多頭飼育崩壊の現場からSOS。行き場のない猫たちの居場所作りを

多頭飼育崩壊の現場からSOS。行き場のない猫たちの居場所作りを

支援総額

2,062,000

目標金額 1,280,000円

支援者
231人
募集終了日
2020年6月16日

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プロジェクト本文

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【2020年5月22日追記:達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました】
*5/29更新
 
お陰様で、第一目標である金額を達成することができました。「トライアルのふれあいの時間を過ごせるスペース」や「病気の猫ちゃんの隔離部屋」、「猫と同じ空間でほっとひと休みする部屋」など、猫にも人にもやさしいシェルターを実現できます。本当にありがとうございます。
 
皆様の温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして次の目標を200万円と設定させていただきます。
 
今後いただいたご支援は、TNR、他の多頭飼育崩壊、保護猫のためにシェルターの一部を手術場として提供できるように改修費用として使わせていただきます。皆様のご支援を崩壊現場の猫だけでなく、ほかの猫たちの助けにもなるようにしたいと思いました。

 

200万円まで到達しなかった場合は、保護した猫たちの医療費として大切に使わせていただきます。どうか最終日まで、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 多頭飼育崩壊の現場からのSOS

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

アニマルレスキュー ハッピーりぼん代表の田崎 直美です。私は、長崎県動物管理所で保護された犬猫たちの里親さんへの譲渡の手伝いをはじめてから、個人でボランティアをしてきました。


その中で、2019年12月末に長崎県内で、飼主死亡の多頭飼育崩壊の相談を受けました。自分たちでは対応にも限界があるので、多数の団体にお願いしました。しかし、どこも保護猫がいっぱいで受入れは困難でした。どうしても見捨てることができなかったため、自分たちで出来ることをしようと、個人ボランティアが力を合わせてアニマルレスキュー ハッピーりぼんを立ち上げました。メンバー、ボランティアさんのお力と、多くの支援を頂きいただきつつ活動をしています。

 

 

多頭飼育崩壊

人間の勝手で、エサも十分でなく、掃除もしていない。そんな環境で、今を生きている猫たちがいます。

 

 

家の中と家の周りに6か所の小さな手作りの小屋と窓のないプレハブの中で、54匹の猫が、それぞれ5~15匹に分かれて飼われていました。

 

亡くなった飼主さん(90歳)は、3年ぐらい前から体調を崩し、入退院を繰り返していました。親族が一人で世話をしていたため、54匹の世話はエサをあげることで精一杯のようで、十分なケアをすることができていませんでした。トイレは新聞紙で、長い間掃除がされていなかったため、衛生状態は非常に悪かったです。また、健康状態が悪そうに見える猫が多く、口の中のトラブルで食べることができずガリガリに痩せていました。血尿や高血圧が原因で失明している猫もいました。

 

飼主さんと親族は、金銭的な理由から病院に連れていくとこもできませんでした。去勢避妊も一部しかできなかったため、繁殖もしていました。

 

支援を始めた当初、支援の依頼は別の親族からだったため、世話を引き継いだ親族は、私たちの支援をエサや猫砂、数匹の里親探し程度にしか考えていませんでした。医療の支援や保護は拒んでいました。

しかし、体調が悪くなる猫が増えたこと、皮膚病が蔓延してきたこと、一人で世話をしてきた親族が体力的に疲れてきたこと、金銭的に私たちの支援が切れると栄養のあるエサをあげられなること等で、やっと私たちが保護することに納得いただきました。

 

荒れた環境では、猫たちも険しい表情に。

 

 

これまでの実績


見捨てることができず、私たちでできることだけでもと思い、他メンバー5人と一緒に、Facebook、Twitter、インスタグラム、テレビ放送を通して、エサ、猫砂、医療費等の支援を集めたり、里親さんの呼びかけ、譲渡会などをしてきました。

 

 

また、動物管理所の譲渡会にも参加させていただいたり、支援者様からスペースをお借りして屋内で譲渡会をすることで、54匹中13匹に新しい家族を見つけることができました。残りすべての猫たちに譲渡先を探しています。

 

(左)多頭飼育現場にて (右)里親さんのお家でエアコンの下でウトウト。しあわせそうです。

 

