共に生きる命のために|甲府市遊亀公園附属動物園に医療機器を届けたい

共に生きる命のために|甲府市遊亀公園附属動物園に医療機器を届けたい

支援総額

8,754,000

目標金額 5,000,000円

支援者
651人
募集終了日
2022年6月30日

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プロジェクト本文

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動物福祉向上に繋がる血液検査機器の購入のため

ネクストゴール800万円の達成にご協力ください!

 

 

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\\SNS企画始動//

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はじめに

〜本プロジェクトの実施趣旨・概要〜

 

一般社団法人甲府青年会議所では、青少年事業「山の都どうぶつクエスト」の中で、動物の保護・保全や動物福祉についてなど、動物を取り巻く環境課題について甲府市および近隣の地域に住む子どもたちと一緒に学んできました。

 

さまざまな学びの中で、動物たちとともに生きることを考えることで、自分たちとは生き方も考え方も異なる存在がいるということを知ってほしい。そして、そうした存在が抱えている課題をそれぞれの目線でとらえ、解決のために自分たちにできることを、自ら考え導き出せるようになってほしい

 

そんな願いを込めて「山の都どうぶつクエスト」という事業を企画しました。

※…事業の詳細についてはページ下部に記載がございます。こちらからご覧ください。

 

そして、この事業を通して動物たちの課題について学んだ子どもたちは、自分たちで考えた課題への解決策を、今回クラウドファンディングという形を通して実現しようとしています。

 

学び①:「ひな鳥を救え!」にて

 

舞台は、甲府市や近隣にお住まいの方なら誰もが一度は行ったことのある「甲府市立遊亀公園附属動物園」。100年以上の歴史を持つこの動物園では、設備の老朽化や動物たちがより幸せに暮らしていくための動物福祉について、多くの課題が残されていました。

 

この話を動物園の園長と獣医師から聞いた子どもたちは、自分たちにできることとして、動物園に暮らす動物たちの動物福祉向上のために「ポータブルレントゲン」を購入し、動物園に贈るという解決策を導き出しました。

 

一方で、ポータブルレントゲンを購入し、動物園に贈るには、機材を購入するためのお金が必要です。そこで今回、機材購入に向けた資金調達の手段として、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

クラウドファンディングを通して、地域に暮らす人たちだけでなく、広く一般の方に動物福祉について知ってもらい、また、自分とは生き方も考え方も全く異なる動物たちという存在とよりよく共存するために、自分たちにできることを考えてもらう機会にもできれば……との想いで、子どもたちはクラウドファンディングという手法を選んでいます。

 

甲府青年会議所は、いただいたご支援を受け取る窓口となり、支援者の皆様と子どもたちをつなぐ架け橋として、子どもたちが自ら考え始動したこの挑戦を最大限フォローする形でバックアップしてまいります。

 

どうか、この挑戦に、あたたかいご支援をよろしくお願いします!

 

 

【レントゲン機材の寄贈に関して】
※寄贈先である「甲府市遊亀公園付属動物園」様より、今回寄贈する物品(動物用レントゲン)の受け入れとクラウドファンディングのストーリーに公表されることに関しての同意を得ております。

 

※「ポータブルレントゲン機材」の購入に関しては、既に仕入れ先への問い合わせ・見積もり依頼等が済んでいる状況であり、プロジェクト履行時までには購入の目処が立っています。

 

プロジェクト挑戦の経緯

 

本プロジェクトを通して皆様からいただいたご支援は、甲府市立遊亀公園附属動物園で暮らす動物たちの医療環境向上のための「ポータブルレントゲン機材の購入費」に充てさせていただきます。

 

遊亀公園附属動物園にて、同園の専任獣医師もつとめられている秋山園長から、子どもたちに動物の環境課題について、主に以下の内容をお話しいただきました。

 

・現在の遊亀公園附属動物園には、レントゲン機材が無いこと。

 

・レントゲン検査が必要な場合には、市内の動物病院まで動物たちを運び検査をする必要があるが、大型の動物たちはそもそも移動させること自体が難しいこと。

 

