日本全体が避難所生活の今、「災」を乗り越えた被災地の知恵を。

支援総額

4,412,000

目標金額 3,500,000円

支援者
192人
募集終了日
2020年5月29日

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2020年05月02日 21:23

災害に関する自分の認識と”実際”とのギャップを知る

はじめまして、東北大学 大学院 理学研究科 修士1年の川瀬 真喜子 と申します。

この度は本プロジェクトにご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。

私が復興応援団の学生スタッフとして活動していく中で、学んだこと、感じたことを皆さまと共有することで、自主防災の大切さを少しでも実感していただき、その普及に繋がればと思い、この記事を執筆させていただきます。

 

私が東日本大震災を体験したのは、中学2年生のとき、地元千葉県ででした。

学校から帰宅するやいなやテレビをつけると、真っ先に目に飛び込んできたのは東北地方の状況で、津波にのまれていく街の映像を見て非常に大きなショックをうけました。

それ以来私の中では東北といえば大地震の被災地というイメージが強く、大学への入学をきっかけに仙台に住むことになったため、震災復興に直接関わりたいと思い、復興応援団に入団しました。

 

私が初めて参加した活動は、被災地にて震災被害や復興の現状を学び、さらにその地域の魅力に触れるというものでした。

被災地を訪れたのは初めてだったこともあり、見聞きしたこと全てに刺激を受けましたが、特に印象的だったのは被災された現地の方から直接聞いた震災当時のお話でした。

 

それは、普通なら車で数分で着くような場所も震災時には津波によって破壊された建物の瓦礫や車、土砂といったものが地面中を覆っていたため、数時間かけて慎重に歩いて行く必要があった、という内容でした。

私は自分が震災時に過ごした環境を思い出しながら耳を傾けていましたが、東北のようにこれだけ被害の出ている状況では当時の過ごし方は通用しないことに気づきました。

というのも、私の町でも震災直後は数日間にわたって断水が起こりましたが、災害時のために備えていた水と毎日給水車で運ばれてくる水があったため、飲料や料理用に限らず、トイレを流したり顔を洗うこともできました。

しかし、道路が使えない状況だったら給水車は家の近くまで来ることができないですし、自分からもらいに行くことも困難です。そう考えると、まず当時の水の備蓄量では数日も持ちませんし、トイレが使えないとなったらどうやって用を足していたのか、水だけでなくライフラインが全て使えない状況だったら無事に生活できていたのか...

当時はもちろん今の自分の災害被害の想定、備えの甘さを痛感しました。

 

その活動をはじめとする今まで復興応援団で得た様々な経験を通して、私は震災のみならず大型台風や集中豪雨などの災害による被害の大きさ、それに対する備え、そして災害後に自分がなすべき行動が、それまでの私自身の認識と大きなギャップがあったということに気づき、防災について見直すことができました。

 

少し抽象的になりますが、何か目標を立てたとき、目の前に立ちはだかる数々の問題を想定し、その解決策を見出しながらゴールを目指していくと思います。達成に向けて無計画にただただアプローチするだけだったり、問題を過小評価してしまったら、準備が不十分で途中で痛い目に合ったという経験が私は何度もあります。

今、目標を「生きる」、問題を「災害」、解決策を「防災」として考えても同じことが言えるのではないでしょうか。

災害(“問題”)に対して完全な想定をして完璧に備えるというのは不可能かもしれませんが、まずは今の自分は過小評価しているのではと気づき、危機感を持つことが大事だと思っています。

 

 

被災地の実情を知りたいがなかなか現場に足を運ぶことができない、災害が起きたとき本当に必要なものを知りたい、そもそも防災って具体的に何をしたらいいのか分からない、という方も多いと思います。

本プロジェクトが始動すると、そういった方々に応えられるような、被災地のリアル、防災減災の本質、備えの指針などたくさんのコンテンツをお届けすることができます。

これが災害大国と言われる日本に住んでいる一人でも多くの方の目に留まり、災害を自分ごととして捉え防災への意識を高めるきっかけとなること、自分自身そして身の回りの大切な人の命を守ることへ繋がることを祈っております。

どうか皆さまのご支援、よろしくお願いいたします。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

リターン

15,000


【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分をご購読いただけます。
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。

■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)

*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。

-----
■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈




申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

■ 感謝のメール

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

15,000


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【目玉!】有料防災メルマガ1年分ご購読 / 有料ウェブセミナー1回ご招待

■当研究・普及所の発行する有料防災メルマガの1年分をご購読いただけます。
*週1回(月4通)・年間50通配信予定です。

■当研究・普及所所長による「コロナ禍の今、地震・水害など複合災害が起きたらどうするか?その備えありますか?」有料ウェブセミナー(1回)にご招待いたします。 (追加:2020/4/30)

*本クラウドファンディング達成後の6月と7月に5回程度集中開催の予定です。
*質疑応答など双方向のやり取り含め2時間を予定しています。
*参加方法等は、本プロジェクトページ等で近日中に改めて告知いたします。

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■感謝のメール
■当研究・普及所初年度の活動をまとめた報告書(PDF)進呈




申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


【お気持ちコース】

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申込数
49
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制限なし
発送完了予定月
2020年6月
1 ~ 1/ 8

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