産後うつを防ぐ:産前産後から継続した助産師のオンラインサポートを

産後うつを防ぐ:産前産後から継続した助産師のオンラインサポートを

支援総額

1,926,000

目標金額 1,500,000円

支援者
186人
募集終了日
2021年1月29日

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プロジェクト本文

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■目標金額達成のお礼とネクストゴールについて■

 

皆さまからの温かいご支援のお陰で目標金額の150万円を達成することができ、100組の子育て世帯に妊娠期から育児期に途切れることのない「オンラインMy助産師」として継続的な支援をさせて頂くことが可能になりました。

ご支援だけでなく、一緒に頂いた心温まるコメントの数々、SNSを通して拡散に尽力いただいた方々、いろんな形でご支援して頂いたことに本当に感謝しており、心よりお礼申し上げます。

 

クラウドファンディングを開始した11月には、また緊急事態宣言が出される事態になるとは予測しておりませんでしたが、収束の見通しが立たないコロナ禍の中で転院を余儀なくされたり、退院後に駆け込める場所が見つからなかったりと子育て世帯にとって不安を煽る厳しい現実が続いています。

 

そこで、私たちは1つでも多くの世帯にご支援が届けられますよう、ネクストゴールとして200万円を目標金額に設定させて頂きます。

少しでも多くの支援金を集めることができれば、その分1家庭でも多く「オンラインMy助産師」を届けられたり、継続的な支援が必要と判断した方に対し支援期間を延ばすことができたりと、‟孤育て”から引き起こされやすい産後うつや虐待からご家族はもちろん、小さな命も守ることができます。

 

少しでも明るく、そして安心して妊娠・出産・育児ができる社会の実現へと尽力致します。 どうぞ引き続きご支援の程、宜しくお願い致します。

 

じょさんしONLINE 代表 杉浦加菜子

(2021年1月22日追記)

 

妊産婦・ご家族と助産師を繋ぐ。
いつどこにいても繋がり続ける安心を

 

こんにちは、じょさんしonline代表の杉浦加菜子です。

 

私たちは、“世界のどこにいてもオンラインを通して助産師(女性の人生に寄り添う専門家)と繋がり、安心して妊娠出産育児できる社会の実現を”と2019年に発足したばかりの団体です。

 

きっかけは私自身が夫のオランダ赴任に帯同した際、経験した“外国での出産”。助産師でありながら、文化の異なる言葉の通じない国で産むという初めての経験に不安や孤独感を覚えたことは今でも鮮明に覚えています。

 

世の中にありふれている産前産後の情報や支援は「一般的」な妊娠出産育児の場合にのみ利用でき、少しでも枠から外れてしまうと途端に孤立してしまうのだということを実感しました。社会の多様化に伴い、「誰ひとり取り残さない」ためにはオンラインをも利用したサポートの必要性を強く感じており、発足後は国内外の様々な場所から、妊産婦さんや育児中のご家族に個人相談や、各セミナーを通し支援を行っています。

 

代表 杉浦加菜子

 

とくに新型コロナウイルスによる緊急事態宣言時には、自治体が行なっている母親学級や両親学級が閉鎖。今まで当たりまえのように行われていた、妊産婦さんやそのご家族が情報を得られる場、集える場がなくなるだけでも、彼らの不安な姿が顕在化し、ニュースで取り上げられる毎日でした。

 

そのため、世界中にいる日本の助産師200名と共に「緊急企画オンライン両親学級&児童館」という、約80クラスを無料でオンライン開催。延べ1445組のご家族に必要な支援を届けました。「このまま孤独の中にいたら手をあげそうになっていた」「息が詰まってどうなっていたかわからない」と、誰かと繋がる安堵の声は多くのご家族からたくさん頂き、中には「ここに出会っていなかったら私は死を選んでいたかもしれない」という方もいらっしゃいます。

 

また冬にかけコロナの感染拡大が見込まれます。体調に敏感な妊産婦の方、出産後のご家族など環境を取り巻く事態に対応しながら、オンラインを通して、切れ目のない継続的な支援を提供できるよう、まずは100名の方にオンライン相談、オンライン講座を届けるために、クラウドファンディングに挑戦することといたしました。

 

 

 

産後うつによる自死は1週間に一人。“産後うつ”が虐待へ繋がるきっかけになることも。

 

