プロジェクト概要


人間の足は器用で、歩くこと、走ること、座ること何でもできます

だけど義足は、用途により異なったものが必要になることをみなさんは知っていますか?

 

 

 

「走りたい」

そう願い僕らの元を訪れた

先天性疾患で2歳の頃に足を失った男の子

交通事故で10歳の頃に足を失った女の子

昔の自分がそうだったように

足を失っても「走りたい」と思う人々の思いを消さないために

義足のランナーと義足エンジニアの挑戦!

世界初、「義足の図書館」誕生へ向け、みなさまどうか応援していただけないでしょうか?

 

 

 

 

みなさんは、日本に足を切断した方が約6万人いること、その中で、競技を含め板バネを使って走ることができる人がほとんどいないことを知っていますか?

 

健常者にとって当たり前の「走る」という行為が、義足歩行者にとってはとてもハードルが高いものになっている、その要因は、3つ(「義足の作り」「価格」「環境」)あると僕らは考えています。

 

普段みなさんがよく目にする義足は、断端(切断部)を収納するソケットと切断レベルに応じて必要となるパーツを組合わせて製作されているもので、歩行用として使われているものがほとんどです。

一方、走る時に使用する義足は、板バネと呼ばれ、スキー板を折り曲げたようなものです。これは、走行時かかる荷重により板バネがしなっては戻る反発力を活かした作りとなっています。

 

目的によりそれぞれ適した義足が存在するのです。

 

 

しかし、板バネは1本あたりの値段は約20万~60万円と高価にも関わらず、ユーザーが試し履きができる場所はほぼなく、使ったことがない方がほとんどです。

 

さらに、安全面に配慮し、陸上競技場など障害物のない安定した場所が必要になります。また、誤った装着は怪我の元となるため、義肢装具士の同伴が必要となります。


そこで僕たちは、こうした課題を解決し、「もう一度自分の足で走ってみたい」そう思っている、子どもから大人まで全ての義足歩行者を対象とした、競技用義足の貸し出しシステム「世界初!義足の図書館」を作りたいと考えています。

 

 

 

「1人でも多くの義足歩行者が利用できる場になるように」という想いを込めて、今年9月の完成を目指しています!

 

誕生場所は、全天候型60m陸上競技トラックとXiborgの義足開発ラボラトリーが併設された新豊洲Brilliaランニングスタジアム内。

 

図書館内には、世界で多くの人が使用しているOttobock社(ドイツ製)とOssur社(アイスランド製)、そしてXiborg社(日本製)を中心に、子供用から大人用まで、それぞれ多く使われている種類とカテゴリーの板バネを25本程(およそ1200万円分)設置予定です。

 

「そんなに設置する必要があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、競技用義足(板バネ)の硬さは、ユーザーの体重に合わせて、それぞれ5~9カテゴリーに分かれているため、多くの方にご利用いただけるようにするためには、少なく見積もってもこのくらいは必要になるのです。

 

さらに、取り付けに必要なコネクタや大腿義足ユーザのための膝継手も設置予定です。

 

 

学びたいと思う全ての人々が自由に本を手にすることができるように、「走りたい」と願う全ての人々が自由に競技用義足を手にすることができる、そんな空間を目指して。

 

 

自分に合った義足を見つけ装着したら、後はトラックで自由に走り、帰るときに返却するだけ!親御さんは、お子さんたちが走っている姿を側で見ていることもできます。

 

 

初めて板バネをつけた方や走り方を改善したい方のために、独自のトレーニングメニューの開発や義肢装具士と患者を対象にした走り始めイベントの開催も予定です。

 

 

僕らもこの場所でトレーニングをすることがあるので、完成したこの場所でみなさんと一緒に走ることを楽しみにしています。「走りたいけど、走り方が分からない」そんな時は是非、声をかけてください!

 

 

 

歩くだけで十分かもしれない、だけど、僕らの元を訪れた大学生の彼女がそうだったように、義足歩行者の中にも「走りたい」そう思っている方はたくさんいると思います。

 

以前、僕らの元に訪れた大学生の山下千絵さんは、5歳からテニスをはじめ、幼い頃からスポーツが大好きな子でした。

 

そんな彼女が交通事故で左足膝下3分の2を失ったのは、10歳のとき。

 

スポーツが好きだった彼女は、義足着用後も、一般的な日常用の義足を用いて何とかテニスを続けてきたそうです。

 

しかし、「さらに活動レベルを上げたい」そう思ったとき、競技用義足が高価なため、手を出すことができずにいたと言います。

 

その彼女の思いを知った、義足製作所(田沢製作所)の副社長でもある田沢さんが、以前から交流があった遠藤の元に、「彼女のような患者が走れる環境はないか」と相談を持ち込んだことが、今回のプロジェクトの発想に至ったきっかけです。

