に限らず、離れたところでも、また年齢を問わず、健康増進のためのスポーツ科学を先導するイノベーションになると思っています。是非、皆さんも実感してみてください。
森井 英一
大阪大学 学生生活委員会委員長・副学長
大阪大学大学院医学系研究科 病態病理学 教授
足腰を鍛えるスクワットも、正しく行わないと効果は半減します。正しく安全にスポーツを行う方法を誰もが知ることのできるシステムの立ち上げが待ち望まれています。
今回、大阪大学が培ったノウハウを結集して開発するアプリはまさに待ち望まれたシステムです。そしてこのシステムの特徴の一つが、センサーを使って自分の身体活動を登録し解析結果を受け取れるというものです。よほど強靭な意志の持ち主でない限り運動の継続は困難です。運動を継続する上で仲間の存在は重要で、テニス仲間やラジオ体操仲間がいるからこそ継続的な運動が容易になります。しかし、感染症が猛威をふるう中、なかなか仲間と運動できません。
今回開発されるシステムを通し、感染症の蔓延状態に関わらず自らの身体活動を仲間と共有し、継続して運動を行い健康的な心身を享受できることを願っています。
朝原 宣治 様
大阪ガスネットワーク(株)
北京オリンピックリレー銀メダリスト
大阪大学大学院医学系研究科招へい教授
日本リレーチームが世界に通用するようになったのは、個人の走力が向上したことはもちろんですが、バトンパスがスピードロスなく安定して行えるようになったことが大きく影響しています。それが実現したのは、データに基づいた課題の解決がトレーニングや試合でも活かされるようになったからです。
このアプリで日常のちょっとした身体や感覚の変化に気づき、自身の現状を知り行動することで怪我や病気の予防につながります。みんなで充実した健康ライフを目指しましょう!
髙橋亮様
第8代NKBバンタム級王者
第16代NKBフェザー級王者
大阪大学の先生に左膝前十字靭帯断裂、半月板損傷の手術をしてもらい、格闘技復帰を目指しています。その中で先生方にお世話になり、日々自分のデータをとっていただきリハビリを行なっています。実際のデータの動きと頭の中で思っている動きの違いに日々驚かされます。
私生活の中でも、少しぐらいの体の異変は無視してしまいがちですが、気付かぬうちに大きい怪我や病気へとつながる事も少なくありません。こうした日々のデータをもとに少しの異変に気付きいち早く対応できれば、私生活や自分の好きなスポーツを健康的に長く続けられるでしょう。このシステムの普及を願っています。
ご寄附に関する注意事項
・大阪大学クラウドファンディングの他のプロジェクトについては、大阪大学クラウドファンディング特設ページをご覧ください。 https://readyfor.jp/lp/osaka_univ/index.html
・大阪大学未来基金ホームページに掲載及び、施設内に掲示するお名前については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「寄附契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
・リターンの海外発送はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
・寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
・寄附後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
・寄附時にご回答いただく質問項目への回答は寄附確定後、変更できません。
・ご寄附に関するご質問は、こちらをご覧ください。
税制優遇に関しまして
大阪大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。
- 個人の皆さま-
■所得税の軽減
大阪大学への寄附金は、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)として 財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の40%を限度とする。)から2,000円を除いた額を所得から控除することができます。
■住民税の軽減
大阪大学への寄附金を個人住民税の控除対象としている都道府県・市区町村にお住まいの皆さまは寄附金税額控除の適用を受けることができます。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に対し、以下の率を乗じた額が、翌年の個人住民税額から控除されます。
・大阪市:10%(府民税2%+市民税8%)
・吹田市・豊中市・茨木市・箕面市:10%(府民税4%+市民税6%)
・堺市:2%(府民税のみ)
・上記以外の大阪府下の市町村:4%(府民税のみ)
大阪大学への寄附金は、例えば以下の都道府県・市区町村の個人住民税控除対象となっております。
【具体例】
吹田市・豊中市・茨木市・箕面市にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に10%(都道府県民税4%・市区町村民税6%)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。
大阪府(個人住民税控除対象外の市町村)にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に4%(都道府県民税)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。
- 法人様-
大阪大学への寄附金は、法人税法上の指定寄附金(法人税法第37条第3項第2号)として財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の全額を、一般の寄附金の損金算入限度額と別枠で、損金算入することができます。
第一目標達成のお礼と第二目標の設定について
60名を超える多くの方々からのご寄付により、第一目標金額の300万円を達成することができました。心より御礼申し上げます。
毎日応援いただけること、ご寄付いただけることが本当に心の支えとなって、今日まで進むことができました。このクラウドファンディングを通じて、応援されること、人に支えてもらえることが本当に嬉しく、活力になることを私たちは改めて身をもって体感しました。
そして、残り24日間という期間ですが、当初から掲げている通り、第二目標600万円を設定しました。