日本の妊娠出産育児を取り巻く環境における女性やその家族をサポートする脆弱さに加え、コロナ禍の影響で子育て支援センターの人数制限、ソーシャルディスタンス、外出自粛による人との距離が孤独感や孤育てが助長しています。

 

子育て世帯の孤立は心身の不調に影響しやすく、産後うつや児童虐待へと繋がるリスクとなり得ます。

 

厚生労働省の資料によると、産後うつによる自死は2年間で102名東京都2015・2016つまり1週間に1人が自死しているという計算になります。現在、産後うつにかかっている方は2倍以上と言われており、さらに多くの女性が妊娠中・産後に自死をしている可能性があるとも言われています。
 

平成29年度日本産婦人科医会のデータによると、虐待による死亡事例は、0歳児が最も多く、加害者は母親が最も多いというデータもあります。虐待死による保護者の状態を調べると、精神疾患の存在と育児の負担が大きな要因になっています。産後うつにより、虐待に繋がることがなきにしもあらずの状態なのです。


 

 

「産後うつ」は、女性だけの問題ではなくなってきています。 

 

「マタニティブルー」という言葉浸透してから随分と立ちますが、母親はもちろんのこと父親の産後うつや「パタニティブルー」といった言葉もメディアで大きく取り上げられるようになってきました。

 

育児で心身に変化をきたすのは女性だけでなく男性も同じ。それでも、この時期の心の不調は「産後うつ」とは捉えられず「仕事によるうつ」「環境の変化によるうつ」と今まで育児そのものが男性のうつの原因として着目されることはほとんどありませんでした。

 

特にコロナ禍の今、里帰りや周りのサポートが十分得られず1人もしくは2人で子育てをする家族が多い中、養育者自身の心と身体の健康がこどもの健やかな成長にも重要になってきます。そのため、じょさんしonlineでは、こどもの母親だけではなくて、パートナーや家族を含めた包括的な支援を行います。

 

 

 

産後うつを防ぐため「産前」から「産後」まで続く継続的なサポートを

 

産後うつを防ぐためには、「産後」だけではなく「産前」からの継続的なサポートが必要です。同じ助産師が1人の妊婦そしてそのご家族に継続して関わることが、出産経験の満足度を高め、産後の心の揺れ動きを少しでも安定させる働きになると言われています。

 

そこで私たちは「オンラインMy助産師」を発足し、不安が強くまた支援が途切れやすい産後1か月以降から1年以内に継続した支援を行っています。ただ、産後は疲弊されている方が多く、その時期から信頼また継続的に関わってもらえる支援者を見つけるのは難しいため、「妊娠期から始まり育児期まで継続した支援」を行います。

 

「オンラインMy助産師」では1人の妊婦さんとそのご家族に対して1人または2人の専属助産師が妊娠期から産後半年(全体で継続1年)までの間、継続的にご支援致します。

 

パッケージに含まれている支援内容は30分の個人相談を3回、オンラインセミナーを好きな時期に2回受講して頂くことが可能です。(別途個人負担となりますが、個人相談やセミナー受講回数を増やして頂くことも可能です。)

 


 

今までに支援させていただいた方からはこのような声をいただいております。

 

気持ちに寄り添った丁寧な説明をいただき、助産師onlineで相談して本当によかったです。

zoomは緊張しましたが、一対一なので、ネットで調べるよりも自分の現状に沿った回答がいただけること、こんなに丁寧に時間をとってお話しができることはありがたく、助産師onlineはとてもいい取り組みだと思いました。またぜひ利用したいです。

色んな得意分野を持つ助産師さんが揃っているので、悩まれている方は悩みの解決だけでなく、心が軽くなるはずです。

第2子の出産直前に利用させていただきました。前回の出産時に産後うつ気味になったことから産後のメンタル不調や,二人目が生まれてからの上の子との関わり方など相談させていただき,産後の不安を丁寧に受け止めていただきました。上の子優先というのはなかなか難しいけど,しっかりと「あなたも大切だよ」ということは伝え続けていきたいと思います。また産後に少し話したくなったら,利用させていただきたいと思います。

産後すぐから継続してお世話になっております。心配事や聞きたいことができたとき、海外からでも日本人の助産師さんに日本語で気軽に相談できるのが本当に助かります!娘の成長もいつも楽しみに見守ってくださり、感謝です。

