ケニアでも「とくべつなひとり」が広まるように

 

こんにちは。

ケニアの療育事業「シロアムの園」の代表、公文和子です。

みなさんは、「
医療法人稲生会」が広めている、
「ぼくのおとうとは機械の鼻」という絵本を知っていますか?

 

 

この絵本の主人公は、ぞうのきょうだい。

鼻に機械のついた「おとうと」は医療的ケアの必要な、いわゆる「医療的ケア児」。


医療ケアが必要なお子さんも、そのきょうだいも、どちらも「とくべつなひとり」ということを伝えるためにできた絵本です。

 

今週の金曜日から、この絵本を広める挑戦がはじまりました。
私も、現地のスタッフも読んだこの絵本の挑戦を応援するため、
今日はみなさまに紹介したいと思います。

 

 

シロアムの園と稲生会の出会いは2015年のことでした。

稲生会の職員さんたちにシロアムの園のお話をさせていただいた時、

私たちの活動の状況とは全く違うにも関わらず、

職員さん一人一人の目がキラキラとして、

色々なことに関心を持ってくださったことは、とても印象的でした。

それ以来、稲生会はシロアムの園と一緒に歩んでくださっています。

 

そして、「ぼくのおとうとは機械の鼻」は、

シロアムの園にも思いがけない素晴らしいプレゼントでした。

「ぼくのおとうとは機械の鼻」のYouTube英語版動画を

スタッフ研修会で閲覧した後、一瞬空気が止まりました。

誰もすぐには言葉を発することができませんでした。

 

 

その後、スタッフ一人一人が、自分が置かれている立場から様々な感想を共有してくれました。

 

「神様の愛は違った形であっても、一人一人に同じように注がれていることを感じました。」
 

「私たちは、うちの障害児たちを『とくべつなひとり』として考えてきたけど、兄弟姉妹が『とくべつなひとり』だって、考えてきたかなぁ…」


「ケニアの文化では、子どもに『愛してるよ』って言わないけど、ビデオ見てて、親御さんの罪悪感とか、色々考えて、ますます『愛してるよ』って言えないお母さんたち、きっといっぱいいるよね」


「この間、○○くんのリハ中に、弟が来たから、『このおもちゃ見せてあげて、一緒に遊んで』って言ったら、弟は○○くんのこと、物みたいに思っているみたいで、ボンとおもちゃを膝の上に置いて、いっちゃったんだよね…弟はどんな気持ちだったのかなぁ」
 

「このビデオ、シロアムの親御さんたちにも見せてあげたいね」


「そうそう、もう一人子どもを産むかどうか、産んだら、周りがどう思うか、とか、結構みんな、悩んでいるもんね…」


「兄弟姉妹会、うちもやろうよ!」
 

などなど、話はどこまでも尽きませんでした。

 


 


 


私たちシロアムの園がいただいたこの素晴らしいプレゼントが、日本全国の子どもたちに届きますように。そして、いつか、海外にも広がっていくことを心から願っています。
 

 

※英語版の絵本ムービーはこちらです。


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