こんにちは!
"WTC9/11"にてチェロを弾かせて頂きます、三星渚です。

 

9.11テロ発生時の実際の音声、映像、そして重なる弦楽四重奏。
突然「死」と対面した人々はどういう気持ちだったのでしょうか。そして、その人の事を大切に思っている人は、どういう気持ちだったのでしょうか。

もしかしたら、明日は私たちに起こる事かもしれません。
絶対に起こらない、という「絶対」は無いのです。
そう考えた時、皆さんは心に何を思いますか?

 

私とこの曲の出会いは、昨年のmecpです。
「人は必ず誰かの大切な人である」と思い臨んだ事を、昨日の事のように覚えています。
まさかこんなにも早くに、再演の機会が巡って来るとは思いもしませんでした。
ですが、今の自分と、この作品が再び向き合える事をとても嬉しく思います。

また、今日も生きていること、生かされていること、私の大切な人たちも皆元気でいる事に感謝の気持ちで一杯です。
穏やかに生きている事は、当たり前の事に見えて、当たり前ではありません。
"WTC9/11"はその事に気が付かせてくれました。私にとって特別な作品です。


音楽とは、音を通じて人の心へ伝える事、と私は思います。
「言葉」での伝え方も素晴らしいですが、それ以上に「音」での伝え方は、聴き手の感じ方が十人十色ではないでしょうか。
より自由に、より豊かに、型にはまらず。時には自分の体験や気持ちと音を重ね合わせて共感し、時には強いメッセージを受け取る事もできると思うのです。

 

最後になりますが、今回ライヒの作品を上演するにあたり、皆様のお力を貸して頂きたいです。
既にご支援を下さった方々、本当にありがとうございます。
このプロジェクトが達成されたら嬉しいです!