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ぼくらの海をプラ汚染から一緒に守るサポーター募集!

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このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

 

ぼくらの海をプラ汚染から守ろう!

 

 オーシャンスイープ協会は「ぼくらの海をプラ汚染から守ろう!」というスローガンの『オーシャンリボン運動』を推進する一般社団法人です。オーシャンリボン運動は、海のプラ汚染について動画や写真で社会に共有し、プラごみの発生抑制に取り組む人や会社を増やすことや、海からプラごみを回収・処分するしくみの社会実装を推進することで、マイクロプラスチック汚染から海洋生物と海産物の安全を守ります。

活動を始めた背景

  日常的に海のプラごみを拾ってこれるのは海で働く職業人だけです。しかし、漁師さんが操業中に海ごみを拾ってくると、海洋投棄規制条約によって処分費用を自己負担することになっています。それでも海を汚したくない一部の漁師さんは、海に捨てられているプラスチックごみを積極的に拾っていらっしゃいますが、陸から海へ流出するプラごみの量は多く、とても個人では負担しきれません。

 海ごみは陸上のごみに比べて処分費用が高いため、海岸の管理を担っている地方自治体もなかなか公共事業化ができずにいます。一方、生分解性であってもプラスチックは海中ではほとんど分解はされないので、人間が積極的に回収しなければ海のプラごみが増える一方です。海に放置して時間が経てばプラスチックは海底に沈んだり、紫外線や波によって砕かれてマイクロプラスチック(5ミリ以下の小片)になって回収が難しくなるし、極小のマイクロプラスチックは体内に侵入しやすくなります。海洋生物と海産物の安全を守るためには、このまま放置することはできないと考えました。

 

海洋プラごみ問題とは?

1) 『見えない汚染』が私たちの健康も脅かしている

 プラスチックの分子構造はとても安定していて、紫外線や波によって小さなマイクロプラスチックになっても分解されているわけではありません。そして、プラスチックは、摂取すると乳がんや生殖機能の異常、発達障害の原因になると怖れられている『POPs(残留性有機汚染物質)』を含むものがあり、さらに海中にあるものも吸着する性質があります。プラスチックごみを消化器官に詰まらせて海の生物が死んでいる問題は周知されていますが、もっと恐ろしいのは極小のマイクロプラスチック(ナノプラスチック)が体内に運んでくる『見えない汚染』です。細胞膜に穴を開けずに透過してしまうほど小さな粒子に運ばれてきた有毒物質が体内に蓄積されていくことで健康や機能に障害を起こす危険性が高まってます。

 

残留性有機汚染物質(POPs)ってどんな物質?(環境省資料)

 

2)日本近海のマイクロプラスチック濃度は全海洋平均の27倍!

 環境省からの委託で九州大学の磯辺篤彦教授たちの研究チームが2014年~2016年の間に実施したマイクロプラスチックの実態調査によると、プラごみ流出量が多い国の周辺から黒潮が流れてくる日本の周辺海域はマイクロプラスチック量が多く、世界中の海の平均値に比べて27倍も含まれていました(講談社ブルーバックスサイト)。

世界各国のプラスチック海洋投棄レベルの比較(出典:環境省資料)

1平方kmあたりのマイクロプラスチック存在量の比較(出典:講談社サイト)

日本周辺海域の表層を浮遊するマイクロプラスチックの濃度(出典:環境省サイト)

 

 

3)2030年に3倍、2060年には4倍!放置は現状維持ではない

 プラスチックの使用量が年々増えるに従って不法投棄も増え、陸から海に流れ出る海洋プラごみ量は急増しており、今や世界で年間800万トンも流出しています(環境白書およびWWFジャパンのサイトより)。 現状のままだと日本周辺や北太平洋中心部の海域では2030年までに海洋上層での重量濃度が2016年比で約2倍になり、2060年までには約4倍となると予測(九州大学・礒辺研究室サイト)されている状況ですから、何もしないことは現状維持ではなく悪化していくことです。

 

4)海洋プラごみの半分以上が家庭ごみ、誰もが他人事ではない

 たとえば、屋外のごみ箱からこぼれ落ちたペットボトルは風や雨に流されて川に流れてしまうことなどがフィールド調査で指摘されています。消費者のひとり一人が、海洋プラごみの原因になるような生活習慣がないか自己確認して、改善すべきところを改善していくことで、川や用水路を通じて海に流れてしまうプラごみも減らしていくことができます。海洋プラごみのうち51%が家庭ごみ、34%が漁業ごみ、15%が農業や工業からのごみです(環境省資料および愛知県海岸漂流物環境学習サイトより)。海ごみの半分以上が街由来の生活ごみで誰もが他人事ではないので、プラごみの発生を抑制する生活習慣が浸透しなければ流出の元栓は閉まりません。

 

5)世界中で加速する脱プラスチックの取り組み

 日本をはじめ、世界175ヵ国以上が参加する『国際プラスチック条約』が、2024年3月にはアジアなどの各エリア会議で議論され、2024年4月の国際会議を経て2024年12月には合意形成する予定です。

 

 

海洋プラごみを減らしていく解決策

(オーシャンリボン運動)

