野生生物のために何かができる自分になれる! 連続講座を先行募集!

野生生物のために何かができる自分になれる! 連続講座を先行募集!

支援総額

222,000

目標金額 100,000円

支援者
26人
募集終了日
2022年7月19日

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※学生はこちらから無料で申込!

 

 

「1年後の私は、野生生物のために何かができるようになっている」

 

 

‖危機的状況な野生生物たち

 

人間の活動の影響を受けて、多くの野生生物が絶滅に脅かされています。

 

 

直接人間が野生生物に影響を与えるものとして、商業的な利用があります。

例えば、

  • 野生生物のペットとしての取引
  • 絶滅危惧種の入った伝統薬の取引
  • 絶滅危惧種を使った贅沢品(象牙や毛皮など)

などです。

 

また、間接的に、または気づかないうちに、我々が野生生物に影響を与えていることも多くあります。

例えば、

  • 日々買っている食べ物の作られ方が、現地の種の存続を脅かしている
  • 観光やアウトドア活動によって、知らず知らずに自然環境や野生生物を傷つけている
  • 店で買ったものが実は密猟されて日本に輸入されたものだった

などです。

 

 

‖「野生生物が好き。でも、守るために何ができるかわからない」

 

「野生生物が危機的な状態にあるのは知ってはいるが、

日本にいながらしてできることなんて限られている思いがある。」

 


「生物・動物を守ると言われても専門家っぽくておいそれと関われない思いがある。」

 

 

そんな声をよく耳にします。

 

実際に、

令和元年に環境省が行った「環境にやさしいライフスタイル実態調査等」では、

今後の環境の状況に対して不安に感じている20代・30代が約8割いますし、

 

2016年に国立環境研究所によって行われた環境問題に対する国民の意識調査では、

「自分自身の生活や習慣を変えなければならない」と7割以上が答えています。

 

 

近年では、「地球温暖化」や「気候変動」は多様な場面で目にする機会が増えました。それに比べて、「生物多様性」というワードを目にする機会は少ないのではないでしょうか。

 

多くの市民や地方自治体では環境を配慮して、「省エネ」や「リサイクル」などの取り組みが行われていますが、自然環境には無くてはならない野生生物を保全するための活動には、あまりスポットライトがあたりません。

 

 

しかし、野生生物を直接・間接的に保全する方法・機会は多くあります!

 

絶滅危惧種が入った商品や野生生物の生息地を壊す商品を避ける、地域の自然保護活動に参加するなど、より直接的に保全に関わることができます。

 

※今回6,000円以上の返礼品で用意している「生きもの目線で活動チェック」の冊子では、ご自身の生活を生きもの目線でチェックできるので、是非気になる方は読んでみてください。

 

JWCS発行「生きもの目線で活動チェック」p.3

 

 

‖「一年後には野生生物のために何かができるようになっている!を目指そう

 

 

JWCSは1990年発足時から、絶滅のおそれのある野生生物の商業取引を中心に、野生生物の視点に立って野生生物保全に関わる多くの活動を行なってきました。

さまざまな国際会議に参加していますが、特にワシントン条約の国際会議に、日本から参加している数少ない団体のひとつです。

 

これらの活動やその成果は今まで、市民活動を行う関係者に向けて発信してきました。

  ※国際会議に参加して、野生生物保全につながる提言をおこなっています 

 

 

●象牙問題

●ペット目的の野生生物利用

●伝統薬における野生生物利用

●漁業による水棲生物の絶滅

●持続可能な消費・生産

 

をテーマに、  

1)調査・提言:科学的なアプローチ調査を行い、それをもとに政府等へ政策提言 

2)生息地支援:絶滅危惧種の生息地における野生生物保全活動に対する支援活動

3)国際会議参画:国際会議に参画し日本の非営利組織として意見表明すること、また国際的な動向を把握

4)普及啓発:国内外から研究者を招いたセミナー開催と出版物作成などの普及啓発事業         

 

をおこなっています。  

 

 

 

30年以上も野生生物の保全活動をおこなってきたJWCSが、

このたび、ワイルドライフカレッジをオンライン講座とフィールドワークを組み合わせて開講することになりました!

