日本全体が避難所生活の今、「災」を乗り越えた被災地の知恵を。
支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 192人
- 募集終了日
- 2020年5月29日
丸森が背中を押してくれました
本プロジェクトページにおいでいただいたみなさま、こんばんは。
復興応援団 代表理事/自分でやる防災 研究・普及所 所長の佐野哲史です。
東日本大震災のケーススタディを伝えて防災減災に繋げようという事業自体は、すでに2014〜15年ぐらいから始めており、特にここ2年ぐらいは、順調に顧客も増えてきていました。
しかし、いまこのタイミングで『自分でやる防災 研究・普及所』という新しい屋号を掲げ、「自主防災」を広めることに特化した、より鋭い事業にしようと思ったのは、台風19号で被害を受けた宮城県丸森町の状況を目の当たりにしたことが契機でした。
2019年10月19日、発災6日目に撮影した現地の写真をご覧ください。
正直、津波ではなく「台風」「雨」でここまでの被害になってしまうこと、それ自体が大きな衝撃でした。
場所によっては、津波が来たようなありさまで、川など水流のすぐそばの建物は破壊され、川と川に挟まれた地域は、浸水し構造物は流され、一面泥に覆われていました。
東日本大震災もよく知る私は、以下のような知見を得ました。
①水害は「局地的な津波」であるということ
・東日本大震災の津波被害は、沿岸地域に広範囲にもたらされた、言わば「面」的なものであった。
・それに対し、台風19号による水害は、川とその支流、あるいは農業用水等、各種水流の流域に沿って出来した、「線」的なものと捉えることができる。
・しかし、「線」に沿ってもたらされた被害は、東日本大震災の津波、発災直後に見た被害の状況と同様、言葉には表しがたい、大変に大きなものであった。
②水害は、日本中どこでも起き得る災害であるということ
・川などの水流は日本中どこでもあり、またこの規模の豪雨が降ると、氾濫や鉄砲水、それに伴う水害がどこでも発生し得る。
・二子玉川や武蔵小杉のケースも含めれば、都市か地方か、あるいは戸建かマンションかも関係ない。と言い切っても差し支えない。
③すべての日本人が「災害を自分ごととして捉える」機が到来したこと
・もしかしたら津波は、沿岸地域以外の人にとっては、「自分ごと」として想像しにくかったかもしれない。
・しかし水害は、家や職場・学校、よく行く街など身近な場所、そこに何らかの水流があれば、誰でも被災する可能性がある。すべての日本人が「災害を自分ごととして捉える」、その機が到来したと言って差し支えない。
以来、復旧支援のため丸森にボランティアを派遣し続ける(注1)ことと並行して、この時代、この国に「自主防災」の機運を高める具体的な動きを始めようとプランニングを進めてきました。
災害時、メディアを中心に喧しいのが、政府や自治体等の対応や事前の対策の問題点を追及する動きです。
しかし、長年被災地にいた立場からすると、これらの追及は、とりわけ今後の防災のためには全く本質的ではありません。
防災の本質は、住民が「自分でやること」です。政府や自治体等の「公助」のあり方を問うことも必要かもしれませんが、「自助」「共助」を住民が自分でやること、こうした機運を高めることが最重要だと、丸森に足を運びながら改めて強く決意し、当研究・普及所の開設に到った次第です。
今後も、丸森で被災された方々に少しでもお役に立てるような活動を積み重ねつつ、言ってみれば丸森が背中を押してくれたからこそ始められた当研究・普及所の事業を、より良い成果を出せるように継続発展させて行こうと思っています。
(注1)
復興応援団として10月16日から2月22日まで20回以上延べ100人弱のボランティア派遣をしていました。しかし、新型コロナウイルス流行の影響による、丸森町ボランティアセンターのボランティア受入中止を受け、現在は活動を一時停止しています。
リターン
15,000円
【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待
■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分をご購読いただけます。
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。
■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)
*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。
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■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈
- 支援者
- 83人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
3,000円
【お気持ちコース】
■ 感謝のメール
- 支援者
- 42人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
10,000円
活動報告書(PDF)進呈
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)を進呈いたします。
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■ 感謝のメール
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
30,000円
活動報告書にご芳名掲載(希望者のみ)
■ご芳名を当研究・普及所の活動報告書(PDF)に掲載させていただきます。
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■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈
■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分ご購読
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。
■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)
*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。
- 支援者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
50,000円
ホームページにご芳名掲載(希望者のみ)
■ご芳名を当研究・普及所のホームページに掲載させていただきます。
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■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈
■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分ご購読
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。
■ご芳名を、当研究・普及所の活動報告書(PDF)に掲載(希望者のみ)
■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)
*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
100,000円
あなたの地元で講演会orワークショップ
■ご支援いただいた方がお住まいの地域の、マンション管理組合や自治会、町内会、あるいは有志の会合などに赴き、当研究・普及所所長・佐野の「防災講演会」もしくは「ワークショップ」を実施いたします。ウェブセミナーの形式でも大丈夫です!
*会場費、旅費交通費がかかる場合は別途いただきます
*予定時間
講演会)1〜1.5時間を予定
ワークショップ)2〜2.5時間を予定
*参加人数
講演会)無制限
ワークショップ)30人まで
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■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈
■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分ご購読
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。
■ご芳名を、当研究・普及所の活動報告書(PDF)に掲載(希望者のみ)
■ご芳名を、当研究・普及所のホームページに掲載(希望者のみ)
■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
100,000円
豪華なリターンは不要な方へ
経費が大きくかからないリターンのため、ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。
■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈
■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分ご購読
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。
■ご芳名を、当研究・普及所の活動報告書(PDF)に掲載(希望者のみ)
■ご芳名を、当研究・普及所のホームページに掲載(希望者のみ)
■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)
*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
200,000円
あなたの会社で講演会orワークショップorスタディツアー
■ご支援いただいた方がお勤めの、あるいは経営していらっしゃる会社や学校、保育園で、当研究・普及所所長・佐野の「防災講演会」もしくは「ワークショップ」を実施、もしくは社員様対象の「東北スタディツアー」を実施いたします。ツアー以外はウェブセミナーの形式でも大丈夫です!
*講演会、ワークショップについて
・会場費、旅費交通費がかかる場合は別途いただきます
*ツアーについて
・旅行業取り扱い業者の資格あり
・宿泊費、往復交通費は別途ご負担いただきます
*予定時間
講演会)1〜1.5時間を予定
ワークショップ)2〜2.5時間を予定
スタディツアー)1泊2日を予定(被災状況の視察と、被災された方々から直接ケーススタディを学ぶ)
*参加人数
講演会)無制限
ワークショップ)30人まで
スタディツアー)3人まで
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■感謝のメール
■報告書(PDF)進呈
■防災メルマガの1年分ご購読
■「コロナ禍の今、地震や水害など複合災害が起きたらどうするか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待
■ご芳名を、活動報告書(PDF)に掲載(希望者のみ)
■ご芳名を、ホームページに掲載(希望者のみ)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月