静岡の漆文化を世界に!「漆の地産地消」を目指します!

静岡の漆文化を世界に!「漆の地産地消」を目指します!

支援総額

718,000

目標金額 500,000円

支援者
112人
募集終了日
2022年3月22日

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プロジェクト本文

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自己紹介

 

ページをご覧いただきありがとうございます!静岡市内の中山間地「オクシズ」でウルシを育て、市内の漆塗の文化財建造物の補修等で使用する「漆の地産地消」を目指す「オクシズ『漆の里』協議会」と申します。

 

オクシズとは?

静岡市は、北は3,000m級の南アルプスから南は水深2,500mの駿河湾まで、南北83.1kmに渡る広大な面積を有しています。そして、その8割が豊かな自然と地域特有の文化が残る山間の地域であり、「奥静岡」=「オクシズ」という愛称で市民に親しまれています。

 

当協議会は、林業、文化財、伝統工芸、地場産業、行政各関係者など、漆の地産地消に関わる「上流から下流まで」のメンバーで構成されており、平成31年3月に設立しました。

 

活動内容
  • オクシズでのウルシの栽培方法確立のための試験植樹
  • 漆に対する理解や関心を深めるための講演会やワークショップの開催
  • 人材育成・技術継承のための映像記録保存
  • 未利用部分である材を活用した商品開発

その他、取組みへの理解や周知を図るため各種イベントへのブース出展やFacebook、HP等での情報発信を実施しています。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

「山」と「街」をつなぐ物語

 

静岡市の市街地には、国宝や重要文化財に指定された建造物があります。『緑豊かな中山間地「オクシズ」で栽培される「ウルシ」によって、これらを護ることができる』ことに、皆が気づいたことから物語は始まりました。

 

オクシズでの植樹の様子

 

豊かな自然環境に囲まれたこの地域は、「オクシズ」という愛称で多くの市民に親しまれている一方、主要産業の農林業の衰退、著しい高齢化と人口減少、担い手不足、放置林・耕作放棄地の増加、森林・農地の公益的機能の低下 等々、様々な問題を抱えており、活性化のため新しい展開が求められています。

 

また、静岡市は漆塗りが施されている国宝・重文の文化財建造物を約40棟と数多く有している都市であり、文化庁がその修理に原則「国産漆」の使用を推進していることから、今後大量の国産漆をいかに安定的に確保するかが課題となっています。国産漆は、今でさえ市内はもとより県内にすらほとんど回ってきません。

 

「このままでは国宝、重要文化財が護れない…」なんとかしなきゃ!の想いで皆が立ち上がりました。

 

仮に1年に1棟の修理を実施するとして一巡するのに約40年。一巡する頃には最初の1棟が再び修理の時期を迎え、基本的に国産漆の需要が途絶えることはありません。途絶えることのない漆需要は、オクシズの農林業の新たな展開の可能性を示しているのです。(オクシズでの雇用の発生、農林業者の所得向上、担い手及び後継者の確保、定住人口の増加、自然環境の保全、公益的機能の維持 等々)

 

また、国産漆を市内で確保できるということは、文化財保護の観点からも大きなメリットです。

 

漆塗りの文化財建造物には、400年前から伝わる漆塗りの丁寧な職人技と、漆特有の神秘的な美しさが見られ、見る者の心を奪う大きな魅力があります。修理に必要な原材料を安定的に確保できることで計画的な修理が可能となり、市民のみならず国民の貴重な財産である文化財の保護が確実に実施できることの意義は大変大きなものです。

 

 

プロジェクトの内容

 

そこで今回、オクシズでウルシを育て、製品化し、市内の文化財修理等で消費する「漆の地産地消」の仕組みを構築しよう!という想いでこのプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

【ご支援いただいた資金の使途】

  • 植栽地の整備
  • 苗木の購入
  • 植栽作業
  • 鳥獣害防除
  • 下刈り等

健全なウルシ林を育成するための管理を継続的に行っていくことで、漆の安定的な生産体制の確保を図っていきます。

 

 

漆の地産地消を目指す私たちの取り組みは始まったばかりです。オクシズに植えたウルシが無事に育って「漆」が掻けるようになるまで、10年以上かかると言われています。まだまだ長い時間がかかる取り組みです。

それまでの間、活動と当初の「志」を継続していくためには、運転資金の調達だけでなく多くの方々の理解とご支援が不可欠と考えます。今回クラウドファンディングを活用し、全国の方々に文化財と国産漆を巡る現状、私達の取組みを知っていただきたいと思います。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

