プロジェクト概要

 

さらなる先の展開を目指します!

 

このたび、みなさまがたにお力添えをいただき、おかげさまで当初の目標額を達成することができました。本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

 

大慈学苑を応援してくださるみなさまのお気持ちが胸に沁み入り、ほんとうに嬉しく、ありがたすぎて、仏に手を合わせ感謝の涙を流しました。

 

しかし、お伝えいたしましたとおり、“訪問スピリチュアルケア”へのニーズは急を要しており、さらなる先の展開を急がねばなりません。

 

大慈学苑では、先月4月の半ばから“訪問スピリチュアルケア”のご依頼を受付けはじめました。

 

というのも、来年2020年1月に「訪問スピリチュアルケア専門講座」(「スピリチュアルケアサポーター養成講座」から改称)を開講し、「訪問スピリチュアルケア師」を養成する計画に先立ち、世の中のみなさまに大慈学苑がこれからすすめていく“訪問スピリチュアルケア”の存在を知っていただく狙いでした。

 

ですから、最初はほとんどご依頼がないだろうと踏んでいたのです。

 

ところが、浅知恵の予想に反し、受け付けをはじめてからわずか1ヶ月の今、すでに全国各地から20件を超えるご依頼を受けさせていただき、日々訪問スピリチュアルケアを実施させていただいております。

 

こんなにも“訪問スピリチュアルケア”の需要があることに驚くとともに、当初の計画を前倒ししてニーズに応えてゆかなければならない状況に兜の緒を締め直したところです。

 

なぜなら、今現在、他県からのご依頼にも、大慈学苑の拠点である東京都江戸川区から出かけさせていただいておりますが、ご依頼主様に交通費のご負担が生じますし、こちらも1日仕事となり効率に欠けるという難点があります。

 

今後は、大慈学苑の拠点を日本全国各地につくり、地域ごとに“訪問スピリチュアルケア”の需要と供給が完結可能となるシステムを早急に構築しなければなりません。

ここで、気を緩めるわけにはいかないのです。

 

あらためまして、第2の目標額として300万円を設定させていただき、活動のための費用として使用させていただきたく思います。

 

さらなるご協力をお願い申し上げるとともに、大慈学苑スタッフ一同、より一層気を引き締め、精進して参る所存です。

 

引き続きご支援のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

大慈学苑 代表理事
玉置妙憂 合掌

 

 

スピリチュアルケアとは?

 

世界保健機関(WHO)憲章では、健康について「肉体」「精神」「社会」の3つの要素がつくるとしてきました。

 

1998年、そこにもうひとつ「スピリチュアル」という要素を加えることが提案されてから、医療・看護業界では「スピリチュアルケア」が注目されています。

 

「スピリチュアル」は、「メンタル」よりもっと深いところ、人の存在そのものに関わる潜在的なものです。

 

「私の人生なんだったんだろう……」「もう死んでもいいのに、お迎えが来ない……」といったときは、そのスピリチュアルがダメージを受けている「スピリチュアルペイン」を抱えている状態です。

 

ケアを必要とする人とケアをしようとする人が1対1の人間として向き合い、じっくりと話をすることで、ゆっくりゆっくり「スピリチュアルペイン」を解きほぐしていく。

 

それが「スピリチュアルケア」です。

 

必要とする方にケアを届けるために、東京を拠点に、スピチュアルケアを始めます。

 

 
看護師の私が夫を在宅で看取って変わった価値観。修行を積んで僧侶になり、残りの人生すべてをかけて、スピリチュアルケアの世界へ!

