協力隊の長い歴史の中には、派遣国の切手になった隊員たちがいます。
その最初はラオス・ビエンチャン工芸学校で竹工芸を教えていた岐部朝光隊員(昭和41年派遣)だと言われています。
その他にもガーナやパキスタン、ニカラグア等でも隊員がモチーフとして描かれた切手が作成され、それらは『持続する情熱』のJICAボランティア略史「写真で見る50年の軌跡」の中で紹介しています。

 

2006年にホンジュラスで発行された「JICA事業記念切手」は、中米との外交樹立70周年、ホンジュラス協力隊の派遣取極30周年を記念したもので、元協力隊員で「算数大好きプロジェクト」の主導的な役割を果たした西方憲広専門家(左下)と、シャーガス病の対策活動で活躍した山内志乃さん(右下)がモデルになっています。(山内さんの写真はホームページでも使わせていただいています)

 

今回、記念誌『持続する情熱』を作成するにあたり、関係者および出版社と作業を進める中で、隊員たちの活動が一つの国だけにとどまらず、他の国へと波及した事例を取り上げることになりました。(第Ⅲ部・第1章「国境なき奮闘録」)
その中でテーマとして選んだのが、①防災と復興、②感染症撲滅、③教育の普及の3つでした。お二人の切手は②感染症撲滅と③教育の普及で共に大きな成果をあげた事例の一つです。

「国境なき奮闘録」では、ホンジュラスの隊員たちだけではなく、アジアやアフリカで大きな成果をあげた理数科教師隊員たちの活動、天然痘、ポリオ、マラリアやエイズ等の感染症と向き合ってきた隊員たち、そして世界中で毎年のように発生する地震、ハリケーン、洪水等の災害に対して、隊員たちがどのような行動をとったのかを紹介しています。
 

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