プロジェクト概要

福島県相馬市では、震災後、津波で甚大な被害を受けた地域が「災害危険区域」に指定されました。「災害危険区域」とは、いわゆる “津波が到達したエリア” 。
 

まさに去年、海開きのお祝いをお贈りした原釜・尾浜海水浴場から道を一本挟んだ内側のエリアも、その一つです。


そして2020年、ここに新たな「広場」が完成することになりました。

 

ここは、今後住宅などを建てることが禁止されている海沿いのエリアで、もともとは、多くの住民の方が暮らし、「我が家」があった場所です。

 

その広大な敷地に、市民の方や子どもたちが笑顔で集うことができるよう、「色あせない青・インミンブルー」を使って、みんなで絵付けしたタイルを作り、広場に寄贈しようというプロジェクトを立ち上げます。

 

災害危険区域、建設予定地。2018年12月撮影 by LOVE


こんにちは、シンガーソングライターのLOVEと申します。

 

2018年夏、相馬市の原釜・尾浜海水浴場では、震災から8年ぶりとなる海開きが開催されました。

その海開きを、より多くの人と祝おうと昨年立ち上げた「
SOMA BLUEプロジェクト」。

214名の支援者の皆さま、このプロジェクトに協力してくれた方々とともに、世界で200年ぶりに発見された新しい青(インミンブルー)を使った絵の具を作り、大きな青い大漁旗と相馬の子どもたちによるお絵描き小旗とともに、海水浴場を「おめでとう」の想いが宿った“青”で飾ることができました。

 

ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
 

SOMA BLUE絵の具で描いた大漁旗


海開き当日の様子はこちらから:


100% 紫外線をはじき、「永遠に色あせない希望」のメッセージを運ぶ、世界で200年ぶりの発見となった「新しい青」の顔料:インミンブルー。その顔料を使い、日本で初めての絵の具「SOMA BLUE」が完成しました。

皆さまからの「おめでとう」の気持ちが込められた絵の具で、現地の幼稚園児たちに、小旗に絵を描いてもらい(イカやタコなどの海の生き物たちの絵が完成...!)海開き当日を飾ったあと、「持ち帰りたい!」という子どもたちの声に答え、記念にお渡ししました。

 



あれから1年。今年も無事に原釜・尾浜海水浴場では、震災後 2度目となる海開きが開催され、大漁旗は今年も相馬の海にはためきました。

 

皆さまからの「おめでとう」の気持ちは現地相馬で、色あせることなく今も青く輝いています。

2018年7月21日、8年ぶりの海開き。8年ぶりに海に飛び込んだ地元の子ども達

 

この場所で、語り継ぐことがはじまるように。
“色あせない青”で描かれたタイルとともに、みんなの想いをカタチに残す。


「子ども達が大きくなった時に、彼らの子ども達にも語り継ぐことができるよう、何か見える形で青の物語を残したい」

 

以前、相馬市の先生方から預かっていた言葉があります。

 

私はこの8年、たくさんの方々のおかげで、相馬市での「今日ここライブ」開催も継続できています。作詞作曲を担当した「SOMA BLUE」という曲は、相馬東高校の吹奏楽部と一緒に音源に残すことができましたし、「震災後初の海開き」へのお祝いとして絵の具を贈ることも叶いました。

 

けれど、もっとみんなに見える“カタチ”で永く残せる何かがあるのではないか......。

この先、この「青」自体が語り部となってみんなの想いを未来に伝えることができるはず。そんな想いで、今回「SOMA BLUEタイルアート」プロジェクトを立ち上げます。

 

2019年8月12日、新白河にて。
新たな下絵薬の調合に成功、タイル制作にご協力してくださる大堀相馬焼・松永窯

 

福島県の浜通りで私がお会いした方々は、引き続き<次世代に残したいもの>を作ろうととても精力的です。日本で初めて相馬市にやってきた、「新しい青」「色あせない青」もその希望の一つとなりました。

 

震災以降の、今日までの彼らの努力が報われる未来を、それを目撃するすべての人たちにも喜ばれるものを、ここからさらに作っていくために。

 

伝えたいことも、伝え残さないといけないことも、ちゃんとみんなで分かち合ってゆくための、SOMA BLUEタイルを作りたい。

 

数十年先、海沿いの広場を訪れる子ども達に、「これ、お母さんが描いたんだよ」と話せる日がくるように。元住民の方々にとっては、お名前やお言葉を刻み残すことで「ここに私たちの家があった」という大事な思い出と共に、もう一度その場所に集う新しい理由になれるように。

 

今回は2段階でゴールを設定します。
より多くのご支援が集まれば、さらに多くのタイルを広場に寄贈できます。

 

今回は、皆さまからいただいたご支援でタイルを製作し、地域の方々に直接絵付けをしていただける機会をもうけ、広場の完成までにタイルを焼き付けたものを寄贈、広場の装飾としてご使用いただきたいと考えております。


※以下のイラストはイメージです。広場内のどこにどう装飾するかは、相馬の方々による采配になります。

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◆第一目標(150万円)で目指すゴール:

SOMA BLUE タイル(500枚)を製作・寄贈します

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◆第二目標(250万円)で目指すゴール:

SOMA BLUE タイル(1000枚)を製作・寄贈します

 

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原料である「インミンブルー」はまだ発見から日が浅く原料が非常に高価なため、ペイントなどの商品化はほとんどされていません。タイルへの絵付けとしての配合も、一からの初挑戦となりました。

 