 

みなさん、こんにちは。玉置妙憂です。看護師になってそろそろ25年。僧侶になって7年目です。

 

私は8年前に夫を在宅で看取りました。がんでした。

 

看護師の私は、まだできる治療の数々を知っていたのに「もうなにもしたくない」という夫の意思に沿い、在宅での療養生活をスタートしました。

 

でも、ゆるやかに人生の坂道を降りてゆく彼を間近で見て、ときに叫びだしたいほど悲しくなり、なにもかも投げ捨てたくなるほど苦しくなり、コントロールできない自分自身の心に振り回されました。

 

そして、弱音を吐いてはいけないような気がして、そのつらさを誰にも話すことができませんでした。

 

高野山で修行前

 

夫を看取ったあとも、心は静まりません。

 

「もし積極的な治療をしていたら、まだ生きていたかもしれない」「私は夫を見殺しにしてしまったのかもしれない」と思い悩みながら四十九日までを過ごしました。

 

その間に、いつしか静かに花の色が変わるように「出家しよう」と思うようになり、納骨をすませて、すぐに得度しました。

 

足掛け3年間の修行中は、とことん自分に向き合いました。そして「なにが足りなかったのか」がわかったのです。

 

「人が逝く」「誰かを看取る」ということは、万人に必ず訪れることとはいえ、やはり大仕事です。そして、なにより大事なのは、「最期まで自分らしく生き抜く」ということです。

 

その大仕事を滞りなく成し遂げるには、医療や福祉にサポートしてもらうだけでは足りません。“心”を支えてくれる伴走者が必要なのです。

 

加行成満のご挨拶に師僧を訪ね「これからは在宅で療養する人とそのご家族の心を支えたい」とお伝えすると、すでに台湾では尼僧が在宅療養者とそのご家族の心のケアを行っているというではありませんか。

 

すぐ台湾に飛んで、見にいきました。

 

 
2015年、台湾ではスピリチュアルケアが身近にあることが、既に当たり前になっていました。

 

台湾では2000年に、スピリチュアルケアの拠点となる『大悲学苑』が、台湾大学医学部付属病院緩和ケアチームの医師 陳先生と、僧侶の法鼓山法師釋惠敏先生によって立ち上げられました。

 

ケアをしようとする人は、僧侶、看護師、福祉関係者、自分の家族を看取った経験のある人など、120名ほど。

 

1人に対して、平均2週間に1回訪問するのですが、台北地区だけで年間300人の訪問先を抱えており、大きな規模で運営されています。

 

また、LINEなどのSNSでつながっていて、気持がつらくなったらいつでも連絡していいよ、という関係性を持っています。まさに、毎日の生活の密着したサポーターなのです。

 

台北大悲学苑

 

初めて私が訪問させていただいたのは2015年。それから大悲学苑に通いつめ、そのノウハウを学んで、5年。

 

実際の訪問に同行させていただき、スピリチュアルペインへの対応の仕方をたくさんみてきました。

 

また、スピリチュアルケアをしようとする者は、自分自身を高め律することが何よりも大事なので、そこは意識して学んできました。たとえば、瞑想などです。

 

5年の月日の間、そりゃ、波がありました。挫折しそうになったことも1度や2度ではないです。でも、なんでかな、「これをやらなくちゃいけない」と思うんです。

 

使命ですね。ミッションです。そして今年、満を持して日本版大悲学苑『大慈学苑』を立ち上げる決心をいたしました。

 

台北での在宅スピリチュアルケア視察

 

 

2040年、年間166万人が亡くなる多死時代がやってきます。終の棲家は「家」へと移行せざるをえないでしょう。

 

現在、日本では年間134万人ほどが亡くなっています。その中で在宅で療養される方は13%ほどなので、約18万人が訪問スピリチュアルケアの対象になります。

 

現在、テスト的に現在訪問看護ステーションなどから依頼を受けて訪問しています。

 

訪問先は今のところ難病の方、独り暮らしの高齢者などが多いです。また、ケアマネさんからもご紹介いただいてます。

 

つまり、医療や福祉の従事者が、自分たちの手が回りきらないところを埋めてくれと言ってきているのです。

 

もちろん、訪問先の方々からも喜んでいただいています。私は医療者でもなく福祉関係者でもない立場です。

 

つまり、ひとりの人間として話しを聴きに行かせていただいてますから、看護師やケアマネに言えないことも(たとえばちょっとした愚痴とかね)話せる相手がいるというのは良いガス抜きになるのでしょう。

 

また、私の守備範囲は「死」や「死んでから」、もっといえば「前世」や「来世」までもを含んでいますから、そりゃ話が尽きないです。

 

台湾金町の在宅訪問看護チームと

 

 

年中無休、いつでも呼んでください。
日本全国どこへでもお話を聴きに伺います!

