支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 280人
- 募集終了日
- 2023年3月14日
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プロジェクト本文
第一目標達成のお礼と
ネクストゴールについて
皆さまの温かいご支援のおかげで昨日、目標の300万円に到達することができました。改めて心から感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます!
皆さまのご支援と応援コメントに勇気と希望、パワーをたくさんいただきました。
いただいた応援メッセージ、コメント、ご連絡やお電話、ときには避難者の方がさつまいもやみかんを持って応援にきてくださり、どれだけ支えになったでしょうか。300名に及ぶメッセージに、何度も涙が溢れました。
いただいたご支援により、ほっと岡山「つながり拠点」の家賃、光熱費などの固定費を賄うことができ、避難者がいつでも立ち寄れる居場所を続けていけます。
クラウドファンディングは明日まで期間が残っています。そこで、皆さまからの応援に後押しいただきまして、明日23時まで、最終目標を350万円と設定させていただきます。
今後いただいたご支援金は、全国に避難されている方の手記や声を蓄積するプロジェクトの活動費として、来年度中に大切に使わせていただきます。
まだまだ最後まで全力で駆け抜けます。温かいご支援をよろしくお願いいたします。
ほっと岡山
代表 はっとり いくよ
(2023年3月13日追記)
故郷への想いや「避難」の本音…。
語りあえる居場所を残し、
災害の教訓を次世代へつなぐために。
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から12年を迎えます。現在も「避難者」として多くの方々が、日本各地に存在しています。
その中でも、岡山県には愛知県以西で最も多い844名の避難者が暮らしています*1。
発災直後から、岡山県内では避難者受け入れ支援が複数の民間団体で始められ、2013年頃からは、避難や移住を希望する人たちが目立って増えていき、「岡山現象」と呼ばれるほどでした。
私たち「ほっと岡山」は、そのような避難者の方々に向けて、生活再建などの支援や、避難者の方たちが安心して語ることができる場や交流会を開くことで、心の回復のサポートを続けていこうと活動してきました。
コロナ禍の影響で生活再建の道のりが困難な方、馴染みのない土地で孤立を深めている方、「地に足がつかない」「311がずっと続いているよう」といった声が今なお、届いています。
しかし、東日本大震災から12年を迎えようとしている今、行政等による避難者支援の助成金や補助金は大きく減らされ、委託事業などを担ってきた「ほっと岡山」は、支援活動継続の危機に立たされています。
遠方から岡山に避難してきた方々に「実家のようだ」「ここに来れば、日常の会話ができる」と言われる団体の事務所も、来年度の家賃支払いの見込みが立っていない状況です。
避難者の実態調査も行われなくなってきている中、避難者の居場所がなくなれば、その存在自体が「ない」ものとされてしまいかねません。
私たちは、避難者の方がいつでも相談に来れて、本音で語りあえる居場所の存続とともに、誰にとっても自分ごとである災害・防災や、避難と支援のあり方の知見を次世代へ伝えていくために、クラウドファンディングを立ち上げることにいたしました。
温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
*1 令和4年12月13日現在/復興庁「全国の避難者の数」より)
ページをご覧いただき、ありがとうございます。ほっと岡山、代表の服部育代です。
ほっと岡山は、前進団体「うけいれネットワークほっと岡山」として、2011年の発災直後から民間団体や行政と連携し、避難者支援に取り組んできました。
・避難先の住居の提供
・仕事探し
・物資支援
など、支援ニーズは多岐にわたり、今も必要とされています。
私自身も、東日本大震災で避難を経験している当事者です。「このような困難は、もう二度と誰にも経験してほしくない」という強い思いが原点にあります。
震災から5年後の2016年に前進団体「うけいれネットワークほっと岡山」は、ほっと岡山として法人化。相談や交流会といった従来からの支援に加えて、避難元の故郷とのつながりを保ち続けるための旅費支援なども開始しました。
