西国第七番 岡寺|鎌倉時代より伝わる『弘法大師像額装軸』を後世へ

西国第七番 岡寺|鎌倉時代より伝わる『弘法大師像額装軸』を後世へ

支援総額

4,176,000

目標金額 2,500,000円

支援者
278人
募集終了日
2022年10月24日

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プロジェクト本文

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第一目標達成の御礼と第二目標に向けてのお願い

この度は、岡寺に伝わる『弘法大師像額装軸』の修理・保全のクラウドファンディングに、多くの応援をいただき誠にありがとうございます。

 

9月9日に支援を募集開始してから1ヶ月、10月9日に第一目標金額である250万円を達成いたしました。皆様から寄せられた応援メッセージの一つ一つに一同励まされております。多大なるご支援に、心より感謝申し上げます。

 

皆様からのご支援を絶対にお軸の修復に繋げられるよう、第一目標金額としては必要最低限である250万円を設定させていただきましたが、後世に残していく十分な環境を整えるためには400万円が必要です。より良い形でお軸を未来に繋げていくため、残りの期間は400万円を第二目標に掲げ、10月24日(月)23:00までクラウドファンディング活動を継続させていただくことにいたしました。皆様からのご支援は、引き続き『弘法大師像額装軸』の修理・保全費用として大切に活用いたします。

 

脈々と受け継がれてきたお大師様のお軸を今修理をしておかないと後世に伝えることも難しくなります。修理状況についても引き続き情報を発信してまいりますので、最終日まで何卒ご支援のほど宜しくお願い致します。

 

10月11日追記
岡寺

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます、岡寺です。岡寺にはこれまで様々な寺宝・伽藍が脈々と受け継がれており、大切に守り続けてきました。しかしながら年月の経過による劣化は避けられず、大切な寺宝・伽藍をこれからも後世に繋ぐためには、継続的な保存修理・保全事業が必須です。

 

今回のプロジェクトでは『弘法大師像額装軸』の修理を行います。令和5年に弘法大師御生誕1,250年を迎えるこの機会にお軸を修理し、皆様にご拝観いただくことを計画しています。

 

岡寺には檀家もなく、厄除祈願や西国巡礼など、日々岡寺にご参拝いただく皆様によって支えられている寺院でございます。ご参拝いただきました方のみならず、今回の取り組みを通じて広く有縁の皆様にご支援を賜れれば幸いです。


 

 

 

 

 

  飛鳥の地で、1300年以上の歴史  

 

飛鳥の地に建立され1,300年以上の歴史を刻む岡寺は、奈良県明日香村の東にある岡山の中腹に位置しています。昔は日本の首都、飛鳥京の中心地・飛鳥板蓋宮(大化の改新が起こった場所)、現在は明日香村行政の中心地・明日香村役場の東に位置します。過去においても現在においても政(まつりごと)・行政の中心地のすぐそばに位置しております。

 

  祈願と巡礼の寺院  

日本最古の巡礼道である『西国三十三所観音霊場の第七番札所』であり、また『日本最初のやくよけ霊場』としても信仰を集めております。

 

御本尊様は塑造・如意輪観音坐像。塑像(土で作られた仏像)としては日本最大の大きさを誇り、国の重要文化財に指定されています。岡寺大仏とも言われ、古来、『銅像の東大寺奈良の大仏』『木像の長谷寺十一面観世音菩薩』『塑像の岡寺如意輪観音菩薩』で日本三大仏と言われています。西国第七番の観音様として、厄除、特に女性の厄除に霊験あらたかな観音様として信仰を集める御本尊様になります。

 

 

1年を通じ西国三十三所や奈良大和四寺巡礼などの巡礼者が参拝に訪れ、春には境内に植えられている約3,000株の石楠花が咲きます。秋には境内を囲むようにある紅葉が色づき参道はさながら紅葉のトンネルのようになり、明日香村では数少ない紅葉の名所です。お正月からは新年の厄除祈願の参拝者で境内がにぎわう祈願と巡礼の寺院です。

 

「岡寺」の寺名について

現在広く知られているこの『岡寺』という名ですが、古く創建時は別の寺名がありました。山号は東光山(とうこうさん)、院号は真珠院(しんじゅいん)、寺名は龍蓋寺(りゅうがいじ)といい、『東光山 真珠院 龍蓋寺』という名でありました。しかし古来土地の名から『飛鳥の岡にある寺』=『岡寺』と親しみをこめて呼ばれており、現在では創建当初の『龍蓋寺』ではなく『岡寺』の名で知られております。

