村の子どもたちを訪ねて

こんにちは。看護師の木田です。

今日はまず写真を1枚。

赤ちゃんがかわいいのは、万国共通ですね。

この子が健やかに成長できるよう、私たちは日々活動しています。

 

私たちが行っている小児プロジェクトのプログラムの一つに『村の子どもたちの家庭訪問』があります。
5歳未満の子どもがいる家を一軒一軒訪ね、予防接種や健康診断の必要性を呼びかけたり、子どもが病気にかかった時に病院に受診するように彼らを励ましたり、ある時は子どもの抱える健康問題について個別の相談にのったり、その目的は様々です。家庭訪問は村人たちの生の声が聞ける貴重な場。毎回、新たな発見と驚きがあります。

 

下)訪問時の様子。写真やイラストの入った教材で、病院で治療が必要な病気の兆候などを伝えます。

 

ラオスでは一人の母親が産む子どもの数は平均5~7人。
日本に比べるととても多いですが、その子どものうちの何人かを病気や事故で亡くしている母親は少なくありません。

ある家に訪問に行った際、その母親も子どもを一人亡くしていました。さらにくわしく母親にインタビューすると、亡くなったその子どもは、4歳のときに突然けいれんと嘔吐を起こしたそうです。何も知らない家族は子どもを病院へは連れて行かず、近所の薬局で薬を買って家で様子をみていたそうです。このけいれんと嘔吐は、子どもが重症な病気にかかっていることを示す危険徴候のひとつです。

 

私たちは、健康教育を通じてこれらの危険徴候が子どもに現れたら、すぐに病院に行くことを村人に呼びかけています。このように、健康教育の機会がないために、十分な知識が得られず、適切な対応がなされないために幼い命を失うということは、とても悲しいことです。

 

このように、一軒一軒を訪ねて廻る家庭訪問は一見地道な活動のようにも思えるかもしれませんが、村人への健康に関する知識を提供できる数少ない貴重な場なのだと実感しています。そして一人でも多くの母親が正しい知識をもち、彼女らの正しい対処行動が子どもたちの命を救うこと確信しています。

 

上)家庭訪問した家の5歳未満児とお母さん。二人とも、あたたかい表情でした。

 

下)村で行っている、医療や健康についての説明を行う集会の様子。家庭訪問をきっかけに、このような健康教育集会への参加を促しています


 

チャレンジも残すところあと4日になりました。

最後まで、応援よろしくお願いします!!
 

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