武器から作られたアクセサリーによって、平和への意識を高めたい

武器から作られたアクセサリーによって、平和への意識を高めたい

支援総額

1,014,000

目標金額 650,000円

支援者
99人
募集終了日
2017年3月10日

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プロジェクト本文

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【目標金額達成の御礼とNEXTゴールへの挑戦について】

 

ご支援いただき、ありがとうございます。

皆様からの多大なるご支援を賜り、36日を残し目標金額の65万円を達成することができました。厚く御礼を申し上げます。

おひとりおひとりのご支援・ご協力とともに、叱咤激励が篭った65万円だとメンバー一同、感謝すると同時に気を引き締めております。また、「Chanthaさんの平和にかける想い」に応えるべく、ネクストゴールを設定いたしました。引き続き、皆様のお力をお貸しいただければと思います。

プロジェクト終了まで、私たちは挑戦し続けます。ご支援・ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

カンボジア・エンパワーメント・プロジェクト(CEP)が銃弾から作られた平和のアクセサリーを紹介し、平和の大切さを広く伝えていきます。

 

はじめまして。カンボジア・エンパワーメント・プロジェクト(CEP)の岡田久幸、斎藤大法、日名哲嗣、鈴木玲子です。私たちは2009年よりカンボジアでの支援活動を開始し、子どもたちの教育支援を中心に、現地語で書かれた紙芝居や道徳絵本の制作と普及活動を通して、平和を大切にする心の育成を目指しています。


日本の皆さんにカンボジアの現状を知ってもらい、平和の大切さを広く伝えるために、国内の平和イベント等で、カンボジアで銃弾から作られた平和のアクセサリーを紹介します!今回は現地での作品制作や日本での平和イベントに出展するための諸費用を募りたいと考えています。

 

【告知】カンボジアフェスティバル2017ブース出店!(5/3, 4)

【告知】Peace On Earth (3/11, 12) 出展!(日比谷公園)

【告知】アースデイ東京2017(代々木公園)申込完了!(4/22, 23)

 

今回、イベントへの出展やアクセサリーの制作費用等の一部となる65万円を目標金額にクラウドファンディングに挑戦いたします!どうか皆様ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

>>>費用の内訳はこちらへ<<<

 

CEPメンバーでプノンペン市内にある「ひろしまハウス」を訪問しました。
数年前から交流がはじまり、この日も道徳絵本をお届けしました。

 

内戦で家も家族失った男性・Chanthaさん。平和への願いを込めて、銃弾や武器を再利用してアクセサリーを制作しています。

カンボジアの平均年齢は24歳。これは1970年代に起きた内戦で大量虐殺が行われたからです。本を読んでいる、メガネを掛けている、腕時計をしている人は政権に反対する可能性があるという理由で、大多数の大人、そして子どもたちも容赦なく虐殺されていきました。その数は200万人とも言われ、国民の四分の一以上の人が命を奪われていったのです。今からたった30年ほど前にあった悲しい現実です。

 

今なお貧困に喘ぎ、教育もままならないカンボジアでの支援活動をしていく中で、現地で内戦時代の遺物である銃弾など武器の残骸を溶かしてアクセサリーを作っているChanthaさんと出会いました。内戦で家族も家も失って孤児となり、計り知れないほどの苦難を乗り越えながら、平和への強い願いを込めて、美しいアクセサリーを作り続けています。

 