・小型動物でも、移動にストレスを感じる動物においては、レントゲン検査のために移動するだけでも急激に体調が悪化するおそれがあり、容易に動物病院に連れていくことができない現状にあること。

 

 

このような状況のため、現在遊亀公園附属動物園ではレントゲン検査に動物を連れていけない場合は、ご協力いただける獣医師にポータブルレントゲンをもって来てもらい検査を実施しています。しかし、獣医師の都合によりすぐに撮影し診断してもらうことができないこともあり、そのような面でも課題を感じられています。

 

多くの課題が残されている一方で、動物たちと言葉によるコミュニケーションをとることが難しい私たち人間にとって、かれらの健康状態や望んでいることを理解するためには、レントゲン機材による診断が不可欠です。

 

 

子どもたちは考えました。

 

遊亀公園附属動物園の動物たちに健康に過ごしてもらうために、園長さんの悩みを解決するために、何ができるだろうか?

 

そして、子どもたちと私たち甲府青年会議所で話し合い、検査のたびに移動させることが難しい大型の動物たち、また、移動にストレスを感じやすい小型の動物たちのためにも、園内でレントゲン撮影ができるように「ポータブルレントゲン」の機材を購入し、園に寄贈することを決めました。

 

ポータブルレントゲンを寄贈することができれば、これまで上記の理由でレントゲン検査が困難であった動物たちの画像検査ができ、診断材料を増やすことができるようになるため、より迅速に適切な治療につなげられます。

 

 

しかし、子どもたちと私たちだけでは、ポータブルレントゲンを購入することができません。

 

そこでこの度、子どもたちのチャレンジと遊亀公園附属動物園の動物たちを応援いただける皆様と一緒にポータブルレントゲンの購入・園への寄贈を進められればと、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

遊亀公園附属動物園は、100年を超える歴史をもつ古い動物園です。甲府市の歴史を100年以上見守ってきたこの動物園に、甲府市の未来をつくる子どもたちと、動物園と同じくこれまで子どもたちを見守り支えてきた市民の手で恩返しをする機会にもできればという想いもあります。

 

甲府市にお住まいの方をはじめとして、遊亀公園附属動物園で暮らす動物たちの動物福祉の充実を応援くださる皆様など、多くの方からのご賛同とともに、本プロジェクトを実現できれば嬉しいです!

 

 

遊亀公園附属動物園

秋山園長からのメッセージ

 

 

 

歴史ある甲府市遊亀公園附属動物園での動物福祉への取り組みは、「動物福祉」という言葉が一般化される前から治療のためのトレーニングや、獣舎内に餌を隠し、採食時間を延長するなどのエンリッチメントを実施してきました。

 

近年では、さらに採血のためのトレーニングや動物の生態にあった獣舎内環境などを整えることに取り組んでいます。

 

この度、多くの子どもたちが、クラウドファンディングでレントゲン機材購入費を募ってくださるとのことで、大変うれしく思います。言葉を話せない動物の診断をするのにレントゲンは不可欠です。何卒皆様のお力添えいただけますようお願い申し上げます。

 

また、歴史ある動物園ですが、施設の老朽化や昔のままの獣舎は決して快適とは言えないことから、リニューアル工事ため、令和4年10月よりおおむね4年半の間、動物園は休園することなりました。

 

今回のリニューアル工事により、また一つ動物園の環境課題が克服されていきます。そして、この度、子どもたちの活動によりまたもう一つの環境課題克服に向けて地域住民の皆様が共鳴してくださっています。

 

子どもたちはもちろんのこと、地域住民の皆様に愛され続けてきた本園を誇りに思うとともに皆さまに感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

 

次の100年に進む甲府市遊亀公園附属動物園を、これからも多くの課題を明確にしてその解決に向けて地域住民の皆さまと真摯に取り組んでいきます。そしてより良い動物福祉を実現させ、幸せに暮らす動物たちと地域住民の皆さまにこれまで以上に大きな素敵な思い出を与えることができる、そんな動物園にしていきたいと思っています。

 


 

遊亀公園附属動物園

104年の歩みと次の100年に向けて

 

