“里山農業の原体験を次世代にパスする!シタダバトンプロジェクト”

“里山農業の原体験を次世代にパスする!シタダバトンプロジェクト”

支援総額

1,662,000

目標金額 1,500,000円

支援者
110人
募集終了日
2022年9月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

ご支援者の皆様ありがとうございました!!!

8月16日(火)に開始した当プロジェクトは、おかげをもちまして9月20日(火)に、第1目標金額の150万円を達成することができました!

前回よりの高いハードルを設定していたので、内心ヒヤヒヤしていました。

引き続き「シタダバトンプロジェクト」を進めていきますので宜しくお願い致します。

 

そして、新たにネクストゴール200万円(第一目標と合算)で設定させていただきました。

全力疾走して400万円まで行きたいですが、私たちだけの力では残り期間で集める難しいです。

「シタダバトンプロジェクト」の認知を広げるために一人3人にご紹介をしていただけないでしょうか。お力を貸していただけると幸いです。

 

先日、約150坪の土地にニンニクを植えるために作業をしていましたが、4人がかりで丸二日かけても畝を作って、マルチを張るとこまでしか終わりませんでした。

農業機械を導入しなければ、守れる里山、農地の面積はかなり限定的になってしまいます。また、ビジネス的な面でも栽培量が減り、人件費が増す方向なのでとても厳しいです。

本プロジェクトを広めていく上で農業機械の購入は必須です。宜しくお願い致します。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

※使用用途は下記の画像に記載

 

▼プロジェクトの概要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼“里山農業の原体験を次世代にパスする!シタダバトンプロジェクト”とは?

 

 こんにちは。たけちょう商店の竹内です!これから私たちの活動についてご紹介させていただきます。

 

 私たちが活動する三条市下田地域は、人口減少や後継者不足によって様々な地域課題が浮上しています。その中でも特に課題となっているのが、耕作放棄地や遊休農地の増加です。その耕作放棄地や遊休農地を私たち地域商社”たけちょう商店”が中心となって活用することで、下田地域の里山の暮らしと言うバトンを受け継ぎ、次世代へのパスを回していく取り組みが” 里山農業の原体験を次世代にパスする!シタダバトンプロジェクト”です。この地域課題の解決への取り組みにいたった背景や、将来のビジョンをお伝えし、多くの方々からご支援をいただけますと幸いです。

事務所の隣のおばあちゃん 農業の大先輩

 

 

 私たちは新潟県三条市の山間部”下田地域”(旧下田村)で活動を始めて3年目になりました。前回のクラウドファンディングでご支援いただいたおかげで、約4,000坪の耕作放棄地や遊休農地を作物の育つ畑へと活かすことができました。そこで生産した肉厚で豊かな食感のなめこを”純なめこ”と名づけ、昨年だけで地域の道の駅などで全750kgを完売することができました。また、下田地域に本社を置くアウトドアブランド、(株)Snow Peakが今春オープンさせた複合型リゾート施設”FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS”。こちらの施設内の飲食店”レストラン雪峰”にも選定いただき、地域の食材の生産者としてメニュー表に私たちの名前を掲載していただくこととなりました。

 

活動を始めた頃の耕作放棄地

 

整備した土地でなめこ栽培開始

 

昨年のきれいにしたさつまいも畑

 

 

ここ数年、道の駅や直売所など地元商材が取り扱われる場所では、徐々に野菜の量が減ってきています。それは、農業の担い手が減り、耕作放棄地や遊休農地がどんどん増えていることが理由です。また、”ごんぼっぱ”(オヤマボクチ)を使った県内でも独特な笹団子や、”ひこぜん”と呼ばれる米飯を使った伝統食品などの郷土料理の作り手も年々減少しているのが実態です。このままでは、耕作放棄地や遊休農地が増えるどころか、下田地域の里山の暮らしの継承ができなくなり、二度と復活できなくなってしまうかもしれません。 

下田村に住む熊倉さん夫婦

笹団子・ひこぜんの生産者 

 

ごんぼっぱ(山菜)の笹団子

マタギの携帯食ひこぜん

 

 

 

 私の祖父は、サラリーマンを早期退職後に耕作放棄地で農業をしていました。我が家は母子家庭だったこともあり、父親代わりだった祖父は幼い私を軽トラに乗せ、畑のある里山へとよく連れて行ってくれました。そこでは用水路でザリガニ釣りをしたり、山でカブトムシを取ったりと、農作業の手伝いもほどほどに、遊びを通して様々な体験をしました。

 

 そんなある日、祖父がガンになり、治療に専念するために畑の存続が危ぶまれた時期がありました。私が小学校の低学年の頃でした。しかし、手術・リハビリが無事に成功した途端、「やはり楽しいから辞められない」と嬉しそうに農作業を再開した祖父の姿は、子供ながらに強く目に焼き付いています。

 その数年後、祖父はガンを再発して他界してしまいました。それと同時に祖父の畑も次の人の手に渡り、私自身も思い出の畑への足は遠のいてしまいました。ですが、祖父と一緒に育てた力強い野菜そのものの味やとれたての野菜のみずみずしさは、20年以上たった今でも鮮明に思い出せます。

左上が祖父

 

 その後は、近隣の公立工業高校を卒業し、県外の工業大学に進学しました。就職がしやすいという理由で選んだ進路でしたが、この頃からぼんやりと「いつかは自分で何かをやりたい」「起業して新しいことをしたい」と言う思いがありました。結局、何をやりたいのかは決まりませんでしたが、大学卒業後は実家を守りたいとの思いから、地元にある大手家電メーカーでエンジニアとしてのスタート切りました。安定した職に就いたものの、3年目になるとサラリーマンとしての自分に疑問を覚え、だんだんとその姿が辛く感じるようになってきました。

