プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

食べるだけでなく料理もできる参加型食堂。和の素朴な味わいを学び、命をつないでいきたい!

 

はじめまして、沈久美と申します。中学校教員、編集ライターを経て、三島に帰郷し15年目になります。「駅から5分、ホタルに会える街」と言われるように、三島は緑と利便の共存が魅力です。三嶋大社に守られ、箱根西麓野菜など地場野菜のおいしいこの地で子育てをしつつ、さまざまなボランティア活動をしています。

 

そんな中、子供たちの家庭における日常食が過ぎたるごちそう・虚しい贅沢品になっている点に気づき、このままいったら次の命は望めないかもしれないという危機感から、今回プロジェクトを立ち上げました。

 

市民力が旺盛でボランティアが盛んな三島の街で、食べる人を作る人にする『台所シェア型こども食堂』を作ります。清浄な玄米と今ある食材を使った旬の一汁一菜を献立の基本に添えた食堂です。その運営費用として30万円が必要です。

 

三島でのイベントの様子など

 

 

ごちそうだらけは不幸の始まり!?

 

子育てほど尊く楽しい仕事はないと考えている私の願いは、元気なカップルとその子供たちが地域にもっと増えることです。私個人は晩婚・高齢出産で、たった一人の子供をやっとこさっとこ産んで育てているものの、一人はやはりさみしいものです。保育園ばかりが満員で、地域おこしのイベントや伝統芸能の継承に子供がちらほらというのでは地域の未来はどうなるのでしょう。

 

元気な子どもたち

 

今いる子供たちにも、できるだけ早いうちから「命を次につなぐ」という意識を社会的相続の一つとしてやっていかなければと思います。ところが、意識は養われても、身体が出産・育児に適さなければ、それは新たな不幸を生んでしまう。だからこそ、子供にまつわる最近の食事情を黙認できないのです。

 

学校給食は行事食・地域食に積極的で、多彩なメニューはありがたいものの、動物性食品が多く、ごちそうが過ぎる印象です。動物性食品、添加物・油脂・砂糖などで口当たりがよくなっている加工食品、世界のごちそうがあっという間に出来上がるインスタント食品、菓子類などで子供たちの心身が作られているという現状は、他人事では済まされません。

 

 

 

すべては命を次につなぐため。恩返しのためにも、子供たちに食事の用意をしたい!

 

現代っ子は、総じて刺激的なごちそうで毎日満腹。ひもじさはないので、特に不満もなく不幸とも思っていないでしょう。しかし実態は栄養不足で飢餓状態。生活習慣病と予備軍合わせ15%、骨折は昭和40年代に比べ3倍近く増えているというデータもあり、幼い身体が「毎日少しずつ劣化・老化している」という新聞記事(産経)には共感を超えて震えました。また、多忙な両親の陰にある子供の弧食・個食が問題視されて久しいです。

 

ひとりぼっちの子どもたちがいます

 

テレビとスマホとゲームに囲まれ、ポツンと独り、虚しい贅沢食品を食べている子供の姿を想像するのは辛いです。以上のような家庭食の崩壊は三島に限ったことではありません。三島の貧困・弧食事情も表立ってはあまり見えてきませんが、小学校の運動会や持久走大会などを観る限り、子供たちの心身の裏事情、目に見えない格差を思わずにはいられません。

 

食の改善は低年齢の間なら案外カンタンだと私は思っています。作ってくれる人がいればいいのです。何らかの事情で食事の用意ができない親御さんも、命をつないでくれた地域の恩人です。子供たちが丈夫な心身をもって大人になり、健康な命を次につないでもらうため、私は原初の食(玄米ごはんと一汁一菜)の普及活動を、ボランティアの中心に据えようと決意しました。

 

みんなでご飯を食べられる環境をつくりたい

 

 

南洲伏見園との出会いから、保育園メニューで「こども食堂」を始める。

 

そんなとき、玄米菜食を取り入れている南洲伏見園(静岡県駿東郡清水町)という保育園の理事長さんと出会いました。園児たちの給食は、私が日々、自分の娘に作っているものとそっくりです。それはもう驚きで、初対面にもかかわらず、細かい話は不要だと即効で信頼してしまったほどです。

 

ただ決定的に違っているのは、園児の食べっぷりが格別だったことでした。みりんも砂糖も(もちろん化学調味料も)使っていないのに、野菜には甘みがあって口当たりがとてもよかったのです。なぜか?理事長さんはあっさり教えてくれました。「超弱火でじっくり煮るのです」と。

 

さっそく、保育園の給食メニューで、「こども食堂」を立ち上げることになりました。昨年11月の第1回目も、12月の第2回目も、知りあいの子供たちは喜んでお手伝いに駆けつけてくれました。賑やかで楽しくておいしい玄米菜食の「こども食堂」。玄米は初めてという子がほとんどで、汁物もおかずも野菜ばかりなのに、違和感なくおいしそうに食べていました。その食べっぷりは圧倒的です。

 

みんなで楽しくご飯をつくって食べました!