 

  大切な寺宝・伽藍の数々  

岡寺には、義淵僧正によって建立されて以来1,300年以上の歴史の中で、様々な寺宝・伽藍が守り受け継がれてまいりました。 

 

国宝 『義淵僧正坐像』、重要文化財『御本尊 塑造 如意輪観音坐像』『金銅 如意輪観世音菩薩 半跏思惟像』『木造 釈迦涅槃像』『天人文甎』や、埋蔵文化財の宝庫と言われる明日香村において建造物で唯一重要文化財に指定されている『仁王門』『古書院』、奈良県指定文化財の『本堂』『楼門』をはじめとする寺宝・伽藍は、後世に伝えていく必要がございます。

 

 

国宝 義淵僧正坐像

重要文化財 御本尊 塑造 如意輪観音坐像

重要文化財 金銅 如意輪観世音菩薩 半跏思惟像

重要文化財 涅槃像

重要文化財 天人文甎

 

 

 

  後世に伝えるため、額装軸の修理を行います  

これらの国宝・重要文化財だけでなく、1,300年以上もの間守り受け継がれてきた寺宝・伽藍を後世に伝えるためには、継続的な保存修理・保全事業が必須となってまいります。

 

中でも今回のプロジェクトでは、『弘法大師像額装軸』の修理を行います。鎌倉時代作であり、長年岡寺に伝えられてきたお大師様のお軸*です。(*掛軸のこと)

 

きっかけは、2019年に京都でとある展覧会が開催されるにあたって『弘法大師像額装軸』に出陳依頼が来たことでした。出陳に向け事前調査をしていただいたところ、カビが発生するなど状態が非常に悪く、出陳よりも修理を優先的にした方が良いということになりました。

 

弘法大師像額装軸

弘法大師像額装軸

 

初めてこのページをお読みいただく方の中には、「なぜ岡寺で弘法大師?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、岡寺にはお大師様の足跡が刻まれております。例えば岡寺の御本尊、『塑造 如意輪観音菩薩坐像』は弘法大師空海がインド・中国・日本の仏教伝来の三国の土を用いてお造りになられたとの寺伝が残されており、他にも奥之院にはお大師様ゆかりの厄除けの霊験あらたかな水が湧く瑠璃井があるのです。

 

令和5年には弘法大師御生誕1,250年を迎えます。真言寺院である当山としてもこの記念の年にお大師様のお軸を修理し、皆様にご拝観いただければと思い修理計画を立て今回のプロジェクトを始めることといたしました。脈々と受け継がれてきたお大師様のお軸を今修理をしておかないと後世に伝えることも難しくなりますので、皆様からご協力を賜れればと存じます。

 

修理スケジュール

なら歴史文化村の修理工房に2022年7月に預け、まずは調査をしていただきます。その後工期は12ヶ月が予定されており、順調に進めば2023年7月末〜8月あたりに修理が完了する予定となっております。

修理内容に関しては軸に発生しているカビの除去、損傷箇所の修復になり、今後の事を考え「額装」から「軸装」に戻す予定でいます。

 

 

ご支援への感謝の気持ちを込めたリターンを用意いたしました。いくつかピックアップしてご紹介します。一覧はこちらからご確認ください。

 

  勧進散華  

 

岡寺縁起散華3枚組

岡寺本尊脇侍大散華

 

奈良を拠点に活躍する漫画家・イラストレーターである西村友宏氏(STUDIO IDU)に、岡寺の縁起を3枚の散華に、そして御本尊さまと両脇侍の不動明王・愛染明王を1枚の大判散華に描いていただきました。

 

このリターンが含まれているコース例

岡寺散華セットコース
価格:5,000円

 

●岡寺縁起散華3枚組
●岡寺本尊脇侍大散華

●お礼メール
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月、期間中1回限り

 

  天竺牡丹御朱印帳
(限定復刻版)
 

 

天竺牡丹御朱印帳 21'春

天竺牡丹御朱印帳 21'秋

 

昨年大変好評をいただきました『天竺牡丹御朱印帳 21'春』及び『天竺牡丹御朱印帳 21'秋』を、今回のクラウドファンディング限定で復刻いたします。美しいグラデーションの色彩を刺繍で表現した御朱印帳です。ぜひこの機会にお求めください。

 

このリターンが含まれているコース例

【限定復刻版】天竺牡丹御朱印帳 21'春+散華コース
価格:12,000円

 