甲府市遊亀公園付属動物園は、大正8年(1919年)に開園し、今年で104年目を迎えました。

動物をより近くで観察しふれあうことができ、山梨県民ならだれもが遊びにいったことのあるみんなの思い出のいっぱい詰まった動物園です。

 

動物園は、子どもたちにとっては、さまざまな動物たちと関わることで「意思疎通、理解しきれない存在がいること」を学ぶ場です。親たちにとっては、子どもたちとの思い出を作ることができるだけでなく、孫に、その先の子どもたちに想い出をつなぐ「思い出の世代間継承」の場でもあります。
 

104年もの歴史の中で、子どもたちとその親、さらにその親の世代にとって「多様な存在がいることを知る」「思い出の世代間継承」の場として親しまれ、必要不可欠な存在として愛されてきたからこそ、これまで存続することができました。

 

そして、私たち甲府青年会議所では、附属動物園で、親子ふれあい写生大会を毎年開催し、写生大会を通してこれまで動物たちとたくさんの親子とのふれあいの機会を作ってきました。写生大会は今年で46回目を迎えます。

 

写生大会の様子:毎年多くの親子連れで賑わっています

 

動物園と親子とのふれあいを見守る中で、動物園の抱えるさまざまな課題が見えてきました。

その代表的なものは、施設の老朽化動物医療環境の問題です。

 

施設の老朽化問題については、念願かなって今年の10月より動物園のリニューアル工事が行われることになりました。今回のリニューアルにより施設が新しくなり、動物にとっての生活環境は少しずつ改善されていきます。

 

錆びた柵など、老朽化により改修が必要とされる箇所も残されています。

 

一方で、動物医療環境の整備については、取り残されたままです。現在のまま、ポータブルレントゲン機材等の医療機器不足が続くと、今後「医療環境が充実していれば救うことができたのに…」という動物の命が出てきてしまうかもしれません。

 

動物園で暮らす動物たちの動物福祉が注目される昨今、動物園や自治体側の努力だけでなく、このようなクラウドファンディングという手段を通して、私たち一般市民が自ら働きかけることもできるような時代になっています。

 

この挑戦を成功させ、遊亀公園附属動物園がさらなる100年に向けて、市民と動物園とで手を取り合い、より良いあり方をともに模索しながら歩む第一歩になればと思っています。

 

ゾウが2匹いた頃も、1匹になってからもふれあいの場は続いています。

 

なぜ、クラウドファンディングなのか

 

甲府市遊亀公園附属動物園は、甲府市からの補助金と入園料等の自主財源により運営されていますが、その財源の問題は長らく悩みの種となっています。

 

 

動物園の老朽化が問題となったのは、今から50年前にさかのぼります。

 

昭和47年当時、開園から53年を経過した動物園の老朽化問題がクローズアップされ、その解決に向け動物園移転構想が立ち上がりましたが、第一次オイルショックにより計画見送りとなりました。

 

昭和53年には、再度整備計画が立ち上がりましたが、経営状況悪化にともない中止。平成6年にも、再び整備構想が立ち上がりましたが、バブル崩壊により棚上げされ、その後さらなる財政状況悪化により、必要性緊急性を要する部分の小規模整備をするのみと方針転換され、現在にいたります。

 

今回、老朽化問題が顕在化してから50年の時を経てなんとか動物園リニューアル工事を迎えることができましたが、動物医療環境向上のための「ポータブルレントゲン機材」購入費用についても行政の補助金や自主財源から捻出することは非常に困難な状況です。

 

ポータブルレントゲンがあれば、獣舎のすぐそばで撮影も可能です。

 

そこでこの度、クラウドファンディングを通した資金調達を進めることを決めました。

 

資金調達だけでなく、クラウドファンディングを通して、子どもたちが自ら動物たちの命の大切さを学び、広く多くの方へ働きかける機会にもできればと思っています。

 

今回のクラウドファンディングは、青少年事業「山の都どうぶつクエスト」の学びの中で、動物を取り巻く環境課題を学んだ子ども達が話し合い、その解決に向けて自分たちの意思で実施することを計画しました。それを甲府青年会議所の大人たちがフォローする形で進めています。

 