 

 

 

パートナーが単身赴任や、母親が里帰り中でも別々の場所から一緒に参加も。
この状況下の中、“オンライン”だからこそ、できるサポートがあります。

 

コロナ禍で行なった「緊急企画オンライン両親学級&児童館」は2週間限定のイベントのような形で行いました。そして企画を通し、オンラインでも繋がる、相談できる場があることで9割の方の不安が安心へと転じたといった結果が出ました。

 

このような状況下の中、より継続的に繋がり続ける重要さを感じます。そのため、今回クラウドファンディングでは100名の妊産婦・ご家族が「オンラインMY助産師」制度を使い継続的にサポートできる機会を提供します。

 

オンラインのビデオ通話(主にZOOM)を通してサポートすることで、電話相談やメール相談ではみられない相談者の表情や、相談者の方やそのお子さんの様子をみることもできますし、ご家族が一緒に相談に入ることもできます。パートナーが単身赴任や、母親が里帰り中でも別々の場所から一緒に参加しサポートを受けることができます。

 

新型コロナウイルスによる影響から、特に孤立化しやすい環境から母子とご家族を守ため、そして1人でも多くのご家族が孤育てではなく、周りの助けを得られながら子育てできるように、応援お願いいたします!

 

代表 杉浦加菜子 2016年オランダにて出産

 

今回のプロジェクト詳細

 

●目標金額:150万円(オンラインMY助産師制度で100名分の機会提供)

●費用内訳:支援事業に係る助産師宛委託費、リターンに係る経費(助産師宛謝金)、支援事業運営に係る人件費、READYFOR手数料

 

●今回のプロジェクトの支援対象者について
※以下に当てはまる方を中心に、支援を行っていきます。
・妊娠中~産後2-3か月頃までのオンラインでの継続支援を希望する人
・コロナで里帰りが出来ない人
・コロナで立ち合いが出来ない人
・コロナの中の出産や育児に不安や孤独感を感じている人
・周りに同じような境遇や経験をもつ妊婦や子育て中の方がいないこと
・海外で出産や育児する人
・多胎
・妊娠後から自宅安静や何らかの治療を併用して行う人
・不妊治療の上授かった人
・若年妊産婦
・ひとり親

※支援対象者については、基本的には先着順となりますが、ご応募の際の事前アンケートの内容を踏まえて、対象者を決定してまいります。

 

 

メンバー紹介

 

A person smiling for the cameraDescription automatically generated

 

 

代表 杉浦加菜子

多様な生き方のもと、多様な妊娠・出産・育児があります。でも、既存の産前産後の支援や情報は、「一般」の枠に当てはめたものでしかありません。少しでもその枠から外れた時、あっという間に孤独に陥ってしまいます。8年前、私自身がその体験をしました。そしてコロナにより多くの方が実感されたと思います。

どこにいても、どんな状況でも、自分の事をよく知っている助産師と妊娠中から産後まで繋がり頼れること。
これは女性自身はもちろん、赤ちゃんやパートナーの心の安心にもつながります。
たったひとりの、世界のどこかで不安と孤独を感じている方に。命を守るために。是非皆さんのご支援を宜しくお願いいたします。

 

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松田貴栄子
困ったときに頼れる場所ってあるんじゃないの?と思われがちですが、困っている時、心が疲弊しているときに妊娠期から育児期と自分がどのように過ごしてきたのかを話し、一から新しい助産師や専門職の方と信頼関係を作るのはたくさんのエネルギーが必要となってきます。継続的な支援は「孤立化」を防ぐ役割を担うと信じています。

 

橋本敬子
妊娠・出産は病気じゃないから…みんな当たり前にしていることだから…自分もがんばれるはず!がんばらなきゃいけない!と思っていませんか?
妊娠・出産・育児は、女性にとっても、家族にとっても、からだもこころも生活も大きく変わる人生の大切なときです。
1人でがんばらず、ぜひわたしたち助産師に伴走させてください。わたしたちはいつでもみなさんの味方です。

 

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瓜生リーメンシュナイダー裕子

妊娠や出産、育児は1人の女性が母親になるという大きなライフステージの変化が起こります。女性のからだとココロに寄り添う、そんなマイ助産師制度が、当たり前となる社会を実現したいです。1人で抱え込まず、気軽にご相談いただけたら嬉しいです。

