プロジェクト概要

【2017年11月7日: 目標金額達成!第5ゴールを設定しました!】

 

皆様のご支援、本当にありがとうございます!皆様の想いがのったご支援を、子どもたち一人一人の命に届けます。

 

なんと第4目標、600万円を達成いたしました。これまで300人を超える多くの方々からたくさんのご支援、そして温かいメッセージをいただき、本当に感激しております。


シロアムの園を始めた時も、誰からのサポートも基盤もないところで、一体、本当に始められるのかしら、と思いましたが、目の前にある、このひとつひとつの命のために、やりたいことを色々な方々に伝えたところ、本当に多くの方々がご支援くださり、励まして下さり、必要なものが全て与えられて、シロアムの園は走り出しました。


そして、今また、多くの必要の中で、多くの方々からの祈りと共に、たくさんのご支援が与えられたことは偶然ではなくて、この子どもたち一人一人が、皆様の愛とご支援によって生かされていることを思います。

 

実は、先月、シロアムの園の開所の頃から、私たちの本当に大切な家族の一員であったJくんを亡くしました。重い障害のあるお子さんで、家族の中でも、社会的にも非常に厳しい環境の中で生きていました。私たちは、Jくんがだんだん弱っていき、助からないかもしれない、と思いながらも、スタッフ全員が、この子のためにできることを最後まで一生懸命考え、行動し、愛し続けました。それでも10月のある夜、天に召されました。

 

どんなにがんばっても救えない命はたくさんあります。でも、Jくんがシロアム家族に加わり、たくさん愛されて、幸せな時間を過ごすことができたこと、そして、多くの皆さんが、シロアムの輪に加わって、Jくんの命につながってくださったこと、そのことで、この子の命が豊かになったと、信じています。

 

 

この子どもたち一人一人の命が豊かになるために、引き続き、皆様のご支援が必要です。

 

次なる目標700万円に進みたいと思います!毎月のシロアムの園の運営資金として使用させていただきつつ、
子どもたちがのびのびと走り回ったりリラックスして、たくさんの笑顔をみることができる施設をつくるために土地建物の購入資金を貯蓄したいと思います。


どうか、多くの方々にシロアムの園の子どもたちのことを知っていただくために、周りの方々にお声をおかけいただき、シロアムの輪に加わってください!

引き続き、後2週間、どうぞご協力お願いいたします。

 

公文 和子

 

 

 

 

ケニアで生きる障がいのある子どもたちに、心を込めて寄り添う。

~シロアムの園へ安心して通える送迎車を贈りたい~

 

ページをご覧いただきありがとうございます。ケニアの障がい児のための事業であるシロアムの園代表 公文和子です。私は、2002年からケニアに根を張り、小児科医として臨床診療や公衆衛生プログラムなどの活動しています。

 

小児科医:公文和子

 

「シロアムの園」は、東アフリカ・ケニアの首都ナイロビ郊外で地元の障がい児とその家族を支援するために、ケニアの教会である「コイノニア・ミニストリーズ」のひとつの事業として2年半前に開設しました。

 

現状、ケニアは、経済的に余裕のない国のため、障がいのある子どもたちへの医療や教育の機会がなかなかありません。また、障がいのある人への偏見や差別が根強い状況があります。

 

そんな、ケニア×障がい児という課題と向き合い、シロアムの園の存在は、障がいのある子どもをもつお母さんたちの心の支えになっています。

 

現在、そんなシロアムの園への送迎用の車が、故障を繰り返しています。安心して親子がシロアムの園に毎日通っていただけるよう、送迎用の車がもう一台必要です。みなさんも一緒にシロアムの園に通う親子を守っていただけませんか。

 

 

 

ケニアでは、障がい児へ支援が届きにくい現状があります。


現在のケニアでは、障がい児のところへはお金が届きづらく、社会保障や社会福祉などは皆無の状態です。また、障がい児に対する医療や教育の機会もままなりません。

 

貧困や制度不備が原因で、適切な医療や教育を受けられない多くの子どもたちのひとりひとりの命に私たちが「心を込めて寄り添う」ことによって社会が変わり、多くの命を救うことになるのではないかと思い活動しています。

 

 

「障がい児」とひとくくりにしても、それぞれのニーズも状況も違います。「シロアムの園」ではひとりひとりの既に持っている能力を大切にしながら、それぞれの違ったニーズに寄り添ったサービスを提供しています。また、愛情のこもった安心できる環境を作ることを支援し、子どもたちとその家族がもっているものを活かし、ひとりひとりが生きる喜びを感じることができるように活動しています。


例えば、以下の写真の真ん中にいるジョセフ君。

 

二分脊椎という生まれながらの病気で、下肢を使うことができず、お母さんがこの子を置いて出て行ってしまい、おばあちゃんが育てています。ジョセフ君が車いすで自分で動き、学校に行けるようになる日が来るように、また、おばあちゃんがシロアムの園に来て、いつも励ましを受けて、ジョセフ君との生活に喜びを感じることができるように、スタッフが一丸となり、心を込めて一緒に頑張っています。
 

ジョセフ君(写真中央)

 

 

 

