【第11弾】蘇る六代目の舞台、小津安二郎『鏡獅子』を次世代へ。

支援総額

4,494,000

目標金額 4,000,000円

支援者
290人
募集終了日
2022年10月26日

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目標金額達成の御礼


お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。10月19日、皆様からのご支援が目標金額の400万円を超えました!ご支援下さった皆様、ご協力下さいました皆様、本当にありがとうございます。


おかげさまで目標金額を超えましたので、いよいよ『鏡獅子』の4Kデジタル修復を実現する事が出来ます!これから目標額を超えて頂くご支援につきましては、調査の結果本命の1959年製フィルムの映像と音声に予想以上の欠損が判明したため、本命のフィルムに加えて欠損コマの補填用に1973年製フィルムもスキャンするための資金に充てさせて頂きます。より良いデジタル修復データを残すため、引き続きご支援を頂けましたらたいへん嬉しく存じます 。

 

また、さらなるご支援を頂いた場合は、コロナ禍以降、当館の収益は依然厳しい状況ですので、図書整理用品などの運営費に充てさせて頂けますととても助かります。

 

ご支援は10月26日(水)23時まで、まだまだ募集しております。試写会ご招待やリターンにも現在、若干の余裕がございます。ぜひこの機会に、この記念すべきプロジェクトへのご参加をお待ちしております!また、一人でも多くの方にこの『鏡獅子』4Kデジタル修復プロジェクトについて知って頂くため、プロジェクトの拡散にも、引き続きご協力頂けましたら幸いです。

 

最終日まで温かい応援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2022年10月19日追記

松竹大谷図書館

 

 

2023年の小津安二郎生誕120年に向け、
劣化が進む映画『鏡獅子』の4Kデジタル化を!

 

お早うございます。演劇と映画の専門図書館・松竹大谷図書館の事務局を担当する武藤祥子です。
皆様の長年にわたるお力添えのおかげで、今回で11回目のクラウドファンディング挑戦となりました!

 

映画『鏡獅子』のフィルム

映画『鏡獅子』より

 

今回は、来年2023年の小津安二郎生誕120年に向け、小津監督の歌舞伎記録映画『鏡獅子』の4Kデジタル修復に取り組みます!そのため、今回のクラウドファンディングではこれまでで最も高い目標金額に挑戦いたします。皆様のご協力をどうかよろしくお願いいたします!!

 

|当館のクラウドファンディング

 

クラウドファンディングを始める以前、収益事業からの収入が乏しく財政が厳しかった当館は、経費削減などの努力を重ねてきましたが、なかなか赤字から脱せず、「万年運営費不足」を大きな課題としていました。そこで平成24年から昨年まで10回にわたり、運営費の不足を補うためクラウドファンディングに挑戦してきました。そして、沢山の方々が当館の活動に賛同してくださり、これまでのご支援は累計で2,969万円を超えました!

 

これも、皆様が当館の活動に賛同しお力添えくださったおかげと、職員一同厚く感謝を申し上げます。

 

第10弾のプロジェクトで、支援者のお名前を入れた台本カバー

 

※松竹大谷図書館の[第1弾]から[第10弾]のクラウドファンディングについては、こちらをご覧ください。

 

 

|所蔵フィルムのメンテナンスを進めています

 

演劇と映画の専門図書館である当館は、主に台本やプログラム、写真などのノンフィルムといわれるフィルム以外の映画資料を所蔵していますが、実は約300本の【映画フィルム】も保管しています。

 

昨年実行した【第10弾】では、300本のうち図書館の書庫内で保管していた92本のフィルムについて、ご支援により劣化状態の調査を行い新しいフィルム缶へ入れ替えるなど保存状況の改善を行いました。また、フィルムをスキャニングして低解像度のデジタルデータで映像の内容を確認し、今後のメンテナンスに向け調査を進めました。

 

そして今回【第11弾】では、いよいよ小津安二郎監督の歌舞伎記録映画『鏡獅子』の4Kデジタル修復に取り組みます!