 

立ち上げるサービスは、「大慈学苑」。「1回きりの人生を生き切ること」ができるようにサポートしたいと考えています。

 

台湾の『大悲学苑』をモデルとして見習うべきところを見習い、細部においては日本文化にマッチするよう改革を加えました。

 

対象となるのは、在宅で療養している方、そのご家族。老夫婦、独居老人。ひきこもり。生きずらさを感じている人。

 

「やり残したことがある」「なかなかお迎えが来ない」「死んだらどうなるんだろう」「1年は早いけれど、一日が長くてたまらない」そんなあなたのお話をそっと聴きます。

 

サービスの利用にあたり、年会費は1万円の会員登録していただきます。入会後は交通費だけのご負担で、何度でも訪問を依頼していただくことができます。

 

1回の訪問の滞在時間は原則60分。日本全国どこへでも交通費だけでお伺いいたします。

 

「離れて住んでいる親が心配だけどなかなか行ってやれない」「いつも同じ話をされるのでしんどくなってきてしまった」

 

ご家族だからこそあるつらさです。私が行って、かわりにお話を聴かせていただくのはいかがでしょう。

 

在宅療養中のご本人とご家族の心を支える訪問スピリチュアルケアを中心に、コミュニティづくりや、スピリチュアルケア訪問を担う人材の育成にも努め、地域まるごと「支えあう力」の活性化を目指します。

 

大悲学苑で活躍する親友台湾尼僧と

 

 

ご支援ありがとうございます。心からの御礼を申し上げます。引き続き、なにとぞよろしくお願い申し上げます!

 

2040年、166万人がなくなる時代。あと何年かすれば、今の子どもたち、孫たちが、私たちを看取ることになるのです。

 

その時、彼らが困らないように。大変な思いをしないように。次世代に残したい“地域で支えあう文化”を復活させるのは、今が最後のチャンスだと私は思っています。

 

「いったいいつ立ち上げるんだ?」というお言葉を聞きつつ5年。やっとやります!やるからには必ずやります!

 

台湾の陳先生、釋惠敏先生、尼僧さんがた、そして患者さんとそのご家族の方々、みなさん「加油!妙憂!!」と背中を押してくださいました。

 

体力と気力は十分です。足りないのは智恵と資金。

 

これからもみなさまのご意見ご指導を頂戴し智恵の不足を埋めさせてください。そして、このクラウドファンディングで資金の不足を賄わせてください。

 

ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

ときには医療現場でも袈裟をかけてお勤め
 

 

リターンについて

 

亡き夫、彼は写真家でした。車とか冷蔵庫とか、物撮りといわれる分野を得意としていました。でも、病を得てから、彼の眼は道端に生えている名もない草や、小さな花、大きな樹の伸びゆく先ではなく根元に向くようになりました。

 

手前味噌ながら、その写真の美しさ、凄まじさに息を飲む思いでした。100%のものを世に出したかった彼が、最後の最後まで、パソコンに向かってデータのごみ取りをしていた背中が今でもはっきりと目に浮かびます。今回は、その彼の写真のなかの数枚をクリアファイルやポストカードにしました。


妙憂のポストカードや直筆の曼荼羅も、御礼として差し上げます。もともと絵心なんてこれっぽっちもなかったのですが、修行を終えて山を下りてきたら急に描けるようになったのです。ほんと、不思議。でも「降りてこなければ描けない」ので、量産できません。

 

また、30万円以上のご寄付を賜りました方は、台湾大悲学苑視察ツアーにご招待させていただきます。現地では大悲学苑、台北大学医学部付属病院、医学博物館、などを訪問します。通常では決して経験できない、貴重な体験をしていただけると思います。空いた時間には、夜市や故宮博物館など、台湾ならではの観光地をご希望に合わせてご案内いたします。ぜひご一緒いたしましょう。

 

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妙憂が描いた曼荼羅

 


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