プロジェクト概要

幸せの国「ブータン王国」。世界初の有機農業100%の国造りを実現するために、

田んぼの石を砕いて砂にする”ストーンクラッシャー”の導入!!

 

 

—世界初の有機農業100%の国造りを実現するために—

敬虔な仏教国であるブータン王国は、2020年を目標に、生きとし生きる者が幸せを享受できる国を目指して有機農業100%の国造りを開始しました。輪廻転生の世界観を共有するブータン王国では、殺虫剤の使用は禁止され誰も使ってはいません。

しかし除草剤と化学肥料である尿素の使用量が増える傾向になっていました。ブタクロールという除草剤は魚毒性があるため、オタマジャクシが生きられないという田んぼでした。そのような田んぼを無くしたいという思いで、当会の実践している「除草剤 を使わないイネづくり」の技術導入が始まりました。

また尿素に勝る有機質肥料は大豆です。イネー麦ー大豆の2年3作の循環型有機農業で、無理なく窒素質有機肥料を手に入れることができます。
プロジェクトは2016年10月の調印式を経て、ブータンの玄関口であるパロ国際空港 を見下ろす天空の棚田(パロ有機農家) と首都ティンプーの王宮殿裏のティンデルタン農場、プナカ県のバジョ種子センタ及びチミパンの王立農場(ロイアルプロジェクト)で試験栽培を行い、技術を確立し普及する事となりました。

 

 

日本から4次にわたり参加して頂いた25名のボランティアの方達と現地の方達のご協力で、 ビオトープ兼ため池・温水池の設置から始まったプロジェクトは順調に進み、除草剤でも防除出来なかった最強の雑草「ヒルムシロ」も、3回の代掻きで防除できることがわかりました。
イネの収穫量も大豆由来の発酵肥料を使い、成苗の1本植えを行えば日本と同じ収穫量になることも実証されました。

 

 

 

—2018年のプロジェクト—

2018年は現地の有機資材を使い、現地の方達が中心となって「除草剤を使わないイネづくり」がスタートしました。

3回代掻きを行って深水管理を実施したために、ほとんど雑草はありませんでした。

大成功です。中干し前の6月下旬に1回だけ田んぼに入って土を攪拌し、酸素を入れながら草を取ることで、イネは順調な生育を示すものと思われます。

 

天空の棚田 パロ有機農家の水田

 

 

ー2018年 循環型有機農場の建設が始まるー

チミパン ロイアルプロジェクト

尿素に代わる窒素質有機肥料を安定して確保するために、プナカ県チミパンの王立農場に循環型有機農業のモデル農場が建設されました。

今年の4月から1a前後の小さな棚田を10aの面積に拡大し、18枚の田畑転換圃場が作られました。

大豆の窒素固定能力を最大限に生かした、大豆ーイネー麦ー大豆という輪作体系の循環型有機農場です。ここで生産される有機大豆が、尿素を超える大きな効果を持つ肥料として全国に普及することになります。

最上部には冷水を温め安定した用水を確保するために、約5aのため池2個を設置しました。

圃場は、ヒマラヤ山脈の雪解け水を湛え悠々と流れるプナカ川のほとりにあり、ミネラルたっぷりの粘土や砂、大小さまざまな石が堆積している場所です。

このような場所は何を作っても美味しい農作物が収穫されることは良く知られています。ミネラルたっぷりのお米・大豆・小麦が穫れるものと思います。

 畑として使うのであれば表面の石を拾えば作付けはできますが、水田として利用するには、土の中にある石も取り除かないと、代掻き作業で機械を壊してしまう恐れがあります。

6月28日の訪問時には、多くの方々の努力で大きな石は取り除かれ、播かれた大豆が順調に生育していました。しかし取り切れなかった石がかなり残っており、ボランティアの方達とブータン関係者で石拾いをしました。

 

 

取っても取っても無くならない石の多さに根負けしそうになりながら、時間一杯取り続けました。取り敢えず隣の圃場をトラクターで耕起し、大豆を播くことにしました が、ロータリーがガッタンガッタンとすさまじい音を立てて耕している姿を見ると、このままでは軸が壊れてしまうのではないかと心配になりました。

 

 

 

参加者の皆さん全員で大豆を播きましたが、 イネを栽培するには土の中に埋まっている石も取り除かないと代掻きが出来ません。無理をするとオイルシールが破れ水が入り軸を壊してしまう恐れがあります。

土に埋まった石を取り除くのは、大変な時間と労力が必要です。

私たちに残された時間は、2019年10月までです。

土に埋まった石を砕いて砂にする”ストーンクラッシャー”を導入して、何としても来春には立派な有機水田にして、実りの秋を迎えたいのです。

 

 

ーこの困難を乗り切るために皆さんのご支援をお願いしますー

思い出すのは、7年前の東日本大震災と原発事故です。

ブータン王国の70万人の皆さんから月収1~2万円という生活費を割いて100万ドル(当時日本円で8000万円)という多大の浄財を頂き、国王閣下が直々にお見舞いに訪れて下さいました。

実はこの”ストーンクラッシャー”は、放射能汚染に見舞われた農家の皆さんが、体外被曝を無くすために反転耕を行ってセシウムを地中に埋めました。その時に出てきた大量の石を砕き、元の水田に戻すために導入した機械です。

 

 

あの経験がなければ、このような機械があることすら知らなかった私たちです。

ブータン王国の皆様への恩返しという意味も含めて、出来るだけ多くの皆さまに

”ストーンクラッシャー”導入の後押しをお願い致します。

石を砂にしてしまう”ストーンクラッシャー”は、中古でも380万円と高価な機械です。70馬力の中古トラクターが150万円、輸送費その他を併せ700万円あれば作土層造成事業がスタートし、来年の4月から有機水田が開設できます。

なおこのプロジェクトには第1次〜第4次ボランティア活動にご参加頂いた御園孝さん始め18名の方々、7月には大豆の播種作業にご参加頂いた山田正彦先生(弁護士・元 農林水産大臣)、料理研究家の枝元なほみ様他5名の皆さまなど多くの方々のご支援を頂いております。特に山田正彦先生からは以下のようなメッセージを頂きました。

 

 

2018年9月12日 NPO法人 民間稲作研究所 理事長 稲葉光國

 

ー目標資金及び使途ー
目標資金 700 万円

①中古ストーンクラッシャー 380万円

②中古トラクター                  150万円

③輸送費・その他諸経費         170万円

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・支援金の使用用途
<内容>

幸せの国「ブータン王国」。世界初の有機農業100%の国造りを実現するために、

田んぼの石を砕いて砂にする”ストーンクラッシャー”などの導入!!
<資金の使い道>
中古ストーンクラッシャー購入、中古トラクター購入、輸送費・その他諸経費Readyforへの手数料・消費税
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ブータン政府は、東日本大震災の時に浄財を持ち寄って、国王閣下がお見舞いに来てくださった国です。そのお返しという意味を含めて、このクラウドファンディングをお願いしている次第です。どうぞ宜しくお願い致します。

 

NPO法人 民間稲作研究所

https://inasaku.org

Facebook ブータン王国 有機稲作3カ年計画

https://www.facebook.com/orgnic.bhutan/


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