 

 

小津安二郎監督作品『鏡獅子』を
鮮明な映像と音声で蘇らせたい

 

大正、昭和期を通して活躍した歌舞伎の名優、六代目尾上菊五郎は、踊りの名手としても知られています。その中でも、ひときわ高い評価を得ていた舞踊が『春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)』です。

 

『春興鏡獅子』六代目尾上菊五郎(獅子の精)

 

今回デジタル化を計画している歌舞伎記録映画『鏡獅子』は、昭和10[1935]年、六代目菊五郎が51歳の年に撮影されました。

 

昭和11[1936]年5月歌舞伎座『春興鏡獅子』六代目尾上菊五郎(獅子の精)
六代目中村福助=六代目中村歌右衛門・中村章景=五代目中村芝雀(胡蝶)『演芸画報』昭和11年6月号より

昭和11[1936]年5月歌舞伎座『春興鏡獅子』六代目尾上菊五郎(小姓弥生) 『演芸画報』昭和11年6月号より

 

舞踊部分の撮影は昭和10[1935]年6月、興行中の歌舞伎座で、25日の終演後から翌日の10時まで夜を徹して行われました。また、舞踊の前に挿入されている楽屋での六代目菊五郎の姿は、翌昭和11[1936]年5月、歌舞伎座で『春興鏡獅子』が上演された折に撮影されました。

 

映画の冒頭には、当時の歌舞伎座の正面玄関、客席、舞台や花道など場内が映され、大正13[1924]年に建てられ昭和20[1945]年に戦災で焼失してしまった第三期歌舞伎座の姿が、貴重な映像として残っています。

 

小津安二郎監督 ©松竹株式会社 当館所蔵スクラップ 映画『彼岸花』より

 

この映画は、名匠・小津安二郎監督の撮った唯一の記録映画であり、また初めてのトーキー映画でもあります。当館が管理している映画は、昭和25[1950]年に再編集されたもので、全体で約24分となっており、うち舞踊部分は18分ほどです。当時国内での一般公開は行われず、これまでスクリーンでの上映は一部の特集上映などに限られてきました。

 

平成15[2003]年に小津安二郎生誕100年を記念して発売された【小津安二郎 DVD-BOX 第四集】の特典映像としてDVDに収録されていますが、この20年前のDVDはフィルムをスキャンした映像と音声をそのまま収録しており、レストアなどのデジタル修復は行っていません。

 

そこで、現在の高性能スキャナーと修復技術を駆使して、この貴重な映像を4Kで蘇らせるため、このプロジェクトにご協力いただけないでしょうか。
 

 

『鏡獅子』のなかで、
一番オリジナルに近いフィルムがピンチです!

 

このプロジェクトで、4Kデジタル修復を進めようとしている『鏡獅子』ですが、当館には『鏡獅子』のタイトルの付いた映画フィルムが9組遺されています。この9組のフィルムはオリジナル原版ではなく、全て複製されたフィルムであり、フィルムの劣化についてもそれぞれ異なる状態でした。そこでまず、プロジェクトを開始するにあたり、どのフィルムがよりデジタル化の素材として相応しいのか、全てのフィルムの状態調査と選定の作業が必要となりました。

 

スキャンをするフィルムの内容や状態によっては、複数のフィルムを素材として用いて、映像や音声の欠損部分を補うなどの作業が必要となります。つまり、スキャンするフィルムの状態を確認し、素材を決定することで、費用の見積りを作っていただくことができるのです。

 

そこで、プロジェクト開始前に、画像スキャンをお願いする予定の株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスで、フィルムの状態と内容の確認作業を行っていただきました。

 

株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス開発の簡易テレシネ機「tetele(テテレ)」

 

昭和48[1973]年頃に複製されたと推定される35㎜フィルム

 

調査の前にデジタル化の最有力候補とされていたのは、【小津安二郎 DVD-BOX 第四集】の特典映像として収録されている映像の元となった35㎜のフィルムでした。昭和48[1973]年頃に複製されたと推定され、その段階で複製元のフィルムについていたキズなどがそのまま受け継がれており、特に映像の右側に大きなキズが走っているのが難点でしたが、フィルムのコンディションはとても良好でした。

 

ところが全フィルムの調査の結果、9組の中では一番古く、昭和34[1959]年頃に製造されたと推定される35㎜フィルムが、画面も明るく陰影がはっきりしている印象で、映像を損なうようなキズも少なく、映像に情報が多く含まれていることが判明しました。

 