市内に所在する数々の文化財建造物の維持に必要な「漆」を、人口減少に悩むオクシズで育て、「オクシズ産漆」として商品化し、地産地消サイクルの構築による地域活性化と、文化財の維持という複数の課題を解決する取り組みとしていきます。

 

また、かの徳川家康公が駿府城を築城する際、全国から一流の職人達が駿府、現在の静岡市に集められました。その職人衆の一流の技術が時代と共に研ぎ澄まされ、「駿河漆器」や「駿河蒔絵」等 静岡市の誇る伝統工芸として今に受け継がれています。オクシズ産漆はこのような伝統工芸への利用も想定しています。

 

 

私達が暮らすオクシズや静岡のまちは、先人達の地道で絶え間ない努力の積み重ねで今があります。その積み重ねの中から、文化財や伝統工芸、それを支える技術、また、オクシズでの暮らしや独自の文化など多くのモノ・コトが受け継がれてきました。

 

私達は文化財も伝統工芸もその技術もオクシズも護りたい。なぜなら、それらを私達に引き継いできてくれた先人達のように、私達も次の世代に引き継ぎたいから。同じような状況にある全国の地域と多くの方々と想いを共有したいから。

まだまだ小さな一歩を踏み出したばかりで、前途多難で、これからもきっと試行錯誤の繰り返しですが、オクシズが、静岡市が「漆の地産地消」のまちになることを信じて取り組んでまいります。皆さんのご理解・ご支援が私達の背中を押してくれます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

     駿河蒔絵(文箱、器、手箱)        駿河漆器(変塗八角喰籠:新井吉雄氏作)

 

私達が目指すウルシ林(岩手県二戸市)

              

 

プロジェクト実行責任者:
オクシズ「漆の里」協議会 会長 川合和彦
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

植栽地整備100万円、苗木購入10万円、下刈作業40万円、鳥獣害防除柵等設置50万円 計200万円

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填致します。 万が一自己資金でも確保できなかった場合、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金は致しかねます。

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プロフィール

静岡市内の中山間地「オクシズ」でウルシを育て、製品化し、市内の漆塗の文化財建造物の補修等で消費する「漆の地産地消」を目指す「オクシズ『漆の里』協議会」と申します。当協議会は、林業、文化財、伝統工芸、地場産業、行政各関係者など、漆の地産地消に関わる「上流から下流まで」のメンバーで構成されており、平成31年3月に設立しました。 活動内容としては、 ・オクシズでのウルシの栽培方法確立のための試験植樹 ・漆に対する理解や関心を深めるための講演会やワークショップの開催 ・人材育成・技術継承のための映像記録保存 ・未利用部分である材を活用した商品開発 その他、取組みへの理解や周知を図るため各種イベントへのブース出展やFacebook、HP等での情報発信を実施しています。

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リターン

3,000


【漆へのお気持ちコース】

【漆へのお気持ちコース】

●心を込めて感謝のメールをお送り致します。
●協議会HPにお名前を掲載させていただきます。

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

10,000


【漆の輪を広げようコース】

【漆の輪を広げようコース】

●心を込めて感謝のメールをお送り致します。
●協議会HPにお名前を掲載させていただきます。
●協議会冊子を郵送で送付致します。

申込数
34
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


【漆へのお気持ちコース】

【漆へのお気持ちコース】

●心を込めて感謝のメールをお送り致します。
●協議会HPにお名前を掲載させていただきます。

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

10,000


【漆の輪を広げようコース】

【漆の輪を広げようコース】

●心を込めて感謝のメールをお送り致します。
●協議会HPにお名前を掲載させていただきます。
●協議会冊子を郵送で送付致します。

申込数
34
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月
1 ~ 1/ 3

プロフィール

静岡市内の中山間地「オクシズ」でウルシを育て、製品化し、市内の漆塗の文化財建造物の補修等で消費する「漆の地産地消」を目指す「オクシズ『漆の里』協議会」と申します。当協議会は、林業、文化財、伝統工芸、地場産業、行政各関係者など、漆の地産地消に関わる「上流から下流まで」のメンバーで構成されており、平成31年3月に設立しました。 活動内容としては、 ・オクシズでのウルシの栽培方法確立のための試験植樹 ・漆に対する理解や関心を深めるための講演会やワークショップの開催 ・人材育成・技術継承のための映像記録保存 ・未利用部分である材を活用した商品開発 その他、取組みへの理解や周知を図るため各種イベントへのブース出展やFacebook、HP等での情報発信を実施しています。

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