 

カレッジを受講することで、

一年後には野生生物を守るために何が大切なのかを理解し、

自分らしい野生生物保全のための活動できるようになります。

 

 

‖ワイルドライフカレッジで、保全の基礎となる理論を一緒に学びませんか? 

 

ワイルドライフカレッジでは、以下の図のように理論と実践が交互に繰り返される構成になっており、最終的にはより専門的な保全活動ができるようになれる内容になっています。

 

 

 

 

 

 

JWCSはワイルドライフカレッジを通して、皆様がどのようなライフスタイルを持つかに関わらず、野生生物保全に取り組み続ける人を増やすことを目標としています。

そのため、理系・文系に関わらず幅広い分野に取り組む方からの受講を募集します。

 

※今回クラウドファンディングで先行募集するのは以下の赤枠で示している、保全理論を学ぶところです。

 

 

7月・8月にウェビナーで4回実施される“保全理論”は、実践をする上で大切な基礎的な内容を学ぶことができます。

ここを知るだけでも、「身の回りでこんなことができるかも!」と感じられるはずですので、多くの方に触れてもらいたいとJWCSでは考えています。

 

もちろん、関心を持ってもらったらその先のフィールドワークや後期のウェビナー受講をして頂きたいですが、まずは生物保全の入り口に一緒に立つ機会を持ってもらいたいのです。

 

 

‖今回のクラウドファンディングの目的

 

 

今回はこのクラウドファンディングで

一般の方から【前期「野生生物の理論」を学ぶウェビナー】の先行予約を行います!

クラウドファンディングでいただいた皆様からの寄付金により、学生以外のより多くの一般の方からの参加が可能となります。

 

学生の方は地球環境基金の助成金により無料での参加ができます。

学生のお申し込みはこちらからどうぞ。

 

 

により助成された事業です。

 

 

‖前期「野生生物の理論」を学ぶウェビナー

 

ここからは、今回先行募集する前期ウェビナー4講座の内容をお伝えします。

 

野生生物や環境の保全を考え実践に移る前に、身近な事例から野生生物にまつわる専門的知識をつけます。生物と保全生態学、野生生物と人間活動、人間活動による生物資源の利用、最後はグローバル・ローカル両方の視点で歴史を振り返りながら、保全について考え学びます。

 

 

  1.  「ファジー(曖昧)な用語で市民権を得た生物多様性」 

    講師:小川 潔(JWCS理事・東京学芸大学名誉教授)
    日程:2022年7月20日 19時30分〜21時
    内容:“生物学的多様性(Biological diversity)”ではなく、“生物多様性(Bio-diversity)”という言葉で世界的に普及した概念を、タンポポ類を例に解説しながら、生物多様性保全の基本を考えていきます。
    #生物多様性 #種分化 #タクサ(分類群) #地理的隔離 #自然選択と偶然性 #生物間相互作用

  2. 「身近な自然と、私たちができること」

    講師:小川 潔(JWCS理事・東京学芸大学名誉教授)
    日程:2022年7月27日 19時30分〜21時
    内容:生物多様性保全の具体的な現場で起こる悩ましい問題を通して、活動する上で心がけたいことや、社会的な理解を拡げていくことの重要性について考えていきます。
    #外来種と在来種 #雑種形成 #餌やり #保全活動の目標 #普通種の減少 #アンブレラ種の活用 #地域のアイデンティティ形成 


  3. 「“賢明な利用”とはなにか、誰にとっての“賢明な利用”なのか」

    講師:湯本 貴和(京都大学霊長類研究所元教授)
    日程:2022年8月3日 19時30分〜21時
    自然を利用して利益を得る人たちと、その結果として自然枯渇や自然災害などの被害を受ける人たちは必ずしも同一ではありません。この隔離が対応の遅れや事態の深刻さが伝わらない原因になっています。この隔離によって生まれる問題の対処方法について、考えていきましょう。
    #自然資源の利用 #持続可能な利用 #自然の枯渇や災害 #受益者と負担者  