昭和34[1959]年頃に複製されたと推定される35㎜フィルム


しかし、このフィルムは昨年の【第10弾】でも問題となったビネガーシンドロームによる劣化が進んでしまい、表面には白い結晶が付着し、カーリングと呼ばれるフィルムの変形とワカメのような歪みが発生しており、酢酸臭もしていました。そのため、スキャナーに掛けることができるかどうかギリギリの状態で、一刻も早いデジタル化が望まれる劣化状況にあるという調査結果が出ました。

 

※ この時代のフィルムのベースとなっていた「アセテート」という素材が空気中の水分や熱によって化学反応(加水分解)を起こして酢酸化してしまう劣化現象。

 

 

このようにビネガーシンドロームによる劣化が進行した状態のフィルムですが、恐らくこのフィルムが、当館が所蔵する中で一番オリジナルに近いと思われます。そこで、このフィルムに遺された映像に可能性を求め、このフィルムを基本素材として4Kデジタル修復し、これまで見たことのない鮮やかな『鏡獅子』の映像を蘇らせることを目指しています。また、今回は音声についても日本に2台しかないアーカイブ専用のスキャナーで、より奥行きのある音声を取り出し、当時の音を再現できたら、と願っています。

 

これ以上、劣化が進んでしまう前に!今ならまだ、映像を蘇らせることができるのです!

 

この貴重なフィルムのラストチャンスと思われるデジタル化への挑戦に、ぜひ皆様のお力を貸していただけますようお願い申し上げます!
 

 

『鏡獅子』4Kデジタル修復作業・納品メディア概要

 

今回皆さまからいただく貴重なご支援は、下記≪1≫から≪8≫の費用に充てさせていただきます(費用把握の為、≪1≫のフィルム調査・選定までは完了しております)。

 

≪1≫ フィルム調査・選定

 

 

映画「鏡獅子」のオリジナルのフィルム原版は当館には現存しませんので、複製されて残っている9組のフィルムのうちどの素材を使用してデジタル修復するのか、1組ずつフィルムの持つ情報量とフィルムの劣化状態を確認の上、選定しました。特にフィルムの持つ情報量は、修復作業で補うことができない大事な要素となりますので慎重に確認しました。

 

選定した1959年製フィルムはカーリング・経年劣化が進んでおりましたので、本命の1959年製フィルムに加えて、バックアップとして1973年製フィルムもスキャンを予定しています。また、1959年製フィルムは表面に白い結晶が出ていますので、フィルムの表面をふき取る結晶除去を行う予定です。

 

≪2≫ 4Kデジタルスキャン

 

 

選定した1959年製フィルムは35mmポジフィルムで、含まれる情報量は4K相当です。その情報量を活かし、4K解像度でのデジタルスキャンを行います。フィルムをデジタル修復する為に、専用フィルムスキャナーでスキャンしてデジタル変換します。

 

大切なフィルムを傷つけることがないように、フィルムの劣化状態に応じてスキャナーを選択することも重要です。今回、画のスキャナーと音のスキャナーは別の機材を使用して、それぞれに最適なスキャンを行う予定です。

 

≪3≫ デジタル修復

 

本プロジェクトで一番時間がかかる工程です。作品が持つ製作意図や狙いを忠実に守りながら、1コマ1コマ、デジタル修復します。

 

 

画の修復

 

先ず、経年劣化により生じたフィルムの歪みによる上下の揺れを止めます。次に、チラつきを押さえます(デフリッカー)。そしてフィルムについた細かい傷やフィルムに焼きこまれた細かいゴミ(パラ)を消します。最後に、大きな傷や消しきれないゴミを消し、見易い映像に整えていきます。コマが欠落していれば(黒コマ・コマ飛び)、足りないコマの画を合成します。フィルムにはデジタルにはない粒子が特徴的ですが、粒子を抑えたり全体的なバランスを整えます。最終的には目視で1コマ1コマ確認します。

 

音の修復


本作のスキャンデータ(1959年製フィルム)は上映用ポジフィルムからのスキャンなので、上映による傷、汚れがあります。それに加えてフィルムの経年劣化が及ぼす音像の変化等を考慮して、何故そうなったのかを理解し、1音1音修復します。
 

≪4≫ グレーディング
 

 

