第4回「路上文学賞」を開催したい!

第4回「路上文学賞」を開催したい!

支援総額

539,000

目標金額 400,000円

支援者
102人
募集終了日
2015年10月1日

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プロジェクト本文

ホームレス生活者が描いた文学を募る「路上文学賞」の開催を通じて、

あなたと路上生活者が生身で触れ合える祭りを開催したい!

 

はじめまして、高松英昭と申します。これまで「路上で生きる人」をテーマに写真家として世界中で取材活動を続けてきました。そんな活動を続ける中で、ふとしたきっかけから作家の星野智幸と共に2010年から始めたのが「路上文学賞」です。

 

路上文学賞は、「ホームレス生活者、または経験者であること」を唯一の応募条件とした文学賞です。

これまで写真家・高松英昭と作家・星野智幸を中心に、ボランティアの協力により、2010年から三回にわたり実現し、その規模を少しずつ大きくしてきました。

 

今回、より多くの方にこの賞を知っていただくため、また持続的に開催をしていくため、資金の調達をお願いすることとなりました。

 

■なぜ路上から文学が生まれることに意味があるのか


路上文学賞は一見風変わりな文学賞です。応募可能な作品は、応募者本人が路上で経験したこと、街中で見たり聞いたりしたことから生まれた物語……どんなジャンルでもどんな様式でもかまいません。ホームレス生活を経験したことがあれば、何を書いてもOK、すべてが自由です。


私たちが一貫して目指すのは、みなさんとホームレス生活者が生身で触れ合える「祭り」を提供することです。


「文学」という手段を通して、みなさんとホームレス生活を送る人々が歩み寄り、理解しあい、そして楽しく盛り上がる場所を作るために、作品を募集し、応募する意志のある人たちとふれあい、選考し、発表・表彰し、小冊子を作成する。この一連の活動を、私たちは「路上文学賞」と呼んでいます。

 

 

今という時代、「ホームレス」という言葉は以前より広い意味を持つようになったのではないでしょうか? ふつう思い浮かべるような「住居がなく、公園や路上で働かずに生活をしている人々」だけではなく、ネットカフェ難民や、生活保護受給者(受給が打ち切られたとたんに、不安定な状況に陥ってしまいます)、また都会を徘徊する少女達も、広い意味での「ホームレス予備軍」と言えるのではないかと思います。


このように誰もがホームレス生活に陥る可能性があるのにもかかわらず、多くの人は自分とは別世界のことととらえており、無関心です。一方でホームレス生活を送る人々もまた、社会の目を逃れ、出来る限り目立ないよう生活をしています。私たちは、路上文学賞によって、ホームレス生活への理解と社会の協力を深めたいと考えています。

 

■ 路上文学を全国から発掘、社会との架け橋に


しかし、路上文学賞の開催は容易ではありません。募集から発表、表彰まで、すべてボランティアの協力によって支えられています。
まず作品を路上から募ることが課題となります。路上文学賞では、より多くの作品募集を集めるために、全国の支援団体のみなさまにチラシの配布や掲示をお願いすることで、ホームレス生活を送る人々に告知を行なっております。

 

−「第4回路上文学賞」作品募集チラシ(一部)


さらに、第2回以降では、「路上編集者」を実現しました。路上編集者は、応募者の作品のクオリティを一緒になって高めるための存在です。ふだん文章を書く機会の少ないホームレス生活を送る方にとって、いきなり文章を書くことにはやはり高い壁があります。路上編集者は応募者とコミュニケーションをとりながら、最初の読者となって、応募者の悩みに寄り添うことが仕事です。応募者の心を開き、本当に伝えたいことを引き出すことが、路上文学賞において、より良い作品が生まれることにつながると考えています(今回も路上編集者の活動も行ないたいと思っています)。

 

このようにして集まった作品は、作家・星野智幸が選評します。第3回までに約150作品の応募がありました。チラシの裏に書かれた作品や、たった数文字で完結するものまで、その中身は多種多様です。一つ一つにじっくりと向き合い、受賞作品の選定を行ってきました。今回も星野智幸が選者を務めます。

 

第二回文学賞 大賞 受賞作品 「ホームレスギャンブラー」/川端欽二

 

 

 

第三回文学賞 大賞 受賞作品エンドレス シュガーレス ホーム/鳥居

 

 

 

受賞作品が決定すると、ホームページやフェイスブックで発表し、それと同時に受賞者に受賞の連絡をすることになります。ここで実行委員会は出来る限りの努力をするのですが、残念ながらこれまでも受賞者と連絡がとれないことがありました。