東北や関東から岡山へ、こうした遠隔地への避難を「広域避難」と呼びます。
「広域避難者」の支援においてはその枠組みや制度が未整備のなか、一人ひとりのニーズに寄り添いながら、手探りの活動が続きました。しかし、震災から月日が経つにつれ、広域避難者支援の現場で震災風化の片鱗が表れ始めました。
「いつまで支援が必要なのか」、「避難ではなく移住ではないか」、「避難は自己責任なのではないか」。
こうした言葉が聞かれることも増え、ますます避難者は本音が語りにくくなりました。
福島県から避難してきたことを誰にも告げず地域で孤立してしまっている、避難先地域になじめない、生活再建が進んで家を建てたけれどずっと住む気持ちがしない、そんな「誰にも語ることができない声」に出会うようになっていきました。
ほっと岡山は、岡山県以外に避難している方からの相談も受けています。これらは、全国各地の支援現場から聞こえてきた小さな声です。
多くの避難者が、街の復興スピードや、支援する側のものさしに当てはまらないご自身を責めながら、被災地から遠く離れた地域で、誰に語ることもできず一人抱えている現状…。
本音を語ることが、一人ひとりの「人間の復興」にはまだまだ重要だと考えています。
法人化からも6年を迎え、相談対応、交流会の開催、支援情報の発信や、支援者と避難当事者間のつながりづくり、レジリエンス支援、そして、災害の風化防止や伝承、「広域避難者支援」の教訓を今後の大規模災害にいかしていくための政策提言など、多様な活動を展開してきました。
これまで、さまざまな取り組みに避難当事者も関わってきました。
相談員、運営、外部スタッフとして、今回のクラウドファンディングにも一緒に取り組んでいます。
避難者の様子は時間の経過とともに個別化しており、さまざまな様相を呈しています。
多くの避難者が回復のプロセスを行ったり来たりしており、「地に足がつかない」「311がずっと続いているよう」といった声を聞きます。
「ほっと岡山」に行けば、相談できる。本音を話せる。
そんな場所を続けていくことが、クラウドファンディングの一つ目の目的です。
息の長い見守り、支え合いがこれからも求められますが、主に生活再建が叶った避難者の方、回復の過渡にある方からお寄せいただいた声をご紹介します。
間接的な成果の表現として、避難者の回復した「生きていく」力を感じていただければと思います。
「避難」のことなど、安心して話せる場所に救われてきた。続けてほしい。
コロナが落ち着いたら、全国にいる避難者と一緒に、福島のために協力できることをやりたい。
避難している人との交流が励みになり嬉しかった。
またいつ大災害が起きるかわからない。被災地、避難者の声を聞いて、経験を役立ててほしい。
いつか福島に帰ったら、地域の復興に寄与したい。たくさん支えてもらった恩返しをしたい。
人とのふれあいに癒された。人間に必要なことと感じた。
もう一つの目的として、ほっと岡山は、これまでアーカイブしてきた避難・支援・防災の記録や教訓を、誰もがアクセスしやすいように整え、伝承拠点としてより多くの方に開いていくことを決意しました。
これまでの支援活動を通して、避難者の支援を続けるだけでは災害の教訓を未来に活かせないことや、関心の低下による風化を免れないということも実感してきました。
支援は長いスパンで必要だからこそ、「災害時に何がおこったのか」「広域避難とは何か」を、より多くの方に知っていただくことが、避難者への理解継続のためにも大変重要です。
東日本大震災だけでなく、阪神淡路大震災の避難者もご自身について、「根なし草のようだ」、「自分だけが取り残されているようだ」と語られている記録があり、共通の課題を見出すことができます。
たとえば、どこの住民かということは大きな問題です。
住んでいる地域から避難することは、住民票の問題が発生します。選挙権はどうなるのか、安定した教育の機会なのか、そしてどこの住民になるのかというアイデンティティの問題にも直面してきました。
ほかにも、避難先によって支援には大きな差が発生し、一律ではなかったこと。避難者支援を支える制度が乏しいこと。法整備が進んでいないことなど、課題は多岐にわたります。
今までの災害でも「広域避難」の課題はあらわれてきましたが、十分に教訓として引き継がれず、避難者の小さな声が活かされにくかったのかもしれません。
