支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 290人
- 募集終了日
- 2022年10月26日
【映画台本】作品リストご紹介1(小津安二郎)
お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
先週末も多くのご支援を頂き、現在238名の方から386万2千円のご支援を頂き、いよいよ達成率が96%まで来ました!皆様の応援に大変勇気づけられております。プロジェクトの募集終了まであと9日!引き続きご協力・応援を何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、1万円以上ご支援下さった方には、当館が所蔵する台本を保護する、スタッフ手作りのカバーにお名前を記載するというリターンをご用意しております。演劇の台本作品リストに続き、今回の新着情報より、【映画台本】作品リストを複数回にわたりご紹介します。
映画は、プロジェクト限定リストの約300作品のうちお好きな作品の「台本カバー」をお選びいただけます。
今回は、節目の年を迎える映画人が監督・出演した作品からリストを作成しました。
【監督】
来年生誕120年を迎える小津安二郎監督
本年生誕110年の木下惠介監督
没後40年の衣笠貞之助監督
生誕120年の五所平之助監督
【俳優】
没後50年の飯田蝶子
没後40年の志村喬
没後40年の佐分利信
没後10年の山田五十鈴
計8人の映画人の作品から選びました。
また、現在10月26日まで当館閲覧室にてミニ展示「日本映画を走る 列車 -鉄道開業150年-」を行っておりますが、この展示にちなんで鉄道や列車に関係した映画作品からリストを作成しました。
詳しくは、【映画台本】作品リストをご覧ください。
そして、毎年恒例【寅さん台本】 作品リスト全50作ももちろんございます!
まずは、小津安二郎監督の台本のご紹介から。
1903年東京深川に生まれた小津安二郎は、1923年に松竹蒲田撮影所に撮影助手として入社し、1927年に時代劇『懺悔の刃』で監督デビューしました。松竹のみならず日本映画を代表する監督としてその名は知られ、作品のなかでも『東京物語』(1953年)は、2012年に英国映画協会(BFI)が10年ごとに発表している「映画監督(358人)が選ぶ史上最高の映画」で、1位に選ばれているという世界的に人気の高い監督です。
小津安二郎は1963年に病のため逝去するまで、ほとんどの作品を松竹から送り出しており、当館は小津監督の戦後の松竹作品の台本を全て所蔵しています。
以下の写真は、今回の【映画台本】作品リストから小津安二郎監督作品の台本です。
(※番号は台本作品リストの番号です)
左上より
51 『大学は出たけれど』1929年 ※梗概
52 『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』 1932年
53 『長屋紳士録』1947年
54 『風の中の牝鶏』1948年
55 『晩春』1949年
56 『鏡獅子』1950年(1935年撮影)
57 『麥秋』1951年
58 『お茶漬の味』1952年
59 『東京物語』1953年
60 『早春』1956年
61 『東京暮色』1957年
62 『彼岸花』1958年
63 『お早よう』1959年
64 『浮草』1959年
65 『秋日和』1960年
66 『秋刀魚の味』1962年
小津安二郎の作品はデジタル修復された映画も多く、今回の【映画台本】作品リストのなかでは、松竹作品の『風の中の牝鶏』、『晩春』、『麥秋』、『お茶漬の味』、『東京物語』、『早春』、『東京暮色』、『彼岸花』、『お早よう』、『秋日和』、『秋刀魚の味』、そして大映作品の『浮草』がデジタル修復されています。最新のデジタル修復作品は『風の中の牝鶏』で、本年7月に開催された第79回ヴェネチア国際映画祭のクラシック部門にて4Kデジタル修復版がワールドプレミア上映されました。第10弾の新着情報でご紹介していますのでよろしければこちらもご一読ください。
第10弾新着情報
■2022年08月31日「『風の中の牝鶏』ヴェネチア国際映画祭上映&第11弾予告」
この小津安二郎監督のデジタル修復化された作品のなかに、今回のプロジェクトの『鏡獅子』が仲間入りすることが、スタッフ一同の願いです。小津安二郎の戦前の作品で唯一のドキュメンタリー、そして初めてのトーキー映画と、そのフィルモグラフィのなかで異彩を放つ『鏡獅子』。4Kデジタル修復化プロジェクトが無事成功するよう、引き続き応援を何卒よろしくお願い申し上げます。
小津安二郎関連の新着情報はこちら
■2022年09月21日「お礼の文庫本カバーのご紹介『鏡獅子』完成台本」
■2022年09月23日「歌舞伎記録映画『鏡獅子』の試写会について」
■2022年09月30日「児玉竜一先生より『鏡獅子』の解説を頂きました」
次回は、木下惠介監督の台本をご紹介します。
リターン
3,000円+システム利用料
活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載
■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)
- 支援者
- 57人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
5,000円+システム利用料
松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー『鏡獅子』完成台本表紙デザイン
3,000円のリターンコース内容に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
当プロジェクト限定!
当館所蔵『鏡獅子』完成台本(昭和25年編集版)表紙デザイン
- 支援者
- 93人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
10,000円+システム利用料
オリジナル文庫本カバー+台本カバーにお名入れ
5,000円のリターンコース内容に加え、
■台本カバーに支援者様のお名前をお入れします
【歌舞伎・新派台本】【映画台本】【寅さん台本】の3つの作品リストより、ご希望の1作品の「台本番号」と「タイトル」を応援コメントかメッセージでお知らせください。
※作品リストはプロジェクト本文「リターンについて」の台本カバーの説明部分にリンクがございます。
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします。
- 支援者
- 54人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
10,000円+システム利用料
【1万円 全力応援コース】
こちらのコースは、いただくご支援のほとんどをプロジェクトの実行費として使わせていただきます。
■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
30,000円+システム利用料
『鏡獅子』フィルムしおり
10,000円のリターンコース内容に加え、
■ 『鏡獅子』フィルムしおり
デジタル原版から名場面9コマを選び、ネガを起して、本物のフィルムを使ったプロジェクトオリジナルのフィルムしおりを作りお贈りします。
※ デザインは全て同じです。画像はイメージです。
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
50,000円+システム利用料
『鏡獅子』4Kデジタル版初号試写会にご招待又は松竹大谷図書館ガイダンスにご招待
30,000円のリターンコース内容に加え、
■『鏡獅子』4Kデジタル版初号試写会にご招待
2022年12月 2日(金)15:30開始 無字幕版
2022年12月15日(木)19:00開始 日本語字幕版
2022年12月20日(火)10:30開始 英語字幕版
の3回を予定(各回25名程)
ご支援時の質問でご希望の回をお選び下さい(先着順)
※試写会に参加できない方には予約制で、松竹大谷図書館ガイダンス(『鏡獅子』講座付き)への参加券をお送りします。有効期限:2023年1月~7月の平日(開館日及び整理休館中)
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、ご案内の範囲や期間を変更させて頂く場合がございます。
※詳細はプロジェクト本文「リターンについて」をご確認ください。
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2023年4月
50,000円+システム利用料
【5万円 全力応援コース】
こちらのコースは、いただくご支援のほとんどをプロジェクトの実行費として使わせていただきます。
■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
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