
支援総額
407,000円
目標金額 100,000円
- 支援者
- 55人
- 募集終了日
- 2020年7月31日
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2020年06月17日 12:59
暗闇からの叫びが聞こえてきます、、

皆さま、いつもご支援・ご協力ありがとうございます。
6/15深夜、フィリピン政府からの、今後のロックダウン(都市封鎖)についての発表がありました。
結果は悪い方向へ、戻って行くものでした。
まず、フィリピンのロックダウンの制限の種類について説明します。
ECQ(Enhanced Community Quarantine:強化されたコミュニティ隔離措置)→
MECQ(Modified Enhanced Community Quarantine:修正を加えた、強化されたコミュニティ隔離措置)→
GCQ(General Community Quarantine:一般的なコミュニティ隔離措置)→
MGCQ(Modified General Community Quarantine:修正を加えた、一般的なコミュニティ隔離措置)
というふうに、日本でいえば、東京都の緊急事態宣言→ステップ1→3という感じなのですが、
その制限度合いはぜんぜん違います。
例えば、日本の緊急事態宣言は、結局のところ、外出自粛要請、休業要請、なのですが、
フィリピンのECQは、そのすべてが「強制的な制限」もしくは「禁止」、そして「移動制限」です。
場所によっては、隣のsitio(日本で言う「丁目」)にも許可がないと行けません。
GCQにおいても、「20歳以下と60歳以上は外出禁止」、それ以外の人も、「パスを持ってる人が指定された曜日に、家族でひとりだけ買い物等に行ける」「夜間外出禁止」とか、そんな感じです。
フィリピンでは、多くの地域で、6月からECQからGCQまたはMGCQに制限が緩和され、
マニラ、ダバオ、セブ(セブ・シティ)といったような大都市は、それによりGCQになっていました。
しかし、このアナウンスで、マニラ、ダバオはそのままGCQ、セブはECQ(同)に、より強い制限が課せられる方向に逆戻りです。
また、セブの隣のタリサイ市もMECQになり、規制が厳しくなりました。
その、現在いちばん制限が厳しいセブ・シティが、NGOの現地事務所があり、そして、今回のクラウドファンディングにおける支援地域です。
ロックダウンにより経済活動が停止し、貧困層の生活するスラムは、既に飢えに苦しんでいる状態なのですが、こうしてまた希望への芽を断たれ、人々は途方に暮れています。
しょうじき、もう、餓死者や自殺者が大量に増えても仕方ない、そんな状況です。
ECQからGCQへと移行してきて、だんだん制限の緩和や経済活動再開に向けて、人々の心には安心感が漂い始めていました。
そこへおいての、今回のハードなロックダウンの再開で、人々は悲嘆に暮れています。
日本で今、ステップ3からいきなりまた緊急事態宣言・休業要請に戻ったら、国民はどう思い、どう対応するでしょうか。
それを想像してみて下さい。
いろいろ対策を講じてやっと再開したお店が、いきなりまたクローズになるのです。
日本だったらまた補償がどうとかって騒ぎになります。
ましてやフィリピンでは、今度新たな補償が行われる可能性は低いと言わざるを得ません。
(というかもともと、補償といっても、お米や缶詰の配給がメインで、現金給付については自治体の腐敗もあり、まともに行われていません。)
なぜならもうすでに国の財政が限界に達しているからです。
だから、まだ感染も収まっていないのに、経済活動再開のために、ロックダウンの規制を緩め始めました。
その結果がこれです。
スラムでは、貧困層がひしめきあって小さな家で暮らしています。
STAY HOMEとかいったって、既に家の中に、多人数の家族が、ソーシャルディスタンスなんてとれるわけもなく、狭い空間で暮らしています。
お金がないから、もともと、体調が悪くても病院に行かない(行けない)し、また、高額なコロナの検査もできません。
ロックダウンで仕事がなくなり、食料も尽き、もちろん免疫力も落ちています。
そんな状況で、クラスターが発生したら、ひとたまりもありません。
そして、スラムにおいて、多くのクラスターが発生し、セブではそれが収まったわけでもないのに、6月になると共に、政府がロックダウンの制限を緩めGCQへと移行しました。
感染状況が落ちついたからではなく、限界を迎えた国の財政や、人々の経済活動のために、キリのいい感じで、フィリピンは全土が規制緩和へと動き出しました。
もちろんそれは、国家としてやむを得ない判断だったのでしょうし、出口戦略としてうまくいくかもしれませんでした。