  4. 「地球サミットからSDGsまで 進展する市民活動、グ・ローカルの視点から」
     
    講師:古沢 広祐 (JWCS理事・國學院大学客員教授)
    日程:2022年8月10日 19時30分〜21時
    内容:「ローカル」な自然保護が、「グローバル」な地球環境問題と密接につながっています。国際環境条約やSDGs(持続可能な開発目標)がどのように生まれたか、市民セクターがはたしてきた役割、これからの地球市民が目指す自然共生ビジョンについて、幅広く考えましょう。
    #地球サミット #SDGs #国際環境条約 #市民活動 #自然共生 



【上野での観察会とまとめの会】6,000円以上で対面イベントにご招待!

 

6,000円以上ご支援してくださった方には、来年の2/11に上野で開催予定の観察会とまとめの会にご招待します。

観察会では、植物生態学や生物多様性が専門の小川潔(JWCS理事)や、JWCS事務局スタッフと一緒に、上野上野恩賜公園内の不忍池周辺で野生生物の観察会を行います。

まとめの会では、ワイルドライフカレッジ受講生の1年の成果発表や、受講生を含めた懇親などがあります。

 

 

 

 

 

‖前期ウェビナーで関心を持ってもらったら・・・そのあとこんなことが学べます

 

今回のクラウドファンディングの先行募集の範囲外ですが、前期ウェビナーで関心を持ってもらった方には、後続の以下の講座にも参加することができます。

※以下参加には別途お申し込みが必要になります。一部定員がある講座もあります。

 

 

フィールドワークと後期ウェビナー、次年度インターンシップの内容紹介

 

 

【1泊2日フィールドワーク】

— 五感で自然との繋がりを感じ、環境問題の基本を学ぶ —

@蒲生干潟

 

 

前期ウェビナーの受講により、自分に関わりのある自然環境やその利用、そして過去の出来事から保全について考え、学んでいきました。

次のステップとして、実際に保全事業を実施するフィールドへ足を運びます。

 

国の鳥獣保護区特別区域に指定され野生生物の宝庫であった宮城県の蒲生干潟は、2011年の東日本大地震の影響で一時「沈黙の干潟」となりました。蒲生を守る会は、回復不可能とまで言われた蒲生干潟の再生を目指し、懸命な自然再生活動を行い、回復に近づいてきました。

この自然再生活動や、活動過程で衝突した河川堤防の大規模復旧工事等による自然破壊など、長年の実践活動から得られた課題や取り組みを、実際に感じ、学びます。

 

学生は無料のフィールドワークですが、

参加条件として前期の全ウェビナーの受講があります。

人数に限りがありますが、一般募集もいたします。

 

 

 

【後期ウェビナー(全4回)】

— 日本と世界の課題と保全研究・活動を一気見する —

 

国内・国際的な野生生物保全にまつわる多様な研究や活動を学びます。

種の絶滅や多様性の低下を導く貿易活動についての研究や、砂漠化による人々の生活基盤を守るための地域植生についての活動、海洋生物保全と観光業について、ゲストスピーカーを招いてお話しいたします。

最終回では、11月に開催される3年に一度のワシントン条約の締約国会議の様子や、ワシントン条約に関わるトピックについて各国政府関係者の主張や論点を解説していきます。

 

 

 

【演習ゼミ】

— JWCSの活動に参加し、保全活動に関わる —

 

国内および国際的に野生生物保全に取り組むJWCSにジョインしよう!