このように子どもたちが自ら学び、実践する取り組みにご賛同を得ることができれば、子どもたちが自分たちの自信や自己肯定感を深め、自ら考え解決に向けて動くという力を伸ばすことにつながると考えています。

 

 

①第⼀章:ひな⿃を救え 04/16(⼟)@⼭梨県⿃獣センター 

山梨県鳥獣センターでは、ケガをした野生動物を一時保護して自然に帰す活動を行なっています。子どもたちもこの取り組みについて体験し、学びます。

 

②第二章:飼育動物を救え 5/7(土)@イオンモール甲府昭和さくら広場

クラウドファンディングサイトREADYFORを利用した動物の支援活動を行います。飼育動物を守りたい気持ちを伝えて、支援の輪を広げます。学習とプレゼンの準備をしたのちに地域メディアへ向けた記者会見を行います。


③第三章:いざっ︕調査登⼭ 06/12(⽇)@櫛形⼭ 

野生動物による一年間の農作物被害面積は約43,000ha。その70%がシカによる食害です。なぜシカは増えたのか?どんな被害があるのか?櫛形山へ池の茶屋登山口から登り調査します。

 

④第四章:⼭の都どうぶつツアー 07/09(⼟)〜07/10(⽇) 

地域の動物と生態系をたっぷり考える一泊二日。ようけい場見学にはじまり、保護動物の学習、わな猟体験、鹿の解体見学(!)そして甲州印伝体験を行います。(貸切バスを利用し県立八ヶ岳少年自然の家に宿泊致します。)

 

⑤第五章:どうぶつたちの家づくり 08/21、08/28@遊⻲公園付属動物園 

動物が、おりの中でも本来の行動がとれるよう環境に工夫をすることを「環境エンリッチメント」といいます。甲府市立遊亀公園付属動物園の園舎の中に、動物たちが楽しく幸せになれる遊具や食事の仕組みを、子どもたちで考えます。丸太、ロープ、タイヤなど与えられた材料をもとに、みんなで図面を書いて、大掛かりな仕掛けを作り、動物たちの反応を確かめることで学びの集大成とします。

 

行政に頼り切りになるのではなく、青少年たち自身が、大切な動物や動物園を守るために行動したこの事実と想いが、地域住民に波及し自分たちの街は自分たちで守るというその自治意識を芽生えさせてくれるのではないかと思います。

 

4年後、リニューアルオープンした動物園に、幸せに暮らす動物たち、成長した青少年たち、そして、青少年に感化されより優しくなった地域住民の笑顔がいっぱいにあふれることを願っています。

 

プロジェクトメンバー紹介

 

輿石 義章

(一般社団法人甲府青年会議所 2022年度理事長)

「山の都どうぶつクエスト」は、この地域の未来を担う青少年たちに自分たちが住み暮らすまちの問題点を知り、自分で考え解決するために責任を持って行動する「主体性」と、仲間とともに取り組む「協調性」を育むために行います。


今回は甲府市にある約100年という長い歴史を持つ甲府市遊亀公園付属動物園が、リニューアル工事に入ります。これを機に、クラウドファンディングでのレントゲン機器寄付を通して、青少年たちに動物や自然環境について関心を持つきっかけとなる「環境教育」の場を提供します。


そこから地域の動物との関りについて様々な体験を通じて深く学ぶことで、この地域の未来を担う人財に育成し、私たちの理念である「明るい豊かな社会」につなげてまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。

 

|名執 義高

(甲府青年会議所シニアクラブ 会長)

 

地球には、3000万種を超える生物が存在します。今、生物の絶滅のスピードが加速し、100年前は1年に1種の絶滅、現在は1年間に4万種の生物が絶滅しています。地球は人間だけのものではありません。SDGsの柱でもある陸や海の豊かさを取り戻すことが急務です。

 

この写生大会が46年も続いているのは、動物にむける子どもたちの愛あふれる優しい眼差しに、JCが魅了され続けてきたからだと私は思っています。動物への福祉と生物多様性を信じて、子どもと動物たち、命ある生き物の未来が素晴らしく輝きますように応援します。

 

大澤 輝

(一般社団法人甲府青年会議所 2022年度青少年育成委員会 委員長)

