プロジェクト概要

 

ミャンマー農村部で暮らす人たちが健康で持続的な生活ができるように。
でこぼこ道12,000キロを走った移動クリニック号の後継車の購入へ。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。ミャンマーの農村で医療活動をし、村民の健康と命を守る活動をしているNPO「ミャンマ ファミリー・クリニックと菜園の会(以下、MFCG)」の名知仁子です。私たちは、ミャンマーの人たちが誰からの支援もなく、自立して健康で持続的な生活をできることをゴールとして、2008年より活動しています。

 

2015年にReadyforで挑戦したクラウドファンディングでは、みなさまから熱いご支援をお寄せいただき、ワゴン車を購入し、移動クリニックによる巡回診療を始めることができました。

 

 

ご支援くださった皆様のおかげで、現在は拠点を15箇所に広げることができ、4年間で11,196人を診ることができました。

 

最初は、たまにしかやって来ない私たちを遠巻きで見ていた村の人たちも、訪問する回数が増えるごとに私たちを受け入れ、悩み事を相談してくれるようになりました。達成したときの喜びと感謝の気持ちは今でもよく覚えています。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

しかし、残念なことに購入から4年が経った今日、老朽化によりワゴン車の買い換えを余儀なくされる状況になってしまいました。

 

日々手入れを重ねて使用してまいりましたが、ミャンマー農村部の悪路の走行には耐えきれず、毎月の修理だけでも維持費がかさんでしまい、満足な活動ができなくなってしまっております。ひとつの村でおよそ80人を診察しています。修理に2日かかれば160人、ヤンゴンでの修理のように1週間かかれば560人が為す術なく、私たちを待っているのです。

 

新しい車両の購入には、300万円の資金が必要となります。重ねてのお願いにはなりますが、活動の存続にみなさまの熱いご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

患者さんが自ら病院に足を運ぶ医療の限界を痛感。
ミャンマー農村部に必要なのは”定期的に村に来てくれるお医者さん”の存在。

 

MFCGの目標である「ミャンマーの人たちが誰からの支援もなく、自立して健康で持続的な生活をできること」の達成のために、私たちは次の3つの事業に注力しています。

  1. 医師のいない村を回る巡回診療
  2. トイレや歯磨きなどの保健衛生と栄養指導
  3. 村人がバランスの良い食事をするための家庭菜園作りの支援事業

私たちがこの3本柱を立てた理由は、私、名知の国境なき医師団の一員であった頃の経験に基づきます。2002年から6年間、ミャンマーとタイの国境付近の難民キャンプやバングラデシュでの船による移動クリニックでの医療援助やイラク戦争でのクルド人難民の支援などに従事するなか、あるひとつの疑問が私の頭に浮かびました。

 

なぜ、この人たちは

また同じ病気になって、私たちのもとに戻ってくるのだろうか。

 

現地で診る患者の大半は、脚気(ビタミンB1欠乏症)など栄養不良による病気でした。私は、入院施設を準備し、数ヶ月かけて栄養不良の患者を健康な状態に戻し、再び病気にならないことを祈りながら彼らを見送ります。

 

しかし、1ヶ月後、彼らはまた同じ症状で戻ってくるのです。

 

そこで私は、「患者さんに病院に来てもらうだけの診療の限界」に気づきました。

手遅れになる前に定期的に健康状態を看てあげられれば…。

 

 

ミャンマーは、今や経済成長が著しい新興国のひとつです。ヤンゴンではあちらこちらで、ホテルやマンションなどが建てられています。しかし一方で、その格差が大きいのも事実。ミャンマーの人口のおよそ70%は農村部に住み、十分な医療を受けることができず、健康や栄養の知識を得ることもありません。ミャンマーの一日あたりの平均収入が1,200円以上と言われているのに対し、農村部では1日200円以下の収入で暮らしています。

 