●天竺牡丹御朱印帳 21'春 限定復刻版
●岡寺縁起散華3枚組

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月、期間中1回限り

 

天竺牡丹御朱印帳 21'秋コースもございます

 

  弘法大師御生誕1,250年記念
御本尊ロゴ御朱印帳
 

 

 

岡寺の御本尊『塑造 如意輪観音菩薩坐像』が弘法大師空海によってインド・中国・日本の仏教伝来の三国の土を用いて造られ、またその際に岡寺に安置されていた菩薩半跏思惟像を胎内仏として納められたとの寺伝を、現在奈良で活躍するグラフィックデザイナー安達えみ氏にロゴを作成してもらい御朱印帳にいたしました。

 

このリターンが含まれているコース例

弘法大師御生誕1,250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)+散華コース
価格:10,000円

 

●弘法大師御生誕1,250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)
●岡寺縁起散華3枚組

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月、期間中1回限り

 

弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)コースもございます

 

その他、リターン一覧はこちらからご確認ください。

 

 

 

  檀家がいない岡寺の挑戦  

岡寺には檀家もなく、厄除祈願や西国巡礼など、日々岡寺にご参拝いただく皆様によって支えられている寺院になるため、以前より『岡寺国宝重要文化財等保存修理事業』として広く有縁のご参拝の皆様にご浄財を賜っておりました。
 
しかし平成29年に、史跡に指定されている境内において、台風21号による土砂災害が同時多発的に9ヶ所発生しました。堂塔伽藍の倒壊などの損害は免れたものの、近年では初めての大規模な災害となりました。国、奈良県、そして有縁の皆様のご支援の末、約3年の歳月をかけて災害復旧工事が完了したところです。
 
さらにこの災害復旧工事と同時進行で境内伽藍復興整備や仏様の修理等が立て続けに発生し、新型コロナウイルスの流行が重なりました。岡寺は天災に加え、コロナ禍で参拝者が減り、厳しい状況下にあります。
 
このような状況下ではありますが、岡寺は伽藍・寺宝を保存修理していく活動を継続的に行っております。この活動をクラウドファンディングを通じて広く知っていただき、岡寺とそしてお大師さまとご縁を結ぶきっかけにしていただければと思い、また保存修理事業に関して広く有縁の皆様にご協力を賜ることができないかと今回の挑戦を決意いたしました。
 

目標金額

第一目標金額:250万円

最終目標金額:400万円

資金使途:『弘法大師像額装軸』の修理・保全、返礼品の送付、手数料

絶対に達成して皆様からのあたたかいご支援をお軸の修復に繋げられるよう、第一目標金額として最低限必要な250万円を設定させていただきましたが、後世に残していく十分な環境を整えるためには400万円が必要です。400万円以上で達成し、より良い形でお軸を未来に繋げていきたいと思っています。

 

 

  今回の修復のその先に  

今回のプロジェクトの目的は、岡寺にもその足跡が残る宗祖弘法大師様のお軸を修理することではありますが、岡寺といたしましてはこのクラウドファンディングを単にお軸の修復をするだけのものとしては考えてはおりません。

 

西国三十三所観音霊場の第七番の札所として、また日本最初のやくよけ霊場として創建以来1,300年以上もの歴史を歩んでおりますが、まだ参拝したことがなかったり、ご存じいただけてなかったりする方もたくさんいらっしゃいます。

 

今回のクラウドファンディングやSNSなどを通じ、岡寺がどういうお寺かを知っていただき、この機会に観音様ともご縁を結んでいただき、是非岡寺のファンになってもらい一緒に岡寺を盛り立てていただければ幸いであります。またその皆様のお力添えが岡寺を後世に伝えていく大きな力にになると考えております。

 

皆様からのあたたかいご支援をどうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

  岡寺山主:川俣海淳  

 

岡寺は1,300年を超える歴史を持ち飛鳥の古刹になります。『龍蓋寺』と名付けられた当山ではありますがいつの頃からか「飛鳥の岡にある寺」「岡宮の地を賜って建てられた寺」ということから『岡寺』と呼ばれるようになり、創建当初より江戸時代までは法相宗の寺として、江戸以降は現在属している真言宗豊山派の寺院として長い歴史を歩んで参りました。

 