ご協力いただいたのは、大堀相馬焼の窯元、新白河に再建された松永釜。前回は陶器への「上絵薬」としての配合とリターンの品制作にご協力いただきましたが、今回は、また一から調合をお願いする必要がありました。焼き付けをしてもしっかりと絵や字が残るために「下絵薬」としての調合をし、無事、綺麗な青が高温に耐えて再現できるまでテストを繰り返していただきました。

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タイルは、小さなお子さんでも絵付けしやすいように 15cm×15cmを用意。第1弾の絵付けワークショップは、9/21(土)スポーツアリーナそうま一帯で開催の、「LOVEの’今日ここライブ’を相馬のみんなと開催するという事」にて行います。

 

 

 

想いと希望と物語を“色”に込めて。
人々が一緒に放つことができる「色あせない希望」を。


2011年の東日本震災以降、復興に取り組んでこられた相馬市の方々の継続的な「希望」への形作りを、私もご縁あって近くで見させていただくようになって8年になります。

 

スタート地点は2012年。震災直後の入学式当日、大きな声で言えなかったという「おめでとう」の言葉。8年たってもなお、「おめでとう」という言葉にいろんな思いが込み上げます。

 

悲しさ、悔しさ、たくさんの言葉にならない思いと、それでもなお元気に成長する子ども達の姿と、それを支えてこられた大人の方々の奮闘に敬意は増すばかりです。

 

もともとは相馬市の小学校入学式への文房具を送るためのコンサートだった「今日ここにいるという事」ライブを主催し始めた2012年から、たくさんの方々とのつながった、つなぐことができたご縁が、引き続き続いていることに感謝し活動してまいります。


2018年4月28日、今日ここライブin 相馬、出演者観客一同


昨年作った「SOMA BLUE」の絵の具同様、どこか一社のスポンサーによる商業目的ではなく、「全国の方々が''福島の浜通り''に寄せる想いが、美しい青になって残る」というドキュメントを残すことで、引き続き長期的な課題にも取り組む福島県にとってのシンボルとなれば幸いです。

 

皆さまからのあたたかい応援・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

相馬港、沿岸部にて

 

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チーム SOMA BLUE紹介

シンガーソングライター LOVE  

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たくさんの方々のおかげで、昨年の海開きは大変喜ばしい1日でした!その先にやっと始まった新たな海沿いの再建。今度は海の近くの広場で子どもたちが走り、笑い、遊ぶ。それを大人やおじいちゃんおばあちゃんまでが見る、そんな新たな景色の始まり。広場のオープン時、みんなの目に映る色褪せない「青」を、やっぱり私は「おめでとう」の気持ちで贈りたい。皆様にも、お祝いの気持ちでご参加いただけたら大変嬉しく思います。何卒ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

相馬原釜漁港・漁師、菊地基文  

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震災がきっかけで手を差し伸べてもらい、そのご支援がきっかけで交流が深まり、その関係性がきっかけとなり立ち上げた「SOMA BLUE プロジェクト」。

震災から8年が経ち、ライフラインの整備や被災者の生活再建も粗方整いつつある一方、農水産業には原発事故の影響が未だに尾を引き様々な問題を抱えているのが現状で、その仕事に携わる人たちはこれからの地域のために日々奮闘しています。

 

「SOMA BLUE プロジェクト」は、そんな大人たちが中心となって、この地域の未来を担う子供たちに相馬の魅力や誇りを繋ぎ残すきっかけになればと取り組んでいます。皆様のお気持ちが相馬の大人のモチベーションとなり、相馬の子供たちの地元愛に繋がると思います。ご支援のほどどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

大堀相馬焼 松永窯4代目、松永武士 

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200年ぶりの貴重な「青」とのコラボレーション、今年で2回目となりました!
今年は地域の人たちと一緒にタイル作りをさせていただくことは産地としてはこれまでにない喜びです。地域の皆さんとLOVEさんの音楽とともに、長く愛されるプロジェクトになることを願います。

 

インミンブルー発見者のマス・サブラマニアン教授

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このプロジェクトとSOMA(YInMnBlue) BLUEに対する色褪せない'愛(LOVE)'に出逢えたことを嬉しく思います。想像を絶する原子力災害を経た福島県の子どもたちに対する揺るぎないサポート、その情熱に、感銘を受けました。この素晴らしい旅路の中で、インミンブルーが役割を担うことが嬉しく、このプロジェクトへの参加を光栄に想います。また、顔料の発見者としては、インミンブルーの発見から10年を数える年にふさわしい軌跡だと考えます。

 

I am so delighted to know about SOMA BLUE TILE ART PROJECT and your unfading 'Love' for SOMA (YInMn) blue.  I'm greatly inspired by  your unwavering passion to support the children of Fukushima who experienced an unimaginable nuclear disaster.  I am so honored and humbled  about my participation in this project and overwhelmed to know that our YInMn blue discovery continue to play a role in this amazing endeavor .  As a discoverer of YInMn blue pigment,  I consider this event is also a fitting  tribute to SOMA (YInMn) blue as it marks the 10th year anniversary of its discovery".


 

スケジュール


9月21日(土):今日ここライブ@スポーツアリーナそうま
         絵付けのワークショップ 実施予定

 

2020年春:相馬市に完成したタイルを寄贈

広場の完成スケジュールやタイルの設置場所などは、今後新着情報でもお知らせいたします。
 

資金の使い道


皆さまからいただいたご支援は、以下の費用に使用させていただきます。

タイル500枚の制作費 / 色付けのための顔料 / 焼き付け / 顔料調合研究費 / 運搬費用 

合計:150万円

 


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