フィリピンバロック村で子ども支援!みんなで歯磨きプロジェクト
支援総額
目標金額 270,000円
- 支援者
- 89人
- 募集終了日
- 2020年4月23日
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- 131,000円
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プロジェクト本文
終了報告を読む
少しでも健康に、安全に過ごせるように
はじめまして。「国際協働プロジェクトISAP11」代表の岩本佳大と申します。ISAPはI.S.A.(日本国際学生協会)の国際協働プロジェクトとして2010年に発足し、毎年夏から秋にかけて、約15人の学生がフィリピンのバロック村もしくはナバイス村に2週間滞在し、現地の小学校にて食育や環境に関する授業、ゴミ山で暮らす子どもたちへの支援活動を行ってきました。
貧困や教育といった大きな問題に対して、毎年活動の内容を引き継ぎながら、私たち学生の力でできることを少しずつ積み重ねています。また、他所から来た人間である私たちだけで活動するのではなく、現地のNGO LOOBと連携・協働し、1つのプログラムを作り上げていくことを大切にしています。
今年の8月末〜9月頭の渡航では、バロック小学校の子どもたちには歯ブラシを、ダンプサイト(ゴミ山)で暮らす子どもたちにサンダルや服を届けたいと考えています。昨年の渡航に参加した際、現地では歯磨きの習慣がまだ根付いておらず、子どもたちに虫歯がたくさんあるということを自分の目で見て知り、歯磨きの大切さ、やり方を教える授業をしたいと思いました。
また、ゴミ山でお金になるゴミを拾って生計を立てているウエストピッカーと呼ばれる人たちはサンダルを買う余裕がなく、裸足で歩き回っているために、ガラスの破片などで足を怪我してしまう人がたくさんいます。新しい服を買うのも難しく、ずっと着ている服は破れや汚れが目立ちました。また、日給が日本円で約500円と、私たちには考えられない環境で生活していて、実際にその生活を目の当たりにして衝撃を受けました。
私たちが貧困や教育の問題を一気に解決することはできないけれど、せめて子どもたちがまずは少しでも生活が豊かになり、安全に、快適に暮らすことができるようになってほしいと考え、今回の寄贈プロジェクトを立ち上げました。
しかし、私たち学生の出せる金額だけでは小学校やダンプサイトの子どもたちや人々に寄贈できる物の数は限られてしまいます。そこで、クラウドファンディングに挑戦し多くの方に私たちの活動を知っていただき、より多くの子どもたちが快適に安全に暮らすことができるようにお力をお借りできないかと考えています。温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
私たちが活動しているバロック村は、フィリピンパナイ島南部の海に近い場所にあります。バロック村自体はフィリピンの中では比較的発展している地域ですが、小学校のトイレの数が限られていたり、食堂が小さく生徒全員分の給食を提供できなかったりなど、設備はまだ不足している部分が多くあります。
昨年バロック小学校を訪問した際、日本の小学校ではある歯磨きの習慣がないこと、そして子どもたちに虫歯がたくさんあるという事実を知り、今年の授業では歯ブラシをプレゼントすると共に、歯磨きのやり方を楽しく学ぶことができる授業をしたいと思いました。
また、バロック村にはダンプサイトがあり、現地のNGO LOOBによるとダンプサイトで暮らす人々の月の世帯収入は3000~5000ペソ(日本円で5,000~10,000円)と苦しい生活を強いられています。また、NGOによるダンプサイト周辺に住む世帯への聞き取り調査では、448人の子どものうち105人(23.4%)が経済的理由から一度は学校を休学していたことが分かりました。またそのうち、69人(15.4%)の子どもは復学することができていない状況にあります。
実際にダンプサイトに行ってみると、ゴミ山なのでまず臭いがとてもすごいのですが、子どもたちは気にせず外で遊んでいて衝撃でした。また大量のハエがゴミの上を飛んでおり、日本では考えられない不衛生さにびっくりしました。
ウエストピッカーたちはどんな天気でも毎日ごみを拾い続けなければなりません。一日のわずかな収入は食べ物、子どもの学校への交通費、生活必需品で消え、手元に残るのは本当にわずかです。また、靴やサンダルを履かず、裸足で作業をしていることがありました。
ゴミ山の中にはたくさんのガラスの破片がありとても危険です。さらに、もし足に怪我をしてしまっても病院に行くお金もないため、そのまま放置し傷口から菌が入って感染症になり、最悪の場合は死に至る危険性もあります。
昨年はダンプサイトに住む方のおうちを訪問してインタビューをしました。家はとても狭く、着ている服はとても汚れており、やはりゴミ山が近いので異臭が家中に漂っていました。インタビューの中で、「将来の夢は?」とお聞きすると、「娘が無事大学を卒業する」ことだとおっしゃっていました。自分たちの今の生活や、大学で学ぶことができるのがどれだけ恵まれているか、当たり前ではないということを、現地でお話を伺って痛感しました。
