プロジェクト概要

オックスフォード大学の公式オーケストラが福島県の子ども達と同じ舞台で大迫力の共演を!

 

皆さんこんにちは!Orchestra MOTIF(モチーフ)の日置駿です。3年前は皆様に温かいご支援を頂き、本当に有難うございました。(前回のプロジェクトはこちら:https://readyfor.jp/projects/orchestra-motif ) その後、私は音楽と社会の関係性をもっと深く勉強するために英国オックスフォード大学修士課程に進学し、MOTIFも様々な活動を継続してきました。

 

オックスフォード大学では大学唯一の公式オーケストラ(Oxford University Orchestra) に所属していたのですが、今回そのオーケストラが日本を訪れ福島県の子ども達と音楽を通した交流を行うプロジェクトを立ち上げました!

 

Oxford University Orchestra の定期演奏会の様子
Oxford University Orchestra 定期演奏会の様子

震災を風化させないために、音楽家に出来ること

 

東日本大震災から8年が経過しようとしていますが、復興は少しずつ進む一方、被災地からは急速に人口が流出し、深刻な若者不足に悩まされていると聞いています。

 

私は震災後の2012年夏から福島県相馬市を定期的に訪れ現地の子ども達にバイオリンを教える活動に携わっていましたが、被災地の方々に話を聞くと、「震災を風化させないで欲しい。忘れないで欲しい。」という声が多くあります。
 

オックスフォード大学留学後も、私の中には常に福島の事があって、「なんとかして世界の目を福島にもっと向けられないだろうか」と考えていました。

 

今回、オックスフォード大学からは福島の事を学びたいと30名の学生が日本を訪れ、MOTIFのメンバーと一緒に福島県相馬市で一般社団法人エル・システマジャパンが主催するコンサートに参加するのですが、こうして実現まであと一歩の所まで来る事が出来、とても嬉しく思っています。

 

Orchestra MOTIFの団員達
Orchestra MOTIFのメンバー達

 

国境を超えて繋がる福島への想い

 

実はこのツアーを企画した背景には、オックスフォード大学の学生たちとのやりとりがありました。

 

ある日、大学の友人に「福島の事を知っているか?」と尋ねたところ、彼はこう答えました。

 

「ああ、聞いたことがあるよ。もう住めないんだっけ?」

 

そう聞いた私は一生懸命「そんなことはない。帰宅困難地域はまだ存在するけれど、現地に人を戻そうと皆頑張っているんだ。」と説明しましたが、ある意味これが現実なのだと気付かされました。

 

その次の日から「この誤解を払拭するには、実際に福島を訪れてもらうしかない!」という強い想いの下、私はこのプロジェクトを構想し、色々な人を説得して周りました。

 

説得とは言いましたが、実際のところオックスフォードの皆はとても深く共感をしてくれました。このツアーへの参加を実際に呼びかけると、オックスフォードの学生からは予想をはるかに上回る数の応募がありました。日本を知りたい、福島の事を知りたい、音楽家にも出来ることがあると思う、という声が多く聞こえて来たことは嬉しい驚きでした。

 

福島県の子供達は楽器に興味津々!
福島の子供達は楽器に興味津々!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなオックスフォード大学の学生たちの願いを叶えるために、私は今、日本の皆様にご支援をお願いしたいと思ってクラウドファンディングを立ち上げています。

 

具体的にご支援頂きたいのは、福島県を訪れる資金です。バスでの移動や大型楽器の運搬など、夢を叶えるためにはとても多くのお金が掛かってしまいます。

 

学生は自分達でお金を出し合って日本にやってきますが、まだ学生の彼らにとって、渡航費以上の出費はとても大きな負担です。オックスフォードの学生たちと福島の子ども達が音楽を通して絆を築くために、皆様のお力をお貸しいただけませんでしょうか。

 

音楽を通してオックスフォード大学と福島の子ども達の心を一つにしたい!

 

私はこれまでの活動を通して、「音楽で誰かの背中を押し、何か社会のためになりたい」という思いを持ち続けてきました。2012年にMOTIFを立ち上げて以来、ミャンマーやカンボジア、また福島の子ども達にアプローチをして参りましたが、この気持ちはオックスフォード大学に留学してから、より強いものになりました。

 

カンボジアの子供達に音楽を届けました!
カンボジアに音楽を届けに行きました

 

というのは、オックスフォード大学オーケストラで出会ったメンバーが、皆、音楽で少しでも世界をより良い場所にしたいという気持ちを持っている事を知ったからです。

 

今回のプロジェクトは、音楽を通じてオックスフォードと日本の若者、そして福島の子供達が心を一つに出来るものであり、その交流はきっと参加する皆の心に深く刻まれるものになると信じています。

 

南米発のエル・システマは、子ども達が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組み!