御本尊 塑像 如意輪観音菩薩さまは『厄除観音』として古くからあつい信仰があり、鎌倉時代初期に編纂された『水鏡』には「つつしむべき年にて すぎにしきさらぎの初午の日 龍蓋寺へもうで侍り」と書かれていることからそれ以前より根付いていた厄除観音としての信仰、そして草創1,300年を迎えた日本最古の巡礼道『西国三十三所観音霊場』の第七番札所の観音様としての信仰、この二つの信仰が今日まで岡寺を支えてきたものであります。

 

令和5年に弘法大師御生誕1,250年を迎えるにあたり、お大師様への御報恩のため、またお祝いの為に是非とも当山に鎌倉時代より伝わる弘法大師像軸の修理を記念の年に向けて行いたく存じております。

 

岡寺には檀家もなく、厄除祈願や西国巡礼など、日々岡寺にご参拝いただく皆様によって支えられている寺院でございます。ご参拝いただきました方のみならず今回の取り組みを通じて広く有縁の皆様にご浄財を賜れれば幸いでございます。

 

 

  大河内智之 様
(奈良大学文学部文化財学科 准教授)
 

 

岡寺には、本尊の如意輪観音坐像(重文)をはじめ、その胎内仏と伝わる菩薩半跏像(重文)、開基の義淵僧正坐像(国宝)、そしてかつての伽藍を飾ったであろう天人文甎(重文)など、白鳳~奈良時代に造られた、日本を代表する貴重な文化財が今日まで引き継がれています。それらが伝え残されてきたのは、創建以来1,300年の時を超え、伽藍を維持し、法灯を伝え続けてきた数多の僧俗の支えが、途切れることなくあったゆえのことです。 

 

その一方で、西国三十三所霊場の札所として多数の参詣者で賑わっていたはずの、中世における岡寺の状況を直接伝えてくれる仏像など文化財が、意外にも少ないことにも気づきます。文明4年(1472)に三重塔が大風で倒れ、慶長年間(1596~1615)には金堂が壊れたと伝えられ、また戦国期には多武峰の僧兵らの侵入もあったようで、度重なる災害や戦乱の中、失われた寺宝も多かったのです。 

 

そうした中、岡寺には制作時期が中世に遡る仏画が多く残ることが、分かってきました。今回、修理が計画された弘法大師像も、その一幅です。生彩ある墨線にて描かれた真如親王様の大師像で、鎌倉時代、14世紀まで遡る可能性のある重要資料です。中世の岡寺は興福寺末寺で、大乗院門跡が別当となっていましたが、江戸時代初期には真言宗寺院となっていたことが分かります(「春日神社文書」)。岡寺には室町時代に描かれた、高野山鎮守の丹生高野四社明神像も伝わっていますので、あるいはこのころ、高野山とつながりのある真言僧が入寺していたのかもしれません。その後、長谷寺(真言宗豊山派)末となる中で、大師の御影を伝える重宝として大切に祀られ、幾度かの修理を経て今日まで受け継がれてきたのです。 

 

弘法大師生誕1,250年を前に、岡寺がたどった歴史の一端を伝えるこの弘法大師像の修復が発願されました。数多の人々の結縁の機会とするため、現代の勧進たるクラウドファンディングを活用されることに賛同し、みなさまのご協力を心より呼びかけるものです。 

 

‖プロフィール

奈良大学文学部文化財学科准教授。専門は日本美術史、日本彫刻史。博士(文学)。和歌山県立博物館在職中には、「高野山麓 祈りのかたち」「高野山開創と丹生都比売神社」「仏像と神像へのまなざし」ほかの展覧会を開催し、高野山や熊野三山など多数の仏像調査を通じて仏像から地域史を読み解く研究を進める。全国の仏像公開や展覧会の情報を提供するウェブサイト「観仏三昧」(http://www.kanbutuzanmai.com/)を主催。 

 

  安達えみ 様
(合同会社榧 代表/ グラフィックデザイナー)
 

 

20代の頃に仏像が好きになり、仏像写真集を買ってはよくニヤニヤと眺めていた。何度も見ていると本物に会いに行きたくなる。当時まだ東京に住んでいた私は、数少ない休みを見つけては奈良通いをしていた。写真集を見て憧れ続けていた仏様たち。どの仏様も大変美しく、まだまだお寺に通い始めたばかりの私は、一つ一つの出会いに感動したものである。

 