 受賞者と連絡がとれた場合は、実行委員会が大賞受賞者の居住地まででかけていき、贈賞式を開催することにしています。

 

−「第3回路上文学賞」授賞式@大阪会場

 

応募作品はほとんどが手書きです。プライバシーに配慮したうえで、ネット上で公開することにしています。
受賞作品は編集作業を経て小冊子にまとめられ、無料で配布されます。

 

第3回路上文学賞受賞作品集

−「第3回路上文学賞」受賞作品冊子

 

第4回も、こうした流れで路上文学が生まれ、皆さんのもとに届くことになります。ぜひ、作品の募集、発表、小冊子の作成、贈賞式等を行なうための資金のご協力をよろしくお願いします。

 

路上文学賞について     

■路上文学賞ホームページ

http://www.robun.info/

 

■過去の受賞作品

http://www.robun.info/works

 

■Twitter(ro_bun)

https://twitter.com/ro_bun

 

■Facebook

https://www.facebook.com/rojo.bungaku

 

■■■■■■■■■■■■■ 引換券のご紹介 ■■■■■■■■■■■■■■


■ 3000円

・路上文学賞・受賞作品集1冊

・路上文学賞・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター

 

■ 5,000円

・路上文学賞

・受賞作品集3冊

・路上文学賞

・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター

 

■ 5,000円

【学生限定】
・路上文学賞・受賞作品集1冊
・路上文学賞・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター
・『好きな本をみんなで楽しむ! - 路上図書館』参加券(2名様まで)

 

■ 10,000円

・路上文学賞

・受賞作品集3冊
・路上文学賞

・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター
・『好きな本をみんなで楽しむ! - 路上図書館』参加券(2名様まで)

 

■ 18,000円

・路上文学賞

・受賞作品集3冊
・路上文学賞

・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター
・『好きな本をみんなで楽しむ! - 路上図書館』参加券(2名様まで)
・授賞式招待券(2名様まで)

 

■ 30,000円
・路上文学賞

・受賞作品集5冊
・路上文学賞

・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター
・『好きな本をみんなで楽しむ! - 路上図書館』参加券(4名様まで)
・授賞式招待券(4名様まで)

 

※授賞式は受賞者の居住地域まで実行委員会がお伺いして行うため、現時点では場所は未定となっております。

また、授賞式会場までの交通費は自己負担となります。

(前回は東京都、大阪府で行いました)

 

☆☆好きな本をみんなで楽しむ! - 路上図書館(路上図書館)☆☆

 

□内容

・皆で夜回りをしながら、路上で生活する方々に本を配ります。

・参加者の皆様は、ご自身の好きな本を数冊お持ちください。「この本はこんなふうに面白いですよ、読んでみませんか?」と路上で出会う方々に話して回ります。路上生活者のなかには、読書好きな方、新しい本との出会いを求めている方が大勢います。

 

□ご参加頂くにあたって

・当日は高松英昭が先導役となりますが、参加者全員が主体的に路上を回ることで初めて実を結ぶ活動です。「本や文学を通して路上で何ができるか?」について一緒に考えていただける方のご参加をお待ちしています。

・路上での活動であるため、不測の事態により予定が変更される場合があります。

 

□日時・場所について

場所は東京都内を予定しています。日時は追ってお知らせします。皆様が確実に参加できるよう、複数回の実施を検討しています。

 

皆さんのご参加をお待ちしております!

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プロフィール

日本農業新聞を経て、フリーの写真家として活動。食糧援助や不可触賤民をテーマに取材。現在は「路上で生きる人」をテーマに取材を続ける。

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リターン

3,000


alt

・路上文学賞・受賞作品集1冊
・路上文学賞・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター

申込数
62
在庫数
制限なし

5,000


alt

・路上文学賞・受賞作品集3冊
・路上文学賞・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター

申込数
23
在庫数
27

3,000


alt

・路上文学賞・受賞作品集1冊
・路上文学賞・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター

申込数
62
在庫数
制限なし

5,000


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・路上文学賞・受賞作品集3冊
・路上文学賞・受賞作品集に支援者としてお名前を掲載
・サンクスレター

申込数
23
在庫数
27
1 ~ 1/ 6

プロフィール

日本農業新聞を経て、フリーの写真家として活動。食糧援助や不可触賤民をテーマに取材。現在は「路上で生きる人」をテーマに取材を続ける。

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