 

 そんなもがき苦しんでいた社会人3年目。狭くなっていた世界を広げようと思い、母が経営しているスナックにボーイとして働くことにしました。スナックとは不思議な空間で、大小様々な会社の社長さんや、重役さんと話をすることができます。普段話す機会のない方々の価値観に触れることで、どんどん世界が広がっていく感覚が楽しかったです。そんな折、「下田地域で農業をしてみないか?」とお客様からお誘いを受ける機会があました。何故だか、やってみたいとすんなり思い、畑を借りることをその場で即答し、急遽週末だけの兼業農家をスタートさせることになりました。

 自覚はありませんでしたが、サラリーマンを早期退職していきいきと里山で畑を始めた祖父の姿を見ていたから農業をすんなりと受け入れられたのだと、今更ながら思います。

 

 そこから、私にとっての原体験である祖父との農業や里山遊びを後世に残す仕組みを作りたいと本気で思うようになり、さらにその2年半後には新卒から働いてきた会社を辞め専業農家になる選択をしました。

 

 それからは、地域にいる時間が増えたおかげで、生産者の方々と直接話す機会を多く持つことができるようになりました。信頼関係ができたことで、生産委託を受けてくれたり、新商品が生まれたりするなど、地域内でできることの幅の広がりを実感でき、さらに楽しさが増しています。

 

また、サラリーマンを退職するタイミングは、子供が産まれるタイミングでもありました。不安定になるかもしれない生活を受け入れてくれ、応援してくれる家族がいることはとても心強いです。

 

 私は「奨学金を受けさせずに子供を大学まで卒業させる」を目標としています。女手一つで奨学金を受けずに私を大学まで出してもらった母に学費を返したい思いを伝えたところ、「自分の子供に同じことをしなさい」と言われたからです。母からもらったバトンを自分の子供にも渡すことで、次世代への希望も繋ぎたいという思いと、少しでも親を超えたいという私の意地です。 

 

 現時点での収入はサラリーマンの頃から比べると下回ってはいますが、今後の農業を伸ばすビジネスの仕組みを構築すること、そして植物と向き合っている時間は、何事にも変え難いです。 

 

 将来的には大手企業で培ったエンジニアとしての開発技術・知識を活かし、”農業の楽しいを最大化”できるようなシステムや装置を作り、普及したいと考えています。

 

 

屋号である”たけちょう商店”とは、私の苗字「たけうち」と祖父の苗字「はせがわ」から漢字を取って名付けました。祖父から純粋なおいしさ、楽しさをバトンパスしてもらった原体験を元にして立ち上げた会社なので、これが一番しっくりきています。今後、たけちょう商店にかかわってくれる人たちとは、家族の延長線上にあるような関係で仕事が出来ればと思っています。

 

 

 

 

 

具体的には地域課題を解決させるための下記のような取り組みをしていきます。

 

・耕作放棄地や遊休農地での農作物の栽培をさらに広げ、育成や収穫までの体験ができる場として活用する

・笹団子、ひこぜん、野菜・山菜・キノコなどの加工品を一次、二次、三次産業の生産団体が連携して商品化し販路拡大することで、地域内の生産ネットワークの創造や新しい価値の創出にまで繋げる

・これらによって地域の将来を担う人材を育成する(次世代へのパスを回す)  

 

 

 

※開発予定商品 

 純なめこの瓶詰めギフト 5種 

 乾燥純なめこの炊き込みご飯のもと 

 下田村の郷土料理 笹団子、ひこぜん

 さつまいもの加工品

 山菜加工品

 

 

 

 

各メンバーの自己紹介は本ページの新着情報に掲載中です!

プロジェクト実行責任者:
竹内 俊哉
プロジェクト実施完了日:
2023年2月28日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

下田の農業を次世代にバトンタッチするために資金を使わせていただきます。 なめこ栽培費用\50万・商品開発費 \50万・広告費\60万・販路開拓費\10万などページ記載の用途に使用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金は致しかねます

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プロフィール

大手電機メーカーで家電エンジニアを6年経験後、脱サラして農家になりました。 なぜ、農業を選択したかと言うやはり祖父から純粋なおいしさ、楽しさをバトンパスしてもらった原体験があったからだと思います。 農業の楽しさや、ビジネスとして持続可能な仕組み作りを地域を巻き込んで進めていきます。

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リターン

3,000+システム利用料


感謝のメール 3,000円

感謝のメール 3,000円

●感謝のメール
 心を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

●LINEオープンチャットにご招待

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


中澤作の土偶プレゼント

中澤作の土偶プレゼント

下田の赤土を使って中澤が丁寧に焼き上げます。Youtubeの時よりもきれいに焼き上げるよう努力します!

内容:土偶1個
   中澤からの感謝の手紙

●LINEオープンチャットにご招待

申込数
8
在庫数
2
発送完了予定月
2023年2月

3,000+システム利用料


感謝のメール 3,000円

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●感謝のメール
 心を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

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26
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制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


中澤作の土偶プレゼント

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下田の赤土を使って中澤が丁寧に焼き上げます。Youtubeの時よりもきれいに焼き上げるよう努力します!

内容:土偶1個
   中澤からの感謝の手紙

●LINEオープンチャットにご招待

申込数
8
在庫数
2
発送完了予定月
2023年2月
1 ~ 1/ 20

プロフィール

大手電機メーカーで家電エンジニアを6年経験後、脱サラして農家になりました。 なぜ、農業を選択したかと言うやはり祖父から純粋なおいしさ、楽しさをバトンパスしてもらった原体験があったからだと思います。 農業の楽しさや、ビジネスとして持続可能な仕組み作りを地域を巻き込んで進めていきます。

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