ガーナのモリンガ農園で働く女性達のスキルアップ研修費募集！

ご無沙汰しております。今回READYFOR で応援して頂いている皆様に是非見て欲しい動画があるので、その内容を主にお伝えできればと思います。

以前、モリンガを始めたきっかけという事で、幾つか新着情報にその内容を寄稿させていただきましたが、実はそれ以外にもっと深いところに、モリンガを始めたきっかけがあるんです。

下の動画は、まさにモリンガを始めたきっかけと言っても過言では無い、ディスカバリーチャンネルのモリンガ特集。ディスカバリーチャンネルとは、米国では超有名なノンフィクション番組ですが、その番組が総力挙げてモリンガに取り組んだのは、およそ5年以上も前になりますかね。

その内容がダイジェストですが、下記の動画に収められています。下の方にへたくそですが、訳文も載せてみましたので、是非動画とあわせながら読んで頂けると幸いです。モリンガの可能性が少しでも伝わるのではないでしょうか？

栄養失調で死ぬ寸前だった子供は　野生の植物に救われました。最近までセネガルでは　赤痢や黄熱　栄養失調などで大勢の子供が死亡していました特に栄養失調は深刻です。チャーチ・ワールド・サービスのL・フュグリーは　現状をこう語ります；

「西アフリカには　5歳までに子供の２５％が栄養失調で　死亡している国もあります。また世界各地で毎年50万人の　子供が視力を失っています1日に２０～３０人の子供を　診察します」

T・サコーは　小児診療所を運営しています栄養失調児は以前より　はるかに減少しました
その理由は『奇跡の木』にあります『モリンガ』です。モリンガは栄養を豊富に　含んだ植物です。

この樹木の葉に含まれる鉄分は　ホウレンソウの３倍ビタミンAはニンジンの４倍　カルシウムは牛乳の４倍各種のアミノ酸も含まれていますモリンガは葉や実　種ばかりか　花さえ食べられます種は高品質の油になります。その中身を粉にすれば　浄水にも役立ちます。世界中の大学や企業　財団などが　その活用法を研究しています。例えば　アンドリュー・W・メロン財団や

米国地理学協会　全米科学財団などです。セネガルではすでにモリンガは　人々の　
生死を左右するほどの存在です。２年前この子供は栄養失調で　がい骨のように　やせていました。母親もこの子は死ぬと　思ってたほどです。しかしモリンガによって　こんなに健康になりました。

栄養失調児が診療に訪れると、まず体重を測ったり　検温をしたりしますもし何かの病気なら、必要な薬を飲ませますそしてモリンガを与えうよう指導しその後は定期的に　健康診断をしていますモリンガは栄養不足を　改善するばかりか多くの病気に効くことも　分かりました。

フュグリーは　その普及に努めています実験的にセネガルで　プロジェクトを行っています
村人にモリンガの栽培法や　食べ方を教えているのです。このプロジェクトを通じて　モリンガが栄養失調を防ぐための　有効な手段である事を広めています。

この一家は日常的に　モリンガを食べています。野菜を育てるように　モリンガを栽培しています。収穫した葉は　水洗いして乾燥させますそして　すりつぶします子供も手伝いますふるいでこします出来上がりです。

これは今夜の夕食の薬味ですモリンガは不毛の土地でも育つと言われていますモリンガの根を折ると　このように水分がたっぷり含まれています。そのおかげで乾期を乗り切り　成木になれるわけですモリンガには　水を浄化する作用もあります。

残念ながら　熱帯地方は水に恵まれていません。安心して飲める清浄な水が　あまりないのです。レスター大学では種子に関する研究が　行われています。種子に浄水作用があると　考えているのですマラウイ共和国のある村にはこの種子を使った　大規模な浄化施設があります、驚きますよ、子供であれば　１日に大さじ３杯の粉で十分です。

ビタミンAは必要量の３倍も含まれ鉄やカルシウム　各種アミノ酸も入っています。もう栄養失調の治療を　外国の物資に頼らずに済みます。外国からの物資は　途絶えてしまうことも　十分にありえます。しかしモリンガは　自分たちで栽培できます

これは自力で出来るうえ　費用もあまりかかりません。訓練プロジェクトが終わった後も　自分たちで続けることができます。助産婦ブランチは　ブルフォード診療所で妊婦と新生児の健康診断をしています。

私自身　妊娠してからずっと　モリンガを食べていますですから自信を持って　患者たちに勧められます。さらに自宅でもモリンガを栽培するよう指導しています。そうすれば　患者ばかりか家族全員が　モリンガの恩恵を受けることができます。

カリフォルニア大学の　ハーシ教授はこう語ります。すばらしいことに　主要なアミノ酸が含まれています。体内で合成できない　アミノ酸は８種類あり、先進国では肉から摂取しますしかし発展途上国では　肉は高級品です。専門家は商品化さないのが　不思議だと言います

菜食主義を守る地方では　モリンガがよく食べられています。モリンガ入りの　飲み物やサプリメントはとても人気があるんですよ。野生種もありますが　栽培したほうが便利かも・・・ここはセネガル南部にある　モリンガ栽培場です。植林は女性たちに任せ私たちは井戸を掘り　農業用水を作りました。さらに大規模な農園と　製粉場も作りました

１平方メートルあたり　１００本のモリンガが植えられています。若木が１メートルの高さに伸びると　地面から１０センチ残して収穫します。葉を集めて　よく乾燥させます。粉にして診療所や家庭で　使えるようにします。切り株はまた育ち　２ヶ月後には茂のです。

１年に数回収穫することができます。１ヘクタール当たりの収穫量は　６５０トンになります
６５０トンあれば１万５０００人の　子供にビタミンAを供給できます。最終的には　数十万人分の供給を目指します。モリンガは食料になるうえに　アミノ酸まで含まれています。ほんとうに貴重な植物だと思いますモリンガほど　恩恵をもたらす木はありません。まさに完ぺきな植物です

（以上）

少し動画と翻訳の距離感の取り方が難しのかもしれませんが、自分はこの動画を見た時に、「もしここからモリンガを世界に販売できるルートが出来れば、栄養失調の問題を解決するどころか、産業が育ち、教育環境が生まれ、より加速的な貧困という問題から脱出することが出来るのは？」

こんな感じで、頭の中に電球が光ったんです。

それから、5年後。今では、モリンガを米国、日本に輸出する道を開き、国連からもその活動が承認されるまでになってきました。モリンガの可能性が無限大であると今は身をもって実感しています。（下の写真はガーナ日本領事館にて）

今回応募している農園の女性達のスキルアッププロジェクトも次の段階に行く非常に重要なプロセスの1つです。現在進行形であるこのプロジェクトをこれからも、応援して頂ければ幸いです！

引換え券やプロジェクトの詳細は以下からご覧になる事が出来ます
https://readyfor.jp/projects/moringalifeproject
引き続き応援の程宜しくお願いいたします
#モリンガ