全8回のウェビナーを通して学んだ野生生物保全の理論と実践の知識を活かして、

JWCS事業の中で野生生物保全を実際に実践しよう。

活動内容やその頻度は希望受講生と対話をしながら決めていきます。

 

 

【まとめの会】

— 1年を振り返り、来年のゴールを定める —

 

野生生物保全の理論、国内や海外の活動事例を学び、実際にJWCSの一員となり活動した一年間を振り返ります。

演習ゼミ受講生による活動成果の発表会を行います。

ワイルドライフカレッジ受講前と、ワイルドライフカレッジを経て観察する身近な自然たちは異なって見えるかと思います。

また、発表会後に受講生と次年度のJWCSの活動の企画会議を行います。

 

 

【次年度インターンシップ】

— JWCSの一員として主体的に活動する —

 

「一年後の私は、野生生物のために何かができるようになっている」、その「何か」はなんでもいい。

一つの選択肢として、ワイルドライフカレッジによって得られた知識や知見・経験を活かし、中・長期のインターンシップ制度でJWCSの一員として活動します。

よりJWCSの活動に関わり、活動やイベントを企画・運営を行っていきましょう。

 

 

 

 

‖JWCSのPodcastでもワイルドライフカレッジを説明しています

 

Podcast

 

 

2021年8月に開始した「JWCSラジオ 生きもの地球ツアー」は、リスナーの皆さんからの質問に、専門家や研究者と一緒に答えていくラジオ番組です。

ネットで検索しても出てこない「通」な情報を発信しています。

 

 

Apple Podcastのランキングサイトに「非営利」カテゴリで一位を取得した他、

Spotify Japanの公式ツイッターアカウントが選ぶ5月のトピック「科学系ポッドキャスト」に選ばれています。

 

第十回「野生生物保全の理論って?」ではワイルドライフカレッジの内容についてお話しています!!是非聞いてみてください。

 

 

 

【その他のオススメエピソード】

  • 第6回「日本でクジラって見られるの?」
  • 第7回「タコも痛みを感じるの?」
  • 第9回「自然を守るためのかいぼりって?」

 

 

Noteブログ

Noteブログでは、少し小難しい野生生物にまつわるお話しをしています。ラジオでは物足りない!もっと知りたい!という方には持ってこいの記事が多くあるため、ぜひチェックしてくださいね。

 

【オススメ記事】

 

‖講師からのメッセージ

 

小川 潔 

(JWCS理事・東京学芸大学名誉教授)

 

生物多様性保全という言葉は国際条約にもなって、世界中で理解されつつあります。しかし、気候変動や温暖化のようにストレートに響く状況にはまだまだ至っていません。一方で、40年ほど前に、JWCSの創始者である小原秀雄さんが、産業革命後の200年間に生物種の絶滅は急カーブで進み、「一日一種、生物が絶滅している」と警鐘を鳴らしたのに、今や一日6種の生物が地球上から失われているという報告が出ています。

 野生生物というと、なにか遠い存在のように感じていませんか。でも、メダカやタンポポといえば、身近な生き物だったのではないでしょうか?パンダの赤ちゃんで上野動物園では大フィーバーが起こっていて、親近感が湧きます。でも、上野のパンダ誕生は絶滅に瀕した野生生物の増殖事業なので、上野で生まれた子パンダは生息地である中国へ返す約束になっています。

 

身近な自然から高山や海洋の生き物にまで、危機は迫っています。知識を増やしたい、何かしたい、どうしようと感じるあなた、今まで考えて来なかったあなた、この機会にぜひワイルドライフカレッジを受講して、明日の保全活動に踏み出していってください。 今回のクラウドファンディングで集まったお金は、助成金ではまかないきれない諸費用に充当する予定です。若者たちへの応援団として、寄付にもご協力いただけると幸いです。

 

 

古沢 広祐

(JWCS理事・國學院大学客員教授)

 

いまや地球史の中で、私たちは環境大異変を起こす「人新世」(じんしんせい:アントロポセン)時代に突入したと言われ始めています。気候危機を前に、グレタ・トゥーンベリさんのような若者達が世界中で警鐘を鳴らしていますね。気候異変の根底には生物多様性の危機が進行しており、次世代を生きる若者にとっては見過ごせない事態です。

 

このワイルドライフカレッジでは、自然への理解とともに、私からは危機を引き起こしている人間存在とは何なのか?何をすべきなのか?などについて、多面的な視点から掘り下げてみたいと思います。人間という存在を、野生世界の鏡に照らしてみると、何が見えてくるでしょう。そして、どのような解決策や取り組み、展望を描くことができるのか。「グ・ローカル」な視野から、皆さんと共に探究してみましょう!