 

 

貧困・弧食の子供たちにアプローチするには、毎日やっているお店が必要。

 

第一に、貧困・弧食の子供たちに来てもらうには「常設」というキーワードは外せません。常設とはつまり、基本的に毎日やっているということです。私が「こども食堂」にまず期待する効果は、子供の心身の劣化と老化を食い止め、命をつなげる身体になってもらうことです。

 

食から子どもたちの笑顔を

 

享楽的なイベント共食も意味あることですが、月に1回、週に1回程度では目的は達成されません。なるべく毎日、学校給食と同じくらいか、それ以上の頻度でないといけないのです。それには場所を改めなくてはなりません。ニーズのある場での常設店舗化です。

 

今回私が、ぜひこの地にと考えるのは、三島駅南口徒歩10分の場所です。近くに楽寿園があり閑静、その上、近隣に予備校、塾が多く(勉強前の腹ごしらえ)、大学、専門学校、高校、中学、小学校を有する文教地区が徒歩20分圏内にあります。さらに、両親夜不在の家が多い(飲食店・水商売関係)という土地柄でもあります。

 

 

子供の成長を促す「台所シェア」というスタイル。

 

「こども食堂」は、一般的なイメージとして、ボランティアの大人がメニュー決めから食材調達、調理を行い、子供は食べる係という一方向的なスタイルではないだろうかと思います。とても意義あることですが、上げ膳据え膳の前に子供を座らせておくのはもったいないです。

 

食べる人が作る人になって初めて成長です。貧困の世代間連鎖という壁を壊していけるのは、暮らしの中の小さな、提供・被提供の逆転から、ではないかと私は思っています。

 

子どもたちみんなでご飯をつくります

 

台所シェアスタイルという「こども食堂」ならば、台所を訪れる一人ひとりのレパートリーをより粗食系、より無添加系に進化させていく実験の場という構想もふくらみますが、それよりも食にまつわる社会的相続という可能性が広がっていくのではないでしょうか。「食は生命の基」であることを教えていくには、一緒に作りながら食べながらの方がよいはずです。

 

 

玄米菜食を基本に「一汁一菜でよい」という習慣を子供たちに身に付けさせたい!

 

日本という豊かな国にあって、世界各国の贅をつくした料理は求めれば手に入る時代です。しかし、私たち日本人の肌身に合う食事はやはり日本の食べ物、和食以外にありません。こんな当たり前のことを、ようやく今、確信をもって言えるようになりました。もはや近代栄養学は日本において不要となりつつあります。和食の知恵のほうが圧倒的であるからです。

 

食事には「ハレ」と「ケ」があり、体作りに重要なのはケであるという考え方、「ごはんと一汁一菜で十分」という考え方を、私は子供たちの手本となって実践しながら命をつないでいきます。今回のプロジェクトで、『台所シェア型こども食堂』を出店するにあたり30万円が必要になります。

 

皆さま、どうかご支援よろしくお願い致します。

 

一汁一菜で子どもたちに笑顔を!

 

 

プロジェクト詳細

 

【3月中】朝ごはん食堂をスタート(台所シェア型ではない)

  • 場所:自治会集会所
  • 開店日時:月・火・木・金の6:30~7:30くらい
  • 衛生管理について保健所にご指導いただく
  • 食材提供者の募集

    

【4月】台所シェア型食堂の準備

  • 場所:三島駅南口徒歩10分の空き家
  • 準備内容:台所の改修繕、専用車や備品の調達
  • 人材:ボランティア募集と説明会
  • 告知:ブログやSNSなどの作成

※朝ごはん食堂は継続する。

 

【5月】台所シェア型食堂の開店

  • ボランティアの研修、調理の練習はOJTにて
  • 玄米菜食・一汁一菜についての講習随時
  • 中旬より週3程度からスタート→週5を目標に開店。

※朝ごはん食堂の継続について自治会と相談する。

 

【6月~9月】運営内容の充実化

  • 調理人を広く募集する(プロ・アマ・県外の方など不問)
  • 玄米菜食・一汁一菜についての講習随時
  • オリジナルレシピのストック→書籍化
  • 梅干し作り・味噌作り・乾物作りなど
  • 三島市の食イベントなどへの出店
  • 食材提供者との交流会など

 

 


 


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