障害者の可能性を閉ざさない フィリピンたった1つの盲学校の挑戦
寄付総額
目標金額 8,000,000円
- 寄付者
- 195人
- 募集終了日
- 2017年2月15日
フィリピンの福祉法と現状(上)
これから数回に渡って、フィリピンの視覚障害児教育の状況を紹介していきたいと思います。まずはフィリピンの福祉関連法の制定と現状について3度に分けてお伝えします。
アジアの多くの途上国では1990年に「万人のための教育目標」が掲げられ、1994年にサラマンカ宣言が発表された後、障害者やマイノリティの権利を保証する法律が制定されていますが、フィリピンで最初にそのような法律が生まれたのは1982年と比較的早いのです。1982年に制定されたのは、全ての人が公共施設をバリア無く利用できるようにすることを約束した「アクセシビリティ法」です。 続いて、1992年には、サラマンカ宣言より2年早く、障害者の権利を保障する「マグナカルタ」が制定されていますし、2003年から2012年は「フィリピン障害者の10年」と言って、障害者が住みやすい国へと改善して行くと大統領が宣言しています。
障害者の権利保障法として1番メジャーなマグナカルタを詳しく見てみると、 教育の平等や就職率を平等にすること、また平等な社会を実現するためにインクルーシブ教育を導入することなどが書かれています。かなり細かい部分まで規定されていて、もしこの法律が本当に機能していれば、フィリピンは福祉大国になっていたかも知れません。ただし、フィリピンでは「法律はサゼッション(提案)だ」と揶揄されることもあるほど、実際にはほぼ機能していない法律が沢山あります。マグナカルタもその1つです。
たとえば、マグナカルタのセクション12には、 『和が国は全ての障害者に教育の平等を保障する。特別なニーズを持った人々が教育にアクセスできるよう、受け入れ学校の設備や教材を整えることに尽力する。もし学校あるいは学科が障害を理由に障害者の受け入れを拒んだならば、それは違法である』と書かれています。
このような法律がある一方で、2002年にとある大学が、入学基準を満たしている7人の視覚障害学生の受け入れを断っていたりしますし、私自身、2012年にフィリピン大学から正式な留学生として受け入れることを断られています。
ギフト
5,000円
5,000円寄付コース
■ サンクスメール
■ ニュースレター
■ 領収書
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年3月
10,000円
10,000円寄付コース
■ サンクスメール
■ ニュースレター
■ 領収書
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年3月
5,000円
5,000円寄付コース
■ サンクスメール
■ ニュースレター
■ 領収書
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年3月
10,000円
10,000円寄付コース
■ サンクスメール
■ ニュースレター
■ 領収書
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年3月

【大船渡 山林火災】3.11の被災地が再び被災. 緊急支援を開始!

- 現在
- 3,618,000円
- 寄付者
- 396人
- 残り
- 8日

岐路に立つシリア。平和な社会をつくるための人材育成としくみづくりを

- 現在
- 2,395,000円
- 寄付者
- 99人
- 残り
- 52日

ミャンマー地震緊急支援 -被災した方に寄り添う支援を-

- 現在
- 1,295,000円
- 寄付者
- 143人
- 残り
- 39日

緊急支援|岩手県大船渡 山火事被害へのご支援を

- 現在
- 7,593,000円
- 寄付者
- 802人
- 残り
- 8日

【能登半島地震】液状化被害!ゼロからのスタート(石川県/内灘町)

- 現在
- 65,000円
- 支援者
- 6人
- 残り
- 56日

ARUN15周年|社会起業家を応援し、ネイチャーポジティブな社会へ

- 現在
- 675,000円
- 支援者
- 36人
- 残り
- 60日

山口県初、平生町が災害派遣トイレ網に参加、町民の命と尊厳を守る!

- 現在
- 1,290,000円
- 寄付者
- 27人
- 残り
- 39日