プロジェクト概要

 

 

落合陽一×日本フィル
vol.2 始動。

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2018年4月、落合陽一と日本フィルは初めてタッグを組み、《耳で聴かない音楽会》という一大プロジェクトに挑戦しました。

 

聴覚障害のある方とも“一緒に”音楽を楽しむ方法はないか? という問題意識に端を発したこの音楽会。振動や色を使って音を“体感”できるデバイスを複数導入し、新しいコンサートのあり方を模索しました。

 

▲クラウドファンディングでも、最終的に500万円を超えるご支援をいただくことができました。本当にありがとうございました(クリックいただくとページに飛びます)。

 

おかげさまで本番は大盛況で、各方面から反響をいただきました。「聴覚障害があって音楽を聴けなかったけれど、初めて音楽を楽しむことができた」「会場全体が一体となって音楽会を楽しみました!」など、嬉しい感想もたくさんいただいています。

 

特に、「耳の聞こえる人」にとっても楽しい演奏会となったことは、障害のある方を含めあらゆる方と音楽を分かち合いたいと願って長年活動してきた日本フィルにとって、とても重要な気づきでした。

 

「障害にかかわらず同じ楽しみ方があるのでは?」という手ごたえを感じています。Ⓒ山口敦

 

楽器体験のブースも設けました。Ⓒ山口敦

 

そして公演の準備を通じて、デジタルネイチャー・ダイバーシティを研究テーマとしていた落合と日本フィルは、根底で「音楽を聴くという体験」について問題意識を共有していることにも気がつきました。

 

「オーケストラ音楽の聴き方をアップデートしよう」。

 

“vol.1”と銘打っていた通り、もともと一度限りの挑戦に終わらせるつもりはありませんでした。そこで今回は、テーマも規模もスケールアップした第2弾を開催します。

 


 

 

誕生から300年。
ついにオーケストラが  変態 トランスフォーム  する。

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オーケストラは、「クラシック」という言葉の通り、およそ300年前から現在まで、基本的なスタイルをほとんど変化させずに世界中で楽しまれている稀有なメディアです。

 

その間、例えばグラフィックの分野では、技術の発展とともに写真、映像といった新しいメディアが生み出され、進化してきましたが、「指揮者と楽器奏者で構成され、人が演奏し、人に伝える」というオーケストラの構造はずっと変わっていません。

 

もちろん、変化しなかったからこそ磨き上げられた人間の智の結晶、緻密な技術、文化がオーケストラの魅力のひとつです。ただ、娯楽やメディアが多様化する中、クラシック音楽は硬そうで、楽しみ方がわからない……と思われがちで、“オーケストラ離れ”が進んでいるのも事実です。

 

 

しかし300年ものあいだ磨き上げられてきた芸術には、現代の人の心にも響く確かな「力」がある。その思いは、日本フィルも、両親の影響で幼いころからオーケストラ音楽に親しんできた落合も同じでした。

 

「では、オーケストラと私たちの関係をアップデートして、音楽をもっと身近にできないか?」

 

我々はオーケストラと向き合うとき、今までは主に聴覚しか意識してきませんでした。でも、コンピュータを使えば、音楽そのものを視覚や触覚にも“変換”することができるのでは?


オーケストラの「演奏」という根本部分はそのまま大切にしながらも、テクノロジーの発想で300年の歴史を持つオーケストラの聴き方、楽しみ方をアップデートできないか……というのが落合×日本フィルプロジェクトの問題意識です。

 

vol.1 プロジェクトでは、音と光と振動と触覚とが結びついた新たな体験としてのオーケストラを模索しました。vol.2 ではこれを拡大させ、80人を超えるフルオーケストラでお届けします。

 

前回は、室内楽編成でした。Ⓒ山口敦

 


 

vol.1の、その先へ。

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今回の音楽会では、vol.1同様さまざまなデバイスを導入し、音楽を聴覚以外でも体感できる仕掛けを作ります。

 

映像表現

 

まず、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」と協働した映像表現を取り入れます。

 

WOWは、広告における映像表現だけでなく、インスタレーション映像など幅広いデザインワークを展開。映像:アート作品「UNITY of MOTION」(2016年)

 

ただし重要なのは、映像装置が「一奏者として」加わる形をとること。つまりヴァイオリンやトランペットと並列する「映像というパート」を作ろうという、これまでなかった新しい発想です。

 