サイラス君(7歳)『みんなが共に生きる中で優しい平和が生まれる』


シロアムの園が始まって数か月たったある日、痙攣を起こしている7歳のサイラス君という男の子がお母さんに背負われてきました。サイラス君はおしゃべりもほとんどできず、歩くこともできず、怒ってばかりの子でした。サイラス君は生まれてから元気に育ってきましたが、2歳になった時に癲癇(てんかん)を発症しました。お家は貧しかったので、お薬を買うことができず、お金がある時にだけ買って飲んでいたので、痙攣はどんどん悪くなり、それに伴って運動・知的能力も悪化しました。


ケニアの社会では障がいを持って生きていくことは生易しいことではありません。障がいをもっているというだけで、誰が悪いのか、悪霊がとりついているのでは、と考えるくらいですから、痙攣をおこしたら魔物扱いになることもあります。このため、コミュニティの中でも、家族の中ですら差別や偏見を受けて肩身の狭い思いをしていきていかなければなりません。


サイラス君の家でも、お父さんはこんなサイラス君を自分の家族と思われるのが嫌で、お母さんを責め、お母さんとサイラス君と弟を追い出してしまいました。学校にも行かせたいと公立学校にお願いしましたが、断られました。困り果てたお母さんがサイラス君をシロアムの園に連れてきたのはそんな時でした。


シロアムの園に来てからのサイラス君は、薬をしっかりと飲むようになって痙攣がおさまり、歩いたりしゃべったりする練習もして、ずいぶんできるようになりました。みんながサイラス君を愛している環境の中で、サイラス君の怒りっぽい性格はすっかりなくなり、今ではシロアムの園の中ではリーダー的な存在です。小さい子たち、自分で身の回りのことをできない子どもたちのお世話や、大人のお手伝いが大好きで、いつも笑顔のサイラス君がもたらしてくれる平和が、私たちみんなに優しい時間と頑張れるエネルギーを与えてくれます。

 

毎日、道路脇でシロアムの車が迎えに来るのを楽しみに待っているサイラス君が、シロアムの園の中だけではなく、サイラス君の生活している社会の中でも優しさをもたらす存在として用いられることが次の目標です。

 

サイラス君とお母さん

 

 

 

大きくなった子どもをおんぶしてまでも通ってくる。
シロアムの園へ親子が安心して来るための送迎車が必要です。

 

シロアムの園は毎日10―12組ほどの親子が通ってきます。家族はほとんど車を持っていないので、シロアムの園が中古で買った車(小型バン)1台で送迎しています。かなり定数超過をして乗っていますが、それでも1回では乗れないので2回送迎することが多く、その時は開始時刻に遅れてしまいます。

 

送迎範囲が広域なため、シロアム車両は子どもたちの家の近くまで迎えに行くことができず、親子たちは決められたバス停まで公共バスに乗ってきたり、大きくなった子どもをおんぶして30分も歩いてくるお母さんやおばあちゃんもおられます。


ケニアは道路事情が悪いため車いすはほとんど使えないので、障がい児の移動手段は車以外はおんぶして歩くということになります。その為少しでも自宅に近い場所まで迎えに行ってあげたいというのが切実な願いです。


今は58人が登録されていますが、これ以上希望者を受け入れるのは難しい状況です。また、今の車は、たくさんの親子を乗せてケニアのガタガタ道を走ることもあり、既に何度も故障修理を繰り返しています。

 

今ある車が故障すると送迎ができなくなってしまいます。ケニアの障がい児とそのご家族が、安心して楽しく「シロアムの園」に毎日通うことができるように、送迎車を購入したいのです。

 

 

 

子どもから子どもへ、そして親、他のご家族まで笑顔が広がる場所を守りたい。

 

私がケニアで活動することになった原点は、小児科医として2001年に訪れた内戦中のシェラレオネにあります。子どもが毎日何人も死んでいくのを目の当たりにする中で、「一人の命に関わるとはどういうことか、自分に何ができるか」と自問自答の日々でした。


その後、ケニアに来て10年間、様々な仕事をする中で、発展途上国の政策として行われている「死亡率を下げる」ということに焦点を当ててきました。しかし、その中で本来輝くべきなのにうずもれてしまっている多くの命と出会った時、今、目の前にあるその命をもっと輝かせたいという思いから「シロアムの園」を開設しました。

 

障がい児に対するケアに目が向いていないケニアの社会の中で、障がい児のケアをする療法士や教師の教育がままならない状況で、子ども一人ひとりを愛し、一人ひとりにあったサービスを提供することができるようなスタッフのリクルートは、予想以上に大変でした。


しかし、反応のなかった子どもたちが、シロアムの園に来てたくさんの笑顔を持つようになり、それにより他の子どもたち、他のご家族達も一緒に喜びに包まれて笑顔を持つことができるようになる瞬間が、何よりも嬉しく、ここまで歩み続ける原動力となりました。

 

今後も、障がいがある子どもたちやご家族が、自分の所属するコミュニティの中でも、シロアムの園にいる時と同じような笑顔で過ごすことができるように、コミュニティを変えていくような一歩を踏み出し続けていきたい。そして、そのためには、みなさんのお力が必要なのです。よろしくお願いいたします。

 

 

シロアムの園ホームページ

シロアムの園Facebook

 


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