決めたらやる!でも失敗していい、挑戦しているという事だから

とうとうクラウドファンディングプロジェクトも、残り15日となりました。現在、約990万円。目標金額の2700万円を目指し、皆様の応援を力に、諦めず、最後まで走り続けますので、どうか引き続きの熱い応援をよろしくお願いいたします。

 

今回の新着情報は、「日本一の鍋太郎製作プロジェクト」代表の佐竹猛さんから熱いメッセージです。

 

信条は「決めたらやる」。

 

こんにちは、「日本一の鍋太郎製作プロジェクト」代表の佐竹猛です。

 

私は、高校卒業まで山形市で暮らし、その後は、仙台で新築マンションや後のW杯会場となる施設などの建設現場で現場監督を務めるなどして働いていました。現在は、父が経営する(有)三協電気工事にて、日々業務に邁進しています。商工会議所青年部には、平成13年に参画しています。

 

私は、仕事も「日本一の芋煮会」に関わる時も必ず、「決めたらやる」ということを徹底して挑戦してきました。幼い時からずっと背が小さく、並ぶ列の一番前がほとんど、だから「態度くらいでっかくないと!」という意識はありました(笑)。

 

「決めたらやる」、それが信条です。しかし、自分が決めたことだからといって強引に自分本位に進めていくことではありません。何かを成し遂げようとする時、自分が納得できないことがあれば、きちんとぶつかって腑に落ちるまで議論をする。逆に、仲間の中にも、やっていることに何か疑問を感じているメンバーがいるなら、その時も徹底して話を聞く。「日本一の芋煮会」に対して、皆が最終的に目指すところは一緒なので、結果、折り合いが付き、納得できる結論を出て、最高の結果になります。

 

(第28回「日本一の芋煮会」にて。左:佐竹猛さん)

 

前に進むために、「あとは、気にせずやれ!」

 

「単純に、単純に…」と思考を整理して、完成像を描いてから逆算してスケジュールを組むことが、職業柄、自分にとっては得意なことだと思っています。目の前のことに一生懸命になっていたら、目的へ真っ直ぐ進んでいたはずが、いつの間にかどこかに脱線しそうになっていた、なんてメンバーもいます。そしたら、「この日までにこれを進める、あとは、気にせずやれ!」って言うんです。そうすると、また、進んで行く。

 

どっち付かずになって、迷って動けなくなってしまう人って結構いますよね。だけど、“引っ張り役”がサポートすれば、そういった人でも、大概、活き活きと動けるようになる瞬間を、何度も目にしてきました。自分自身の役目は、ある意味“悪役”というか(笑)、周りにうるさいなと思われながらも、物事を前に進めていくための、“引っ張り役”だと思っています。「日本一の芋煮会」でも、その役目を意識しています。

 

(市庁で支援の呼びかけを行っているときの様子)

 

「日本一の芋煮会」を運営している青年部会員が100人くらいいる中に、毎年、若手の新しいメンバーも入ってくる。前例主義には決してならないように、若い人たちにも「疑問に思ったことは言え」と、必ず伝えています。

 

自分自身の思考の整理方法は「単純化の作業」だと言いましたが、イベントで挑戦できる可能性の部分に対して、無駄を削ぎ落としすぎて、機械的になると面白味がなくなってしまう。

 

怖いのは、同じことの繰り返しになってしまうこと。そして、“慣れ”というのが一番怖い。毎年、メンバーにも「今年は、これをしたい!」というものを持って、芋煮会に望むように言っています。

 

そうすると、ある一つが変化するだけで、そこから波及して他の様々なところも変わっていく。それが、ある時は乗り越えなければいけない課題にもなるし、勉強にもなるし、面白味にもなるし、毎回、楽しいんです。そうじゃなきゃ、「三代目鍋太郎」まで続いていない。チャレンジの中に新しい文化が生まれると思うんです。

 

 

“慣れ”から生じた第21回の失敗を乗り越えて

 

第21回の「日本一の芋煮会」では、事務局長を務めました。自分なりに工夫しようと、それまで勘と経験に頼りがちだった仕事の部分を、過去の領収証や食材の単価なんかを全部洗い出して、データ化して管理できるようにしたんです。

 

しかし、当日の盛り付けの量は、数量化したり、配膳を担当してくれる人へ細かな指示や、天候によるお客様の動員数を計算する等の配慮を徹底していませんでした。それで、この年の「日本一の芋煮会」では、「今年は、山盛りで美味しかったです!」なんて声もありましたけど…。

 

実はこの第21回の年…、芋煮が途中でなくなってしまったんです。2000人以上の人たちが芋煮を食べられませんでした。全国ニュースで、『やまがたから芋煮がなくなりました』とか言われてしまっているのを観た時は、相当ショックでしたね。

 

加えて、第21回は、今までにないくらいお客様が来られた年でした。ずっと続いていた梅雨が、イベントの日に1ヶ月ぶりくらいに快晴となり、人がわあっと来たんです。でもその時は「いつもどおりやれば、うまくいく」という心情で、その日は始まったのです。それが“慣れ”という落とし穴になることに気付かず当日問題を生じさせてしまった。

 

ご迷惑をかけた方々に毎日謝罪の日々でした。しかし心の中では、なんの為に誰の為に自分はやっているんだっけ、と考えさせられましたね…。

 

正直、気持ちを埋められないまま、次の年は実行委員会の中心からは離れました。しかし、第22回の「日本一の芋煮会」に来場してくれた人たちの顔を見た時、こうやって足を運んでくれる人たちのために、もっと良くしていかなきゃ、と決意し、今の自分があります。

 

第21回の時に協賛した時の「協賛チケット」を、今でも財布に入れているんですよ(笑)。その時の反省や次の年に決意したことを、絶対に忘れないために。

 

(第21回の時に協賛した時の「協賛チケット」)

 

失敗するということは、何かに挑戦しているということ。小さくならずに、考えをスケールを大きくして持って欲しい。

 

市長や県外に行かれる方々から聞いたのですが、「芋煮会をやっている山形です」って紹介するらしいんです。そうすると、「あ〜!あのおっきなやつね!」と返ってくる。「日本一の芋煮会」が、山形を背負う人達・愛する人達の名刺代わりになっているようなんです。

 

「日本一の芋煮会」をやるということは、自分たちが思っている以上に、凄いことなのかもしれない。「日本一の芋煮会」は正直、様々なプレッシャーの中で、最後は心意気だけで乗り切るしかない場面も多々あります。

 

入会したばかりのころ先輩方によく言われたのですが、「ここは失敗してもいい場所なんだ」と、私も後輩には必ず伝えています。失敗してもみんながフォローしてくれる。失敗するということは、何かに挑戦しているということ。だから、どんどんやりたいことをやってくれ。やりたいことを優先させて、お金が足りなければ集めればいい。小さくならずに、考えをスケールを大きくして持って欲しい。そうすれば、ますます「日本一の芋煮会」も楽しくなるし、山形も楽しいところになっていきますから。

 

(最後に「私のほぼ唯一の自慢は、私より10cm以上背が高くて、格好良く気風のいい奥さんがいることですよ」と笑顔で語っていただきました。ちなみに出会いは、奥さんが「日本一の芋煮会」の事務局員だったことだそうです)

 

このプロジェクトに寄附する
(※ログインが必要です)
Facebookページでおすすめプロジェクトを毎日配信しています