 

1975年に南米ベネズエラで始まった社会変革を目指した音楽教育「エル・システマ」。家庭の経済状況にかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みです。子ども達が、自ら協調性や、規律を学びながら、目標に積極的 に取り組む姿勢を身に付けることで、希望や誇りをもてるようになることを目的としています。

このエル・システマは、世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を輩出しているだけでなく、 子ども達を犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジ ティブな影響を与えていることから、ユネスコ、米州開発銀行等の外部機関からも評価されています。

 

FESJ/2015/Mariko Tagashira

 

相馬から始まる日本独自のエル・システマの取り組み

福島の子ども達への音楽支援を行う一般社団法人エル・システマジャパン

 

こうしたエル・システマの理念は、東日本大震災によって厳しい状況にさらされている福島の子どもたちにも夢と希望を与えることができるのではないかという思いから、一般社団法人エル・システマジャパンは2012年3月に設立され、その後、岩手県大槌町、長野県駒ケ根市での子どもオーケストラ、東京都で、聴覚、視覚障害を持つ子どもが参加するホワイトハンドコーラスの活動が展開しています。

 

FESJ/2015/Mariko Tagashira

 

音楽は人々を励まし、心を繋ぎ、未来を作るもの

 

このツアーを通して、私たちは音楽の可能性、すなわち音楽は人々の心を繋ぐものであるという事を体現したいと思っています。

国籍、世代、人種…あらゆるものをはるかに超えて喜びを共有することができる、まさに音楽は世界共通言語なのです。

 

ジョイント演奏では、イギリス第二の国歌とも言われるエルガー作曲の『威風堂々』と、相馬が誇る郷土の民謡である『相馬盆唄』を演奏する予定です。相馬の子ども達と、オックスフォードの学生たちと、東京の若者たちが一つの音楽を共有する、その瞬間の事を想像すると、、、今から鳥肌がたってしまいます!その瞬間を作るために、是非皆様のご支援をよろしくお願いします。

 

Oxfordの学生達

 

未来のリーダーたちに、福島の今を見て欲しい!

 

今回のツアーでは、イギリスの学生たちと福島の子ども達が音楽を通した交流をするだけでなく、震災からの復興の現状を知るための時間もしっかりと取りたいと思っています。コンサート翌日には南相馬市に移動し、現地の一般社団法人”あすびと福島“の協力を受けて、被災現場の視察及び地元の高校生・大学生との対話を試みます。

 

Oxfordの学生達
Oxford University Orchestra リハーサル中の一コマ

 

1000年近い歴史を誇り、世界のリーダーを輩出し続けてきたオックスフォード大学の学生たちが震災復興に目を向け、寄り添おうとしている事はとても意義深いことだと思います。この企画を立ち上げた私としては、彼らが福島の‘今’を肌身で感じ、考えてもらう時間を作るためにこのプロジェクトを何としても実現させたいと強く思っています。

 

福島の今の姿を知ることを通じ、オックスフォードの学生たちはきっと震災を考え、何か行動に移してくれるかもしれません。また、必ずや福島の子ども達や若者、東京の参加者にとっても大きな刺激となることと信じています。

Oxfordの学生達
Oxford大学の図書館

 

少し大袈裟かもしれませんが、日本の若者たちの未来のためにも、皆様のご支援を何卒宜しくお願いいたします。

 

音楽を共有することで、国境を越えて、世代を超えて、心を震わせたい!

 

100人以上の演奏者が舞台で奏でるオーケストラの演奏は衝撃的で、感動的で、まさに心がふるえるものです。この感動はきっと参加者の心に深く刻まれ、生涯に亘って忘れられない体験になると信じています。

今回のツアーは、オックスフォード大学の長い歴史の中で初めて日本をオーケストラとして訪れるものですが、その歴史的な意義よりも、参加者一人一人の人生にとって記憶に残る時間になることの方が大事かもしれません。

 

Oxfordの学生達

 

その一人一人にとっての歴史的な瞬間を作り、また世界中からの福島への気持ちを届けるために、どうか皆様のご支援を宜しくお願いします!

 

 

■東京公演

 2019年3月21日(木・祝)15:00開演

 慶應義塾大学藤原洋記念ホール

 指揮:カヤナー・ポンチョワン・ベイリー(Oxford University Orchestra指揮者)

 ・Holst/組曲《惑星》より「木星」(編曲版)

 ・Beethoven/ロマンス第2番 (ソリスト:日置駿)

 ・Butterworth/シュロップシャーの若者

 ・Mason/Kintsukuroi(日本初演・新曲)

    ※Oxfordの学生であるメイソン氏が日本をイメージして作曲した新曲

 ・Elgar/行進曲《威風堂々》より第5番+《エニグマ変奏曲》より第9変奏”Nimrod”(編曲版)

 ・外山雄三/管弦楽のためのラプソディ

 

■福島公演(エル・システマジャパン主催 相馬子ども音楽祭にゲスト出演)

 2019年3月24日(日)13:00開演

 相馬市民会館

 ・Holst/組曲《惑星》より「木星」(編曲版)

 ・Beethoven/ロマンス第2番 (ソリスト:日置駿)

 ・Elgar/行進曲《威風堂々》より第1番(相馬の子どもたちとの合同演奏)

 ・相馬盆歌(相馬の子どもたちとの合同演奏)

 

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・プロジェクトの終了要項
2019年3月18日から同年3月26日までの間ツアーを催行し、藤原洋記念ホールおよび相馬市民会館でコンサートに参加したことをもって、プロジェクトを終了とする

2019年 
3月18日 英国出発 
3月19日 日本到着 リハーサル 
3月21日 東京コンサート 
3月23日 福島移動 リハーサル 
3月24日 福島コンサート 
3月25日 被災地視察/交流 
3月26日 日本発

※天災等やむを得ない事情により予定していた日にイベントが開催できなかった場合は、ご支援いただいた額をエル・システマジャパンを通じて福島の子供達への支援に充てさせて頂きます。

 


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