瀕死の愛猫が保護猫ちゃんに救われました！

折しもクラウドファンディングをスタートした一昨日。

1週間以上前から食事をしなくなっていた愛猫「れいあ」に強制給餌をしていましたが、いよいよ弱ってきてしまったので意を決して病院に行きました。

ここまで通院が遅れてしまった原因は、れいあはパニック持ちで、以前医師に「パニックでショック死する子もいる」と言われてから、病院に連れて行くのが怖くなっていたためです。

なおかつ、これまでに食事のボイコットは何回かあったので、今回も何かストレスが原因に違いないと思い込んでいました。

 

弱ったせいで、パニックにならずにすんなりと病院へ。

診断は重症の貧血ということでした。

腎臓の腫れや心臓の肥大もあるものの、貧血の数値が悪すぎてどの臓器が原因か特定できないという状態。
今すぐ命を落としてもおかしくないと言われてしまいました。

 

第一の選択肢は「このまま連れて帰って看取る」という辛すぎるもの。

第二の選択肢が輸血で、賭けに近いものがあるけどやってみる価値はあるとのことでした。
病院に輸血のドナー猫がいないため、家にとんぼ返りで若い大きなオス猫を2匹捕まえて、また病院へ。

普段は大きなオス猫をネットで捕まえるなんて、どんくさい私はチャレンジさえしていませんでしたが、何とかすんなり捕まえることができました。
これも火事場のバカ力の一種でしょうか…。

 

幸いにも2匹とも血液の成分が良く、元気な血液を最大量採ることができました。
そして一昨日の夜と昨日の朝、れいあに輸血をしてもらったところ、貧血の数値が上がって、今日は何と自力で食べ始めたそうです。
これから通院や介助が大変かもしれませんが、危機は脱したのでもう安心です。

 

本当にドナーになってくれた2匹には感謝してもしきれません。

この2匹のうち1匹は葛飾の多頭飼育崩壊現場からレスキューされた保護猫のつよしくん。

もう1匹は同じ現場からレスキューされ、縁あってうちの子になったカイトです。

もし小さなメスや子猫しかいなかったら、老猫しかいなかったら、馴れていない子しかいなかったら、れいあは輸血できずに命を落としていたかもしれません。

たくさんの子を保護していて本当に良かったと、今日ほど感じたことはありませんでした。