今後、大規模災害(南海トラフ地震や首都直下地震等)によって、故郷を遠く離れて避難する経験は、誰にとっても起こりうる自分ごとです。
そんな今だからこそ、避難者の声や教訓を埋もれさせることなく、活かしていけるような取り組み、検証が急務であると考えております。
皆さまにいただくご支援金は、ほっと岡山の拠点を継続していくための団体運営資金に充てさせていただきます。
現在、今の事務所に拠点を構え続ける道と、市内で新たな場所に引っ越す道とで検討を進めており、現段階ではいずれの方針になるか決定しておりませんが、継続的な費用負担が少ない道を選びたいと考えております。
私たちの今とこれからの役割を考えた結果、ほっと岡山の役割を拡大させていく必要があると強く感じております。
今後、ほっと岡山は、皆さまのお力を借りながら、避難者の方たちの心の拠りどころとして「つながり拠点」を継続し、「避難・支援・防災の教訓にふれられる拠点」になることを目指していきます。
温かいご支援をよろしくお願いいたします。
< 目標金額 >
300万円
< 資金使途 >
・ほっと岡山「つながり拠点」の家賃、光熱費などの固定費
・全国に避難されている方の手記や声を蓄積するプロジェクトの活動費
※2024年3月31日までにかかる上記費用に充てさせていただきます
※今の事務所に拠点を構え続けるか、市内で新たな場所に引っ越すかは2023年3月中には決定する見込みです。決まり次第、本プロジェクトの新着情報でお知らせいたします
「くまさんの森」農園主
髙木 俊治 さん
あきらめきれない夢があったから。
私は、東京都出身でサラリーマンをしていました。勤務先の吸収合併や売却などを経験し、手に職を付けたいと職業訓練にて農業の世界に入りました。その後メロン農家に弟子入り修行し、福島県にて就農をしようと引っ越した段階で震災に遭ってしまいました。放射能汚染のことを人生で初めて勉強し、農業はあきらめようと思いましたがあきらめきれず、移住地を探しました。
移住地に決めた岡山では、親戚や知り合いは全くおらず、自分の境遇もなかなか話すことができず、一人で生きる方法を見つけていくしかなかった。
そんな状況の中、決まった場所に事務所があり、自分の境遇を理解してくれ、気さくに出迎えてくれる、親戚の家に行くように「訪ねていける場所」がほっと岡山さんでした。
現在、メロン農園を運営できるようになり、ほっと岡山さんの尽力によりメディアに取り上げていただくことができました。メディアを通じて農園のある地元の方に自分の取り組んでいることを知ってもらうことができて嬉しかったです。
去年(2021年)、ほっと岡山さんの活動を通じ、ビデオで日本各地に避難して現在も頑張っている同志たちがいることを知ることができ、生きていく励みになりました。
これからは生活を安定させることと、メロンの栽培面積を増やし、農園へ多くのお客様に訪問して頂き、地域が活性化するよう貢献をしていきたいです。
ほっと岡山さんには今後、2011年の震災の実態を踏まえたデータを蓄積し、次の巨大災害に向けて、被災時の生活再建へ向けての道づくりを期待しています。
私は、この度のほっと岡山さんのクラウドファンディングに挑戦により、東日本大震災の様な災害は二度と起きてほしくない、本当に起きてほしくないと願いますが、「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉があるようにまた起きるかもしれない。そのために今まで蓄積された経験に基づき、災害に対して警鐘を鳴らし、防備し、起きてしまった時、どう対処するか情報を発信し続けてくれる機関として存続してくれることを望みます。
どうかよろしくお願い致します。
ほっと岡山理事・司法書士
日本司法書士会連合会統合災害対策本部部員
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)副代表
丹治 泰弘 さん
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から12年を迎えようとしています。
「12年」。
長いようですが、例えば放射性物質の1つであるセシウム137の半減期が30年であるように、人体への長期的影響から見れば決して長いとは言えませんし、もちろん「終わったこと」「無かったこと」にできるものでもありません。
この問題にどう向き合うのか、私たち一人一人が未来のために考えなくてはいけません。ぜひとも皆さまのお力添えをお願いします!