「山の都どうぶつクエスト」は、子どもたちが動物にまつわるさまざまな課題について考え、その学びを活かして動物園の環境エンリッチメントに挑戦するプロジェクトです。身近に生きる動物たちの幸せを考えることは、私たち自身の持続可能な幸せな生活を守る為にも欠かせないことです。

 

このプロジェクトの中で、動物の福祉に配慮して4年半の完全閉園を実施してリニューアル工事をおこなう遊亀公園付属動物園の医療福祉の向上のために、子どもたちはレントゲン寄付が必要なことを学び、この課題の周知と支援を募るために記者会見を行いました。

 

これから社会のリーダーとなる青少年には、この難しい課題に体当たりで挑戦してもらいたい。

そしてこの学びをもとに、素晴らしいアイデアや行動の連鎖が続いてほしいと願っています。

 

このクラウドファンディングを起点とした想いの伝播が、地域社会と共生についての新しい価値観をつくる運動となることが「明るく豊かな社会」を築くのだと確信しています。

 

応援メッセージのご紹介

 

|芹澤 磨希

(動物園応援団)

私の実家は、遊亀公園附属動物園の隣です。

今も、毎日実家に通ってきて美容院を営んでいます。

 

遊亀公園附属動物園は100年を超える、日本でも5本の指に入るほど古く、ノスタルジックで、趣きがあって何となく懐かしい。そんな動物園です。小さな動物園ですが、象がいたり、ライオンがいたり、子供連れの家族や、動物好きの皆さんを癒やしています。だけど、住宅街に建っており、敷地面積を増やせず、古いからこそ、老朽化も激しく、動物達にとっても狭くて固いコンクリートの檻に入れられており、近くで見れて嬉しい反面、かわいそうとも思ってしまうのも現実です。
 

中で働く獣医さんは小さい頃にこの動物園で働く人に憧れてなったそうです。そんな獣医さんを中心に飼育員さん達が本当に、丁寧に、心を寄せて動物達と毎日を過ごされています。近くで見ていて思う事は、確かにここの動物園で飼われた大型動物達は、少し不自由を味わっているかもしれない。しかし、本気で向き合って飼育してくれる人達の所に来れた事は、もしかしたら幸せな事かもしれない。と。

 

ここ1・2年で、目立った動物で言うとレッサーパンダ2頭、コンドル、トラが、立て続けに亡くなってしまいました。私は亡くなるたびに心を痛めて、泣いている獣医さんを見て、一緒に涙した事があります。この獣医さんは今年園長さんになりました。話の出来ない生き物を飼う以上、最大限の努力をしたいけど、施設的に限界があったりと、悔しさと悲しさにいつも立ち向かって前向きに頑張っているこの動物園を私は応援しています。

 

施設は、今年リニューアル工事を予定していて4年半の休園となります。新しい園舎の前に、今すぐ必要なのはレントゲンです。いち早く対応ができれば、少しは何かが変わるかも知れない。そう思います。

 

そして市内の小学校、幼稚園などの子供達は、遠足に来たりと、沢山の地域の子供達に愛されています。地域の子供達が、動物や、地域の問題に取り組んでくれる事、本当に嬉しく思います。子供達の力で、この遊亀公園附属動物園が、人も動物も、幸せにな場所になるよう皆さんにご協力をお願いしたいと思います。

 

|佐渡友 陽一

(帝京科学大学 アニマルサイエンス学科 講師)

帝京科学大学で動物園関係の講義を担当しています。

 

日本には小規模な動物園が多いのですが、その中にあって甲府市遊亀公園附属動物園には専任の獣医師がおり、飼育員の皆さんとの厚い信頼関係の上で日々、動物の健康管理に奮闘しています。しかし、動物病院と呼べる施設や設備がないために、折角の獣医師の力を存分に発揮できていない面があります。

 

このクラウドファンディングを通じて医療機器が充実すれば、これまでは外部に依頼しなければできなかった検査をいつでも行えるようになるなど、動物たちの健康管理は確実にレベルアップします。また、子どもたちが甲府市遊亀公園附属動物園の動物たちの暮らしを自分ごととして捉えるのみならず、寄付教育としての意義もあると感じます。

