
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 349人
- 募集終了日
- 2023年3月31日
四日市港の貨物支線「末広橋梁」
貨物鉄道博物館常務理事の南野です。
今日は、四日市港の貨物支線「末広橋梁」を紹介してみます。
と言っても、こちらは関西鉄道が1907(明治40)年に国有化されてからのお話です。
四日市-四日市港間1.7kmは貨物支線として1920(大正9)年12月に開業、1931(昭和6)年に千歳運河の末広橋梁が完成すると、翌1932(昭和7)年8月には四日市港駅は四日市第二号埋立地に移転し、0.8km延伸されました。しかし、貨物支線は1985(昭和60)年に廃止され、以後は四日市駅の構外側線扱いになっています。かつては日本板硝子のガラス輸送なども行われていましたが、現在の定期輸送は太平洋セメントのセメント輸送のみとなっています。
末広橋梁は、1931(昭和6)年12月竣功の跳開式可動鉄道橋で、現役では国内唯一です。設計は橋梁コンサルタントの草分けと言われた山本卯太郎の主宰する山本工務所。
四日市港修築事業により、四日市第一号埋立地(四日市市末広町)と同第二号埋立地(四日市市千歳町)間の千歳運河に架けられ、四日市港線が延伸されました。また、この修築事業では幹線道路にも可動橋である臨港橋が架けられています。
橋梁は、全長57.98m、幅4.1m。第二橋脚上に建てられた門型鉄柱側に跳ね上がります。中央の可動桁は全長17.6m、門型鉄柱は高さ15.6mで、カウンターウェイトは24tあります。
操作は定時になると四日市駅より係員が自転車でやってきて、四日市駅側にある機械室で行い、ケーブルを巻き上げて跳開部を動かしています。通常、平日は桁が上昇状態で船舶が航行できるようになっており、貨物列車運行時のみ桁が降ろされます。休日は常時桁が下降状態で船舶通過時のみ桁を跳ね上げています。また、橋梁の操作係員は、千歳町の臨港橋東踏切の操作も行っているため、橋梁を降ろしてから、踏切の操作へ自転車で移動します。そのため、橋梁は積車貨物列車の通過約15分前に下降し、返空貨物列車通過約10分後に上昇します。
この末広橋梁、1998(平成10)年12月に、可動橋としては初の国重要文化財に指定され、2009(平成21)年2月には経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。
リターン
3,000円+システム利用料
お気持ちコース 3,000円
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※リターン送付先にご登録いただいているお名前となります
- 申込数
- 44
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
5,000円+システム利用料

貨鉄博クリアファイル
■お礼のメール
■貨鉄博クリアファイル
■旧関西鉄道鉄製有蓋貨車パンフレット
■復元記念プレートへのお名前記載(希望者のみ)
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- 申込数
- 160
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