また、ダンプサイト周辺に住む子どもたちを集めてダンスの授業や日本文化を伝える授業をしました。授業では日本のことを少しでも知って身近に感じてもらえたらと、折り紙を使って桜を一緒に作りました。楽しそうに取り組んでくれる子どもたちの笑顔が嬉しくて、そんな子どもたちがせめて怪我を防ぐことができるように、そして少しでも快適に暮らすことができるように、サンダルや服を寄贈できないかと考えました。
今回のプロジェクトでは、皆様からご支援をいただき、バロック小学校の全校生徒に歯ブラシを1本ずつ計600本、バロック村のダンプサイトで暮らす子どもたちに、現地NGOを通じて洋服を30着、サンダルを30足寄贈したいと考えています。歯ブラシは日本のものを調達し、サンダルと服は学生メンバーが渡航した際に現地NGOの方と一緒に購入して子どもたちに届ける予定です。
○渡航予定
現在のところ、8/22〜9/2もしくは8/26〜9/6の12日間を予定しています。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、渡航を延期・中止させていただく場合がございます。中止となった場合、皆様からいただいたご支援は2020年のISAP活動費用に充てさせていただくこととし、ご支援の返金は行わない形とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
バロック小学校では歯磨きの授業を子どもたちに向けて実施する予定です。歯磨きの正しいやり方や大切さを伝えることで、虫歯になってしまう子を少しでも減らしたいと考えています。
ダンプサイトでは引き続きお宅訪問を行い、またダンプサイト周辺の子どもたちと交流することを考えています。ダンプサイトの過酷な環境の中で暮らす子どもたちが、新しい服とサンダルで、少しでも安全に、快適に過ごすことができるようにしたいです。
小学校でもダンプサイトでも、ただ物を届けることだけでなく、それらを使うことがなぜ大切なのかも伝えなければ意味がないと考えています。歯磨きをすることで虫歯を減らし、健康な歯を歳を取っても残すことができること。サンダルを履くことで怪我を防ぐことができ、また怪我をしたら傷口を洗ってきれいに保ったり、きれいな洋服を着て体を衛生的に保つことが病気を防ぐことにつながるということ。その重要性を認識してもらうことでも、生活環境の改善につながっていくのではないかと思います。
寄贈や衛生面での授業は、今後も継続して行う必要があると思っています。年に1回と限られたプログラムだからこそ、代々根気強く続けていき、現地に重要性の理解や意識が根付くまで続けたいと思います。
フィリピンの子どもたちになんとしても歯ブラシや服、サンダルを届けたい、そのためになんとしてもこの挑戦を成功させたいと考え、最低限達成したい金額として第一目標を27万円に設定しました。第一目標を超えて資金を集めることができれば、さらに多くの子どもたちに衣服や靴を贈ることができます。
私たち一人ひとりの小さな力ですべてを変えることはとても難しいですが、フィリピンの人々の生活が少しでも良くなるように、これからも自分たちにできることを地道に積み重ねていきたいと考えています。歯磨きを知らないバロック小学校の子どもたちや、不衛生で危険な環境で生きるウエストピッカーの子どもたちが、少しでも安全に、快適に日々を送ることができるように、どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
●団体メンバー紹介●
実行委員長 岩本佳大
貧困をなくすというのはとても難しいですが、少しでも現地の人々、子供たちの生活が豊かにするためにたくさんのご協力をいただけたらと思います。全力を尽くすのでどうぞ温かいご支援をよろしくお願いします。
総務部長 井ノ原和
フィリピンの人々に必要なものを私たちが届けます。「支援してあげる」のではなく、現地の方が安全に過ごせることを目的に活動していきます。ご協力よろしくお願いします。
企画部長 澤田綾乃
実際に現地でフィリピンの方と一緒に生活したからこそ気づけたことがたくさんありました。その一つが衛生面への配慮が行き届いていなかったことです。一人でも多くの人の病気予防につながるように衣服や歯ブラシを届けたいと思います。
広報部長 中辻亮太朗
今回はクラウドファンディングという難しい挑戦をするにあたって本当にできるのかという不安もありますが、どれだけ多くの人と繋がり、私たちの活動に対する思いを伝えられるかを考えるととてもワクワクします!個別に思いを伝えることができるとてもいい機会だと思っています。
また、10年以上続いてきたISAPという活動に関わることができ、それを世に少しでも広められることをとても誇らしく思います。目標達成、そしてその先にあるISAP、国際交流に対するわたしたちの思いを届けることを目指し、全力を尽くしたいと思っております。よろしくお願いします。
財務部長 松本未来
フィリピンの子供達に歯ブラシの習慣を、ウエストピッカー達の豊かな生活を届けるため頑張ります!
