障害者の可能性を閉ざさない フィリピンたった1つの盲学校の挑戦

障害者の可能性を閉ざさない フィリピンたった1つの盲学校の挑戦

寄付総額

9,995,000

目標金額 8,000,000円

寄付者
195人
募集終了日
2017年2月15日

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2017年01月20日 10:00

ジェネリンとクリスタン(後半)

私がジェネリンをもっとも尊敬するところは、彼女は大学を出て就職した後も、過去の自分と同じような状況にある家族から見放されて職業訓練センターに保護された視覚障害者たちに寄りそうことを決してやめなかったところです。

 

歌が得意な彼女は、職業訓練センターに通う人たちとバンドを組んで、毎日曜日の礼拝の際に演奏をすることを通して、訓練生たちに自信を回復してもらおうとその活動を何年も続けています。

 

一人でなんとか外出できるくらいの視力があるジェネリンとは違い、ご主人であるクリスタンは全盲です。彼は地方に生まれたがために、小学校時代は学校にて何の学習支援も受けられず、高校からフィリピン国立盲学校にて点字やパソコンのスキルを身に付けました。現在は他の視覚障害者たち向けにパソコン教室を開いています。

 

 

 二人が結婚したのは2013年。その翌年には健常者の男の子を授かりました。子どもが生まれたことで、ジェネリンが退職したので、二人の生活は厳しくなり、当時住んでいた家の家賃が払えなくなり…。

ここでも、この奇跡的な視覚障害夫婦を支えるため、周囲の視覚障害者たちが協力しました。前の記事でもお話した、家族から見捨てられた視覚障害者たち向けの職業訓練センターがありますが、そこの訓練生たちが月々1000円ほどで宿泊できる寮があるのです。

ジェネリンやクリスタンはそこの訓練生ではないですが、特例で子どもと共に寮で生活することが認められました。

 

 現在彼らの息子は、2歳をちょっと過ぎたくらいです、元気にしています。けっして恵まれた家庭に生まれたわけでもない視覚に障害のある二人が、大学を卒業し、就職し、自分たちだけで生計を立てながら子育てをしている…

 

彼らはフィリピンの視覚障害者たちの希望の星なのです。

 

盲学校の授業の様子

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