プロジェクトについて
こんにちは!大阪大学考古学研究室です。
さて、このたびは当研究室によるプロジェクト「古墳の価値を未来に―野中古墳出土品の3D計測プロジェクト―」にご支援をいただき、誠にありがとうございました。
昨年の百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録を契機に、テレビなどでも古墳を特集するものが増えました。
世の関心が高まる中で、古墳の外観だけでなく、「中身」である副葬品などについて、その実態を広く発信する本プロジェクトがもつ意義が、いっそう浮き彫りになってきていると思います。
こうしたプロジェクトを実施できたのも、ひとえに皆様の暖かいご支援のおかげです。改めて、厚く御礼申し上げます。
さて、プロジェクトは現在も進行中で、現況などはプロジェクトページ内の「新着情報」に掲載しています。
現在、奈良国立博物館のご協力のもと計測したデータを処理しているところです。当初予定より多くの資料(甲冑)を計測することができたため、そのデータ処理に時間がかかっている状況です。
楽しみにしていただいている方には大変申し訳ございませんが、完成まではいましばらくお待ちいただけますと幸いです。
引き続き作業の様子は「新着情報」(https://readyfor.jp/projects/handainonaka/announcements)にて更新を予定しております。
皆さまから頂いた資金は、主に下記の使途で、大切に使わせていただいております。(来年度に持ち越し予定の分もあわせて記載しています)
・3D計測にかかる諸費用
・HP掲載用コンテンツの作成
・HPコンテンツの英語翻訳
来年度は、今年度にえられた3Dデータを、皆さんにより見やすい形で公開すべく、作業(3Dデータ処理の継続、HP作成)を進めて参ります。
今後とも皆様のご理解・ご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。