 

もしかしたら、みなさんの中には「足を失った方々が義足で歩いているだけでも十分なのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

だけど、みなさんが普段何気なくジョギングすることがあるように、子どもたちが元気に外を駆け回ることがあるように、彼女のように義足歩行者の中にも「走りたい」「走ってみたい」そう思っている方がたくさんいると僕たちは思います。

 

 

 

僕自身もまた、それまで当たり前のように走っていた人々にとって「走る」ことができなくなることが、どれだけ大きなことかを知っています

 

僕佐藤は、中学はサッカー部に所属し根っからのスポーツ少年でした。しかし中学3年のときにユーイング肉腫と診断され、右足膝下を失いました。

 

病院の先生からは「リハビリをすれば義足でも普通に運動ができるようになる」と聞いていたので、僕も「なんだ!すぐできるのか」と思っていましたし、「だったら早く足切ってサッカーのできる生活に戻してくれ!」程度の軽い気持ちで足を切ることを決めました。

 

でも実際に足を失ってからは、最初は義足をつけるのも痛くて、立つだけで精一杯。

 

ようやく立てるようになって歩行練習を始めても、数歩歩いては休憩するような状況です。それでも元々スポーツ少年だった僕は、「運動ができる体でいたい!」と思い、義足を選択することにしました。

 

だけどやっぱり、筋肉や腱のような走るのに必要な部分が、義足ではただの鉄の棒なので、弾むことがとても難しくこの義足で昔の自分のように走る姿というのは想像すらできませんでした。 

 

 

だけど偶然にも、僕は競技用義足と出会いました。

 

初めて見た競技用の義足は形も普通の足と全く違い、どちらかというと見ていた先生や親がこれで走れるのかと心配していたと思います。 

 

ただ僕は、「これを使用すれば今の義足とは違って、走れるようになるよ」と言われて渡された競技用義足を早く使いたくて、安定性とか安全性とか少しも考えずにすぐに走り出しました。

 

数ヶ月ぶりに「走る」という行為をしたので、走れた距離は十数m程度でしたし、走ったなんて言えるようなものではなかったと思います。

 

それでも、「自分がまた走れるようになった」ということが、「以前のようにスポーツを楽しめた時にまた戻ることができるんだ」ということが、とにかく凄く嬉しかったです。 

 

その後、障害者陸上100mのスペシャリスト、春田純選手と出会い、自分もパラリンピックを目指すようになり、義肢装具士を通して、遠藤さん率いる世界を目指す選手の義足開発を行っているXiborgを知り、このチームの一員となりました。

 

僕のような根っからのスポーツ少年にとって、当たり前のようにできていた「走る」という行為が日常生活から消えてしまうかもしれないことは本当に怖くて、そんな思いをしている人が他にもいるんだったら、今度は僕がそうした方々の力になりたい、そう思っています。

 

 

 

だれもが「走る」ことへ挑戦することができる、そんな未来を僕たちと一緒につくっていきませんか?

 

先ほどご紹介した山下さんは、実は5月初旬、本プロジェクトメンバーでもある義肢装具士の田村秋人氏と新豊洲Brilliaランニングスタジアムにきて、初めて競技用義足を体験しました。

 

最初はうまく体重を乗せることができずスムーズに走ることができませんでしたが、その後、週に1・2回はランニングスタジアムに一人で来ては練習を繰り返し、今ではスピードに乗って走ることができるようになりました。

 

僕たちが開発している義足は、「無い脚を埋める」以上に、自らの能力を引き出すことさえも可能にする義足です。今後陸上競技では、義足のランナーが健常者の記録を上回ることもできる未来さえもやってくる、そう信じています。

 

だからこそ、大学生の彼女がそうだったように、僕自身がそうだったように、足を失うこと=走る機会を失うことだと思い、「走る」ことそのものを諦めないでほしいと思います。

 

そのために僕たちは「義足の図書館」を通して、これまで義足歩行者にとってハードルが高かった「走る」という行為の敷居を下げていきたいのです。

 

健常者がスポーツ用品一式をレンタルして、アクティビティを楽しむように、義足歩行者が板バネをレンタルして、気軽に「走る」ことを楽しむことができる、そんな未来がくることを願って。

 

そして、障害者と健常者の垣根さえもなくなる、そんな時代を僕たちがつくっていくことを目指して。

 

みなさま、どうか「義足の図書館」誕生に向け、お力をお貸しいただけたら幸いです!応援どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

本プロジェクトについて

 

みなさまが安心して義足をご利用いただけるよう、オープン時には施設利用時の注意事項を設ける予定です。また、みなさまにはご利用前にあらかじめ同意書にサインをしていただきます。