ネクストゴールまでのご支援については、以下の用途に資金を充てさせていただきます。
<資金使途概要>
身体活動の量や質の評価、研究参加
体につけたモーションセンサーや心拍センサー(ウェアラブルセンサーデバイス、WSD)や、体を動かしている映像から、身体活動の量や質を評価し、スポーツ活動を行ったことや、運動解析の結果を示すこと、普段の日常生活での身体活動度の量や質の数値化と解析を知ることができて、さらに、身体活動により健康を維持・増進するための研究に参加することもできます。
まだまだ皆様の応援が必要です。皆様の思いを無駄にしないよう全力で取り組んで参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
2022年9月27日 追記
大阪大学大学院医学系研究科
健康スポーツ科学講座 スポーツ医学
教授 中田研
- プロジェクト実行責任者:
- 中田 研(大阪大学大学院医学系研究科)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
スポーツや身体活動の量の見える化(本人の入力と、クラウド上でのデータ収集蓄積と解析、解析データの登録者への配信・フィードバック)、スポーツ活動を安全安心に実施する方法の講習・情報発信(熱中症、感染症の予防の方法)
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プロフィール
大阪大学大学院 医学系研究科 健康スポーツ科学講座(スポーツ医学)・教授 スポーツ庁と大阪大学は、2015年より東京オリンピック・パラリンピックとその後の国際スポーツ競技力向上と、若手スポーツ研究者育成、ハイパフォーマンス スポーツセンター(HPSC)と連携して、スポーツのデータ活用をオリンピック候補選手やトップアスリートに実施する方法を多くのメンバーと一緒に開発してきました。 オリンピック・パラリンピックに向けた成果を、健康に向けた活用を多くの人と一緒に共有するプロジェクトを今回、クラウドファンディングで実施したいと考えています。 よろしくお願いいたします.
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ギフト
5,000円+システム利用料
5,000円コース
①寄附金領収書の発行
②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)
▽寄附金領収書(寄附金控除証明)
2023年1月末までに送付します。領収書は、大阪大学に入金がある2022年12月の日付になります。
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/
※ホームページ/報告書/大阪大学の施設に掲載するお名前は管理の都合上、本名もしくは企業・団体様のお名前に限らせていただきます。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
10,000円+システム利用料
10,000円コース
①寄附金領収書の発行
②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)
③大人気!コロナ禍でも家でできる藤田先生のマッツル体操の動画URL
▽寄附金領収書(寄附金控除証明)
2023年1月末までに送付します。領収書は、大阪大学に入金がある2022年12月の日付になります。
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
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※ホームページ/報告書/大阪大学の施設に掲載するお名前は管理の都合上、本名もしくは企業・団体様のお名前に限らせていただきます。
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
5,000円+システム利用料
5,000円コース
①寄附金領収書の発行
②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)
▽寄附金領収書(寄附金控除証明)
2023年1月末までに送付します。領収書は、大阪大学に入金がある2022年12月の日付になります。
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
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https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/
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- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
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- 2023年3月
10,000円+システム利用料
10,000円コース
①寄附金領収書の発行
②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)
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https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/
※ホームページ/報告書/大阪大学の施設に掲載するお名前は管理の都合上、本名もしくは企業・団体様のお名前に限らせていただきます。
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
プロフィール
大阪大学大学院 医学系研究科 健康スポーツ科学講座(スポーツ医学)・教授 スポーツ庁と大阪大学は、2015年より東京オリンピック・パラリンピックとその後の国際スポーツ競技力向上と、若手スポーツ研究者育成、ハイパフォーマンス スポーツセンター(HPSC)と連携して、スポーツのデータ活用をオリンピック候補選手やトップアスリートに実施する方法を多くのメンバーと一緒に開発してきました。 オリンピック・パラリンピックに向けた成果を、健康に向けた活用を多くの人と一緒に共有するプロジェクトを今回、クラウドファンディングで実施したいと考えています。 よろしくお願いいたします.