病院に行きたければ、歩いて3時間あるいは収入の3倍の交通費をかけて町に行かなければなりません。出産時の出血や感染症、栄養不良などで、5歳までに命を落とす子供も数多くいます。

 

 

そこで考えたのが、自分たちが村に出向く巡回診療でした。4年前にご支援いただいて購入した車のおかげで、私たちの活動範囲はグッと広がり、念願の巡回診療が叶いました。

 

私たちが村に出向けば、診察だけではなく、石鹸で手を洗うだけで下痢を予防できること、トイレのフタを閉めるだけで衛生的になること、米のとぎ汁を捨てずに飲めば脚気の予防になること、妊娠中の命にかかわる危険なサインなど妊婦が気をつけなければならないこと、を伝えることができます。この保健衛生指導講義は4年間で934回、受講者数は16,894人に達しました。

 

また、お金をかけなくても、土着菌や身近にあるもので作る木酢酸を活用すれば、農薬なしで野菜を育てられること、ひいてはそれを販売して生計をたてられることを教えることもできます。

 

実際にひとつの村を選定し、農業専門家を招聘して、耕地の手入れ方法や苗の選定方法、育成方法などの実施研修を行いました。その結果、研修内容を実践した参加者の作物の収穫量は3倍、収入も3倍となり、油や塩のほか学校の制服までも購入できるようになりました。また、月に3,000円の貯金もできるようになった女性もいます。

この活動への注目は高まり、同村内や他の村からも指導を希望する住民も出ました。

 

 

巡回診療車の走行距離は12,000キロ超え、故障が多発…。
支援を届けるために、2代目となる新たな巡回診療車の購入へ。

 

しかしながら先述した通り、購入した車が故障ばかりするようになってしまったのです。原因は、活動拠点のミャンマー西部が湿地の多いデルタ地帯で、塩害が深刻なこと。毎日、でこぼこのぬかるみを走るために車が泥だらけになるのですが、この泥に塩分が含まれているため、車の下部がすぐに錆びてしまいます。診療が終わったら水で洗い流すようにはしていますが、水道がそこまで整っているわけではなく、水は非常に貴重な存在ですのでふんだんに使うこともできません。

 

 

 

この結果、今では毎月のように修理費2万円がかかるようになってしまいました。昨年12月には拠点としているエリアの修理屋ではにっちもさっちも行かず、やむなく半日かかるヤンゴンに運び、62万円をかけて修理をしました。そのお金があれば、下痢を予防する1個40円の石鹸を一体何人に渡すことができるでしょう。農業指導をするための専門家を何回村に呼ぶことができるでしょう。

 

現在の車は2004年型のフォードです。この車も私たちの巡回診療を実によく支えてくれました。しかし、修理をするにもアメリカから部品を取り寄せるしかないため日数がかかり、修理品も余計に高額になります。

 

そこで私たちは、新たな巡回診療車の買い替えを決断いたしました。今回買おうとしているのは、中古のトヨタのREVOというピックアップトラックです。車高が高いため、ぬかるんだ道を進むことができます。また、患者さんを運ぶこともできます。更に奥行きがあるので、テントや医療器具なども運べます。そして、日本車なので、何かあったときにアメリカ車に比べて修理をしやすいことが購入の決め手となりました。

 

もし新たに車を購入できたら、15の村を巡回する回数を現在の約2ヶ月半に1回のペースから、1ヶ月に2回へと増やすつもりです。また、健康的な生活を送るための保健衛生と栄養についての知識を広める村のリーダーとも言うべき”地域健康推進員”を育てるモデル村を1カ所から3カ所にし、2週間に1回は村を訪れて研修を行うようにします。そして最終的には、15すべての村で地域健康推進員を育成します。

 

 

ミャンマーの農村部の住民同士が、
自ら保健衛生の知識を学び合う仕組みを構築したい。

 

