シャチに出会える海、知床羅臼。その謎を解く海中のヒントを探れ

クラウドファンディングにご支援いただいている皆様，当記事をご覧の皆様，ありがとうございます！北太平洋のアイドルこと，海獣班M2のNSです．

調査7日目にして海洋観測が終わり，航海も終盤に差し掛かっています．

調査8日目の朝，参加メンバー数人が網走港で下船しました．

久しぶりの港に，皆興奮していました．洋上は寒いけれど陸は暑いな，今は夏なのか…という，時差ボケのような（？）感想が多かったです．

タッチアンドゴーで，すぐに網走港から出港した後は，MOHTネットとLCネットの清掃を行いました．

ネットをクレーンで吊るし，皆で広げて，付着物を高圧洗浄機で勢い良く落としていきます．

MOHTネットは1枚網で出来ているので清掃がまだ楽でしたが．．．

LCネットは網が2重構造になっていたり，ロープがプラプラ浮いていたりして，清掃に苦戦しました．

↑このように，クレーンでネットを吊るすと，その長さがよくわかりますね！

帰路は，海洋ゴミ調査と鯨鳥類目視調査をします．下の写真は漂流ゴミの目視調査の様子です．ゴミの種類や大きさ，色，船からの距離を発見次第記録していきます．

一見綺麗に見える海も，よく見ると小さいプラスチックや発泡スチロールが浮いています．今日，マイクロプラスチック問題が頻繁に取り上げられるようになってきました．綺麗な海になるように，一人一人がゴミ削減等に努めていかなくてはならないと思います．

ではまた！