その中でも特に印象に残っているのが、岡寺のご本尊・如意輪観音様だった。岡寺の観音様は高さ4.85mもある。観音様の前に座ってもあまりの大きさに目が合わない。見上げるようにお参りをした。本で幾度も見たはずの観音様。他のお寺の仏様同様、写真の印象そのままに…、というわけにはいかなかった。写真には納まりきらない圧倒的迫力と、朱や緑が鮮やかなキリっとした目元、塑像ならではの柔らかな指先と体躯の曲線が、初めて観音様にお会いする私に”包みこむ母性”のような強く大きい印象を残した。

 

あれから月日が流れ、私は大好きな地・奈良へと移住し、更にはお寺関係のお仕事をさせていただく機会に恵まれた。今回のプロジェクトの返礼品の一つ「弘法大師御生誕1,250年記念 御本尊ロゴ御朱印帳」のロゴデザインも担当している。塑像の仏様も、胎内にいらっしゃった小さな仏様も、私の大好きな仏様である。多くの方々に愛されてきた2躯それぞれの仏様。そのイメージを崩さないように、あの温かな雰囲気が伝わるように、心を込めてデザインをした。かつて弘法大師・空海は、この大きなご本尊をどんな思いで造立したのか。私の気持ちは、到底、弘法大師の壮大な思いにはかなわないが、自分のデザインが少しでも岡寺様のお力になるのであれば幸いである。奈良時代、弘法大師が観音様を通して人々を救済したように、令和の世を生きる人間の一人としてその思いを継承し、未来を生きる人たちの救いとなればと思う。お一人でも多くの方のお気持ちを、弘法大師へ、そして観音様へと届けていただきたい。

 

 

‖プロフィール

静岡県出身。合同会社榧 代表。ホトケ女子。2014年に奈良が好きすぎて東京から移住。デザイナー、イラストレーター、ツアーガイド、イベントプロデュースなど、奈良や社寺にまつわる仕事を中心に活動する。デザイン実績:奈良国立博物館「特別展・快慶」グッズ、奈良国立博物館「春日大社のすべて」マップ、平城宮跡リーフレット、大安寺傘、法華寺・櫻本坊リーフレットなど。KCN「ホトケ女子のぶらりまいり」の出演・構成を担当。

 

 


※本プロ ジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、READYFOR利用規約の「命名権、メッセージの 掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

※第一目標金額の達成後、ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

プロジェクト実行責任者:
川俣海雄(岡寺)
プロジェクト実施完了日:
2023年8月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

皆様からいただいたあたたかいご支援は、岡寺に伝わる『弘法大師像額装軸』の修理・保全のために活用いたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
不足分は自己負担金にて補填いたします。

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プロフィール

飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻みます。日本最古の巡礼道である西国三十三所観音霊場の第七番札所。また日本最初やくよけ霊場としても信仰をあつめます。 御本尊は重要文化財 塑像 如意輪観世音菩薩。塑像とは土で作られたお像のことで、塑像としては日本最大の大きさを誇ります。春には境内に約3,000株あるシャクナゲが咲き誇り、秋には境内をぐるりと囲むようにあるモミジが境内を赤く彩ります。2015年春より天竺牡丹(ダリア)を池や手水舎に浮かべる『華の池』『華手水舎』を始め全国に広がる『花手水』のさきがけとも言われています。

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リターン

5,000+システム利用料


岡寺散華セットコース

岡寺散華セットコース

●岡寺縁起散華3枚組
●岡寺本尊脇侍大散華

●お礼メール
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月
※期間中1回限り

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

5,000+システム利用料


仏様グッズコース

仏様グッズコース

●御本尊ポストカード
●半跏思惟像クリアファイル(A4サイズ)
●半跏思惟像チケットホルダー

●お礼メール
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月
※期間中1回限り

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

10,000+システム利用料


弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)+散華コース

弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)+散華コース

●弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)
●岡寺縁起散華3枚組

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月
※期間中1回限り

支援者
35人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

10,000+システム利用料


弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)+散華コース

弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)+散華コース

●弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)
●岡寺縁起散華3枚組

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月
※期間中1回限り

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

12,000+システム利用料


【限定復刻版】天竺牡丹御朱印帳 21'春+散華コース

【限定復刻版】天竺牡丹御朱印帳 21'春+散華コース

●天竺牡丹御朱印帳 21'春 限定復刻版
●岡寺縁起散華3枚組

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月
※期間中1回限り

支援者
51人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

12,000+システム利用料


【限定復刻版】天竺牡丹御朱印帳 21'秋+散華コース

【限定復刻版】天竺牡丹御朱印帳 21'秋+散華コース

●天竺牡丹御朱印帳 21'秋 限定復刻版
●岡寺縁起散華3枚組

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●拝観権 1名分
※有効期限2023年1月〜2023年12月
※期間中1回限り

