プロジェクト実施 第一弾!!

【ネパール渡航2日目 2/1】

 

本日はバクタプルに位置する3校の私立学校と1校の公立学校へ教材を渡しに行ってきました!

 

◎AM8:00 文房具屋さんのところへ本日配布分の教材をピックアップ

一つ一つ丁寧に包まれた教材セットを文房具屋さんで受け取りました。ルピーに換金した現金渡しできちんと確認して頂き、教材を購入しました。

(教材費をルピーでお支払い)

 

教材を受け取る時、文房具屋のオーナーさんから『あなたたちと一緒にこのような活動ができて嬉しいです。これからもこの良い関係を続けていきましょう』という言葉を頂きました。このプロジェクトに賛同し、1000セットという大変な量を準備することを快く引き受けて下さった文房具屋さんに心より感謝致します。

(今回の教材セットはノートが質の良いものグレードアップ)

 

◎1校目Samata Shiksha Niketan School

バクタプルの街中にあるマンモス校に行ってきました。幼児さんから高校生までの1085人が一つの学校に通っています。この学校は私立ですが他の私立と比べて授業料が安く、貧しい子たちでも通えるようにしているので、一つの学年に100人以上の生徒がおり、とてもたくさんの子どもたちがこの学校に通っています。

(1000人以上の子どもたち)

 

しかし、私立といえども電気はなく、生徒数が多いために部屋いっぱいに生徒が溢れている状態でした。

この学校では低学年の子どもたちを中心に教材を配布しました!子どもたちの教材を見つめる笑顔や、友達と教材を指差しながら話している姿を見て、プロジェクトを実施してよかったと感じました。教育に対するインセンティブとして高学年も含めた成績優秀者への教材配布を行いました。

(教材を受け取った子どもたちの様子。笑顔が素敵です^^)

 

◎2校目Paragon Academy

こちらも街中にある私立学校です。Samataとは違い、校舎が綺麗で整っている印象を受けました。この学校は校長先生がとても熱意のある方で、生徒たちも『勉強は好き?』と聞くと、『勉強が好き!』『ここはすごくいい学校だよ!』と答えてくれるなど、良い教育環境であることが伺えました。建物が何棟かに分かれていて、震災があった時に倒れることを懸念して高い建物には親御さんが通わせたがらないので低めの校舎で何棟もつくっているということを教えてくださいました。この学校でも低学年の子どもたちに教材を配布しました。この学校はとても良い学校ですが、約20人の子どもたちが親御さんがいない、書くものが足りない、などの問題も抱えています。そのような中で子どもたちに良い教育環境を整えようと努力している校長先生とお話をして、今後も先生と一緒に子どもたちが必要とする支援はなんであるのかを考えていこうと思いました。

(教材はすべてプロジェクトメンバーから手渡しで子どもたちに渡しました)

 

◎3校目Deep Saraswati English School

3校目のこの学校は山の上に位置しており、街中とは打って変わって周りに家がポツポツとあるだけの土地に学校がぽつんと建っていました。この学校は私立学校ですが、3分の1以上の生徒に奨学金を与えるなど、設立者の方の教育への意識の高い学校です。この学校では4年生までの子どもたちに教材を配布することができました。帰りに教材を腕に抱えて帰っている子どもたちの姿を見て、家に帰ったら親御さんに今日のことを話すのかなーと少しワクワクしました!

(学校までの一本道。周りは何もなく、夏は緑でいっぱいになります)

 

◎4校目 Krishna Primary School

こちらの学校は1年生から5年生までの公立学校です。ネパールの公立学校は多くの問題を抱えており、多くの子どもたちが公立学校から私立学校へ流れているという状況があります。この学校は3校目よりも山奥に位置する学校でした。校長先生は4月の地震によって家が倒れてしまったり、子どもたちの家の何件かもつぶれてしまったりしたという話を聞き、今日の訪問先の中では一番被害の大きかった地域といえます。1年生から5年生までのすべての学年の子どもたちに教材を配り終えたあとで、30分ほど画用紙に自分の夢を描くアクティビティを行いました。ネパールでは中学校からは副教科がなくなるので、このような機会をもうけるのはとても良いということでした。子どもたちは今回配布した教材をつかって一生懸命自分の夢を描いてくれました。中でも一番多かったのが先生で、他には、農家、歌手などさまざまな夢を教えてくれました。

(先生になりたいという二人。いっぱい勉強して夢を叶えてくださいね!)

 

一番印象的だったのが、電気を流すチューブのようなものを描いてくれた子です。現在ネパールは電気が全然足りておらず、停電が何時間も続き、夜は真っ暗で周りを見渡すことができません。『電気になりたい』という想いを描いてくれたその子どもの本当の想いは彼にしかわかりませんが、きっと笑顔の裏側にはたくさんの苦悩や悲しみを抱えているのだろうと感じました。

(電気の絵を書いた男の子。その心に秘められた想いはどのようなものでしょう。)

 

本日4つの学校を回って教材を配布して感じたことは、【目で見ただけではなにもわからない】ということでした。確かに、教材を受け取る彼らは笑顔だったし、先生たちもこちらから聞かなければなにか話してくることもありません。目で見ただけを信じ、彼らは幸せなんだ、元気なんだと考えるには十分ではない環境に彼らは住んでいるのだと思います。

外から来た人間にわかることは本当に限られたことではありますが、少しでも彼らの心に触れることのできた一日であったように感じます。

今回教材を配布した効果は目で見えるようなものではありませんが、教材を渡したときに確かに灯った心の光がこれからも消えてしまうことなく、彼らの中に生き続けることを祈るばかりです。

 

明日は残りの5校の学校を訪問します!小さな公立校が多いので、比較的のんびりと子どもたちや先生たちとお話ができるかと思います!またご報告させて頂きます!

明日も多くの可能性を秘めた子どもたちとの出会いに心を躍らせて、今日は眠ります。おやすみなさい!