 

 

*以下、参考まで、事前勉強になるコラム記事です。 

「サステナビリティ 新潮流に学ぶ」(ピックアップ)

エシカル消費の内実を問う最新動向 ~海外産品、大豆、バナナ~

グリーンからソーシャルへ:持続可能な消費が企業に問うこと

動物にもエシカルを! 日本型アニマルウェルフェア(動物福祉)とは?

2つの未来ビジョン、4つのシナリオ~アントロポセン(人新生)の時代

 

 

 

湯本 貴和

専門分野は生態学。

総合地球環境学研究所や京都大学霊長類研究所にて、動物(霊長類など)と植物の相互作用を研究。

2022年3月京都大学霊長類研究所を退官。

 

 

‖過去ワイルドライフカレッジ講習生からのコメント

JWCSはワイルドライフカレッジを2002年から2009年に実施していました。今回はオンラインとオフラインを組み合わせた、新生ワイルドライフカレッジです。

 

ぱんだみゆきさん(2003年受講)

 

小さい頃から大好きだった野生生物を守る活動がしたい、でも何から始めればいいか分からない、そんな大学生活を送っていた頃に出会ったのがワイルドライフカレッジでした。

そもそも野生生物とは何か?人間との関わりは?NPOの活動とは?

カレッジを通して、大学では教えてくれない新しい視点から、野生生物の今を知ることができました。

 

社会人・女性(2006年受講)

ワイルドライフカレッジの全体を通じて、自然の動植物に対して人間が行なってきた事とその結果絶滅した動植物があったことを学び、野生生物と人間の共生のあり方や関わり方を学び、現在の絶滅危惧種に対する繁殖・回復という手段を実際に行なっている活動や動物園の取組みを知りました。この野生生物の保全について考える前提となる一連の流れを、書物やTVではなく、実際の活動や研究に携わっておられる方々の実体験を通じて講義していただける機会はなかなかないと思うので、受講できた事はとてもよかったと思いました。(会報No54 より転載)

 

受講者(2004年受講)

なぜ野生生物を保全するのか、それをどう訴えていけばいいのかを考えること。意識改革、法整備、運用のそれぞれの大切さがよく分かった。(会報No54 より転載)

 

 

‖寄付金とその用途について

 

ワイルドライフカレッジの各ウェビナー参加費は1,000円です。

このクラウドファンディングでの支援金から参加費を引いた金額が「寄付金」となります。

領収書の発行は、ウェビナー参加費分と寄付分の2種類を発行いたします。

 

学生向けワイルドライフカレッジは「地球環境基金」から助成を受けており、学生の参加費は無料となっていますが、

クラウドファンディングでいただいた皆様からの寄付金により、学生以外のより多くの一般の方からの参加が可能となります。

また講義実施に伴う人件費や講義依頼費などの諸費用に充てられます。

 

 

‖リターンのご紹介

 

「生きもの目線で活動チェック」冊子

 

誰かが善意で始めたことや、マスコミが美談として取り上 げたことが、生きものの側に立って考えてみると有害である場合があります。

「善意でやっているから」と遠慮したり、「マスコミがいつも美談とする話題だから」と思考停止になったりしていないでしょうか。

また野鳥へのエサやりのように、 昔は美談とされていたことが、のちにさまざまな問題があることがわかる場合もあります。

ぜひ「生きもの目線で活動チェック」を持って、身近な自然を見にいきましょう。

 

  以下の内容が含まれています。  

  1. 生物多様性の保全につながる活動はどれでしょう?
  2. 「自然を守りたい」気持ちを成果に結び付けるために  


 

自然観察会

 

東京都上野にある不忍池周辺で野生生物を観察する野外観察会をおこないます。

 

日時:2023年2月11日(土・祝) 10時〜12時

場所:東京都上野恩賜公園内の不忍池周辺

内容:

不忍池周辺では、池そのものや昆虫、両生類の他、水鳥の観察ができます。そこから、人と池あるいは野鳥との関係性も視野に入れ観察をしていきます。

専門家から与えられた観察ポイントをJWCS事務局スタッフと探していきましょう。

餌やりを自らはしないで水鳥を観察する、鳥の数を数えてみる、鳥の種類を見分けてみる、鳥の声を聞き分ける、枯れた植物から夏の様子を想像してみるなどです。

池の枯蓮(枯れた葉柄部分)を岸から数十メートル幅で刈り取る作業が行われている時期なので、これを見る、何のための枯蓮刈りか(正解はない)を考えてみるのも良いでしょう。

また、都会の真ん中に渡り鳥が来ること自体を議論の対象にすることも面白そうです。ユリカモメについては、食品ごみとの関係で海から内陸に進出した歴史があります。不忍池のカモについては、餌やりによる来訪個体数の増減、種類の置き替わりが記録されています。

その日だけの観察結果と、長期にわたる観察結果を組み合わせてみることが重要です。ここにガイドの存在意義があります。

 

過去の小学生向けの観察授業では、水鳥の姿を絵や言葉で表現するということもやりました。頭の毛が後ろにたっているキンクロハジロを見て「ねぐせがも」というニックネームを付けた子がいて、のちに新聞のローカル版に載りました。

 

(観察会のガイドである小川潔教授・JWCS理事からのご紹介コメント)





【12,000円以上から】JWCS出版書物

 

  • 「野生生物保全教育入門」
    出版社 ‏ : ‎ 少年写真新聞社 
    発売日 ‏ : ‎ 2006/7/1

    内容:保全の理論と豊富な実践を1冊にまとめた、日本で初めての本です。授業実践に加え、動物園や海外における保全教育の現場も紹介しています。野生生物保全教育にとりくむ教育者・指導者・学生、必携の書。

    目次:
    第1部 野生生物保全教育はどこまで進んでいるか
    第2部 動物園に行って、子どもは何を学ぶか
    第3部 野生生物保全教育を発展させるために

 

  • 「野生生物保全事典」
    出版社 ‏ :‎  ‎緑風出版 
    発売日 ‏ : ‎ 2008/12/1

    内容:世界的に多くの野生生物の絶滅が危惧されている。しかし、現在の野生生物保護理論は、こうした事態への有効な理論と対策を打ち出しているとは言えない。野生生物の保全は、地球上の自然の保全と一体に行われるべきで、自然を人類が可能な限り保全する上で、野生生物界は最も重視されるべきであり、人間の社会や文化の中にきちんと位置づけてなされねばならない。 本書は、野生生物界の課題を地球環境問題と捉え、10年余りの野生生物保全論研究会の論議をふまえて、それぞれの専門家が新たな保全論と対策を提起している。保全実践の進展のための書である。

    目次:
    序 章 野生生物保全学のために
    第1章 野生生物保全の意義とその論理
    第2章 野生生物の保全とは
    第3章 野生生物とは
    第4章 野生生物と自然環境
    第5章 生物多様性について
    第6章 野生生物保全Sustainable Development(SD)概念
    第7章 野生生物の保護管理
    第8章 ペットと野生動物保全
    第9章 野生生物保全と里山
    第10章 環境倫理と野生についての倫理
    第11章 野生生物と人間世界

【36,000円】国際会議参画した際にもらった未使用メモ帳(限定4個)

 

         

  • CBD(生物多様性条約) 第11回 締約国会議(青色の表紙) 2部
  • CBD(生物多様性条約) 第11回 締約国会議(茶色の表紙) 1部
  • CITES(ワシントン条約) MIKE:ゾウ密猟監視システム (アジアゾウの表紙) 1部 (H8×W14cm×5cm)
    ※12×12の入れ物で郵送いたします。

 

【72,000円】木製ゾウの置物(限定1個)

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
鈴木希理恵(野生生物保全論研究会(JWCS))
プロジェクト実施完了日:
2022年8月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