 

※以下イメージです

 

【1】自分自身での義足装着をお願いします。

我々が直接義足に触ることはありません。

 

【2】自分での装着が難しい場合は、義肢装具士の同伴をお願いします。

医療機関では義肢装具士の国家資格が必要ですが、我々が準備するスポーツ用義足は医療器具ではないため、義肢装具士がその場にいる必要はありません。

しかし、誤った装着は怪我の元となりますので、自分での装着が難しい場合は必ず義肢装具士の同伴をお願いします。

 

【3】同伴が難しい場合は定期的に、こちらで義肢装具士も参加するイベントを開催する予定です。

こちらで義足の装着方法を学ぶことができます。

 

 

支援金使途について

 

板バネは各社合わせて10種類以上ののものが世界で販売されており、硬さも体重に合わせてそれぞれ5~9カテゴリーに別れてします。

 

値段が約20万~60万円と高価でありながら、試し履きができる場所がほぼなく、使ったことがない方がほとんどです。板バネの全種類を1つずつ購入するだけでも3000万円以上します。

このプロジェクトでは、使用者に様々な板バネをなるべくたくさん使用できる環境を作ることが目的です。

 

2020年までに、5000万円ほどが必要となるプロジェクトで、皆様から頂く支援金のうち、readyforの手数料や支援者へのリターンのためのコストを差し引いた1200万円が、本プロジェクトの義足や取り付けるためのコネクタの購入の一部に使用されます。

 

また、この1200万円は、Xiborgの製品ではなく、世界で多くの人が使用しているOttobock社(ドイツ製)とOssur社(アイスランド製)の板バネの中から多く使われている種類とカテゴリーのものの子供用から大人用まで合計25本とその取り付けに必要なコネクタや大腿義足ユーザのための膝継手の購入に使用される予定です。

 

‖新豊洲Brilliaランニングスタジアム詳細

 

 

・所在地:東京都江東区豊洲6丁目4番2号

・敷地面積:4,847.77m²

・建築面積:1,985.38m²

・施設構成:屋内60mトラック、ラボ、シャワー、ロッカー、更衣室など

・運営期間:2017年9月1日〜2020年12月31日(予定)

 

 

 

 

チームメンバーのご紹介

 

 本プロジェクトに関わる僕らのメンバーをご紹介いたします!

 

‖遠藤謙

 

障がい者、健常者関係なく、楽しく一緒に走る風景が当たり前になりますように。どうか宜しくお願い致します。

 

 

‖佐藤圭太

 

足がなくても「走る」ということを素直に楽しむことができる場所を!どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

 

‖春田純

 

私は15歳で義足になり、当時は歩く事さえ困難だと思っていましたが、義足で初めて走れた時の喜びは今でも忘れられません。

 

まだまだ国内には気軽に運動が出来たり走ったりする義足や場所が不足しています。この支援を通じて少しでも普及していけるよう、ご支援どうぞよろしくお願いします。

 

 

‖池田樹生

 

私は生まれつき足と手に障害がありましたが、義足でも速く走れると知った時の衝撃は今でも忘れられません。

 

自分と同じように多くの方々に喜びや楽しさを感じて貰いたいです。 どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

 

‖為末大

 

走る喜びを全ての人に。たくさんの人に走る喜びを感じてもらうためにプロジェクトを始めました。応援よろしくお願いします!

 

 

‖沖野敦郎

 

スポーツ専用義足パーツは数十万円と高価で容易に購入できません。しかし、試し履きできる環境があれば、靴を試し履きする感覚で義足も試し履きができます。

 

義足ユーザーの主観的評価に義肢装具士の客観的評価をプラスすれば、より適したパーツ選択ができます。このような環境は国内には存在しないので、このプロジェクトが成功すると、義足ユーザーの新たな未来が拓けると思います!

 

 

‖田村秋人

 

切断者にとって走ることはアスリートだけの特別な事だと思われがちです。ですが、走ったりスポーツを楽しんだりすることは私たちの日常生活で特別な事でしょうか?

 

健常者でも障害者でも、当たり前に趣味やスポーツを楽しめる事が素晴らしい社会だと思います。どうか支援よろしくお願いします!

 

 

‖大西正裕

 

風を切って走る心地よさ。「よーい、ドン!」で思わず駆け出してしまう無邪気さ。 「かけっこ」の楽しさをすべての人が味わえる環境作りにぜひ応援をお願いします!

 

 

‖井上友綱

 

誰もが【運動する楽しさ】【競争する楽しさ】【挑戦する楽しさ】を感じれるために、一緒に世界初の義足の図書館を作っていきましょう!

 

ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 


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