日本全体が避難所生活の今、「災」を乗り越えた被災地の知恵を。

支援総額

4,412,000

目標金額 3,500,000円

支援者
192人
募集終了日
2020年5月29日

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2020年04月10日 21:20

被災地でのボランティア活動を経た私の変化

 はじめまして、私は復興応援団学生スタッフの葛野諒と申します。この春、東北大学工学部機械知能航空工学科の4年生となりました。この度は、本プロジェクトに対する私の思いをお伝えし、みなさまのご支援をお願いしたく思い、筆を取らせていただきます。最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 恐縮ですが私個人のことを少し話させていただきます。私は現在、大学にて宇宙構造物の研究をしております。課外活動では昨年、宇宙系学生団体と、ものづくりサークルの立ち上げをしておりました。ですので、私が復興応援団で実際に活動をしていたのは一昨年の大学2年時のことになります。私の現在の活動は復興応援団と全く繋がりが無い様に見えますが、この復興応援団での活動があったからこそ今の私があると考えております。

 

 私が復興応援団に入ったのは、芋煮会にて当時のメンバーが私を温かく自分を迎えてくれたことがきっかけでした。当時は東日本大震災から6年の歳月が経っており、震災復興関連の報道も減ってきている頃でした。そのため、当時の私は震災復興に対して特に強い思い入れを持っていた訳ではありませんでした。 

 しかし、その後、代表の佐野さんと出会い、実際に現地に赴いて活動をする中で、東日本大震災の復興の本当の現状を目の当たりにし、結果自分が今後どんな人生を歩みたいか真剣に考えるきっかけとなりました。

 

 私は被災当時、秋田県内の小学校に通う小学6年生で、被災した311日は卒業式の前日でした。学校で帰り支度をしている時に大きな揺れが来て、何が起こっているのかよく分からないまま雪降る道を帰り、停電していた家の中で不安を感じていたことを覚えています。幸い私の地域は被害が少なく、停電もすぐに治まりましたが、テレビの向こう側は大変なことになっており、「東北はこれからどうなっていくんだろう」と恐怖を感じたことが強く印象に残っています。

 そこから長く時間が経った大学2年時に復興応援団と出会い、2つのチームで活動することとなりました。被災地域を実際に巡り、現地の方と触れ合うツアーの企画運営をする「地域のファンづくり」チームと、被災地域である南三陸から遠く離れて住んでいる方でも、現地の新鮮な食材を通して復興を担っていると繋がることができる「物語屋」事業の立ち上げチームです。

 実際に現地に赴いて、地域の復興を担っておられる小野花匠園の小野さんや、金比羅丸の髙橋さんとお話をすることで、テレビやニュースからは得られない復興の本当の現状の一端を知ることができました。これら現状を、ツアーを通して自分が伝えるとき、実際にその地域で被災していない伝えることはどれほど難しいことなのか、痛感しました。

 私は復興応援団での活動を通して、1つの物事に対して真摯に向き合い、主体的に動くことの大切さを学びました。また、人にものを伝えるためには、言葉だけでなく普段の行動や姿勢から真摯であることが大事だと知りました。他にも「成長ではなく、貢献を目的に動く」というのがこれから社会人になる上で必要な考え方であると学びました。

 現地で震災復興を志す方の熱い想いに触れ、その方々の行動を傍で見ることで、自分がこれから秋田や東北のために何をしていかなければいけないのかを考えるきっかけとなりました。そこで私は、自分が将来本当に成し遂げたいことを見つめ直し、宇宙の道を志すことを決めました。復興応援団での活動により、私は、私がこれから何十年も生きていく上で大切な考え方やあり方を学ぶことができました。

 

 当プロジェクトは、災害で得られた防災の叡智が結集したものが形になります。

 これらの防災対策は災害大国である日本においては間違いなく必要であり、貴重です。

 当プロジェクトの始動を知ったとき、被災当時の私が「防災は、学校で行う避難訓練だけでは不十分で、本当は家庭や地域レベルで備える必要があるのでは」と感じていたことが思い起こされました。

 しかし、これらの防災知識の普及は未だ拡がっておらず、実際の被災経験に基づいた防災知識に触れたことがある方は少ないと思います。だからこそ、主体的に防災に取り組み、次なる災害に備えることは身の回りのかけがえのない人たちを守るための重要な対策となります。

 皆様のご支援ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

リターン

15,000


【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分をご購読いただけます。
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。

■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)

*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。

-----
■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈




申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

■ 感謝のメール

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

15,000


【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分をご購読いただけます。
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。

■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)

*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。

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■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈




申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

■ 感謝のメール

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月
1 ~ 1/ 8

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