フィルムの経年劣化による明るさ・コントラストのずれや、カット間のバラつき、時間の経過も意識してデジタル上で補正し、公開当時の画調を目指します。最終的には関係者立会いの下、撮影監督に監修していただき画調を調整していきます。本作は小津組の系譜を継ぐ近森眞史キャメラマンに監修をいただく予定です。

 

≪5≫ ダビング
 

 

シアター環境の音響スタジオで当時の音を再現します。製作当時のスピーカー性能は想像するしかありませんが、歪みが少なく、明瞭度があり、聞きやすい音を探っていきます。最終的には関係者立会いの下、通しで確認をします。過去に『東京物語』などの小津監督作品ほか、数々の旧作のデジタル修復版を手がけた清水和法技師が担当します。


グレーディング、ダビングを経て、4Kデジタル原版が完成します。4Kデジタル原版は4Kデジタルソースマスター(=4KDSM)と呼びます。4KDSMから上映用の4Kデジタルシネマパッケージ(=4KDCP)やホームエンタテインメント用の各種メディアを作成します。

 

≪6≫ 英語字幕データ・日本語字幕データ作成
 

 

4KDCPにパッケージングする英語字幕データと日本語字幕データを作成します。英語字幕は現代の海外のお客様に違和感なく見ていただけるように新しく翻訳して作成します。日本語字幕データは既存の日本語字幕を活用します。4KDSMに合わせて、字幕のタイミングを取り直します。関係者と翻訳者の間で推敲を重ね、最終データにまとめます。

 

≪7≫ 4KDCP作成・4KDCP初号試写(無字幕版 日本語字幕版 英語字幕版)

 

デジタル原版の4KDSMを上映用の4KDCPに変換します。冒頭に4Kデジタル修復版のクレジット(先付タイトル)をつけます。試写室で無字幕版の4KDCPの初号試写を行います。初号試写とは関係者に確認をいただき、問題がないことを承認いただく場です。初号試写をもって、「鏡獅子」4Kデジタル修復版が完成します。無字幕版の4KDCP初号試写の後、日本語字幕データ、英語字幕データを加えて、それぞれの初号試写を行います。

 

≪8≫ 4KDSMから各種納品メディア作成

 

3)~6)はLTOとHDDに格納

 

初号試写の後、デジタル原版の4KDSMから海外用、並びにホームエンタテインメント用素材として、3)~7)を作成します。最終的な納品メディアは下記の通りとなります。

 

1)スキャンデータ
2)デジタル原版(4KDSM)
3)上映用データ(4KDCP×2 ※正・副) ※英語字幕・日本語字幕入り
4)海外用データ2種(4K ProRes4444XQ/英語字幕版HD ProRes422HQ)
5)ホームエンタテインメント用データ2種(4K ProRes422HQ/HD ProRes422HQ)
6)確認用データ2種(mp4/英語字幕版mp4)
7)確認用Blu-ray/DVD、確認用英語字幕版Blu-ray/DVD
8)英語字幕データ、日本語字幕データ
 

 

目標金額の内訳


毎年皆様からのご支援で取り組んでいる電動書架のモーター交換についてですが、今期はじめに、「演劇や映画の発展に貢献したい」と仰ってくださる団体様より寄付金をいただきましたので、無事1ブロックの作業を完了することができました。


今回の『鏡獅子』4Kデジタル修復プロジェクトにも、この団体様からのご寄付のうち約200万円を充てさせていただく計画です。しかし、今回の4Kデジタル修復には、さらに高額の費用が掛かります。そこで今回この【第11弾】で、皆様に約400万円をご支援いただき、このプロジェクトをぜひ進めたいと考えています。

 

ご支援400万円の内訳


・『鏡獅子』4Kデジタル化修復費:350万円(総費用約550万円のうち)
・雑費(クラウドファンディングの利用手数料等):50万円 
 
 

リターンについて

 

|3千円ご支援いただいた方へのお礼

 

■サンクスメール

■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)

■報告書

 

|5千円以上ご支援いただいた方へのお礼

 

3千円のご支援へのお礼に加え、

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー『鏡獅子』完成台本

(左)本物の台本 (右)文庫本カバー見本
当館所蔵『鏡獅子』完成台本(昭和25年編集版)表紙デザインの文庫本サイズ特製ブックカバー

 

|1万円以上ご支援いただいた方へのお礼

※3千円と同じリターン内容の全力応援コースもあります

 