3.11 以降、福島市から岡山市に子どもの被ばくを避けるために家族で移住するも、平成30年春に帰還。被災地域の住民、自主的避難(者)の当事者の一人でもある。 専門分野:原発ADR。その他、法的トラブル主な著書・文献等:原発事故子ども被災者支援法と避難の権利(共著)、原発避難白書(共著)。
特定非営利活動法人岡山NPOセンター 理事・事業部長
高平 亮 さん
災害が身近な出来事になってしまった現在、ほっと岡山が活動を通じて蓄積された経験・情報は非常に高い価値を持っており、これからも様々な場面で活用されることが期待されます。また、広域避難者に寄り添い続けてきたほっと岡山だからこそ、安心できる「居場所」の重要性を知っており、守ろうとされていることも理解できます。岡山県内在住者に限らず、また、過去の被災者に限らず、すべての市民のためのこのプロジェクトを実現させてほしいと思います。
|プロジェクトに関するご留意事項
・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
・リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 服部育代(一般社団法人ほっと岡山)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ご支援金は、2024年3月31日までのほっと岡山「つながり拠点」の家賃、全国に避難されている方の手記や声を蓄積するプロジェクト活動費に充てさせていただきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
東日本大震災により岡山県へ避難された方への支援に携わっております。生活再建支援拠点として、相談や交流会事業、情報発信や災害の教訓をいかしていくための啓発事業、調査・研究や政策提言のほか、ネットワーク構築、被災者のレジリエンスをうながす支援に取り組んでいます。 お互いに声をかけあい助けあえる社会を目指し、災害により、暮らしの変化を余儀なくされた一人ひとりの「声なき声」を尊重し、3.11の経験を「これから」にいかしていくことをミッションに掲げて、「最後のひとりまで」を心に、これからも支援を続けていきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
10,000円+システム利用料
1万円コース|311スタディーズ「あなたのねっこを教えてください!」アーカイブ動画無料視聴(1回分)
・311スタディーズ「あなたのねっこを教えてください!」アーカイブ動画無料視聴(1回分)
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①311スタディーズ「あなたのねっこを教えてください!」第1回 ゲスト:瀬戸大作さん
※視聴URLをメールにてお送りいたします
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・お礼のメールをお送りします
・ほっと岡山「つながり拠点」にお名前を掲示させていただきます
※複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 107
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
3,000円+システム利用料
3000円コース
・お礼のメールをお送りします
・ほっと岡山「つながり拠点」にお名前を掲示させていただきます
※複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 181
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料
1万円コース|311スタディーズ「あなたのねっこを教えてください!」アーカイブ動画無料視聴(1回分)
・311スタディーズ「あなたのねっこを教えてください!」アーカイブ動画無料視聴(1回分)
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①311スタディーズ「あなたのねっこを教えてください!」第1回 ゲスト:瀬戸大作さん
※視聴URLをメールにてお送りいたします
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・お礼のメールをお送りします
・ほっと岡山「つながり拠点」にお名前を掲示させていただきます
※複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 107
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
3,000円+システム利用料
3000円コース
・お礼のメールをお送りします
・ほっと岡山「つながり拠点」にお名前を掲示させていただきます
※複数口でのご支援も可能です
- 申込数
- 181
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
プロフィール
東日本大震災により岡山県へ避難された方への支援に携わっております。生活再建支援拠点として、相談や交流会事業、情報発信や災害の教訓をいかしていくための啓発事業、調査・研究や政策提言のほか、ネットワーク構築、被災者のレジリエンスをうながす支援に取り組んでいます。 お互いに声をかけあい助けあえる社会を目指し、災害により、暮らしの変化を余儀なくされた一人ひとりの「声なき声」を尊重し、3.11の経験を「これから」にいかしていくことをミッションに掲げて、「最後のひとりまで」を心に、これからも支援を続けていきます。