メッセージリレー #30:大庭 泰三さん

最終日の今日は、私たちを東北での活動へと導いてくださった、プロデューサーの大庭さんのメッセージです。

 

MECPへの期待

 

私は20年以上にわたってアーティストを目指す生徒さんたちをサポートする活動を行っております。

MECPの皆さんとは、私が企画した東日本大震災の被災地で、少年たちと交流を行う「東北青少年音楽交流会」から活動を共にさせて頂いております。

当時はまだ高校生の皆さんでしたが、被災地へ思いを馳せ、自分たちに何ができるかを前向きに検討し、単発ではなく継続的な活動を行っている姿にとても敬意を持ちました。

 

「東北青少年音楽交流会」は被災地において訪問する側、受け入れ側がそれぞれに交流を通じて共に学び成長する機会として活動を行っております。

毎年、新たな体験を盛り込んでおりますが、MECPの皆さんが、様々な創意工夫をしてくださり、交流相手の皆様にとても楽しんでいただき、沢山の感謝状も頂戴しております。

 

これまでに、コンサートやワークショツプ、子供たちへのレッスン指導体験、被災地で演奏活動を行っている方との懇親、青少年同士の会食、被災者との被災現場を訪問、仮設住宅、災害復興住宅でのコンサート・懇親会など。

活動を行う度に色々な世代の方とのコミュニケーション能力を向上させ、高齢者との懇談でも臆することなくしっかりと受け答えしておりました。

 

昨年は東日本大震災で最大の被害者を出した宮城県の大川小学校跡地を訪問し、遺族立会いの下、亡くなられた子供たちに鎮魂の献奏を行いました。

その後、お子様を亡くされた方との質疑応答では、本音トークで遺族の胸の内をしっかりと受け止め、それぞれに持ち帰って頂きました。

メンバーからは、物事の本質を見つめる大切な機会となりましたとのメッセージをいただき、重たいテーマでしたが、心に深く刻んでいただけたと感じました。

 

演奏技術を磨くことだけで大学生活を終える方も多い中、中心メンバーは4年間、この活動に相当なエネルギーを費やしてまいりました。

来年それそれの道を歩き始め、プロとしての活動が始まりますが、この体験をさらに大きな成長につなげて頂けることを願っております。

そして、東京と東北をつなぐこの素晴らしい活動が後進の皆様に引き継がれて、伝統的に継承される活動となることを願ってやみません。

 

末筆ではございますが、そんな彼らの活動には皆様方のご支援がなければ継続は出来ません。

これまでのご支援に感謝申し上げますとともに、育てる楽しみを味わいながら、引き続きましてのご支援の程をよろしくお願い申し上げます。

 

音楽プロデューサー 大庭 泰三

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