5千円以上のご支援へのお礼に加え、

 映画や歌舞伎の台本を保護するカバーに支援者として皆様のお名前を記載

 

当館では映画と演劇合わせて、年間1,500冊以上の台本を整理しますが、保存方法にも独自の工夫を凝らしています。図書のようにしっかりした作りではない台本は書架に立てにくいので、板目紙で台本を保護する「台本カバー」を作ります。

 

この「台本カバー」は、スタッフやボランティアが、一つ一つ資料のサイズに合わせて、手作りしています。なるべく費用をかけず、身近にある材料と道具で、資料を長期保護する方法の1つです。

 

 

 ▲【台本カバー】の作り方の動画(音楽が流れます) ※作業ごとに字幕が入るので、分かりやすくご覧いただけます

 

この、映画や歌舞伎の上演台本を保護する「台本カバー」に、支援者として皆様のお名前を刻み、松竹大谷図書館でずっと大切に保存させていただきます。下記リンク先の作品リストから、ご支援1口につきお好きな1作品の台本カバーにお名前を記載いたします。

 

※ 一つの作品に対してお名前の記載を希望される方が多い場合は、並べて記載します。
※台本が今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いします。
※「台本カバー」自体は非公開です。お名入れをした方のみ、その台本カバーを特別にご覧いただけます。

 

【歌舞伎・新派・新喜劇台本】作品リストは【こちら】からご覧ください。

昨年11月より今年10月の興行を中心とした歌舞伎、新派、松竹新喜劇の約100作品のうちお好きな作品の「台本カバー」

※ プロジェクト実行中に受け入れた台本は随時リストに追加いたします。

 

【映画台本】作品リストは【こちら】からご覧ください。

来年生誕120年を迎える小津安二郎監督作品や、木下惠介生誕110年、他、衣笠貞之助没後40年、五所平之助生誕120年、飯田蝶子没後50年、志村喬没後40年、佐分利信没後40年、山田五十鈴没後10年、閲覧室展示「日本映画を走る列車―鉄道開業150年―」関連作品よりセレクトしたプロジェクト限定リストの300作品のうちお好きな作品の「台本カバー」

 

【寅さん台本】 作品リストは【こちら】からご覧ください。
映画『男はつらいよ』シリーズ全50作のうちお好きな作品の「台本カバー」

 

|3万円以上ご支援いただいた方へのお礼


1万円以上のご支援へのお礼に加え、

 『鏡獅子』フィルムしおり ※デザインは全て同じです。

(左)フィルムしおり(イメージ) (右上・右下)映画『鏡獅子』の場面

 

デジタル原版から名場面9コマを選びネガを起して現像した、本物のフィルムを使ったプロジェクトオリジナルのフィルムしおりを作り、ご支援いただいた方へお贈りします。

 

|5万円以上ご支援いただいた方へのお礼

※3千円と同じリターン内容の全力応援コースもあります


3万円以上のご支援へのお礼に加え、

 『鏡獅子』4Kデジタル版初号試写会にご招待

会場:株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス第一試写室(東京都港区)

 

当館スタッフや、デジタル化に関わった映像センタースタッフによる解説付き試写会にご招待します!

 

・12月 2日(金)15:30開始 無字幕版
・12月15日(木)19:00開始 日本語字幕版
・12月20日(火)10:30開始 英語字幕版

(1回25名程)ご希望の回をお選びください(先着順)

 

試写会当日に参加できない方には、松竹大谷図書館ガイダンスへの参加券をお送りします。

 

 松竹大谷図書館ガイダンス(『鏡獅子』講座付き)にご招待

 

専門図書館ならではの資料と共に、『鏡獅子』4Kデジタル版の映像をご紹介させていただきます。
予約制で、松竹大谷図書館の所蔵資料を1時間ご案内するガイダンスへの参加券をお送りします。

 

有効期限:令和5年1月~7月の平日(開館日及び整理休館中)

※事前にお電話でのご予約をお願いいたします。
※日時のご希望に添えない場合もございますので、予め何日か候補日をご設定ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、ご案内の範囲や期間を変更させていただく場合がございます。
※今回書庫内のガイドツアーは開催いたしません。