 

甲府に動物園があるのは山梨県に暮らす皆さんのためですから 、動物園で暮らす動物たちと皆さんの関係をより良いものにするために何ができるのかを考え、取り組んでくださることは、とても大切なことだと期待します。

 

ぜひ皆様のお力添えをお願いします。

 

|清水 蓮

(山梨県鳥獣センター 鳥獣保護普及課)

親子向けイベントの実施、中学生・高校生の職場体験、学生の実習受け入れ等を行っております。

 

子供と動物について、「ふれあい」以外の取り組みがなされるのは非常にまれな機会です。世界的に人と動物の関係・考え方が見直されていく中で、子供たちには是非ともこの新しい流れに乗って考える機会にしてほしいと考えています。

 

動物の命や暮らし、人との関わりについては様々な考え方があり、どれか一つが絶対に正解ということはありません。難しいテーマですが、これを機に子供たち一人一人が何らかの考えを持てるきっかけになればと思います。

 

動物園の動物達だけでなく、子供たちにとっても貴重な機会です。

是非とも応援よろしくお願いいたします。

 

|東城 佑香

(FM FUJI アナウンサー)

「将来の夢は獣医さん」と言っていたこともあるほど、子供の頃から動物が好きだった私。
動物園は動物たちを目の前で見られるワクワクできるスポットの1つです。FM FUJIのアナウンサーになったのをきっかけに山梨に越してきて、そんな動物園が甲府の町中という身近な場所にあると聞き、嬉しかったのを覚えています。
自分より遥かに大きなゾウの迫力、思わずクスっと笑ってしまうチンパンジーの動き、
思わず見入ってしまうフラミンゴの色鮮やかな羽や細くて長い脚。甲府市遊亀公園附属動物園でも、魅力溢れる動物たちと、とても楽しい時間を過ごしました。

 

そんな私は、今、生き物の生態についてピックアップする番組を制作しています。
自分たち人間とは違う生き物について知ることは、とにかく面白いです。
人と似ている部分があれば、親近感が湧いたり、愛おしく思ったり、
人では考えられないような能力をもっていれば、驚いたり、尊敬の気持ちまで湧いてきたり。
そういった感情は、子供たちが成長していく上でも、とても大切なものなのではないでしょうか。「命の尊さ」や「自分と違うものを受け入れたり、認めたりする気持ち」など、生き物と接し、知ることは、そんな大事なことを学べる気がします。
それを思うと、たくさんの動物たちに出会える場所、動物園は教育の場としても、とても重要な場所なんです。そして、そこに暮らす動物たちには、いつも元気でいて欲しいですよね。生き生きとした姿を見るためにも、動物たちの健康を守るためにも、ポータブルレントゲンの導入は、必要なことだと思います。是非、ご協力をお願い致します。

 

|宍戸 美憂

(FM FUJI アナウンサー)

ラジオ局FM FUJIのアナウンサーとして働いています。


私の祖父は柴犬を飼っていました。私が小さい時に祖父が病で伏した際に、その愛犬も一緒に病に冒されました。その時に、飼い主からの「愛」は伝わっていき、貰って来た「愛」を返そうとするものなのだと気づかされました。そんな子どもの頃の経験が、現在の感性を育ててくれたように感じています。


だからこそ、このクラウドファンディングを通じて、「ポータブルレントゲン機材」を購入し、子どもたちの感性や考え方、新たな発見に繋がり、命の大切さを学ぶことができたら、と思います。


また、最近は自己肯定感が低い学生も増えていると聞きます。動物や動物園を通じて、少しでも自分で考えて発信することの楽しさなどを知り、自分の生き方に満足できるような生活を送っていけるように私も応援しますし、皆さまからの応援もしていただきたいです。よろしくお願いします。

 

|木村 藍

(動物園獣医師)

近年、動物たちの健康と幸せを目指(動物福祉に配慮)した飼育管理が世界中でスタンダードになってきています。その中で、きめ細やかな動物医療の実現も重要となり、レントゲン装置を始めとした医療機器は欠かせません。是非ご協力をよろしくお願い致します。

