シャチに出会える海、知床羅臼。その謎を解く海中のヒントを探れ

当記事をご覧いただきありがとうございます！北太平洋のアイドルこと，海獣班M2のNSです．本州では令和初の台風が話題になっているようですね．

おしょろ丸の航海に影響はなく，調査はお陰さまで順調です！

目視3日目は朝から霧雨がひどかったため，アッパーブリッジではなくブリッジで行いました．ブリッジとは，船の操縦や見張りを行う，航海士さんの仕事場です．

アッパーブリッジは名前の通り，ブリッジの上層階にあたります．ブリッジとアッパーブリッジでは海の見え方が変わります．その代表的な例が目視可能距離（視程）です．

視程は，視力の個人差等を除くと，理想上は水平線までの距離になります．

また，霧などで水平線が見えにくくなると，視程は見にくくなります．

目線の高さは海面からの距離によって変わるため，調査員は目視をする場所を変えるたびに距離感覚をつかむ必要があります．これが結構，初心者には難しいです！

目視可能距離の計算方法は，数学の教科書を参考にしてくださいね！

そして，目視4日目は，美しい朝焼けから始まりました！

大海原にあふれんばかりのこの太陽光．きれいですね…．皆を朝からハイテンションにしてくれました．このような大自然を堪能できるのが，航海の楽しみでもあります．

昼にはとてもよく晴れた凪になりました．上の写真の奥に見える陸は，知床連山です．網走沖まで来て，ようやくヒゲクジラを発見！！一番多かったのはナガスクジラで，他にはマッコウクジラ，イシイルカ，そして❤シャチ❤を発見することができました✨

とても遠かったのでシャチの個体識別はできませんでしたが，，，．今後に期待です！

以上，北太平洋のアイドルこと，NSでした！

～おまけ～

目視4日目の朝，空き時間があったので，B4のKM君と一緒に知育菓子で遊びました．一体これは何を作ったでしょうか？正解は，次の私の記事で・・・

お楽しみに！