 

~~~Chanthaさんからのメッセージ~~~

 

私はバッタンバン郊外の貧しい村で生まれました。幼い頃に妹と母親を相次いで亡くし、父親と二人で住んでいました。その父も、私が8歳の時に村がポルポト軍の襲撃に遭い、銃撃戦で撃たれて死んでしまいました。


私は幼かったので、父が死んでいるということが分からず、お父さんはなぜいつまでも寝ているの?と周りの大人に聞いていたそうです。孤児となった私は祖父母のところに預けられ、そのうち祖母も亡くなってしまったため、孤児院に預けられました。子どもの頃学校に行けなかった私は、クメール語の読み書きやアクセサリーの作り方などを、そこで習い、覚えました。

 

16〜17歳の頃、プノンペンに出て宝飾品や土産物の店で働き始めましたが、ある時店に外国人が銃弾の破片を持ってきて、これを使って植木鉢を作ってくれ、と言ってきました。その注文を受けて作っている時、ふとこの材料を使ってアクセサリーが作れないだろうか、と思いつきました。

     それが、武器を使ってアクセサリーを作り始めたきっかけです。

 
Chanthaさんの工房では、人の命を奪う武器が、美しいアクセサリーへと生まれ変わっていきます。

 

内戦の遺物であり、人を殺す道具である武器を溶かして、平和や愛の象徴であるアクセサリーに作り変えることで、もう戦争の時代は終わったのだ、これからは平和の道を歩むべきだ、というメッセージを伝えたいのです。

 

戦争はすべてのものを奪います、家族も、家も食べ物も、教育を受ける機会さえも…

 

武器から平和のシンボルとしてのアクセサリーを作るのは、私自身の辛く悲しい思い出を乗り越えるためでもあり、また自分の子どもたちにも、他の誰にももう二度とこんな思いをさせたくない、という願いを込めているのです。

 

数年前、私たちが支援する村の近くの空き地でも、
地雷が村人のトラックを吹き飛ばし、4人の犠牲者が出ました。

 

今この工房には、若いスタッフが2人働いています。彼らはここで働いた給料を大学の学費に充てることができるし、十分な教育を受ければ将来の仕事の選択肢も広がります。


彼らのように働き口がない若者がもっと働けるように、将来はこの工房をもう少し広げたいと思っています。

 

そうして彼らにも、このアクセサリー作りを通した平和への思いを引き継いでいってもらえたらと願っています。

 

Chanthaさんは、郊外の村人の支援も兼ねて、安全が確認されているエリアで
落ちている銃弾の薬莢集めをお願いし、それを溶かして、平和のアクセサリーを製作しています。

 

どうか日本の皆さんにも、私たちのこの想いが伝わればと思います。

 

そして一人でも多くの人に、カンボジアのことを知ってもらえれば、またこのアクセサリーを手にとって、平和の大切さに思いを馳せてもらえたら嬉しいです。

 

銃弾や武器からアクセサリーを制作しているChanthaさん。

 

私たちは彼の熱い想いに触れ、この平和のシンボルであるアクセサリーを、たくさんの方に知ってもらい、平和の大切さに改めて思いを馳せてもらいたいと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

>>>Chanthaさんとの出会いについて<<<

 

カンボジア都市部では経済発展が続いていますが、郊外では今なお
たくさんの地雷により、まだまだ被害が発生しています。

 

カンボジアの現状・平和のメッセージを伝えるために国内の平和イベントに出展します!

国内で開催される平和イベント(音楽・映画・平和祭等)に出展し、できるだけ多くの人にカンボジアで作られたアクセサリーに触れてもらい、平和について考える機会を増やしたいと思っています。出展が決まったイベントについては、SNS・新着情報等で随時ご案内いたします。

 

また、現地でのCEPの活動や作者のストーリーを伝える動画を制作し、カンボジアの現状や私たちの活動を紹介しながら、カンボジアから発信された平和のメッセージを伝えたいと考えています。平和のアクセサリーを購入していただくことで、自分自身も平和に貢献している、という意識を持ってもらえたらと思います。

 

日本ではChanthaさんが作るペンダントヘッドを使い、日頃の生活の中でも触れられるよう、キーホルダーの形にして販売しています。

 

また、有難いことに、私たちの想いに共感し協力してくださる方がおり、都内のカフェなどで展示販売をさせていただいています。

 

東京中野区にあるアィノワールさんのご協力で1ヶ月間
平和貢献プロジェクトの作品を展示販売をさせて頂きました。

 

現地では、Chanthaさんと協働してよりクオリティの高い商品を開発し、国際的にも価値が認められるようなアクセサリーを作りたいと思っています。工房で働いている学生は、ここで習得した技術を将来の仕事に活かすことができ、またここで得た給料を大学の学費に充てることができます。十分な教育を受けることができれば、彼らの将来の仕事の選択肢も広げることができるのです。

 

工房で働く若者はChanthaさんの好意で働きながら学校に行くことができるようになりました。

 

世界中どこであっても、平和への想いは同じです。多くの人がアクションを起こすことで、世界中の平和維持に貢献していきます。

現在世界中のあちこちで内戦やテロが起こり続けています。日本でテレビや新聞を通してだけでは、なかなか実感が湧かないかもしれません。しかし外に向かって目を開いてみると、平和を守るためには、私たち一人一人が平和への意識を常に持ち、平和の種を育てていく必要がある、ということに気づかされます。このプロジェクトを通して、実際に平和へのアクションを起こす人が少しでも増えて欲しいという願いを込めています。

 