ただ、セブではむしろ「これから」酷くなるという状況であったことも事実です。
GCQ移行により移動制限も緩くなり、お店や会社も再開し始めたフィリピンでは、案の定、感染者が以前にも増してどんどん増え出しました。
また、人々も規制緩和の流れに浮かれ、油断もあったのかもしれません。
いわゆるこれは第2派なのでしょう。
残念ながらフィリピン(特にセブ)においては、規制緩和のタイミングと、第2派感染拡大が重なってしまいました。
貧困層の暮らすスラムでは、有料のコロナ検査も受けには行けませんし、満足な医療設備もありません。病院にも行かずに、そのまま家で亡くなってしまうことも多いです。そしたらコロナの感染者の数値には上りません。
そして、その規模が大きくなり、異常に気付き、検査を始めた時はもう遅いのです。
それと同じことが起きたのが、スラムでの感染拡大です。
気付いた時にはもう手遅れなのです。
写真を見てもわかると思います。
ここでクラスターが発生したら、どんな酷いことになるか想像してみて下さい。
再度のロックダウンにより、感染状況が改善していくかどうかはわかりません。
ただ、現実問題として、スラムの人々の生活は、より一層苦しいものになります。
申し訳ないのですが、政府は社会的弱者を切り捨てることになっても仕方がない、と考えてるような気もしてしまいます。
それとも、この国家の危機的状況の中、そんなことにまで頭が回っていないかです。
そう思わざるを得ません。
とにもかくにも、自分がNGOで支援している地域は、今回のロックダウン強化によって、もろに大きな影響を受けます。
今でも食糧配給や炊き出し等の支援活動をしていますが、より一層のケアが緊急に必要になります。
力のない社会的弱者は、政府の勝手な取り決めのひとつひとつに、その人生を、その生活を、その命を、翻弄されます。
多くの人々が、スラムの片隅で、感染の恐怖と迫りくる飢えに苦しみ、届かない悲痛の叫びをあげています。
政府のお偉いさんたちには、その辛い光景が見えているのでしょうか?
暗闇からの叫びが聞こえているのでしょうか?
どこの国も同じですど、
政府は、そういうひとりひとりの哀しみや辛さに、もっと寄り添ってあげてほしいです。
国の未来も大切だけど、だからといって、いずれにせよ、明確な答えなんかないわけで、
それなら、もっと草の根のレベルからのスタートだってしてもいいと思うのです。
未来への光を目指すために、暗闇から目を背けるのは、間違ってると思います。
これがたとえきれいごとだとしても、
自分は、そんなきれいごとをずっと言い続けていくでしょう。
そうしなきゃ、本当に大切なものは、何も変わらないから。
大きな何かを変える力なんか、ないのかもしれません。
でも、小さな一歩くらいは踏み出せます。
そんなふうに、自分はこれからも、社会に見捨てられた、暗闇の中で、それでもキラキラしてる、そんな命を、笑顔を、せいいっぱいの思いで守っていきたい。
あらためて今、そう思ってます、、、
そのためにも、本当に申し訳ないのですが、このように皆さまからの支援をお願いしています。
もしよろしければ、飢えに苦しむスラムの人々の、そのかけがえのない命を救うため、子どもたちの純真な笑顔を守るため、ご支援・ご協力お願い致します。
リターン
1,000円

お礼の気持ち
①スラムの施設の子どもよりのお礼のメッセージカード
②NGOのニュースレター、パンフレット
(紙媒体の郵送となります。)
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
3,000円

スラムの子どもたちより
①スラムの施設の子どもよりのお礼のメッセージカード
②NGOのニュースレター、パンフレット
③NGO作成のスラムの子どものポストカード
(紙媒体の郵送となります。)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
1,000円

お礼の気持ち
①スラムの施設の子どもよりのお礼のメッセージカード
②NGOのニュースレター、パンフレット
(紙媒体の郵送となります。)
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
3,000円

スラムの子どもたちより
①スラムの施設の子どもよりのお礼のメッセージカード
②NGOのニュースレター、パンフレット
③NGO作成のスラムの子どものポストカード
(紙媒体の郵送となります。)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
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