 

 

写真は【第9弾】で実施した見学会での閲覧室の様子です。ガイダンスは事務所内で行います。

 

 

運営

 

公益財団法人松竹大谷図書館

〒104-0045 東京都中央区築地 1-13-1 銀座松竹スクエア3階

 

Tel:03-5550-1694

HP:http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/

Facebook:https://www.facebook.com/Shochikuotanitoshokan/

 

松竹大谷図書館の閲覧室

 

 


ご留意事項

 

当財団は公益財団ですが、この支援に関しては「通常型のクラウドファンディング」を利用しているため、本プロジェクトへの支援金は、税制上の優遇対象にはなりません。ご了承ください。

 

●天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、イベントの中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。

 

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

●第一目標金額達成後の返金・キャンセル等は一切できませんので、ご承知の上ご支援ください。

 

●返礼品選択時にご回答いただく質問項目へのご回答は、支援確定後一切変更できませんのでご注意ください。  

 

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。

 

●日時等について、調整の都合上、個別のご要望には沿えない場合がございますので、予めご了承ください。

 

プロジェクト実行責任者:
武藤 祥子(公益財団法人松竹大谷図書館)
プロジェクト実施完了日:
2023年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

小津安二郎の歌舞伎記録映画『鏡獅子』のデジタル修復版の作成。費用はデジタル化の諸作業費、納品メディア費、字幕作成費、試写室利用費などに使用

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リターン

3,000+システム利用料


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活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)

支援者
57人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

5,000+システム利用料


松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー『鏡獅子』完成台本表紙デザイン

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー『鏡獅子』完成台本表紙デザイン

3,000円のリターンコース内容に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
当プロジェクト限定!
当館所蔵『鏡獅子』完成台本(昭和25年編集版)表紙デザイン

支援者
93人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


オリジナル文庫本カバー+台本カバーにお名入れ

オリジナル文庫本カバー+台本カバーにお名入れ

5,000円のリターンコース内容に加え、
■台本カバーに支援者様のお名前をお入れします
【歌舞伎・新派台本】【映画台本】【寅さん台本】の3つの作品リストより、ご希望の1作品の「台本番号」と「タイトル」を応援コメントかメッセージでお知らせください。

※作品リストはプロジェクト本文「リターンについて」の台本カバーの説明部分にリンクがございます。
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします。

支援者
54人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


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【1万円 全力応援コース】

こちらのコースは、いただくご支援のほとんどをプロジェクトの実行費として使わせていただきます。

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


『鏡獅子』フィルムしおり

『鏡獅子』フィルムしおり

10,000円のリターンコース内容に加え、
■ 『鏡獅子』フィルムしおり
デジタル原版から名場面9コマを選び、ネガを起して、本物のフィルムを使ったプロジェクトオリジナルのフィルムしおりを作りお贈りします。

※ デザインは全て同じです。画像はイメージです。

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


『鏡獅子』4Kデジタル版初号試写会にご招待又は松竹大谷図書館ガイダンスにご招待

『鏡獅子』4Kデジタル版初号試写会にご招待又は松竹大谷図書館ガイダンスにご招待

30,000円のリターンコース内容に加え、
■『鏡獅子』4Kデジタル版初号試写会にご招待
2022年12月 2日(金)15:30開始 無字幕版
2022年12月15日(木)19:00開始 日本語字幕版
2022年12月20日(火)10:30開始 英語字幕版
の3回を予定(各回25名程)
ご支援時の質問でご希望の回をお選び下さい(先着順)

※試写会に参加できない方には予約制で、松竹大谷図書館ガイダンス(『鏡獅子』講座付き)への参加券をお送りします。有効期限:2023年1月~7月の平日(開館日及び整理休館中)
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、ご案内の範囲や期間を変更させて頂く場合がございます。
※詳細はプロジェクト本文「リターンについて」をご確認ください。

支援者
24人
在庫数
50
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


alt

【5万円 全力応援コース】

こちらのコースは、いただくご支援のほとんどをプロジェクトの実行費として使わせていただきます。

■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

プロフィール

演劇と映画の専門図書館・松竹大谷図書館の事務局担当の司書。日本文化の貴重な資料を所蔵するこの図書館を、より役立つ図書館に。

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