 

|根津 佳明

(稲積神社 禰宜)

「正ノ木さん」として親しまれている稲積神社は、衣・食・住を司る生活の守護神として知られ、山梨県で一番大きなお稲荷さんです。1年に一度の例大祭「正ノ木祭」は有名で老若男女問わず参詣者で賑わっています。奉納された多くの祈願提灯が印象的で、絵馬に描かれる鍵を銜えた狐には特別な意味があり「幸せの入った宝箱を開くカギ」という言い伝えがあります。

 

そんな当神社は、動物園とは隣り合う環境なので、日々持ちつ持たれつの関係でお付き合いさせていただいております。休みの日になると親子連れがたくさん集まり、楽しい笑い声が響き渡り、目を輝かして動物と触れ合う子どもたちを見かける「楽しい動物園」という印象でした。なので、このプロジェクトを知るまでは、動物医療環境問題など知らずにいました。

 

子どもたちの活躍で広く知れ渡ることは、大人の心を動かす起爆剤となると感じました。稲積神社でも神社をとおして、日本人としての心を伝え、伝統文化を継承する「環境教育」を行っています。甲府青年会議所や他団体とも連携し「青少年育成事業」を行ったり、正ノ木祭では宮神輿(大人神輿)に合わせて子供神輿も参加したり、わんぱくこども相撲大会を開催したり、中学生の職場体験学習も受け付けています。

 

子どもたちの「知りたい」と思う心はとても純粋で、大人の我々がビックリするくらいの情熱があります。そんな子どもたちの活躍で、動物園の環境が向上し、動物と人とのつながりが、より良いものとなることを切に願います。また、今回の経験が子どもたちの今後の糧となり、輝かしい未来を切り開いてもらいたいと期待しております。

 

遊亀公園附属動物園はとても歴史があり、休日にはたくさんの人が集い、老若男女の憩いの場所となっています。また、動物と人との距離もとても近く、情操教育の場としても評価が高いです。親から子へ、また子から孫へと長きにわたり楽しませてもらっている、甲府市民にとっても誇りである動物園の動物たちの健康を守るためにも、ぜひともご理解くださいますようお願い致します。

 

 

|箭本 一雄

(ビルドパートナーズグループ代表 ビルド行政書士事務所 行政書士

(一社)甲府青年会議所2014年度青少年共育委員会委員長)

70年以上の歴史ある甲府JCは、地域の宝である子ども達の育成に本気で向き合ってまいりました。私が2014年に青少年事業に携わった時は、被災地支援、動物園のウォールアート等を通じて、手を差し伸べようと思うだけでなく、手を差し伸べる事ができる「真の思いやる心」を持った青少年が育ちました。

 

そして8年の月日が経ち、動物のために手を差し伸べようと思う子ども達のプロジェクトが誕生しました。このプロジェクトに携わった子ども達が数年後に大人になり、社会を形成します。我々が今できる事は、子ども達の想いを色々な形で応援してあげる事だと思います。

 

私は、子を持つ親として、そして地域社会の一員として子ども達のプロジェクトを応援します。

 


ご留意事項

※ご支援の前に必ず利用規約をご一読いただき、規約にご同意の上ご支援をお願いいたします。


※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

※支援時にご回答いただく質問項目への回答は支援の確定後、変更できません。あらかじめご承知おきください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

プロジェクト実行責任者:
輿石義章 一般社団法人甲府青年会議所
プロジェクト実施完了日:
2022年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

一般社団法人甲府青年会議所と、主催の2022年度青少年育成事業「山の都どうぶつクエスト」参加児童で甲府市遊亀公園付属動物園に対し、集まった資金で動物用レントゲンを購入し寄付する。

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リターン

3,000+システム利用料


おきもち|3千円コース

おきもち|3千円コース

■お礼のメール

■活動報告レポート

■動物たちの写真
※データで送付予定

申込数
338
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

10,000+システム利用料


おきもち|1万円コース

おきもち|1万円コース

■お礼のメール

■活動報告レポート

■動物たちの写真
※データで送付予定

申込数
78
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発送完了予定月
2022年10月

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おきもち|3千円コース

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