映画のような、音楽に映像が「従う」または映像に音楽を「合わせる」“主従”の関係は、ここではDISRUPTION® (創造的破壊)されます。映像も音も対等な関係でオーケストラとして再構築される、それによってオーケストラの旧来のスタイルそのものをトランスフォームしようというのが狙いです。

 

この「楽器としての映像装置の“楽譜”」は、落合陽一が新たに書き起こします。指揮者・海老原光もこのプロジェクトに参加、指揮者が使用する楽譜(スコア)を読み込んで準備を進めています。

 

打合せにて「ボレロ」の楽譜を見ながら曲の聴きどころを確認する海老原光(指揮)と落合。

 

そしてこのコンサートでは、テクノロジーによって音楽と聴き手の関係もトランスフォームされます。誰にとっても、音楽は耳だけで聴いて楽しむものではない。ライブのコンサート会場はもっと身体的な楽しい体験の場になります。

 

さらなるダイバーシティ

 

前回は、《耳で聴かない音楽会》というタイトルの通り、聴覚障害の方と一緒にコンサートを楽しむには? ということが命題でした。そのため、聴覚障害の方に向けて振動型デバイスを開発、演奏内容も障害のある方を意識して決定していきました。

 

しかし今回はさらにその先のダイバーシティを目指したいと思っています。

 

本当の意味で「耳の聞こえにかかわらず音楽を楽しむ」とは、障害の有無を区別すらせず、ひとつのステージを共有することではないか。だからこそ今回はあえて障害ということには大きくフォーカスせず、みながごちゃまぜに楽しめるような音楽会にしたいと思っています。

 

Ⓒ山口敦

 

とはいえ、障害のある方がコンサートに出かけるにはハードルも多いものです。障害者手帳をお持ちの方には、すべての席種を割引料金でご提供し、音楽会へのアクセスを拡大いたします(「ダイバーシティ割引」日本フィルチケットセンターのみ取扱います

 

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最終的にどんな「表現」「体験」になるか、どんな音楽会になるか、実はまだ私たちも手探りです。

 

でも。「オーケストラをアップデートする」というビジョンのもと、音楽の未来をステージと観客のみなさんとで共有する、スリリングで実験的な時間になることは間違いありません。

 

どうかあたたかいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

※前回同様、通常のオーケストラコンサート以上に、設備に大きな費用がかかります。いただいたご支援は、チケット収入・助成金ではまかないきれない機材費として、また、障害のある方へのチケット割引の補填として大切に使わせていただきます。

 


 

デバイスも、総動員

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※チケットの種類によって体験できる機器が異なります。

 

■SOUND HUG

 

抱きかかえることで、まるで音をハグするように、音の速さやリズムを振動で感じられるバルーン型のデバイス。また、バルーンの発光パターンを制御することで、色で、音の高低や盛り上がりポイントも感じとることができる。

 

暗闇の中光るたくさんのSOUND HUGは幻想的でした。©山口敦

 

■Ontenna

 

富士通(株)が開発した、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザに伝えるデバイス。コンセプトは「まるで猫のヒゲが空気の流れを感じるように、髪の毛で音を感じることのできる装置」。

 

髪の毛以外にも、胸元につけたり手で持ったりして楽しむ方法も。

 

■ボディソニック

 

パイオニア株式会社より、聴覚障害のある方を対象としたボディソニック席(*)のご用意がございます。詳細はこちらのWebサイトをご覧ください。

 

 

(*)振動装置が組み込まれたポーチとザブトンクッションで構成されており、振動を身体に伝えることで聴覚に障がいをお持ちの方(補聴器を使っている難聴、または中途失聴の方)も、ヘッドフォンやヒアリングループ(磁気ループ)からの音と一緒に全身で音楽を楽しむことができます。

 

 


 

 

変態する音楽会 –Transforming Orchestra-

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日時

2018年8月27日(月)19:00開演(18:00開場)

*開演前18:50〜 落合陽一によるプレトーク

 

会場

東京オペラシティ コンサートホール タケミツ メモリアル

京王新線[初台駅]直結

 

出演

日本フィルハーモニー交響楽団

落合陽一(演出)

海老原光(指揮)

WOW (ビジュアルデザイン)

江原陽子(進行アシスタント)

 

演奏曲目

ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲第1番

ブラームス :ハンガリー舞曲第1番

サン=サーンス :交響詩《死の舞踏》(ヴァイオリン・ソロ:鎌田泉)