 

バイィ染谷淑子

「ひとりじゃないよ」、海外在住で助産師として悩みながら活動している時に、世界中にいる助産師達からかけられた私へのメッセージです。私達助産師もひとりだと悩みます。
初めての妊娠、出産、子育てなら、なおのこと。そんな時に、女性とそのご家族のことを良くわかっている助産師がいて、ひとりじゃないと感じられたら、妊娠から子育てまで、安心の中でできると思います。
そして私達は、世界のどこにいても、妊娠から子育てまで安心してできるように、マイ助産師として女性とご家族をサポートしたいと思っています。

 

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冨江幸代
助産師が妊娠期〜継続的に関わりを持つことは、女性がご自身の出産を肯定的にとらえることに繋がるとも言われています。また海外などの遠方にいて、そしてこのコロナ禍にいても助産師が妊娠期〜子育て期に寄り添い、伴走することを叶えてくれるのが、このオンラインシステムです。
自身の海外での妊娠、出産、子育て経験を生かし、現代の孤育て環境にいるママやパパに心から寄り添える助産師でありたいと願っています。

 

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米澤友里恵
去年から初めての海外生活、孤独感との戦いでした。そんな折、このじょさんしonlineのメンバーに参加させてもらい、オンラインでも話ができ、繋がることでホッと安心できる、ということを私自身とても実感しました。オンラインでも心のつながりを感じることはできると信じています。
マイ助産師として、孤独感の中で苦しむ妊婦さんや産後のお母さんの思いに寄り添い、少しでも心穏やかに過ごせるようなお手伝いがしたい。世界のどこにいても、どんな状況であっても、決して一人ではない、という安心感をオンラインを通じてお届けしたいと願っています。

 

高橋さおり
半年前、コロナ禍で非常に緊張感が高い中、1歳の息子を連れて家族で海外移住しました。出発の朝、緊張と不安から胸がガチガチに張ってしまい、『知り合いもいない中で乳腺炎になってしまったらどうしよう…』色々な不安に押しつぶされそうになったのを覚えています。
でも、「大丈夫。私たちがいるから、いつでも相談してね。」と代表の加菜子さんにかけていただいた言葉で、とても安心し、胸のしこりもみるみるなくなっていったという経験をしました。
"いつどこにいても相談できる場がある"という安心感を私自身が、身をもって感じた経験です。妊娠出産育児は、自分の命をかけて新たな命を守り育てていく、とても不安と緊張が高まる時期です。そして、家族が増えればその都度パートナーシップも変化していきます。私たち助産師は、いつもお母さんお父さん赤ちゃんの味方です。じょさんしonlineでは様々な経験をしている助産師がいます。
"いつどんな状況にあっても相談できる"、"そばにいて受け入れてもらえる"という安心感を多くの方に感じていただけたら幸いです。

 

A person posing for the cameraDescription automatically generated

櫻井麻加
オンライン上でも、マイ助産師になれる!!
産後すぐから、継続してご相談をいただき、お子さんの成長を一緒に見守らせていただく中で、オンライン上でも、ご家族に寄り添いながら、支援と安心感を、継続して届けることができると、私は思っています。
「いつでもどこにいても助産師と繋がれる」じょさんしonlineで、マイ助産師として、寄り添いながら、伴走させていただきたいと思います。

 

 

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リターン

3,000


じょさんしonlineからの活動報告

じょさんしonlineからの活動報告

■じょさんしonline活動報告(PDF)
こどのものいのちはこどものものプロジェクトを通して行った活動報告やその結果、助産師の声や利用者の声、そして今後のじょさんしonlineの活動の展望などを書き留めたPDFを配布します。

申込数
132
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


お気持ちコース:じょさんしonlineからの活動報告

お気持ちコース:じょさんしonlineからの活動報告

■じょさんしonline活動報告(PDF)
こどのものいのちはこどものものプロジェクトを通して行った活動報告やその結果、助産師の声や利用者の声、そして今後のじょさんしonlineの活動の展望などを書き留めたPDFを配布します。

※リターンに費用がかからない分、ご支援の多くをプロジェクト実施にあてさせていただきます。

申込数
32
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2021年12月

3,000


じょさんしonlineからの活動報告

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32
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2021年12月
1 ~ 1/ 9

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