私は「人間には無限の可能性がある」と信じています。これは、私が初めて国際医療従事者として訪問をした難民キャンプで学んだことです。彼らは学校もないキャンプで暮らしていて、日本では見ることのない"脚気"で亡くなる人が大勢いました。

 

なぜなら彼らには栄養についての知識がないからです。私たちは、こうした学校がなく字も読めない村人たちに、基本的な保健衛生の知識を学ぶ機会を作り、彼ら自身が他の住民の健康を守るサポートをする体制を作り上げました。

 

すると病気になる人の数が激減し、遂には医療活動の手助けができるくらいまでに村人たちの知識も技術も向上したのです。

 

 

今、私たちが訪れている村でも、下痢になる人が減り、家族の健康を考え始める人が出てきました。村人たちの無限の可能性…着実に成果の見え始めているこの活動を、ここで辞めることなどあり得ません。

 

どうぞ、私たちと一緒にミャンマーの人たちが自分たちの手で健康的な生活を営むための手助けをしてください。そして、私たちの手が不要になる日を共に見届けてください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

リターンについて

 

●3,000円寄付をしてくださった方に…

■お礼のメッセージ
*メンバー一同、感謝の気持ちを込めてお礼のメッセージをお送りいたします。

■活動報告(ミタァーズ通信最新号)
*MFCGが不定期で発行しておりますミタァーズ通信の最新号をお送りします。

■活動報告会の実施
*東京都内での実施を予定しております。日時・場所は追ってお知らせいたします。
*報告会後、懇親会の実施を予定しております。懇親会の参加費用は別途頂戴いたします。

■活動地ミャウンミャからの活動報告・お礼ムービー
*クラウドファンディング支援者様限定のお礼のムービーを撮影し、メールにてお送りさせていただきます。

 

●10,000円寄付をしてくださった方に…

3,000円のコースの内容に加えて
■【クラウドファンディング支援者様限定】シリアルナンバー入りサポーター証
*クラウドファンディングの支援者様だけが受け取れる、限定のシリアルナンバー入りサポーター証をお送りします。

 

●30,000円寄付をしてくださった方に…

10,000円のコースの内容に加えて
■支援者様のご芳名を車両に掲載
*購入した車両に支援者様のお名前を掲示します。
*掲示方法については、現在検討中です。掲示順、掲示サイズの調整はご指定いただけません。

 

●50,000円寄付をしてくださった方に…

30,000円のコースの内容に加えて
■医師・名知を囲む食事会に参加できる権利
*東京都内での実施を予定しております。日時・場所は追ってお知らせいたします。
*遠方地での実施は個別要相談とさせていただきます。

 

●100,000円寄付をしてくださった方に…

50,000円のコースの内容に加えて
■ミャンマー・現地視察コース
*MFCGの活動地域・ミャウンミャでの巡回診療の様子をご覧いただけます。
*ミャンマーまでの交通費や滞在費、予防接種費用等においては、それぞれご負担くださいませ。

 

●300,000円寄付をしてくださった方に…

■【法人向け】スポンサーコース(シルバー)

*購入した車両に法人名をロゴ入り(大)で掲載いたします。
*掲示方法については、現在検討中です。掲示順、掲示サイズの調整はご指定いただけません。
*個人の方でも支援いただけます。

 

●1,000,000円寄付をしてくださった方に…

■【法人向け】スポンサーコース(ゴールド)

*購入した車両に法人名をロゴ入り(特大)で掲載いたします。
*掲示方法については、現在検討中です。掲示順、掲示サイズの調整はご指定いただけません。
*個人の方でも支援いただけます。

 

 

お問い合わせ

 

特定非営利活動法人(NPO法人)ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会

Myanmar Family Clinic & Garden (MFCG)

 

〒116-0012 東京都荒川区東尾久8-41-23

Tel/Fax:03-6807-7499

Mail:myanmarfcg.info@gmail.com

Web:http://mfcg.or.jp

Facebook:https://www.facebook.com/mfcg.or.jp/

 


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