皆さま、これまで本当に心強いご協力をありがとうござます。
クラウドファンディングもラストスパートになりました。

終了まで残り4日、本当に最後ですので、今日は少し想いを書きたいと思います。


東日本大震災、そして原発事故より7年が経過しました。南相馬市でも、課題は多いものの少しずつ復興へ向け歩み続けております。



しかし、まだまだ原発事故の影響が根強いと感じていることがあります。


震災後、相双地域の縫製工場への新卒者の応募は、震災による人口減少と原発事故の影響も相まってほぼゼロまで落ち込みました。

各工場とも、新卒者採用のため福島県内はもちろん全国の服飾専門学校での説明会を行い人材確保に努めましたが、服飾を学んだ生徒でさえ縫製工場へ入社を希望する生徒は少なかったと聞きます。


その数少ない生徒の中から採用しても、数日後には辞退の連絡が来るそうです。

それは、ここ福島県、しかも南相馬市が職場ということで親御さんからの猛反対で辞退に至るとのこと。

これがごく稀なケースならしかたないと思えるのですが、各工場でこの話を聞いています。




なかなか『福島=汚染された場所』と思っている方に、踏み込んで知ってもらうことは難しいですが、このまま何もしなければそのイメージは定着してしまい変わることはありません。

そこで、ファッションショーという華やかなステージを作ることで、服づくりが盛んで魅力ある縫製工場があることを少しでも多くの方に発信し、違った角度から福島のことを知ってもらえるように、と始まったのがこの企画でした。


お陰様でファッションショーを通じて県内外から新卒者の採用も増えているとともに、逆にこのファッションショーが将来、服飾関係への仕事に夢を持っている子どもたちの憧れのステージにもなっているそうです。



ファッションショーへと向けた洋服づくりや運営は大変ですが、私たちは、この企画を続けていくことで服づくりによる福島の新しいイメージを発信し続けたいと思っております。


情報の発信が得意ではないので、始めは不安だったこのプロジェクトも支援してくださった方は現在41名(仙台で応援してくださった方々を入れるとそれ以上!)

こんなにも多くの方が応援してくださるとは夢にも思いませんでした。


返礼品があったとしてもお金で支援するということは、簡単な事ではないと感じております。いただいたお金は責任を持ち、大切に使用させていただきます。


プロジェクトは残りあと少しで終了いたしますが、ファッションショーは目標金額が達成しなくとも開催しますし今後も続けていきます。

今年のご来場が難しくとも、ぜひいつの日かご来場いただき、今、蒔いている種がさらに大きくなった姿をご覧いただければと思います

ここ南相馬は、震災前よりもより良い暮らし、コミュニティができるよう活動している方がたくさんおり、このファッションショーもその一助となるよう頑張って参ります。



2018.10.8 宮森佑治

 

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