
プロジェクト本文
子供達が作った龍木が絵本となり、皆さんの心に笑顔を届けます
はじめまして。アートによる被災地応援団体「OMOCOC(おもどっく)」の松田春花と申します。私は3.11以降、在学していた女子美術大学の仲間と共に「アートで被災地へ笑顔を届けたい」という思いからこの団体を立ち上げ、被災地で様々なアートによるワークショップを行いました。活動を続けるうちに「石巻でお世話になった方々へ感謝を伝える絵本を作りたい」と思い、構想から1年をかけて『町をまもった龍木』という絵本を制作しました。
ただ自費出版をするための費用が足りません。沢山の子供達に絵本を読んでもらいたい、そのために皆様ご協力お願いいたします。
(絵本のモデルとなった龍木と、
OMODOCのメンバーと川辺りの散歩道のみなさんと一緒に。)
(絵本「町をまもった龍木」
着彩した習字紙や画用紙によるコラージュで仕上げています。)
あの日の津波で流れ着いた流木が、
子供たちの手によって町の守り神「龍木」に
物語は、OMODOCが石巻市のこども達と協力して行なった、津波による流木を町の守り神と再生させたワークショップ「龍木プロジェクト」を題材にしています。大学の卒業制作として発表し、東京都美術館や、石巻市図書館、絵本の舞台となった石巻市のアートカフェ「川辺りの散歩道」で展示したところ、多くの方から「ぜひ出版してほしい!」というお声を頂きました。いくつかの出版社に持ち込みをしましたが、無名の作者が描いた絵本は自費出版でないと出版が難しいとわかりました。
(地元のこどもたちと一緒に龍木に鱗をつけました。
一枚一枚に希望のメッセージが書かれています。)
子供たちを笑顔にすることで被災地全体を笑顔にしたい
2011年6月、私は、得意分野のアートで被災地支援をしたい思い、女子美術大学のヤマザキミノリ教授の呼びかけの下、同大学の学生18名で「OMODOC(おもどっく)」を結成しました。OMODOCとは、こども(CODOMO)を逆から読んだ造語で、こども達を笑顔にすることで、被災地全体を笑顔にしたいという思いが込められています。
(石巻市で勤務する先生方から被災地の生の声を聞きました。)
活動に勇気をくれた頼子さんとの出会い
~「龍木プロジェクト」のはじまり~
活動を行うにあたり、実際に被災地へ訪れ、石巻市に勤める先生方から被災地の現状を伺いました。被災現場を目の当たりにし、「衣食住が足りない中で、アートが必要なのか?」という葛藤もありましたが、石巻市八幡町にあるアートカフェ「川辺りの散歩道」のオーナー三浦頼子さんとの出会いが私達に勇気をくれました。
頼子さんは、津波により大きな被害を受けたにも関わらず「修復工事が終わったら、ぜひうちでワークショップをやってください!」と、笑顔で私たちを受け入れてくれました。その際に、絵本の主人公となった龍にそっくりな龍木を紹介していただき、【龍木プロジェクト】が始まりました。
大学がある神奈川県がら宮城県石巻市に通うことが難しく、途中で諦めそうになることもありましたが、石巻市の皆様に支えられ、2011年10月1日に龍木が完成しました。そして、ちょうど同じ日に、「川辺りの散歩道」が再開しました。
(龍木を嬉しそうに紹介してくれる頼子さん:いちばん右)
(龍木完成!大きな津波被害があった旧北上川を見守るように展示されています。)
「龍木の不思議な力」を絵本でもっとたくさんの人に広めたい
龍木が完成したあと、石巻の方に「がれきで灰色だった世界にカラフルな龍が現れてくれて、とっても元気が出ました。」と喜んでいただき、この龍木には、見た人を元気にする不思議な力があると感じました。その力をもっと沢山の方々に広めたいと思い、龍木に負けないくらいカラフルで元気な絵本を作ることにしました。
実際に読まれた石巻市の方々からは「この本に励まされました。」という感想を頂きました。また、たくさんの方から「こどもに読んでもらいたい」というお声を頂きました。絵本は、こどもに夢を与えたり、世界をひろげたりと、思考の成長につながるとても大切なものです。この本を読んだこども達は震災について考え、今後震災があったときに自分がどう行動すればいいか等を考えるきっかけになるかもしれません。被災したこども達も、自分たちが作った龍木が絵本になれば、誇りと自信になると思います。
(龍木作成に関わってくれた川辺りの散歩道の素敵な皆さん。)
(絵本のワンシーン。龍木が完成した同じ日に、頼子さんのカフェが再開しました。)
みなさまのご支援は、全額絵本の出版費用に充てられます。
絵本の出版部数は、目標を1000部にしています。また、絵本による印税は支援者様の引換券の制作費や、今年の9月に川辺りの散歩道で企画をしている絵本の原画展の運営費用、石巻市で活動を行なう団体への支援金に充てられます。震災で多くのモノを失いましたが、そこから得たものを絵本を通して残していきたいと思います。どうぞ皆様のお力添えをお願いいたします。
【引換券】
*缶バッチ
「OMODOC」のマスコットキャラクター「オモドくん」とガールフレンドの「オモコちゃん」、弟分の「オモ助」の缶バッチ(どれが入っているかはわかりません。)
*活動報告冊子
OMODOCの活動を24ページにまとめた冊子です。著者:松田春花 監修:ヤマザキミノリ
*松田春花の他作品の絵本
「ゆめくいくん」夢の中で戦うゆめくいくんとゆうくんの、勇気と友情のストーリー
え・さく まつだはるか
≪OMODOC公式サイト≫▼ロゴをクリック!
プロフィール
東日本大震災後、20回以上に渡り被災地へ赴き、アートによる支援、泥かき、漁業支援、仮設住宅支援など、様々なボランティア活動を行っている。自身
リターン
2,000円+システム利用料
*サンクスレター
*オリジナルポストカード(2種類)
*OMODOC活動紹介リーフレット
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
*サンクスレター
*オリジナルポストカード(2種類)
*OMODOC活動紹介リーフレット
*オリジナル缶バッチ(1種類)
*絵本「町をまもった龍木」(1冊)
- 支援者
- 44人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
*サンクスレター
*オリジナルポストカード(2種類)
*OMODOC活動紹介リーフレット
*オリジナル缶バッチ(2種類)
*絵本「町をまもった龍木」(1冊)
*OMODOC活動報告冊子(1冊)*支援者として支援者様のお名前を絵本に記載
- 支援者
- 40人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円+システム利用料
*サンクスレター
*オリジナルポストカード(2種類)
*OMODOC活動紹介リーフレット
*オリジナル缶バッチ(2個)
*絵本「町をまもった龍木」(1冊)
*OMODOC活動報告冊子(1冊)
*支援者として支援者様のお名前を絵本に記載
*松田春花作の絵本(2作品)
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 19
プロフィール
東日本大震災後、20回以上に渡り被災地へ赴き、アートによる支援、泥かき、漁業支援、仮設住宅支援など、様々なボランティア活動を行っている。自身