支援者
70人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

40,000+システム利用料


御朱印帳4冊セットコース

御朱印帳4冊セットコース

●御朱印帳4冊セット
①天竺牡丹御朱印帳 21'春 限定復刻版
②天竺牡丹御朱印帳 21'秋 限定復刻版
③弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)
④弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●岡寺縁起散華3枚組
●半跏思惟像チケットホルダー
●御芳名を掛軸に納入
※芳名紙に記載後、掛軸の軸首内に納入します(希望制)
※掛軸の修理終了後、2023年7月以降の納入予定です
●拝観優待権 1名分
※期間内に何度でも拝観いただけます
※有効期限2023年1月〜2023年12月

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

100,000+システム利用料


僧侶による岡寺特別案内コース

僧侶による岡寺特別案内コース

●岡寺僧侶による案内(普段非公開の書院案内含む)
※60分間
※岡寺案内冊子付き
※1組10名様まで
※時期は2022年11月〜2022年12月、2023年4月〜2023年6月の間で実施します。詳細は2022年10月までに別途ご連絡します

●御朱印帳 1冊(下記より1つ選択)
①天竺牡丹御朱印帳 21'春 限定復刻版
②天竺牡丹御朱印帳 21'秋 限定復刻版
③弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)
④弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●半跏思惟像チケットホルダー
●御芳名を掛軸に納入
※芳名紙に記載後、掛軸の軸首内に納入します(希望制)
※掛軸の修理終了後、2023年7月以降の納入予定です
●拝観優待権 1名分
※期間内に何度でも拝観いただけます
※有効期限2023年1月〜2023年12月

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

300,000+システム利用料


掛軸修理完了お披露目会ご招待コース

掛軸修理完了お披露目会ご招待コース

●掛軸修理完了お披露目初日ご招待
※詳細は2023年3月までに別途ご連絡します

●御朱印帳 1冊(下記より1つ選択)
①天竺牡丹御朱印帳 21'春 限定復刻版
②天竺牡丹御朱印帳 21'秋 限定復刻版
③弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(赤)
④弘法大師御生誕1250年記念御本尊ロゴ御朱印帳(白)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●岡寺縁起散華3枚組
●岡寺本尊脇侍大散華
●御本尊ポストカード
●半跏思惟像クリアファイル(A4サイズ)
●半跏思惟像チケットホルダー
●御芳名を掛軸に納入
※芳名紙に記載後、掛軸の軸首内に納入します(希望制)
※掛軸の修理終了後、2023年7月以降の納入予定です
●拝観優待権 1名分
※期間内に何度でも拝観いただけます
※有効期限2023年1月〜2023年12月

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

5,000+システム利用料


岡寺応援コース(5千円)

岡寺応援コース(5千円)

●お礼メール

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

10,000+システム利用料


岡寺応援コース(1万円)

岡寺応援コース(1万円)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)

支援者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

30,000+システム利用料


岡寺応援コース(3万円)

岡寺応援コース(3万円)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●御芳名を掛軸に納入
※芳名紙に記載後、掛軸の軸首内に納入します(希望制)
※掛軸の修理終了後、2023年7月以降の納入予定です

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

100,000+システム利用料


岡寺応援コース(10万円)

岡寺応援コース(10万円)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●御芳名を掛軸に納入
※芳名紙に記載後、掛軸の軸首内に納入します(希望制)
※掛軸の修理終了後、2023年7月以降の納入予定です

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

300,000+システム利用料


岡寺応援コース(30万円)

岡寺応援コース(30万円)

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●御芳名を掛軸に納入
※芳名紙に記載後、掛軸の軸首内に納入します(希望制)
※掛軸の修理終了後、2023年7月以降の納入予定です

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年8月

プロフィール

飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻みます。日本最古の巡礼道である西国三十三所観音霊場の第七番札所。また日本最初やくよけ霊場としても信仰をあつめます。 御本尊は重要文化財 塑像 如意輪観世音菩薩。塑像とは土で作られたお像のことで、塑像としては日本最大の大きさを誇ります。春には境内に約3,000株あるシャクナゲが咲き誇り、秋には境内をぐるりと囲むようにあるモミジが境内を赤く彩ります。2015年春より天竺牡丹(ダリア)を池や手水舎に浮かべる『華の池』『華手水舎』を始め全国に広がる『花手水』のさきがけとも言われています。

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