この猫は、皮膚病がひどいため、外に追い出されたようです。疥癬、真菌の治療で、里親さんが、週2回の薬浴、毎日の投薬を頑張ってくれて綺麗になりました。しかし、歯周病がひどく抜歯をしても出血が続き、まだまだ治療が必要です。

 

 

 拠点がないことで直面している課題


①治療がしにくい

崩壊現場は、飼主の親族が住んでいる敷地内のため、限られた時間にしか世話ができず、病院へ連れて行くことができません。


②譲渡会を開きにくい

崩壊現場には、親族が世話に来る13時から14時半の間しか対応すことができませんでした。猫たちを連れ出すのも、その時間しかできないため、譲渡会には、親族の出勤前に準備してもらうか、前日に猫たちを連れ出さなければなりませんでした。

 

譲渡先が見つかった猫たちは若年ばかりです。残された猫たちの譲渡先を見つけるには時間がかかります。ゲージに入れた展示の譲渡会では、逃走防止のためゲージが開けられず猫に触ることができません。猫も慣れない居場所に連れて来られて緊張してしまい、寝ているか、恐怖心から威嚇ばかりしていました。そのような譲渡会を何度重ねても、里親さんとのご縁を繋ぐチャンスは少ないです。

 

猫たちの新しい家族を見つけるための活動が制限されていてもどかしい思いをしています。今回、シェルターを作って保護することにより、猫たちが幸せをつかむチャンスを逃さないように家族につなぐ機会をより作ることができます。

 

また、拠点を持つことによって、猫たちと触れ合ってもらえる譲渡会だけでなく、個別に対応をしやすくなります。これまでは、気になる猫がいたら、里親を希望されている方のお宅まで連れて行って見てもらったこともありました。その時は、高速を使って片道一時間ぐらいかかりましたが、これからはこちらの拠点に来てもらえるので、ボランティアの負担が減ることにもなります。

 



そしてやっと、念願の保護してふれあえるスペースを作ることができる物件を借りることができました。この物件は、提携病院が近く病気の猫たちをすぐに診ていただくことができます。

 

しかし、猫たちを保護して、里親を探すための拠点へと改修する費用が足りません。皆さんの応援をいただき、ふれあえるスペースのある保護施設作りをしたいです。

 

ついに、保護してふれあえるスペースも作ることができる物件と出会いました!

 

 

 みなさんのご支援の使い道

 

みなさんと一緒に実現させるシェルターには、「トライアルのふれあいの時間を過ごせるスペース」や「病気の猫ちゃんの隔離部屋」、「猫と同じ空間でほっとひと休みする部屋」など、猫にも人にもやさしい空間をつくります。

 

 


古い店舗付居宅のため、保護施設用に改修が必要です。例えば、逃走防止のための二重扉や窓の格子の設置、トイレでできない猫のための防汚の床に張り替えです。

 

里親希望の方が気軽に足を運べて、何度も触れあえて、しっかり家族として迎え入れるかを考えてもらえる場所にしたいです。来訪者が快適に過ごせる様に、古い和式トイレを清潔な洋式トイレに改修いたします。

 

防汚の床に張り替えなど、保護施設へ改修します。

 

ボランティアさん6人でシフトを組んでお世話をし、不定期でふれあい会やイベントをしたいと思ってます。

 

また、崩壊現場で失明した猫の里親さんのおばあちゃん(86歳)とメンバーの親族が「残された猫のために」と編んでくれたアクリルタワシやコースターやエコバッグ等のチャリティーグッズを販売して、継続的な保護活動の資金として大切に使わせていただきます。おばあちゃんとメンバー親族のアクリルタワシは今回のリターンにもありますのでぜひ。

 

ゆっくり触れ合って、里親になるか考えてほしい。

 

猫ちゃんたちは、風邪、歯周病、腎臓病など、継続的に治療が必要になるため医療費が必要になってきます。失明のマロも、腎臓が腫れているほかに持病があり、里親さんの負担が毎月2万以上かかってます。保護している猫たちは、8歳前後が多くこれから高齢化で治療が必要になります。第一目標達成後は、猫たちの治療にかかる費用として、みなさんのご支援を大切に使わせていただきます。

