被災地の子どもたちが自らの言葉で発表しました(2015/3/14)

3月14日、国連防災世界会議パブリック・フォーラムがついに本番を迎えました。
この日のために準備を進めてきた6団体の子どもたちが、150名を超える参加者の前で、それぞれの活動や、今抱いている想いを発表しました。

 

(立ち見が出るほど沢山の方が参加してくださいました)

 

 

発表したのは、女川1000年後の命を守る会(宮城県女川町)、TEAM大川(宮城県石巻市)、底上げYouth(宮城県気仙沼市)、ならはキャンパス(福島県楢葉町)、いしのまき寺子屋(宮城県石巻市)、そして、名取こどもミュージカル(宮城県名取市)の子どもたちです。幼児から高校生まで24人の子どもたちが登壇しました。

 

■女川1000年後の命を守る会
震災当時の中学1年生たちが考えた、互いの絆を深める、高台に避難できる町づくり、記録に残す、という津波の被害を最小限にする対策案を紹介し、実現のために起こしてきた行動について発表しました。

 

 

■TEAM大川(大川小学校卒業生)
母校である大川小学校を遺したいという意見を発表しました。そしてそのためには、自分たちの考えを発信するだけでなく、遺してほしくないという人たちの意見も聞き、多数決ではなく時間をかけて話し合いたいという想いを伝えました。

 

 

■底上げYouth
地元のお祭りや郷土料理など、高校生ならではの視点で気仙沼の魅力を発信し、観光を盛り上げる活動を紹介しました。その活動の中で明確になった自分自身の目標についても発表しました。

 

 

■ならはキャンパス

全町避難で今でも帰ることのできない楢葉町について、自宅や母校などを自ら撮影した映像とともに、現状を伝えました。そしてこれから地元で進学をし、町の復興や自分の将来について考えていきたいという決意を発表しました。

 

 

■いしのまき寺子屋
南浜・門脇子ども未来まちづくりプロジェクトで、子どもたち自身が考えて作ったまちのジオラマを紹介しました。ジオラマが完成するまでのプロセスや、石巻市長にも自分たちの意見を伝えることができたことについて報告しました。

 

 

■名取こどもミュージカル
震災後、まだ多くの人が避難所で暮らす中で歌を歌ったことや、文化会館が復旧して初めて公演ができたときのことなど、ミュージカルを通して見てきた震災後の様子や自分たちの気持ちの変化について発表しました。発表の最後には歌を披露しました。

 

 


「子どもは大人とは違う発想で行動することができる。日本だけでなく世界の子どもたち一人ひとりが認められる社会になってほしい」

 

「いつかは震災のことを伝える人がいなくなる。だから、目で見て感じられるものを残してほしい」

 

「震災があって、たくさんの人と出会えた。これからも夢を持って主体的に行動していきたい」

 

「自分の命を優先してほしい。今回の震災で実際に起きたことを知って、普段から何か起きたときのことを想定しておいてほしい」


「自分の意見が言えてよかった。これからも言っていきたい」


「復興への道は果てしなく遠く向こう側に見えるけれど、一人ひとりが力を合わせればたどり着ける」

 

 

子どもたちの言葉は、とても力強いものでした。

自分たちの視点で震災やその後のまちの現状を理解し、その上でできることをひとつずつ実践していることが伝わる発表となり、会場で大きな拍手が起こりました。

 

まずは今回の内容をより多くの人に伝えられるよう、しっかりと記録としてまとめていきます。

このプロジェクトに必要な資金は、3月27日まで募っています。

ぜひご支援・ご協力をお願いしたします。

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