野生生物保全論研究会(JWCS)が、体系的に野生生物保全について学び、活動を実践するまでの場を提供するワイルドライフカレッジを実施する。学生向けワイルドライフカレッジは「地球環境基金」から助成を受けており、学生の参加費は無料となっています。今回いただいた寄付金により、学生以外のより多くの一般の方からの参加が可能となります。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
ワイルドライフカレッジは、前期・後期ウェビナー、フィールドワーク、演習ゼミ、まとめの会、インターンシップを1年サイクルで行うプロジェクトです。このワイルドライフカレッジにかかる費用の一部は、地球環境基金によって3年間助成されます 今回クラウドファンディングで募集する必要金額は、前期ウェビナー参加費と、団体への寄付金となっています。

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リターン

6,000+システム利用料


【オススメ!!】6,000円:全回参加+上野観察会+寄付+冊子

【オススメ!!】6,000円:全回参加+上野観察会+寄付+冊子

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 全4回分参加権
●「生き物目線で活動チェック」冊子
● 2月の上野での観察会ご招待(希望者のみ)
● JWCSの活動への応援としての寄付(2,000円分)を含む

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

1,000+システム利用料


1000円:初回ウェビナー先行販売

1000円:初回ウェビナー先行販売

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 【初回分】参加権

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

3,000+システム利用料


3,000円:寄付つき初回参加権

3,000円:寄付つき初回参加権

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 初回分参加権
● JWCSの活動への応援としての寄付(2,000円分)を含む

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

12,000+システム利用料


12,000円:全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍1冊+ウェビナー掲載

12,000円:全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍1冊+ウェビナー掲載

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 4回分参加権
● 2月の上野での観察会ご招待
● 「生き物目線で活動チェック」冊子
● JWCS出版書「野生生物保全教育入門」または「野生生物保全事典」
● ウェビナー冒頭にスポンサーとしての掲示・ご紹介(希望者のみ)
● JWCSの活動への応援としての寄付(8,000円分)を含む

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

24,000+システム利用料


24,000円:全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍2冊+ウェビナー掲載

24,000円:全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍2冊+ウェビナー掲載

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 4回分参加権
● 2月の上野での観察会ご招待
● 「生き物目線で活動チェック」冊子
● JWCS出版書「野生生物保全教育入門」と「野生生物保全事典」
● ウェビナー冒頭にスポンサーとしての掲示・ご紹介(希望者のみ)
● JWCSの活動への応援としての寄付(20,000円分)を含む

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年8月

36,000+システム利用料


36,000円(限定3):全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍2冊+ウェビナー掲載+レアグッズ

36,000円(限定3):全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍2冊+ウェビナー掲載+レアグッズ

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 4回分参加権
● 2月の上野での観察会ご招待
● 「生き物目線で活動チェック」冊子
● JWCS出版書「野生生物保全教育入門」と「野生生物保全事典」
● 国際会議で配布されたメモ帳(3個限定)
● ウェビナー冒頭にスポンサーとしての掲示・ご紹介(希望者のみ)
● JWCSの活動への応援としての寄付(32,000分)を含む

支援者
0人
在庫数
3
発送完了予定月
2022年8月

72,000+システム利用料


72,000円(限定1):全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍2冊+ウェビナー掲載+激レアグッズ

72,000円(限定1):全回参加+上野観察会+寄付+冊子+書籍2冊+ウェビナー掲載+激レアグッズ

● 感謝メール
● Readyfor新着情報にて進捗情報報告
● メールマガジン「JWCS WILDLIFE NEWS」配信
● ワイルドライフカレッジウェビナー 4回分参加権
● 2月の上野での観察会ご招待
● 「生き物目線で活動チェック」冊子
● JWCS出版書「野生生物保全教育入門」と「野生生物保全事典」
● ゾウの置物(限定1個)
● ウェビナー冒頭にスポンサーとしての掲示・ご紹介(希望者のみ)
● 名誉スポンサーとして表彰状のお渡し
● JWCSの活動への応援としての寄付(68,000円分)を含む

支援者
1人
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年8月

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