天国の野菜は、必須ミネラルも安全性も優位でした!-舞茸編

 

 

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 ようやく、2品目の分析結果がまとまりました。

 皆様には、ご報告が遅れたことを、深くお詫び申し上げます。

 

 2品目の分析は、茸の舞茸です。

 

 

 舞茸をはじめとする茸類は、ミネラルが豊富な作物です。そのため、福島原発事故後は、露地栽培の茸類は出荷制限が出され、長期間、解除されませんでした。自然界に散乱した、放射性元素のミネラルの吸収が懸念されたためです。

 

 一方、室内生産品は、菌床が汚染されていなければ問題は無く、当初から検査で安全性が確認されていた茸も多かったのですが、風評被害により、天国の野菜の舞茸も、販売不振で窮地に陥りました。

 

 現在も政府は、継続してモニタリング検査を実施していますが、栃木県の検査対象品は、全品、出荷適合品になっています。

 

   http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/d07/maitake.html#new

 

 

 そんな茸ですが、今回は天国の野菜の舞茸を、健康に大切な必須ミネラルの8種類について、分析を行いました。

 

 舞茸は、8種類のうち2種類は殆ど含有しません。これに関しては、市販品も天国の野菜の舞茸も同じでした。

 残り6種類について比較したところ、天国の野菜の舞茸は、いずれも、七訂の分析値よりも多く含んでいることが確認できました。

 

 ただし、どちらの舞茸も、四訂・五訂より減少傾向が見られました。

 

 原因は、菌床に使用するおからや米糠など、農産物由来の有機物のミネラルが減少しており、それが反映したと考えられます。

 

 本プロジェクトの紹介記事にも記しましたが、私たちの調査では、農作物の多くから、無機元素の原子として、ミネラルそのものが減少しつつあることがわかっていました。比較は1999年の四訂と2003年の五訂の成分でしたが、その後、10年以上経過し、さらに減少していることが推測できます。

 

 こうした実情を考えると、ミネラル豊富な茸類の特徴として、必須ミネラルの含有が多いことは、何より、私たちの技術は有効だと確信に繋がりました。

 

 

 さて、もう一つ、別の視点で分析を比較してみました。

 

 それは、8種類の必須ミネラル以外の、他のミネラル系の種類の元素原子がどのくらい含有されているか、です。

 

 必須ミネラル以外の元素には、バナジウムとかケイ素とか健康食品で話題の成分種類も含まれます。けれどもこちらには、カドミウムや鉛、水銀など、人体に悪影響を及ぼす元素の種類も含まれています。

 

 あまり知られていませんが、自然界が環境汚染され、こうした毒性金属元素を、農作物が吸収している事実があります。そのため厚生労働省や農林水産省では、毒性金属元素の食事からの摂取状況や、農産物の含有などを調査しています。

 

 作物が持つ全体のミネラル系の元素原子の総量を100%とした場合、そこから必須ミネラル類の合計量の割合を除くと、それ以外のミネラル種の合計量の割合が出ます。

 もし必須ミネラルの量が少なく他のミネラル量が多い場合は、そこに含まれる毒性金属類の含有が高い可能性を、否定できない懸念が残ります。

 

 そして比較したところ、天国の野菜の舞茸は、必須ミネラル量が多くそれ以外のミネラル量の比率が、市販品と比べると低いことがわかりました。

 

 つまり、安全性に関しても、天国の野菜の舞茸の優位性が高いことが確認できたわけです。(下のグラフ)

 

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 天国の野菜の舞茸について、ミネラル豊富という茸の特徴がわかり、且つ安全性も高いという成果が確認できたことは、本当に嬉しい限りです。

 

 これも、ご支援頂いた皆様のお陰です。

 心より、御礼申し上げます。

 

 そして、生産者の茸農園さんにも、感謝です。

 

 天国の野菜を作る方法を導入下さっている茸農家さんは、栃木県栃木市大平町の柴田茸園さんです。

 

 取り組みは、天国の野菜が登場する4~5年ほど前の平成14年頃からでした。当時はまだ、天国の野菜の生産技術は、完成していませんでした。

 技術確立は平成17~18年で、確立後は、柴田さんは、舞茸の生産に全技術を導入してくださいました。

 

 間もなく、食味が評判になり、ひっぱりだこになりました。

 

 

     何が違うかわからないけど、何かが違う

 

 

 そんな感想をたくさん頂き、順調に売り上げを伸ばしていた矢先の平成23年、福島原発事故が起きました。

 

 栃木県では菌床材や茸について放射能検査を開始、柴田さんの舞茸は安全性が確認されていましたが、風評被害で販売不振に陥りました。

 ストレスなどでご心労が重なり、ご主人が病気で倒れてしまい、その後、生産が止まりました。

 

 こうして数年の間、私たちは、舞茸を口にせず、柴田さんとも久しくお目にかかりませんでした。

 

 昨年暮れ、柴田さんが突然おいでになりました。

 何とか元気になったので、また舞茸を作りますとのことです。

 

 少しずつ再開、完全な技術復活はまだでしたが、平成29年の6月末頃には、前期の生産を終了しました。

 梅雨から夏場にかけ、気温や湿度の関係で、一旦、生産を停止するのです。

 8月以降、生産が再開され、9月には舞茸を分析へ出す予定でした。

 

 ところが、気候や環境が以前と微妙に違うようで、菌床の具合や湿度コントロールなど、手探り状態になりました。

 以前のような品質までに上がらず、9月に、再度仕込み直しました。

 ところが栽培途上の10月、今度は大雨で栽培室が浸水してしまいました。

 

 幸い、茸も菌床も、水に浸かりませんでしたが、いつもより質が落ちた感じは残りました。けれども分析作業が遅延しているため、それなりの成果は出るはずと、この舞茸で分析を強行しました。

 

 そして、上記の通り、成果が確認できた次第です。

 

 今回の分析結果をご報告するため、お伺いして柴田さんに説明をしました。するとお客様が、舞茸をお歳暮として発送したいとおいでになりました。

 簡単に、分析で良い結果が出たことをお話ししたら、とても納得されていました。

 

 お知り合いへ贈るそうですが、相手の方が、他のものはどこでも手に入るけれど、この舞茸は柴田さんのところしか手に入らないので舞茸が欲しいと、要望があったそうです。

 

 柴田さんも、嬉しそうに聞いておられましたし、私も、わかる方は、ちゃんと食味や食感を理解してくださるのだと、大変嬉しかったです。

 そしてしみじみ、柴田さんに天国の野菜の技術導入をお勧めしてよかった、とも思いました。

 

 現在、分析結果を得て、もっと美味しく高品質になるよう、仕込み内容を変えて生産を試しています。技術は裏切らないので、今後皆様には、さらに美味しい舞茸を、ご提供できると思います。

 

 柴田さんの舞茸は、現在、栃木市の「いわふねフルーツパーク」、大平町の「カインズモールJA店」に出荷しています。

 お近くへおいでの際は、是非、お求めの上、ご賞味下さいね!

 

 

 以上、クラウドファンディングのご支援で実現した、天国の野菜の分析結果、2品目のご報告でした。

 

 3品目は、来年2月末にご報告予定です。

 もうしばし、お待ち下さい。

 

 

 どうぞ、今後とも、天国の野菜を、よろしくお願い申し上げます。

 

 そして、ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

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