子どもたちに開かれた保護犬猫の触れ合い譲渡施設、25年越しの改修へ
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寄付総額

5,324,000

目標金額 3,500,000円

寄付者
237人
募集終了日
2022年2月28日

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2022年01月28日 05:03

3週間の壁

<3週間の壁>

取り残された犬猫の多くの相談が、不動産から来ると言う事

家に残ってしまった犬猫に困られての事

犬猫の命のためだろうか

命を救うためであれば3週間の放置は出来ない

 

10年前は社会の流れはこうだった

現在はどうだろうか?

 

<3週間の壁>

 

H23年…
1人住まいの、まだ40代前半の男性飼主さんが孤独死された。
病死か事件か詳細はわからないが、玄関は血だらけで、飼われていた4才の犬は、助けの連絡がくるまでの間、3週間食べ物も水もなく、やっと私達のもとへきた。
不動産からのヘルプだった。

 

 

***  手元に来たときは真っ白で、皮膚も毛も薄くなっていて、皮膚病になっていると思った。チャイニーズクレステッドdogを見たのは初めてだった。犬を助けるに際して、純血種を考えることはなかったので、犬種には疎かった。3週間血だらけの玄関でひたすら救出を、飼い主さんを待っていたにも拘らず、とても良い子のままだった。

 

楽しい事件が沢山あったなか、ある日突然の事が起きた。前日学生さんと楽しく散歩してきていたのに、次の日、他の学生さんがユーリが散歩に行きたくないと、言っていると。

見に行ったら、ユーリは部屋の中で、ゴンゴンぶつかりながら歩いていたではないか。目が見えない。なぜ、昨日は元気に散歩に行っていたのに。

 

病院で突発性網膜変性症と診断され、その後のユーリのリハビリ訓練には、一緒に頑張った。部屋の位置は変えずぶつかりそうな角々にクッションを付け、散歩は同じ道を通り、後をついて来れるために、靴音をさせて、安心させるためにいつも声をかけた。同じ公園で水道の蛇口から、水を毎回飲むほどにごくごく普通の生活ができるようになった。 以前より食欲旺盛になり、これは、命を守るための自然防御なのだと思った。とろたくおむすびを、しっかり口に入れて隠れてしまう事件があったころだ。お腹ぷっくり、可愛らしい元のユーリが戻ってきた。***

 

H24年…
1人住まいの女性の飼主さんが、警察のご厄介になることになった。
事件の詳細はわからないが、小型犬3頭、成猫4匹は、助けの連絡がくるまでの間、3週間食べ物も水もなく、やっと私達のもとへきた。
この件も、不動産からのヘルプだった。
小型犬3頭は3週間命を保つことができず、大きなケージに入りっぱなしの猫3匹と、室内をウロウロしていた猫1匹が、瀕死の状態、糞尿まみれで私達のもとへきた。

 

*** 保護してすぐ病院でカルテに名前を付けるとき、あまりにも糞尿のにおいがきつく、一匹に香ちゃんと名付けて、メンバーからひんしゅくをかった。体調が悪くシャンプーはお預けになった。この子達は純血種、皆、人懐っこい子ばかりだった。もちろんひどい貧血で、健康回復するまで、数カ月以上かかった。最終的にすべての子が新しい家族のもとで幸せになるまで一年以上、シェルターにいた。

***

 

 

○もう10年も前になるだろうか、やはり飼主さんが拘置所に入り、飼い猫2匹の所有権をこちらに頂くために接見をした経験がある。
その時も3週間だった。そして、連絡を頂けたのも、不動産から民生委員にいって、そこからの助けを求める声だった。
高齢の猫にとって3週間は長すぎて助けることができず、長毛のチンチラ1匹がきた。
冷蔵庫のカラカラになった卵のカラ…。
お風呂に少し残っていた水が、その子達が必至で生きようとしていたことを物語っていた。

 

 

*** ずっと一匹で何も得られない部屋の中で、3週間いたことを思うと涙が出る。

その子も幸せを見つけてあげる事が出来た。***

 

○いずれも3週間警察でもなく、行政でもなく、民間の不動産からの、処遇に困られての連絡となっている。
事件が起こった早い時期にはこれらの命が見過ごされ、対応・処遇に困るこの長い3週間後に,連絡がくるという現実を、みなさんはどう思われるでしょうか…?

 

 

 

3.11以降、3週間の壁><原発20km圏内の犬猫>と被るのは、どちらも生きるために食べねばならない物がないという状態でも、必死で生きようとしてきたこと。
涙がこみ上げる………食べずに死を迎えようという選択肢は、彼らには絶対にないのだから…。

 

4匹の猫達は、みなさまのおかげで新しいご家族に迎えられ、とても幸せに暮らしています。
1頭の犬は、時々譲渡会で私達と一緒に楽しそうに、マスコット犬として、最良の赤い糸を待ち続けているのです。

 

 舘田

 

 

 

ギフト

5,000


5千円:応援コース

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・お礼のメール
・寄附金受領証明書
※ハウスのワンコニャンコ写真紙も添えてお送りします

✳︎一度に複数口のご寄附も可能となります

申込数
105
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

10,000


殺処分0の想いを乗せたCD

殺処分0の想いを乗せたCD

・お礼のメール
・寄附金受領証明書
※ハウスのワンコニャンコ写真紙も添えてお送りします
・活動報告書
・施設にお名前掲載(希望者のみ)
・殺処分0の想いを歌にしたCD
※前回のクラウドファンディングで作成し、ご希望の方に配布しているCDです

✳︎一度に複数口のご寄附も可能となります

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

5,000


5千円:応援コース

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