ジャパントリップで日本の政策・文化を学びに来るケネディスクールの学生を紹介します!今後定期的に更新していきますので、是非チェックしてください!

 

1.Paul Chen

 

 

School・Program: HKS MPA/Stanford MBA Joint Degree Program

Nationality: U.S.

 

“ビジネスとパブリックセクター、日本・中国・アメリカの架け橋となる人材になりたい。”

 

Q. ジャパントリップを支援してくれている日本の方々に対して、自己紹介をお願いします。

 

A. Hi everyone! ポール・チェンです。私はハーバードケネディスクールのMPA(行政学修士)とスタンフォード大学のMBA(経営学修士)のジョイントプログラムに在籍しています。私は金融が専門ですが、将来はプライベートセクターとパブリックセクターの橋渡しをしたいと考えています。大学院ではトライ・セクター(ビジネス・パブリック・ノンプロフィットの3分野に跨った)イノベーションとリーダーシップについて学んでいます。

 

私はパンダの故郷、中国生まれで、15歳まで中国で過ごしました。ヴァージニア大学を卒業した後はJefferiesというニューヨークの金融機関で働き、アメリカの銀行に対してファイナンスやM&Aのアドバイザリを行ってきました。卒業後はニューヨークの投資銀行(ゴールドマン・サックス)で働く予定で、アメリカ、アジア地域の金融市場で専門性を獲得していきたいと考えています。長期的には、ビジネスセクターとパブリックセクター、およびアメリカとアジアの橋渡しができる人材を目指しています。趣味はグルメ、旅行、読書、それと、宗教間対話にも興味があります。

 

Q. ビジネスとパブリック、アジアとアメリカの橋渡しとなる人材、ポールに是非なって欲しいですね。ポールは日本のどこに興味がありますか?ジャパントリップで何を学びたいですか?

 

A. 一番関心があるのは日本・アメリカ・中国の複雑な関係です。日米中の三カ国は地政学的・経済的・文化的に大変な影響力を持っています。

 

日本の自動車産業に代表されるように、日本経済はアメリカ・中国にとても大きな影響力を及ぼしています。また中国産製品の普及は、アメリカ・日本への中国の影響力の拡大を示しています。また、アメリカは日本と中国の最大の貿易相手国で、アメリカのビジネスもまた、アジアの経済に大きな影響力を持っています。

 

しかし、これらの日米中の非常に強い経済的な関係は、東アジアの地政学的な緊張によって複雑なものとなってしまっています。中国のアジアにおける覇権的地位への復活は、日本との領土問題に派生しており、日本との安全保障条約によって、アメリカも日中の領土問題に対して強い関心を持っています。アジアにおける中国とアメリカの地政学的な競争は、将来の東アジア地域のパワーバランスを更に複雑なものとするでしょう。私は、日本のシニアなリーダー達、また将来のリーダー達と日米中の三カ国の関係について議論することをとても楽しみにしていますし、この問題の複雑さについてより理解を深めたいと考えています。

 

また、私は子供のころから日本のアニメや音楽に触れて育ちました。日本のクリエイティビティにはいつも感動しています。日本のアントレプレナー達との交流を通じて、彼らがどのようにアートにおけるクリエイティビティをビジネスの領域で活用しているのか、知りたいと思います。

 

Q. 良好な日米中関係を発展させるために何をすべきか、ジャパントリップでぜひ議論したいですね。ポールは今回のトリップで学んだことを将来どのように活用したいですか?

 

チャイニーズ・アメリカンとして、私は将来、中国、日本、アメリカの橋渡しをしたいと考えています。三カ国の関係は、これまでそうであったように、これからも全世界の地政学的・経済的・文化的発展に大きな影響を及ぼすと思います。一方で、私の視点からは、比較的少数のアメリカ人しか日本の文化や政治について深く理解していないように思えます。今回のジャパントリップは、ハーバードの学生が日本の最も重要なテーマについて学べるようにデザインされていますから、私は日本について学んだことを持ち帰り、ビジネス・プライベートで繋がりのあるアメリカ人・中国人の友人に伝えたいと思います。

 

Q. 最後に、日本の皆さんへメッセージをお願いします。

 

A. ハーバード卒のアメリカの詩人、Ralph Waldo Emersonの言葉に、『友人を得る唯一の方法は、まず自分がその人の友人になることである。』(“the only way to have a friend is to be one.”)というものがあります。
日本の皆さんに3月にお会いできるのを楽しみにしています!

 


2.Yaarub Al Yaarubi

 

 

School・Program: HKS Master in Public Administration Program
Nationality: Oman

 

“日本の優れた技術・勤労意識を学んで、オマーンの経済発展に貢献したい。”

 

Q あなた自身について、日本の人たちに紹介してください。


A 私はヤルーブといいます。オマーンで生まれ、人生の大半をオマーンで過ごしました。父親が外交官だったので、その他の国、主に中東地域にも住んだことがあります。アメリカには、大学生の時に来ました。ボストンで学士号と、二つの修士号(工学、金融)を取りました。現在、ハーバード大学ケネディスクールで行政学修士号(MPA)を取得するため、勉強しています。

 

以前は、オマーンの石油関係の国家ファンドで働いていました。石油の下流の過程、プラスチックなどの石油化学製品の生産に主に携わっていました。そのファンドには、途中の休職を含めて、2年と4年、合計6年間働いていました。そのファンドで働いていた際、オマーンの産業の育成やクラスターの形成などに関わったことがきっかけで、よりマクロの観点からどのように国を発展させるかに関心を持つようになりました。ケネディスクールに入学したのも、より大きな視点から、国の開発についてもっと勉強したいと思ったからです。

 

Q 日本のどのような点が好きですか。ジャパントリップでは、何を学びたいですか。


A 私と日本との関係は深いです。私は、小さい頃に空手を始めました。黒帯も持っています。また、私は日本の漫画を見ながら育ちました。特に、キャプテン翼や鉄人28号などがお気に入りでした。漫画の他にも、三菱自動車の車など、あらゆる種類の日本製品に囲まれながら育ちました。さらに、私の家族は私に対して、第二次世界大戦後の貧困から、勤勉さという美徳を持って奇跡的な経済成長を遂げた日本の話をいつもしていました。このように、空手、製品、文化といった組み合わせが、私と日本とを深く結びつけてくれています。

 

ジャパントリップでは、日本のインフラがどのように建設されたかを学びたいと思っています。特に、どのように建物や公共インフラが建てられ、どのように世界でトップレベルの高い効率性を実現しているのか、また、それらを建設した人々の高い勤労意識について学びたいです。他にも、日本の文化や歴史についても学びたいと思っています。

 

Q あなたの将来の夢と、今回のジャパントリップがその夢にどう貢献するかを教えてください。


A 私の夢は、オマーンの産業の発展に貢献することです。そのためには、オマーンに新しい技術と、高い勤労意識をもたらすことが必要だと思っています。最先端の技術と勤勉さという優れた美徳を持っている日本は、オマーンの経済発展にとって格好のロールモデルになると思っています。今回のジャパントリップで学んだ日本の優れた点を、オマーンに持ち帰りたいと思っています。

 

Q 最後に、日本人の方たちにメッセージをお願いします。


A 日本がこれまで世界の人々の生活の向上のためにしてきた貢献に、心から感謝しています。特に、日本の人たちの勤勉さ、高い勤労意識に感謝しています。Thank you Toyota, thank you Mitsubishi, and thank you Japan!!