 『オーシャンリボン運動』とは、みんなで海のプラごみを減らしていく参加型運動です。この活動は「海のプラごみ汚染を広く知らせていく」活動と、すでに流出してしまった「海のプラごみを回収するしくみづくり」活動と、「プラごみの発生抑制に取り組む人や会社を増やす」活動の3つの柱で構成されています。海のプラごみ問題を解決することは政府や一部の企業だけでできる問題ではありません。

 もちろん海はつながっているので日本だけの問題ではありませんが、一人でも多くの人が問題を知り、参加することで、少しづつでも社会が変わっていくムーブメントができると思います。まずは日本で世界の模範となる取り組みを示し、それが他国へも伝播していけばよいと思っています。また、『オーシャンリボン運動』を推進していくことを当社団のミッションとしています。

 

1)海のプラごみ汚染を広く知らせていく(閲覧を促す)

 より多くの人に参加していただくためには、海のプラごみ問題のことについて知っていただくことなく参加者が増えることはありません。だからこそ、伝播活動や広報活動が重要です。海のプラ汚染については一般のメディアでも放送されていますが、限られた時間や紙面では情報が不足しがちなため、プラごみ関連ニュースを解説するYoutube動画『オーシャンスイープチャンネル』やfacebook・X(旧twitter)といったSNSを運営して、一人でも多くの人が海のプラごみ汚染について知っていただいたり理解を深めていただけるよう活動しています。

環境省からPlasticSmart「広める」部門令和4年度最優秀賞を授与されました

埼玉県知事から令和5年度彩の国埼玉環境大賞・奨励賞を授与されました

 

2)取り組む人や会社を増やす(参加を促す)

 海にプラごみが流出する元栓を閉めていくために、できるだけプラごみを発生させないような生活習慣をひとり一人が身につけ、プラごみの発生抑制に取り組む人を増やすために、気軽に参加できる『写真ボランティア』、寄付や協賛、ESD講師の派遣、会員など、個人や法人が個々の事情に合わせて参加できる各種募集をしています。

 

3)回収するしくみをつくる(社会実装を促す)

 海洋プラごみの処分は、海防法、廃掃法、海岸法、産廃法など、さまざまな法律や規制をクリアしていく必要がありました。しかし、環境省の『海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針』や『海洋プラスチックごみ対策アクションプラン』 により、漁業者や自治会やNPO等がボランティアで回収した海ごみを自治体が処理する場合の費用を定額補助(都道府県あたり最大1千万円まで)する制度が施行され、漁業者の皆さんが操業時に回収した海洋ごみについて、漁業者への負担に配慮しつつその持ち帰りを促進するための取り組みができるようになりました。同様に、内陸部では流出予防の取り組みができるようになりました。当社団では、公益活動に取り組む全国の漁業者、漁業組合、自治会、NPO法人等が予算を利用できるようサポートしています。

 

 

 

会費・寄附金の使い道

 皆様から頂いたご支援は、下記のような用途に使用します。持続可能な海洋プラごみ処分の方法を確立するために、ぜひご支援をお願いいたします。

・プラごみにかかわる調査・研究開発の費用
・海のプラごみを回収・処分する「オーシャンスイープチェーン」の設備・技術の実験等にかかる費用
・「オーシャンスイープチェーン」の運用費用(プラごみ保管設備の調達費、保管設備の仮設工事費、運搬車両レンタル費、運搬車両の法定表示費、収集運搬の許可申請費、産廃処分の許可申請費、許可申請に伴う講習参加費、分解や再資源化に伴う委託費および消費エネルギー費、保管場所近隣住民等への配布物印刷費・ポスティング費、人件費、輸送費、撤去費、委託費、消耗品費など)
・残渣(灰・炭・金属など)の引き取り処分費用
・プラごみを減らすためのコンテンツ制作費・発信費用
・旅費交通費・通信費・人件費・広報費
・自主事業費
・その他、事務局の運営費

 当社団は持続可能な海洋プラごみ処分の方法を確立するために活動しており、そのための必要経費は、会員の年会費、寄付金、自主事業による利益、行政等からの補助金・助成金、調査等の受託金、クラウドファンディングによる支援金から捻出しています。

 なお、領収書は、ご希望の方にPDFをメール添付にて発行させていただきます。

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
山本知子(一般社団法人オーシャンスイープ協会)
団体の活動開始年月日:
2018年10月20日
団体の法人設立年月日:
2021年2月22日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

2021年9月から「写真ボランティア」の募集を開始し、応募していただいた流出プラごみの写真をインターネット上で公開している「プラごみ流出マップ」で社会に共有してきました。この活動は、環境省「プラスチック・スマート優良事例アワード」で 令和4年度の年間最優秀賞受賞しました。また、海からプラごみを回収する「プラごみ処分チェーン」を社会実装することで海洋プラごみを減少させるべく活動をしています。 それらの活動によってマイクロプラスチック汚染から海洋生物と海産物の安全を守る一般社団法人です。

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プロフィール

オーシャンスイープ協会は、プラごみ流出の現状を写真で社会に共有し、海からプラごみを回収する処分チェーンを社会実装することで海洋プラごみを減少させます。 それによってマイクロプラスチック汚染から海洋生物と海産物の安全を守る一般社団法人です。 <わたしたちのスローガン> ぼくらの海をプラ汚染から守ろう! <わたしたちのミッション> 1)プラごみ流出マップで現状を社会に共有 2)海洋プラごみ処分チェーンを社会実装 3)流出防止や循環型社会に役立つ情報発信

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