 

治療が必要な猫さんたちの里親さんになってくれる人を探していくので、私たちが世話をする期間が長期化する覚悟もしています。そのためにも触れ合えるスペースを作って、支援を集めやすくしたいと思ってます。

 

 

 

 辛い環境に身を置いていた猫たちだからこそ、幸せな家族に繋ぎたい。一匹残らず。

 

今も、多頭飼育崩壊の現場で活動を続けています。これまで27匹の引越しをしました。4月中に全ての猫を保護します。最終目標は、保護する多頭飼育崩壊の猫すべてに、幸せにしてくれる家族を探すことです。

 

長年閉じ込められていた猫たちは、ノラになることもできません。人の助けを必要としている猫たちです。この猫たちには、愛情を注いでくれる家族が必要なのです。

 

 

アニマルレスキュー ハッピーりぼん Facebook

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、「【ぜひ猫ちゃんの名付け親になってください】命名権つき」に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

飼主死亡の多頭飼育崩壊54匹の猫たちの保護と里親探しが、私たちの活動のスタートでした。当時、対応してくれる保護団体が見つからなかったため、個人ボランティアが集まり出来ることから始めました。支援を始めて3か月、皆様のご支援により全頭引き取り、何とかシェルターを運営する事ができるようになりました。その後、継続的に猫の保護、TNR、新しい家族を見つけてあげる活動をしています。猫たちが幸せになれるように、どうか力を貸してください!!

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リターン

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
105人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

5,000


【グッズで応援!】里親さんの手づくりグッズつき

【グッズで応援!】里親さんの手づくりグッズつき

里親さんとメンバーの親族が、保護活動の助けになればと、真心込めて作っていただきました。

■メンバーの親族の アクリルたわし (1つ)

■ マロのおばあちゃんのアクリルたわし (1つ)

*どのデザインが届くかはお楽しみに。

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■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
40人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

■ シェルターに支援者さまのお名前を刻んだサンクスボードを掲げます。(希望制)

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■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


【豪華なリターン不要な方へ】しあわせな家族につなぐ場づくりを応援

【豪華なリターン不要な方へ】しあわせな家族につなぐ場づくりを応援

■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
53人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

※リターン内容は1万円のコースと同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。

■ シェルターに支援者さまのお名前を刻んだサンクスボードを掲げます。(希望制)

-----
■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


【豪華なリターン不要な方へ】しあわせな家族につなぐ場づくりを応援

【豪華なリターン不要な方へ】しあわせな家族につなぐ場づくりを応援

■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

50,000


【ぜひ猫ちゃんの名付け親になってください】命名権つき(希望制)

【ぜひ猫ちゃんの名付け親になってください】命名権つき(希望制)

■ 現在譲渡先が決まっていない41匹の猫ちゃんたちの命名権:1匹(希望制)
猫の新しい出発に、新しい名前をつけていただけると嬉しいです。

*名前をつける猫はこちらで選ばせていただきます。

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■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

■ シェルターに支援者さまのお名前を刻んだサンクスボードを掲げます。(希望制)

支援者
2人
在庫数
28
発送完了予定月
2020年7月

100,000


【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

※リターン内容は1万円のコースと同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。

■ シェルターに支援者さまのお名前を刻んだサンクスボードを掲げます。(希望制)

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■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

300,000


【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

【しあわせな家族につなぐ場づくりを応援】サンクスボードにお名前を刻みます

※リターン内容は1万円のコースと同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。

■ シェルターに支援者さまのお名前を刻んだサンクスボードを掲げます。(希望制)

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■ 感謝の気持ちを込めて御礼のメールをお送りします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

プロフィール

飼主死亡の多頭飼育崩壊54匹の猫たちの保護と里親探しが、私たちの活動のスタートでした。当時、対応してくれる保護団体が見つからなかったため、個人ボランティアが集まり出来ることから始めました。支援を始めて3か月、皆様のご支援により全頭引き取り、何とかシェルターを運営する事ができるようになりました。その後、継続的に猫の保護、TNR、新しい家族を見つけてあげる活動をしています。猫たちが幸せになれるように、どうか力を貸してください!!

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