【第2弾】先進国に学ぶ、途上国に学ぶ。両国の未来のために。

【第2弾】先進国に学ぶ、途上国に学ぶ。両国の未来のために。

支援総額

542,000

目標金額 500,000円

支援者
83人
募集終了日
2014年9月28日

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2014年09月28日 00:44

達成しました!応援してくださっている人々へ心からありがとう!

こんにちは。ぼくはトゥファン・チャクマです。

チッタゴン丘陵地帯に暮らす、チャクマ民族です。

 

さっき、ぼくらの話し合いから始まった「ヤギで教育資金プロジェクト」への資金集めが、目標金額に達したことを、日本メンバーから聞きました!

 

 


「ありがとう」と応援してくださったみなさんに心から伝えたいと思います。

 

ぼくは、バングラデシュ・少数民族の若者グループのリーダーで、ちぇれめいえprojectと一緒に、学びあいプログラムの企画運営に携わっています。

 

 

(現地グループのリーダー、トファン・チャクマくん)

 

この夏「One step for Future未来への第一歩」という2週間のプログラムを日本人の友達と一緒に開催しました。

これは、日本人の若者がバングラデシュの若者と一緒にぼくらの村を中心に滞在しながら、学びあいの時間を過ごすものです。

 

地元のNGOを訪問し、様々な取り組みを教えてもらいました。

自分たちの地域を新しい視点で見つめ直し、地域を考える貴重な機会でした。

 

環境のこと、コミュニティーのこと、地域の発展のことを中心に質疑応答をする時間がありました。 

 

(村歩きの時間。現地メンバーの案内と通訳で。)


今回ぼくたちが2週間の間にたどりつきたかったのは、

「貧しい家庭がなんとか自分たちで現金収入が得られるようにするプロジェクト」

の新しいアイデア。たくさんたくさん話し合いをしました。

 

 

ここには書ききれないくらいなのですが、

話し合いの中から出てきたアイデアがたくさんありました。

 

牛プロジェクト 、ヤギプロジェクト 、 豚プロジェクト 、果樹園プロジェクト 、手工芸品プロジェクト・・・・


全部、ぼくらにとっては新しい挑戦です。

 

(NGO訪問で説明を聞くメンバー)

 

 

ぼくたちが大事だと考えているのは、教育を支えるための現金収入を、家庭が、長期的に得られる仕組みを生み出すこと。
まず5つの家庭と一緒にパートナーシップを結んでこの取り組みを始めます。


様々な角度から意見を出し合い、村歩きをし、村人や家族から話を聞き、情報を集める中で、ひとつの結論にたどり着きました。

そして、特に困っている家族から5つの家族を選びました。

 

 

ここで大事なのは、お金でなくヤギを提供すること。
メスのヤギです。家族が大切に育てたヤギは、子どもを産みます。
生まれた子どものうちのメス1匹を、ぼくたちの団体に返してもらいます。


その他のヤギは、家庭が大きくなるまで育て、市場に売りに行くことができます。
ぼくたちに返してもらった1匹のメスのヤギは、次の家庭に提供され、次の家庭を支えます。

 

(ディスカッションの様子。)

 


家族が、自分たちの力で、子どもの教育を支えるための第1歩です。


何かを始めるにはリスクももちろんつきものです。

リスクについても、仲間とたくさん話し合い、村人や親戚にも聞きました。

大きな挑戦であることは間違いありません。

最初にかかるお金も必要です。

 

 

一緒にプロジェクトを始める家庭が丁寧にヤギの世話をできるのかどうか、信頼関係も大切です。

ヤギは1年に2回、少なくとも4匹ずつ子ヤギを産みます。

毎年、8匹ずつ新しい子ヤギが生まれる計算になります。

ヤギが病気にならず元気なら、これが続きます。

もし、家族に緊急でお金が必要になったら、そのときに市場で売ってお金を得ることができます。

これが牛なら大変です。牛は同時にたくさん生まれないし、単価が高いため、緊急時に手放すことは大きな決断となります。

 

貧しい家庭は、生きる環境も厳しいです。だからぼくらはヤギに決めました。

緊急時を除いて、家族が計画的にヤギで稼いでいく現金収入は、主に教育費に当てることを最初に約束します。

これは、子どもの教育のためのヤギプロジェクトなのです。

 

(現地メンバーたちも通っていた寄宿舎学校モノゴールの生徒たち)

 

 

 

もうひとつ、ぼくたちが時間をかけて話し合ったことがあります。

「この地域に必要なことは教育」これはぼくらの中でずっと大事なことでした。

たまたまぼくらはこの地域の中で教育を受けられるチャンスがあったのです。

 

1997年に紛争が終わったばかりで、少数民族にとっていろいろなことが不利に働くこの土地では、子どもの教育も影響を受けてきました。

 

「すべての子どもが教育を受けられる環境をつくりたい」
そのためにできることは主に2つあります。

 

(子どもたちにも話を聞く。)

 

1つ目は奨学金。

奨学金をあげれば、子どもは学費で苦しむ必要はなくなります。

でも、お金を提供する側の都合で突然なくなるかもしれません。

そして継続性には疑問が残ります。

だから2つ目、家庭が自ら現金収入を生み出す仕組みサポートすること。これがぼくらの考える“One Goat project” の原点です。

 

 

もちろん、大変だとか、上手くいかないだろうとか、失敗したらどうするのかとか、誰が責任をとるのかとか、いろんな意見があるだろうと思います。

でも当たり前です。初めてやるのですから。

 

でも、ぼくらが本当に信じて、がんばろうとすれば、不可能なことはありません。

 

いつかきっと、成功できるはず。将来的に、この学びあいツアーでの少数民族の若者と日本の若者のディスカッションから始まった第一歩を、叶えていきます。

 

 

(伝統的な竹で作られた家と村の子どもたち。)

 

HELPではなくSUPROTを。これはぼくがいつも考えていることのひとつです。

 

「途上国に学ぶ、先進国に学ぶ。両国の未来のために。」

英語で”One Step for Future”という名前の学び合いツアーの先にある次の一歩に向けて、進んでいきます。

 

日本のみなさん、僕らの挑戦を、たくさんの方が応援してくださっていることを知ってとても感謝しています。
若者の力で、草の根から社会を変えたい!

 

そしてそう思える若者を、もっともっと増やしていきたいと思っています。
これがスタートラインです。これからも、よろしくお願いいたします。

 

 

************************************************************************************

 

目標金額の500,000円を達成しましたが、「ヤギで教育資金プロジェクト」に一緒に取り組める家庭の数をひとつでも増やせるよう、残り23時間、引き続き応援寄付を募集します。

 

みなさまのお気持ちを、分けていただけると嬉しいです!

 

改めて、現在76人ものサポーターのみなさん、このプロジェクトのことをシェアしてくださっているみなさん、応援メッセージをくださっているみなさん、メンバー全員から、感謝を伝えます。ありがとうございます!

 

リターン

1,000


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①現地の写真が入った少数民族の若者たちからの直筆サンクスレター

申込数
34
在庫数
制限なし

3,000


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上記に加え、
②現地で購入したバングラデシュクッキー

申込数
11
在庫数
制限なし

1,000


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①現地の写真が入った少数民族の若者たちからの直筆サンクスレター

申込数
34
在庫数
制限なし

3,000


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上記に加え、
②現地で購入したバングラデシュクッキー

申込数
11
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 6

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