ビゼーによる舞踊組曲(海老原光編)

《アルルの女》第2組曲-ファランドール

《カルメン》組曲 - ハバネラ、アラゴネーズ、セギディーリャ、ジプシーの踊り

ラヴェル :ボレロ

 

主催:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団

協力:ピクシーダストテクノロジーズ、TBWA\HAKUHODO、富士通株式会社、株式会社プリズム

助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京

 

※未就学児の入場はご遠慮ください。

 


 

リターン早見表

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1)公演チケット

SS席〜B席までご用意がございます。

SS席:SOUND HUG, Ontenna貸出つきのプレミアム席です。

S席:Readyforでは、Ontenna貸出つきの限定コースもご用意しました(SOUND HUG体験はありません)。

A, B席:SOUND HUG, Ontennaともにございません。

 

※今回、チケットは日本フィル・サービスセンター、各種プレイガイドでも販売いたします(6/15 10:00販売開始)。

 

[一般販売チケットとReadyfor支援チケットの違いについて](6/11追記)

◎価格

一般販売価格:SS席=24,000円 S席=9,000円 A席=7,000円 B席=5,000円

その他、Gs席(65歳以上)、Ys席(25歳以下)等は日本フィル・サービスセンターをご覧ください(また、障害者手帳をお持ちの方は、日本フィルにお申し込みいただくと割引となります)。

◎座席の選択
Readyfor支援チケットでは、座席はお選びいただけません(一般販売では選択可能)。一度に同じコースを複数個ご支援いただいた場合は、お席も連番となります。

◎特典について

チケット以外の特典(ステッカー、当日映像等)は、Readyfor限定となります。また、S席にOntenna貸出がつくコースも、Readyfor限定です。

 

 

2)公演記録映像

DVDにてお届けいたします。

こちらの発送は秋以降となりますことご了承ください。

 

3)リハーサル

8月22日(水)13:00〜 東京都内(23区内東側)にて

本番会場(オペラシティ)とは場所が異なりますのでご注意ください!

 

この日は、オーケストラとSOUND HUGの動作確認を中心に行いますため、WOW制作の映像はご覧になれません(SOUND HUGは体験いただけます)。あくまでまだ完成前の、リハーサルの現場であることをご了承ください。また、落合陽一はこの日は不参加の予定です。

 

【その他、法人様向けコースもございます】

 

4)プログラムに広告を掲載

ファンディング終了後、広告原稿を頂戴します(サイズはプログラムの1/4ページ分)。

※広告内容によっては、ご相談の上、お断りさせていただく可能性もございますのでご容赦ください。

 

5)公演ロゴのご提供

公演終了後、メールにてお送りさせていただきます。掲出期間は、半年間以内とさせてくださいませ。

※掲出先のHP内容によっては、ご相談の上、お断りさせていただく可能性もございますのでご容赦ください。

 

6)日本フィルメンバーが出張演奏会に伺います

ご指定の場所にて(都内は交通費込み、都外については要相談)。演奏者5名程度、演奏時間1時間程度、曲目等はご相談の上ご提案いたします。

 


 

税制上のメリットについて

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本プロジェクトでは、「【税制優遇あり】プロジェクト応援コース」と冠されたコースへのご支援に限り、税制上のメリット(控除)がございます。


いただいたご支援金は、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団への寄付金として受領いたします。

 

【個人の寄付】
税額控除が受けられます。


●公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団への寄付金は、税制上、税額控除の優遇措置が受けられます。
●東京都・杉並区にお住まいの方は個人住民税の寄付金による控除の対象となります。
●相続により取得した財産の一部または全部を寄付した場合、寄付した財産に相続税が課税されません。

 

【法人の寄付】
損金算入の枠拡大を利用できます。

 

*詳しくは下記日本フィルのサイト、および国税庁のサイトをご覧ください。
https://www.japanphil.or.jp/support#tax


※備考
・寄付金受領日は、10月10日(水)付け(Readyforから日本フィルへの入金日)となります
・寄付金受領後、日本フィルより「寄付金受領書」を発行いたします

 

※Readyforからのご注意
本プロジェクトは名目上は「購入型クラウドファンディング」に当たります(寄付型クラウドファンディングではありません)。支援金が税務上寄附金として扱われるか否かについて、また個別の税金の取扱いについては、税務署または税理士等専門家にご相談ください。


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