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プロフィール
国際協働プロジェクトISAPとは、2009年に発足した 、フィリピンのナバイス村、バロック村を拠点に現地のNGO LOOBと連携して、夏にかけて約2週間、協働活動を行う学生団体です。過去10年間、主に食育や日本文化、環境の授業を現地の小学校で行ったり、食堂を拡張し、現地に貢献し続けています。団体として、国際協働を通して、自己の成長だけでなく、他者への成長に貢献できることを目標としています。また、ISAPにおける協働とは、ISAPに関わる日本人、現地の人々を含め、共に一つのプロジェクトを作り上げていくことです。私たちはこの協働を大切にしています。今年度、新たにクラウドファンディングに挑戦し、現地の人々の生活が少しでも豊かになるよう私たち1人1人精一杯に頑張っていきます。 どうか皆様、温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。
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リターン
1,000円
【学生の方向け】フィリピンの子どもたちを応援!コース
・お礼のメールをお送りします。
※このコースは、リターンに費用がかからない分、READYFOR手数料を除く全額を服、サンダル、歯ブラシ購入費用に充てさせていただきます。
※こちらのリターンを支援いただいても税制上の優遇措置はございません。
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
3,000円
【フィリピンの子どもたちを応援!】子どもたちの笑顔と活動報告をお届けコース
・お礼のメールをお送りします。
・フィリピンの子どもたちの笑顔の写真をお送りします。
・活動報告用のFacebookグループに招待させていただきます。
※このコースは、リターンに費用がかからない分、READYFOR手数料を除く全額を服、サンダル、歯ブラシ購入費用に充てさせていただきます。
※こちらのリターンを支援いただいても税制上の優遇措置はございません。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
1,000円
【学生の方向け】フィリピンの子どもたちを応援!コース
・お礼のメールをお送りします。
※このコースは、リターンに費用がかからない分、READYFOR手数料を除く全額を服、サンダル、歯ブラシ購入費用に充てさせていただきます。
※こちらのリターンを支援いただいても税制上の優遇措置はございません。
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
3,000円
【フィリピンの子どもたちを応援!】子どもたちの笑顔と活動報告をお届けコース
・お礼のメールをお送りします。
・フィリピンの子どもたちの笑顔の写真をお送りします。
・活動報告用のFacebookグループに招待させていただきます。
※このコースは、リターンに費用がかからない分、READYFOR手数料を除く全額を服、サンダル、歯ブラシ購入費用に充てさせていただきます。
※こちらのリターンを支援いただいても税制上の優遇措置はございません。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
プロフィール
国際協働プロジェクトISAPとは、2009年に発足した 、フィリピンのナバイス村、バロック村を拠点に現地のNGO LOOBと連携して、夏にかけて約2週間、協働活動を行う学生団体です。過去10年間、主に食育や日本文化、環境の授業を現地の小学校で行ったり、食堂を拡張し、現地に貢献し続けています。団体として、国際協働を通して、自己の成長だけでなく、他者への成長に貢献できることを目標としています。また、ISAPにおける協働とは、ISAPに関わる日本人、現地の人々を含め、共に一つのプロジェクトを作り上げていくことです。私たちはこの協働を大切にしています。今年度、新たにクラウドファンディングに挑戦し、現地の人々の生活が少しでも豊かになるよう私たち1人1人精一杯に頑張っていきます。 どうか皆様、温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。