そのためにも今回のプロジェクトはぜひとも達成させたいと考えています。どうか皆様ご支援・ご賛同のほどよろしくお願い申し上げます。リターンでは、Chanthaさんたちが製作している平和のアクセサリーもお届けいたします。是非、手に取って平和へのアクションを起こしていただければと思います。

 

カンボジア国内で開催されたアクセサリー展示販売。
カンボジアでも武器から平和のアクセサリー製作に高い関心が寄せられました。

 

カンボジアから持ち帰った平和のアクセサリーを日本向けにアレンジして、
おしゃれで使いやすい製品に加工しています。

 

カンボジア・エンパワーメント・プロジェクト(CEP)とは?

 

<基本理念>

仏教の本質を現代にやさしくひもとき、慈悲と智慧を具えた人間を育成し、自立した相互扶助の社会作りを支援する。

 

めざましい経済発展をとげている近年のカンボジアでは、近代化の負の側面としての精神的孤立、貧富の格差、環境問題などの社会問題がますます顕著になり、カンボジアが直面する大きな課題として表面化してきています。

 

それらの諸問題の根本的な原因を解決するための方策を現地の方々と模索し、カンボジアが真に自立した持続可能な社会として発展するためには、仏教を通じた心の育成と、若者を中心とした意識の向上が大切だと考え、以下の活動を行っています。

 

<活動内容>

●心の育成プロジェクト

①仏教をやさしく説いた紙芝居や仏教読本の制作と配布、普及

②カンボジアの未来を築く若者とのダイアログ

 

●経済支援プロジェクト

①地域の資源を活かした地場産業の立ち上げ支援

②仏教の布施の概念を取り入れた協同組合の導入

 

>>>詳しくはコチラから<<<

 

活動記録 〜王立プノンペン大学 日本語学科での共同講演会〜

活動記録 〜タケオ州 チュンポプロック村訪問〜

 

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プロフィール

2009年よりカンボジアでの支援活動を開始。子供達の教育支援を中心に、現地語で書かれた紙芝居や絵本を作成し、心の育成を目指している。

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リターン

1,500


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

■サンクスメール(写真入)

上記を除くすべてを活動の費用に大切に充てさせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

3,000


サンクスメール

サンクスメール

■サンクスメール(写真入)
■活動の内容のご報告

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

5,000


カンボジアの子どもたちが描いた絵入りポストカード

カンボジアの子どもたちが描いた絵入りポストカード

■サンクスメール(写真入)
■活動の内容のご報告
■カンボジアの子どもたちが描いた絵入りポストカード

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

10,000


平和の架け橋:オリジナルキーホルダー

平和の架け橋:オリジナルキーホルダー

■サンクスメール(写真入)
■活動の内容のご報告
■カンボジアの子どもたちが描いた絵入りポストカード
■ピースプロジェクトオリジナルキーホルダー

支援者
30人
在庫数
20
発送完了予定月
2017年4月

10,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

■サンクスメール(写真入)

上記を除くすべてを活動の費用に大切に充てさせていただきます。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

30,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

■サンクスメール(写真入)

上記を除くすべてを活動の費用に大切に充てさせていただきます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

50,000


あなただけのオリジナルキーホルダー制作

あなただけのオリジナルキーホルダー制作

Chanthaさんがあなたのお好きなデザインで、オリジナルキーホルダーをお作りします。(1デザイン5個まで)
※発送はお申し込み受付順にさせていただきますが、ハンドメイドのため制作までに数ヶ月かかる場合があります。

支援者
3人
在庫数
2
発送完了予定月
2017年6月

100,000


CEPと共に訪ねるカンボジアの旅

CEPと共に訪ねるカンボジアの旅

CEPの渡航に合わせてご一緒にカンボジアを訪問します。Chanthaさんの工房訪問も含めて実際の活動に参加し、一緒に平和について考える機会を持ちましょう。
※現地集合・解散。渡航費等の諸費用はご負担いただきます。滞在中は、自由時間を除きCEPメンバーが同行します。

支援者
1人
在庫数
4
発送完了予定月
2017年6月

100,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

■サンクスメール(写真入)

上記を除くすべてを活動の費用に大切に充てさせていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年4月

プロフィール

2009年よりカンボジアでの支援活動を開始。子供達の教育支援を中心に、現地語で書かれた紙芝居や絵本を作成し、心の育成を目指している。

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